“誰とでも仲良く”が わたしの武器。

愛の家グループホーム 常滑大谷 ケアスタッフ 2018年入社

田野ガブリエラ好恵

介護のイメージが、ガラッと変わった。

母親が特別養護老人ホームに勤めているので、介護の仕事は昔から身近に感じていました。とはいえ、私自身は最初から介護職を目指すつもりはまったくなくて。もともと興味のあったアパレル系や美容系の仕事を中心に就職活動をしていたんですが、ご縁がなく断念。「アパレルや美容は趣味として楽しもう」と切り替えるのと同時に、「やりがいのある仕事ってなんだろう?」「どうせなら必要とされる環境で働きたい」と考えるようになりました。

そんなときに、母の友人から紹介されたのが、今勤めているグループホーム。面接に行くと「ぜひ!」と誘っていただき、とても嬉しかったことを覚えています。何より、母の仕事を通じて「介護は大変」という先入観を抱いていたところ、ここはご利用者もスタッフもみんな楽しそうで。そのイメージに惹かれて、入社を決意しました。

ご利用者に合わせたペースで、日々の暮らしをケア。

私たちのグループホームの特徴は、流れ作業的に介護をするのではなく、ご利用者一人ひとりのペースに合わせた接し方を心がけているところ。また、ご利用者とスタッフが1対1で向き合う個別ケアを取り入れているところだと思います。私もケアスタッフとして、ご利用者といっしょに料理をつくる、入浴をお手伝いするなど、日々の生活をサポート。カフェやレストランに出かけてお話することもあります。

コミュニケーションを工夫することで、ご利用者との距離が近い、温かみのある環境を築けていると感じています。

自分の特技を活かして、地域とつなぐ。

地域との交流を深めることも、私たちの大切な使命です。ご利用者といっしょに地域のイベントに参加したり、スタッフとしてお手伝いに駆けつけたりすることで、地域のみなさんにグループホームのことを知っていただけるよう努めています。

私自身がイベントを企画したこともあります。小学生の頃からギターを習っていた経験を活かして、同期とバンドを結成。このグループホームに地域の人たちや保育園、小学生の子どもたちを招いて演奏をさせていただきました。たくさんの人から「すごかったね」って褒めてもらえたこともそうですが、自分の特技を活かしてグループホームのことを知ってもらえたことが何より嬉しかったですね。次のバンドの計画も、現在進行中です。

苦労を越えた先に、楽しい時間があった。

ご利用者の笑顔や、元気になっていく様子を身近に感じることのできるこの仕事は、本当に楽しくて、天職だと感じることもあります。それでも、入社したての頃は、認知症に対する理解が不十分で、どう接すればいいのか悩む日々が続きました。そんなとき、親身にサポートしてくれたのが、いっしょに働いているスタッフやホーム長。その時々で抱えていた思いを全部話して、アドバイスをもらうことで、少しずつ現場にも慣れ、仕事が楽しいと思えるようになりました。

プライベートで定期的にリフレッシュすることも、楽しく仕事に臨むうえでは大切。私の場合、友だちに会ったり、カラオケで歌ったりすることで気分転換をしています。

認知症への理解を、地域にひろめたい。

昔から人とコミュニケーションを取ることが好きで、人のいいところを見つけるのが得意でした。友だちにも、「誰とでも仲良くできるのがいいよね」と褒められたことも(笑)。これがきっと、私の武器なんだと思います。

だからこそ、認知症に対する偏見や差別が少しでもなくなって、地域のみんなが仲良く生活できるようになるといいな、と考えています。私自身にできることは、多くないかもしれません。でも、友人や知人にグループホームの仕事や役割を伝えてみる、地域のイベントを通じた啓蒙活動に取り組むなどして、これからも認知症への理解を促していきたいですね。

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