多くの介護施設では、利用者に快適な環境を提供するのと同時に、介護士の労働環境整備にも力を入れています。
しかし、介護施設の人員不足やそれに伴う業務の多忙さが原因で、快適な環境づくりと労働環境の整備の両立が難しいのが現状です。
そこで本記事では、介護施設に生じる課題を解決するために、介護業務の改善を図る商品やサービスを提供している企業を紹介します。
株式会社脳活性総合研究所
会社概要
株式会社脳活性総合研究所は、脳の状態を早期から把握し、認知症の早期発見や予防を目指している企業です。
株式会社脳活性総合研究所では、脳の状態を測定する商品の提供や脳活性化を目指すサービスの支援、認知症に関する情報発信を行っています。
脳活性総合研究所の提供しているサービスについて
脳活性度定期検査
脳活性度定期検査とは、脳の認知機能が年齢相応かどうかをチェックする検査です。
脳活性度定期検査を行うことで、認知症や軽度認知障害への早期対策を行えます。
脳活性研究レポート
認知機能向上に有効な食品やサプリメント、運動などを公開しています。
実際にどんな栄養を摂ったらよいかが一目瞭然で高齢者の健康管理にぴったりですね。
脳活性プログラム
脳年齢測定器
脳年齢測定器は、短時間で瞬時に脳年齢を測定できるタブレット型の測定器です。
脳年齢測定器上で問題を2分間解くだけで、自身の脳年齢を測定できます。
測定結果をその場でプリントアウトし、持ち帰ることも可能です。
シニア人材の脳状態の管理
現在、日本は4人に1人が65歳以上の「超高齢化社会」を迎え、2025年に認知症高齢者の人数が700万人を超えると言われています。
株式会社脳活性総合研究所では、企業の従業員向けに「脳活性度定期検査」を提供することで、業務品質の維持や従業員の健康管理に貢献しています。
サプリメント・食品の販売促進支援
現在、脳機能を向上させるサプリメントや食品が、数多く売り出されています。
しかし、脳に良いとされているサプリメントや食品は、摂取しても効果を実感しにくいのが特徴です。
そこで、脳活性度定期検査とサプリメントや食品を同時に提供することで、サプリメントや食品の効果をわかりやすく伝えられます。
認知症対策の情報発信「脳検TV」
株式会社脳活性総合研究所では、YouTubeチャンネル「脳検TV」を運営しています。
認知症の基礎知識や認知症対策、脳検に関する情報発信を行っています。
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株式会社トータルブレインケア
会社概要
株式会社トータルブレインケアでは体重計や血圧計でのセルフチェックと同様に、気軽に認知機能のチェックとトレーニングができるクラウドサービス『脳体力トレーナーCogEvo』を研究開発・提供しています。
介護現場においては、個別ケアのためのアセスメントにCogEvoの測定データを活用することで、本人、家族、介護者間で納得の介護を実現することが出来ます。
『脳体力トレーナーCogEvo』は、地域包括ケアシステムで活用できる本人主体のICTツールとして、社会課題の解決に貢献しています。
トータルブレインケアの提供するサービス
『脳体力トレーナーCogEvo』は認知機能のチェックとトレーニングができるクラウドサービスです。
タブレットやスマートフォンで動作するクラウドサービスであるため、インターネット環境さえあればダウンロード不要でいつでもどこでも使えます。
CogEvoで認知機能を早期にチェックすることで、自身の認知機能特性の把握や、自分らしい暮らし方や働き方への応用も可能です。
ゲーム感覚で取り組めるため、楽しみながら継続的に認知機能の測定を行えます。本人や家族にもわかりやすい「結果シート」や自宅にいながら認知機能のトレーニングができる「おうちトレーナー機能」も搭載しています。
高齢者施設、自治体、薬局などで活用されている他、日本の認知症研究の現場である大学や研究所などでも多数採用されています。
法人向けの利用ではインターネット接続されたタブレットを使い、利用人数・回数は無制限で利用していただけます。個人向けにはお一人で利用できるサービスもご用意しています。
また企業向けには「認知機能の見える化」による新たなサービスの構築に関するコンサルティング業務を行っています。
認知機能別トレーニング
見当識、注意力、記憶力、計画力、空間認識力の5種類の認知機能を、それぞれの認知機能特性に合わせた12種類のタスクによってトレーニングできます。
高次脳機能障害の専門家が監修したゲームで、科学的な根拠に基づいた高品質なトレーニングが可能です。
また、トレーニングの結果として、総合得点や取組時間、レーダーチャートなどのフィードバック情報を受け取れます。
トレーニング結果をわかりやすいフィードバック情報として得られるため、認知機能の向上を実感しやすく、前向きに認知機能のトレーニングを行えます。
「動的」な認知機能チェック
見当識、注意力、記憶力、計画力、空間認識力の5種類の認知機能を、バランス良くセルフチェックできます。
短時間でチェック可能であるため、認知機能の継続的なチェックを続けやすいです。
また、CogEvoで繰り返し認知機能をチェックすることで、自身の認知機能の基礎数値(ベースライン)がわかります。
そのため、認知機能の長期的な変化だけでなく、ストレスや睡眠不足、生活環境の変化などに応じた認知機能チェックも可能です。
認知機能の基礎数値を知ることは、自身の認知機能をベストな状態に近づける生活習慣を探すうえで役立ちます。