インフルエンザの症状は?潜伏期間やコロナとの違い、注意点など解説

インフルエンザ 症状

近年のコロナウイルスの流行により、発熱や咳などの症状に不安を覚える方もいるのではないでしょうか。
また、インフルエンザや風邪、コロナウイルスの見分け方が分からない方も多いのでないでしょうか。

では、インフルエンザは具体的にどのような症状があり、
風邪やコロナウイルス等との違いは何なのでしょうか?

この記事では、以下の点を中心に詳しく解説します。

  • インフルエンザの症状
  • インフルエンザとコロナウイルス、風邪の違い
  • インフルエンザの症状の重症化率

ぜひ最後までお読みください。

目次

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インフルエンザの主な症状

インフルエンザの主な症状

インフルエンザは毎年多くの人に影響を与えている感染症です。
その主な症状や潜伏期間について理解することで、早期の対応や予防策を講じることができます。

以下では、インフルエンザの典型的な症状と潜伏期間について詳しく解説します。

インフルエンザの症状

インフルエンザの症状は、

  • 突然の高熱
  • 喉の痛み
  • 全身の倦怠感
  • 筋肉痛や関節痛

などが一般的です。
これらの症状は通常、感染後1〜4日で急激に現れます
特に高熱は38度以上に達し、悪寒や発汗を伴うことが多いです。

加えて、頭痛や食欲不振、時には吐き気や下痢を引き起こすこともあります。
これらの症状は通常、7〜10日間続きますが、咳や疲労感は数週間残ることがあります。

またインフルエンザは、重症化すると肺炎や気管支炎を引き起こすリスクがあり、高齢者や持病を持つ人々、妊婦などは特に注意が必要です。

インフルエンザの潜伏期間

インフルエンザの潜伏期間は、ウイルスに感染してから症状が現れるまでの期間を指し、通常1〜4日です。

この間に感染者は他人にウイルスを広げる可能性があり、症状が出ていなくても感染力を持っています。
そのため、インフルエンザが流行している時期には、

  • 手洗い
  • マスクの着用
  • 適切な咳エチケット

の徹底が重要です。
また、潜伏期間中でも免疫力を高めるために、バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけることが予防に効果的とされています。

潜伏期間を過ぎて症状が現れた場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが、回復を早め、他者への感染を防ぐ鍵となります。

免疫力を高める方法について、以下の記事で解説しています。

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インフルエンザとコロナウイルス、風邪の症状の違い

インフルエンザとコロナウイルス、風邪の症状の違い

インフルエンザ、コロナウイルス(COVID-19)、そして風邪は、いずれも似たような症状を引き起こすため、 区別が難しい場合があります。
しかし、それぞれの症状には特徴的な違いがあります。

以下の表で、それぞれの感染症の違いをまとめました。

インフルエンザ コロナウイルス 風邪
突然の高熱(38度以上)が一般的
急激に発症し、悪寒を伴うことが多い
微熱から高熱まで幅がある
熱が長期間続くことがある
発熱は一般的に軽度で、微熱程度が多い
鼻水や鼻詰まり 比較的軽い あまり一般的ではないが、発症することもある 鼻水や鼻詰まりが主な症状であり、初期段階で特に顕著
乾いたせきが多く、胸の痛みを伴う 乾いたせきが典型的で、重症化すると息切れや呼吸困難を引き起こす 軽いせき
痰が絡むこともあるが、比較的軽度
全身症状 強い筋肉痛や関節痛、全身の倦怠感
頭痛や食欲不振を伴うことがある
倦怠感、筋肉痛、頭痛、食欲不振
症状の範囲は広く、重症度も様々
軽度の全身倦怠感や頭痛があることが多い
その他 目の痛みや光に対する過敏性 嗅覚や味覚の喪失 のどの痛みやくしゃみ
潜伏期間 1〜4日程度 1〜14日程度 1〜3日程度

これらの違いを理解することで、早期の対応や適切な治療を受けることが可能になります。
症状が重い場合や疑わしい場合は、早めに医療機関を受診し、専門的な診断を受けることが重要です。

感染症について、以下の記事で詳しく解説しています。

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インフルエンザとコロナウイルスの症状の重症化率

インフルエンザとコロナウイルスの症状の重症化率

インフルエンザとコロナウイルス(COVID-19)の重症化率は、年齢やウイルス株によって大きく異なります。
特に60歳以上の高齢者では、いずれのウイルスも重症化するリスクが高まります。

以下の表で、新型コロナウイルスのオミクロン株とデルタ株、そして季節性インフルエンザの重症化率についてまとめています。

季節性インフルエンザ 新型コロナ・オミクロン株流行期 新型コロナ・デルタ株流行期
60歳未満 0.03% 0.03% 0.56%
60歳以上 0.79% 2.49% 5.0%

(出典:厚生労働省「新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの重症化率等について」

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インフルエンザの症状以外に異常行動にも注意!

