認知症が悪化する原因はなに?気をつけるべき習慣を解説!

認知症は、対処法を間違えると、悪化する恐れが高い症状です。
悪化を防ぐためにも、まず認知症が悪化する原因を知る必要があります。

そこで本記事では認知症悪化原因について、以下の点を中心にご紹介します。

  • 認知症が悪化する原因
  • 認知症が悪化した際に現れる症状
  • 認知症の悪化を防ぐ方法

適切に認知症に対処するためにも参考にしていただければ幸いです。
ぜひ本記事を最後までお読みください。

目次

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認知症が悪化する原因


認知症が悪化する原因にはどういったものがあるのでしょうか?
ここからは、認知症が悪化する原因についてそれぞれ解説していきます。

放っておく

認知症は進行性の症状です。
そのため、認知症を放っておくと症状が悪化する原因となります。

認知症を放っておくと症状が悪化することには、認知症発症のメカニズムが関係しています。

認知症の多くは、脳に異常物質が蓄積することが原因で発症します。

異常物質が蓄積した部分の脳神経細胞は、損傷し、次第に減少します。
神経細胞が損傷し減少していくうちに、障害部位が拡大し認知機能が低下していきます。

また、治療なしでは異常物質の蓄積は止まりません。

そのため、悪化を防止するにはできる限り早く認知症を発見し、治療を開始する必要があります。
認知症は完治は見込めませんが、治療次第で、進行を遅らせることはできます。

また、治療開始時期が早いほど、その後の認知機能や生活の質を高く保つことができます。
そのため、認知症かもと思ったら、速やかに病院で診断を受けるようにしましょう。

治療を勝手にやめてしまう

認知症の悪化原因として、治療を自己判断でやめることが挙げられます。
認知症は進行性の病気であり、多くの場合完治は見込めません。

そのため、認知症治療は、生涯かけて行うことになります。
治療を途中で止めてしまうと、症状が進行するため、認知症悪化原因となりえます。

場合によっては、治療を一度中断することはあります。
しかし、治療の中断は、医師が判断することです。

そのため、認知症当事者の方や家族が自己判断で治療をやめるのは非常に危険です。
今までの治療の成果が台無しになることもあります。

状態が改善したからといって、自己判断で治療を中止するのはやめましょう。
とくに認知症の方は、正しい判断力が失われているため、自己判断で治療や薬の服用をやめてしまう恐れがあります。

服薬や通院は、家族などの周りの方が適切に管理することが大切です。

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認知症が悪化した際に現れる症状


では、認知症が悪化したらどのような症状が現れるのでしょうか?
ここからは、早期治療につなげるためにも認知症が悪化した際に現れる症状について解説していきます。

最近のことを思い出せない

もの忘れが次第に激しくなっていく場合、認知症の悪化が考えられます。
認知症の記憶障害では、つい最近のことを思い出せないことが多いです。

物忘れは、高齢者に関わらず誰にでもあることです。
しかし認知症の記憶障害は、単なる物忘れとは異なる点が2つあります。

1つ目は、体験を丸ごと忘れる点です。
たとえば、ついさっき食事をしたことを忘れてしまい、食べたでしょと言われても思い出せません。

2つ目は、忘れたこと自体を忘れる点です。
たとえば人と会う約束をして、約束したこと自体を忘れるケースがあります。

このように、認知症の記憶障害は、単なる物忘れとは少々異なります。
最近あまりに物忘れが激しいと感じる場合は、認知症の悪化を疑いましょう。

日常動作に手助けが必要

食事や入浴、着替えといった日常動作に手助けが必要になったら、認知症が悪化している可能性があります。

とくに、身体機能に問題がないにも関わらず、日常動作が困難な場合は注意が必要です。
日常動作ができなくなる原因として、失行や遂行機能障害が挙げられます。

失行は、身体は自由に動くものの、目的をもって動かせないことです。
たとえば、手や腕は問題なく動くのに、シャツのボタンが外せないなどのケースです。

遂行機能障害は、段取りをつけて物事をこなせなくなる障害です。
たとえば料理の場合、食材を切る、炒めるなどの各作業に支障はありません。
しかし、料理を完成させるために、どの順番で作業を行えばよいのかが分からなくなります。

失行や遂行機能障害は、認知症の中期以降に現れることが多いです。

つまり、失行や遂行機能障害によって、日常動作に介護を必要とする場合はそれだけ認知症が悪化していると考えられます。

睡眠のサイクルが乱れる

認知症が悪化すると、睡眠サイクルが乱れることがあります。
原因は、認知症の悪化に伴って、体内時計が狂いやすくなることです。

体内時計の調整がうまくいかないと夜間に目が覚めたり、眠れなくなったりすることがあります。
夜に十分な睡眠が得られないため、昼間に眠気を感じます。

昼寝をしたために、夜は眠くないなどの悪循環を起こしやすいのが特徴です。

認知症を予防するには


認知症悪化原因には食生活の乱れ・運動不足・ストレスなども含まれます。
ここからは、認知症の症状悪化を防ぐための対策を解説します。

食事面

栄養バランスの良い食事は、認知症予防に効果があることが分かっています。
とくに以下の食材は認知症予防効果が高いため、積極的に摂りましょう。

  • 青魚
  • 緑黄色野菜・果物
  • 大豆・大豆製品
  • コーヒー・緑茶
  • カレー
  • 赤ワイン

など

運動面

運動は脳に適度な刺激を与えるため、脳の老化防止になり認知症予防を期待できます。

具体的には週に2~3回の30分以上の歩行が効果的であるとされています。

無理をしすぎて、続けられなくなってしまっては意味がないので、個人にあった継続できる範囲で行うようにしましょう。

精神面

ストレスは、認知症悪化原因の一つです。
そのため、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。

趣味に打ち込んだり、誰かと楽しく会話したりする方法がおすすめです。
とくに他人とのコミュニケーションは、ストレス減少だけでなく、脳への刺激という点でもメリットがあります。

認知症の方は、認知症の影響や将来についての不安から引きこもりやすくなります。
引きこもってしまってはますますストレスを溜め込んでしまうので、ストレスを減らすためにも、積極的に他人と交流するようにしましょう。

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認知症が悪化する原因まとめ

まとめ
ここまで、認知症が悪化する原因についてお伝えしてきました。
今回の記事をまとめると以下のようになっています。

  • 認知症が悪化する原因は、放置・勝手な治療の中止
  • 認知症が悪化した際に現れる症状は、記憶力の低下・日常動作に手助けが必要・睡眠サイクルが乱れるなど
  • 認知症の悪化を防ぐには、食事・適度な運動・ストレスの軽減・他人との交流が効果的

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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