超高齢社会の日本において、年々増加している認知症。
残念ながら、根本的な治療方法はまだ見つかっていません。
進行を抑制するために、認知症治療薬が使われることも多いです。
一方で、症状が改善しない場合もあることをご存知ですか?
本記事では、メマリーによる認知症悪化について以下の点を中心にご紹介します。
- メマリーの効果
- メマリーによって認知症が悪化するケース
- メマリーの使用時期
- メマリーの副作用
治療薬に対する誤解を防ぐためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
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認知症は治るの?

一部の認知症は薬や手術で完全に症状がなくなります。
しかし、一般的な認知症は完治できません。
そのため、症状の進行を遅らせて悪化させないのが治療の基本となります。
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メマリーの効果

認知症の治療薬であるメマリーの効果についてご紹介します。
メマリーは、グルタミン酸の過剰放出を抑える作用があります。
脳神経の細胞死を防ぎ、認知症の中核症状に効果的な薬です。
中核症状とは、脳の機能が低下することで直接的に引き起こる症状のことです。
記憶障害や見当識障害、実行機能障害などが挙げられます。
また、中核症状を改善することで周辺症状が抑えられ、おだやかな気持ちになります。
しかしメマリーが効きすぎると、おだやかを通り越して元気がなくなる可能性があるので注意してください。
また、メマリー以外の薬について知りたい方は、以下の記事も一緒にお読みください。

メマリーによる認知症悪化のケース

メマリーを服用しても認知症が悪化するケースもあります。
メマリーは、アルツハイマー型認知症に引き起こされる症状の進行を抑える薬です。
血管性認知症や前頭側頭型認知症に対する効果はほとんど期待できません。
認知症は種類によって症状や原因がさまざまです。
そのため、メマリーが効かない認知症ももちろんあります。
また、進行が進むにつれて症状の重さや種類も変わっていくため、その都度医師に相談することが大切です。
あくまで進行を抑えるだけであって止められはしないことにも注意してください。
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メマリーの使用時期

メマリーは、中等度から高度でのアルツハイマー型認知症の進行を抑える薬になります。
アルツハイマー型認知症がある程度進行した状態で使用することが一般的です。
アルツハイマー型認知症の初期に対しては効果を期待できません。
使用時期には注意が必要です。
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メマリーの副作用

メマリーの代表的な副作用はめまいです。
服用したての時期に多くみられます。
めまいは、転倒による重大な事故に発展する可能性もあります。
骨折した場合にはストレスや運動不足から認知症が悪化してしまうことも考えられます。
他にも、頭痛、食欲不振、血圧上昇、眠気、便秘などの副作用もあるので、注意が必要です。
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認知症が悪化したら

認知症が悪化したらすべきことについてご紹介します。
まずは、認知症が悪化した原因が何かについて考えましょう。
例えば、家具の配置を変えた・行動が制限されている・近所の人が引っ越してしまったなどです。
認知症の方は、身の回りの変化に対応することが難しく、少しの変化でもストレスを感じてしまう場合があります。
他にも、認知症を心配しすぎるあまり身の回りのことを全てやってあげてしまうことにも注意が必要です。
自分で考え行動する機会が減ってしまい、症状を悪化させる原因にもなります。
思い当たることがある場合は、無理のない範囲で本人に考え行動する機会を与えることが必要です。
服用回数が一日一回なのはなぜ?

海外でのメマリーの投与方法は一日二回です。
一方、日本では一日一回となっています。
国内で行った臨床実験で、一日一回の投与でも問題がみられなかったためです。
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メマリーによる認知症悪化のまとめ

ここまでメマリーによる認知症悪化についてお伝えしました。
要点を以下にまとめます。
- メマリーは、グルタミン酸の過剰放出を抑える作用がある
- メマリーは、アルツハイマー型認知症以外には効果が期待できない
- メマリーの使用時期は、アルツハイマー型認知症の中等度から高度
- メマリーの副作用としては、めまいが多い
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