インフルエンザの症状以外に異常行動にも注意!

インフルエンザは高熱や咳などの一般的な症状だけでなく、異常行動を引き起こすことがあります。
特に子供や高齢者は注意が必要です。

ここでは、インフルエンザによる異常行動のリスクとその対策について詳しく解説します。

インフルエンザによって、転落など異常行動がある場合があります

インフルエンザに感染すると、発熱や疲労感に伴い、異常行動が見られることがあります。
特に小児では、高熱によって意識が混乱し、突然走り出したり、高い場所から飛び降りたりする危険な行動を取ることがあります。

このような行動は、ウイルスが脳に影響を与えることで引き起こされると考えられています。

異常行動は感染から2日目に発生することが多く、特に夜間や早朝に見られることが多いです。
そのため、保護者や介護者は注意深く観察する必要があります。

インフルエンザによる異常行動の対策

インフルエンザによる異常行動を防ぐためには、いくつかの対策が有効とされています。

まず、インフルエンザにかかった場合は、特に感染初期の2日間は目を離さないようにしましょう。
子供が夜間に高熱を出した場合は、一緒に寝るなどして異常行動を早期に発見できる体制を整えることが重要です。

また、家の中の危険な場所をあらかじめ確認し、転落のリスクを減らす工夫をしましょう。

医師の指示に従い、適切な薬を使用することも重要です。
抗インフルエンザ薬の使用により、異常行動のリスクを減らすことが出来ます。

予防接種を受けることも、インフルエンザそのものを防ぐために有効とされる手段です。

出典:厚生労働省「令和5年度インフルエンザ Q&A」
厚生労働省「インフルエンザの患者さん・ご家族・周囲の方々へ」

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インフルエンザの予防・対策方法

インフルエンザの予防・対策方法

インフルエンザは毎年多くの人に影響を及ぼす感染症の為、その予防策が重要視されています。

以下では、インフルエンザの予防と対策方法について詳しく解説します。

  • 手洗いうがい
  • マスクの着用
  • 室内の湿度管理
  • 予防接種

など、日常生活で実践できる具体的な方法を紹介します。

手洗いうがいの徹底

インフルエンザの予防にはまず、基本的な手洗いとうがいが欠かせません。
手洗いは、外出先から帰宅した時や食事前、トイレの後など、こまめに行うことが推奨されています。

正しい手洗い方法としては、石鹸を使い、手のひらや指の間、手首までしっかり洗うことが重要です。
これにより、手に付着したウイルスを除去できます。

また、うがいは喉の粘膜を清潔に保ち、感染リスクを低減するために有効とされる手段です。
市販のうがい薬を使用するとさらに効果的とされています。

マスクの着用

マスクの着用は、インフルエンザの予防において非常に重要です。

マスクは、自分自身を守るだけでなく、他者への感染拡大を防ぐ役割も果たします。
特に混雑した場所や公共交通機関を利用する際は、必ずマスクを着用することが推奨されています。

マスクは、鼻から顎までしっかり覆い、隙間ができないように装着することが大切です。

室内の湿度を保ち乾燥を防ぐ

インフルエンザウイルスは乾燥した環境で活動が活発になるため、室内の湿度を適切に保つことが重要です。
湿度が40~60%に保たれると、ウイルスの生存率が低下し、感染リスクが減少します。

加湿器を使用することで、簡単に湿度を管理できます。
また、濡れタオルを干したり、観葉植物を置いたりすることも効果的とされています。

定期的な換気も忘れずに行い、清潔な空気を保つことも大切です。

予防接種

毎年流行するインフルエンザウイルスの型に対応したワクチンを接種することで、感染リスクを大幅に減らすことが出来ます。
特に高齢者や持病を持つ人、妊娠中の女性などは、重症化するリスクが高いため、早めの接種が推奨されています。

予防接種は地域の医療機関で受けられるだけでなく、自治体によっては補助金が出る場合もあるため、早めに情報を確認し、計画的に接種することが重要です。

感染症の予防方法について、以下の記事で詳しく解説しています。

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インフルエンザの症状まとめ

ここまでインフルエンザの症状についてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。

  • インフルエンザの症状は、突然の高熱、咳、喉の痛み、全身の倦怠感、筋肉痛や関節痛などが一般的で、7〜10日間程続く
  • インフルエンザとコロナウイルス、風邪では、熱や咳に加え、倦怠感、筋肉痛、頭痛など症状に差があり、潜伏期間もそれぞれ異なる
  • インフルエンザの症状の重症化率は、60歳未満の場合0.03%、60歳以上の場合0.79%と、60歳以上の高齢者の方が重症化するリスクが高い

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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