介護の技術にはどんなものがある?介護技術の種類や注意点を解説!

「介護するのは大変だ」「もっと楽な方法はないものだろうか」このようなお悩みを持つ介護者はとても多くいらっしゃいます。
介護技術とは、介護される方だけでなく介護する方にとって負担を減らし、大きなメリットをもたらしてくれるものです。

介護技術の必要性や基本的な技術、さらに福祉用具の積極的な利用や介護技術の習得方法などを紹介します。

  • 介護技術の必要性とは
  • 介護される方のための介護技術
  • 介護する方のための介護技術

ぜひ最後までご覧下さい。

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目次

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介護の技術とは?


介護にはいろいろな場面があります。
食事、移動、おむつ交換、入浴などを一人で介護しなければならないケースもあるでしょう。
介護技術は、介護される側、介護する側の双方がいかに負担なく過ごせるかに関わるものです。

この技術を身につけているか否かによって、介護生活のクオリティが違ってくるといっても過言ではありません。

介護技術を習得するにあたって、意識するべきことは以下の2点です。

  • 安全を最優先にする
  • 本人の身体の動きに合わせる

スピードや効率を優先した介護技術はとても危険です。
介護される方を傷つけたり、不快な思いをさせてしまったりしては介護とはいえません。

また、介護されている方が自然な動きで介護できることも重要です。
自分で動いたと思えるような介護をすることで、無理な動きをなくすことができます。

これから行う介護について前もって声かけをすれば、本人も安心して身を委ねることができます。

このように介護の技術は、あくまでも介護される方の立場に立って活用されることが目的であり、決して効率を重視するものではないことを常に心にとどめておくといいでしょう。

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被介護者にとって良い介護をするために

介護技術には、それぞれ目的があります。
介護される方に負担をかけずに介護できるかということを念頭に、具体的な技術を紹介します。

移乗

移乗の目的は、車いすから便座へ、車いすからベッドへなど乗り移ることです。
移乗は、介護生活の中で最も頻繁に行われる介護です。

たとえば、頭蓋骨や骨盤など身体の大きい骨を支えることで安定した移乗ができることを覚えておくだけでも安全で負担のかからない介護ができます。

おむつ交換

介護技術のなかでも、おむつ交換は難しいと感じる方も多いです。

その一つの要因として、介護する方にとってもされる方にとっても精神的な負担が大きいことがあげられます。
まずはお互いの信頼関係を築いて、介護される方に協力してもらうことが大切です。

更衣

衣類の着脱を介護する更衣技術で大切なことは、介護される方の状況を見ながら進めるということです。
衣類の着脱だけに気を取られていると、衣類を強く引っ張ったりして身体を傷つけてしまう危険性があります。

食事

噛む力や飲み込む力が弱くなった方は誤嚥性肺炎を起しやすくなっているため、適切な介護がとても重要です。
食事に関する介護技術で覚えておきたいポイントは、以下の3点です。

  • 必ず隣に座って介護する
  • スプーンは下から運ぶ
  • 適量を口に入れる

コミュニケーション

介護技術のなかでコミュニケーションは、ほかの介護をスムーズに行うためにも必要な技術です。
介護する方は、介護される方が何を求めているのかを表情やしぐさ、いつもの様子との比較などから読み取ることが求められます。

何よりも聞き上手になって、信頼関係を築いていきましょう。

介護者のための介護技術も?


介護技術は、介護される方のためにあると同時に介護する方のためにあるといってもいいでしょう。

ボディメカニクスを活用することが非常に大切です。
ボディメカニクスとは人間が動作するときの力学的関係を利用したもので、今の介護技術のベースにもなっています。

支持基底面積を広くする

支持基底面積とは、体重を支えるために必要な床面積のことです。
この支持基底面積が広ければ広いほど安定します。

できるだけ脚をしっかりと開いて、支持基底面積を広くすることが大切です。

相手になるべく近づく

相手の身体を自分に近づけるほど伝わる力が大きくなります

介護される方を起こすときは、腕だけの力に頼るのではなく、体全体を密着させます。
介護する方も腰に負担をかけることなく楽に起こすことができます。

身体を小さく丸めてもらう

介護される方の体重は変えることはできません。
しかし、胸の上で腕を組んだり、前かがみになってもらったりして体全体を小さく丸めてもらうことで介護する側の力を節約することができます。

重心を下げる

重心を下げることは腰を守るために必要な技術です。
ず膝を曲げて腰を落とし、重心を低く意識することが大切です。

てこの原理を利用する

介護する方が寝たきりで寝返りができにくい場合は、ベッドの上で身体の位置を変える必要があります。
その場合には、肘や膝などを支点として、てこの原理を利用することで小さな力で楽に動かすことができます。

移動は水平に行う

人の体のように重いものは、持ち上げてから移動させると重く感じてしまいます。
移動の際には、なるべく持ち上げないで水平方向にスライドさせる工夫をしましょう。

身体全体を使う

腕や手など身体の一部だけを使うと、そこに負担がかかってしまいます。
介護するときには、腕だけでなく膝や腰など身体全体を使って負担を分散することが大切です。

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福祉用具の利用も重要


福祉用具とは介護される方の安全を守るため、また介護する方の負担を軽減するために利用する用具のことです。
介護保険によって安くレンタルすることもできるので、積極的な利用をおすすめします。

移動に使用する用具

車いすは、足腰が弱く、自力で移動できない方に必須です。
自走式と介護式があり、電動で動く三輪、四輪車もあります。

入浴に使用する用具

入浴は介護される方も介護する方も大変な労力となります。
浴槽に入るときに危険のないように手すりやバスボード、浴槽内の椅子などがあると安心です。

自宅での移動に使用する用具

歩行が不便な場合、自宅に手すりの設置などができます。
介護される方に足腰の不安が認められた場合、介護保険を使って1〜3割程度の負担で設置してもらえます。

また、福祉用具専門相談員について詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。

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介護技術はどこで学ぶ?

疑問

介護職に就きたい方や家で介護する方にとって、介護技術の習得方法は気になるところです。

まず最初に、介護職員初任者研修を受けると良いでしょう。
ここでは、介護の基礎知識や基本的な介護技術を身につけることができます。

介護職員初任者研修では講義と実技で約130時間を要します。
費用に関しては、通信か通学かでも変わってきます。

予算や取得までの期間に応じて学ぶ場を選ぶといいでしょう。

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介護や看護においても有効?


介護や看護におけるタッチングが、さまざまな効果を得られるとして注目を集めています。
タッチングとは、日本でもおなじみの手当てのことです。

具体的には、手を当てる、さする、揉む、圧迫する、軽くたたくといった技術があります。
タッチング技術の効果は、痛みを緩和する、不安を解消する、信頼関係を築くことです。

子どもの頃、痛いところをお母さんにタッチングされて「痛いの、痛いの、飛んでいけ」といわれると、痛みが少し収まったという経験は多くの方にあるのではないでしょうか?
また悲しいときや辛いとき、背中をやさしく撫でられたことで気持ちが収まったという経験もあると思います。

身体が触れることで、温もりが伝わり心を開くことができれば、言葉を超えた相互理解につながります。
介護の技術にタッチングを導入することで、より充実した介護ができるようになります。

介護の技術のまとめ

まとめ
ここまで介護技術について、介護される側とする側の双方にメリットとなる情報をお伝えしてきました。
要点を以下にまとめます。

  • 介護技術は介護される方の気持ちに寄り添う
  • 介護される方を最優先に考えた技術を習得する
  • 介護する方のための介護技術も大切

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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