ストレスなどが原因で自律神経失調症が起こります。
自律神経失調症は、不眠や頭痛、だるさ、イライラなど症状は多岐にわたります。
自律神経失調症の症状の中に不整脈があることはご存じですか?
本記事では、自律神経失調症と不整脈について以下の点を中心にご紹介いたします。
- 自律神経失調症の原因
- 自律神経失調症と不整脈の関係やその他の症状
- 不整脈が起きる心臓疾患の原因と症状
自律神経失調症と不整脈について理解するために、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
自律神経について興味がある方は下記の記事も併せてお読み下さい。

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自律神経失調症とは

自律神経には、体の活動時に活発になる交感神経と安静時に活発になる副交感神経があります。
これらの自律神経は、心臓や消化器官、肺など全身の器官をコントロールし、無意識に24時間働き続けています。
自律神経失調症とは、何らかの原因で交感神経と副交感神経が乱れることで出現する様々な症状のことです。
原因は、ストレスや不規則な生活、女性ホルモンの減少や疾患、うつ病など様々です。
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自律神経失調症と不整脈の関係

自律神経は、心臓の動きもコントロールしています。
健康診断で治療の必要がない不整脈があった場合は、自律神経失調症が関係していることが多いです。
不整脈とは
不整脈とは、心臓の脈のリズムが速い、遅い、不規則など、脈拍のリズムに異常があることをいいます。
大きく分けると、脈が速い頻脈性不整脈、脈が遅い徐脈性不整脈、不規則な期外収縮の3つです。
心臓は電気信号で動いていますが、電気の刺激が多くなる、別の電気の通り道ができる、経路が途絶えることで不整脈は発生します。
原因は自律神経失調症以外にも、心臓の病気や高血圧、肺の疾患、甲状腺の異常、体質、老化、服薬などがあげられます。
頻脈性不整脈
リズムは規則的なものから不規則なものまであります。
原因は、余計な電気経路の発生や、つくられる電気信号のリズムが速いことです。
症状は、動悸、めまいなどがあります。
交感神経には心拍を上げる働きがあり、頻脈となります。
徐脈性不整脈
リズムは規則的なものから不規則なものまであります。
原因は、心臓を流れる電気が途中で途絶えることや、つくられる電気信号のリズムが遅いことです。
症状は、息切れなどがあります。
副交感神経には心拍を下げる働きがあり、徐脈となります。
期外収縮
心臓の電気信号が通常とは別の場所から発生することで、不規則なリズムになる不整脈です。
健康な人にもよく見られる不整脈で、自律神経失調症でも見られやすい症状です。
自律神経失調症との関係
自律神経には、心臓を収縮する力や、心拍数をコントロールする作用があるため、乱されることで不整脈が出現しやすくなります。
たとえば、ストレスなどの刺激は脳に伝わり、交感神経を優位に働かせます。
ほどよいストレスの場合は、交感神経の働きを強めて心拍数を増やし、体中に血液を届けやすくすることで体の活動を活発にします。
しかし、強いストレス状態が続くと交感神経が緊張し続けることで過度に働き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経が乱れると、心臓の電気刺激が余計な場所で発生したり、心臓が異常な電気信号を受け取りやすくなったりします。
自律神経失調症について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読み下さい。

自律神経失調症のその他の症状

自律神経は全身の器官を調整しているため、身体的なものから精神的なものまで幅広い症状が出現します。
これといった特定の症状はなく、人それぞれ異なります。
精神的な症状
精神的な症状は以下の通りです。
- イライラ
- 不安
- 記憶力の低下
- 集中力の低下
- 疎外感
- 落ち込みやすい
- うつ状態
- 情緒不安定
肉体的な症状
肉体的な症状は以下の通りです。
- 不眠
- 疲れやすい
- だるい
- 口やのどの不快感
- 頭痛
- 動悸
- 息切れ
- 便秘や下痢
- 肩こり
- 生理不順
自律神経失調症の症状について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読み下さい。

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不整脈を伴うその他の症状

不整脈は心臓の病気が隠れている場合もあり、早急に治療が必要な場合もあります。
見つかった場合、治療が必要なものか、心配ないものか見極めるためにも早めに受診しましょう。
ここでは、危険性が高い不整脈が出現する代表的な心臓の病気についてご紹介します。
冠動脈疾患
原因
動脈硬化により心臓の血管が狭窄または閉塞する狭心症や心筋梗塞などが原因です。
心臓に血液が届かず、酸素と栄養が不足するためです。
症状
胸痛や圧迫感、違和感などが左胸や胸の中心部に出現します。
左肩や心窩部などの他の部位にあらわれる場合もあります。
心不全
原因
冠動脈疾患や高血圧、弁膜症などが原因です。
心臓の収縮する力が低下して全身に血液を送れず、心臓に血液が溜まってしまうためです。
症状
心臓の収縮する力が低下することで起こる、疲労感やだるさ、動悸、冷え、夜間頻尿などがあります。
心臓に血液が溜まることで起こる、息切れや呼吸困難、足のむくみ、食欲低下などがあります。
心筋梗塞
原因
心臓の血管が動脈硬化により閉塞することが原因です。
心臓に血液が届かないことで酸素や栄養不足となる結果、心臓の細胞が壊れます。
症状
締め付けられるような激しい胸痛が持続し、吐き気や嘔吐、意識の消失をともなうことがあります。
糖尿病や高齢者などでは自覚症状がない人もいます。
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自律神経失調症の方の手帳

自律神経失調症により生活や仕事などに支障がある状態が続く場合は、精神障害者保健福祉手帳を持つと多くのメリットがあります。
受けられるサービスは、公共料金の割引や税金の控除、就職の支援、医療費の減額など幅広いです。
また、市町村によりさまざまな福祉サービスも受けることができます。
手帳には有効期限があり、2年ごとの更新が必要です。
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自律神経失調症の不整脈まとめ

今回は、自律神経失調症の不整脈についてご紹介しました。
自律神経失調症の不整脈についての要点を以下にまとめます。
- 自律神経失調症の不整脈の原因は、心臓の動きを調整する自律神経の乱れ
- 自律神経失調症の症状は、幅広く人それぞれ違う
- 心臓の病気による不整脈は、危険性が高いことが多く、早めの受診が必要
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立つことができれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


