パーキンソン病の進行期にはどんな症状が現れる?徹底解説します!

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パーキンソン病は、進行する病気であるとご存じの方も多いと思います。

パーキンソン病の進行期になるとどんな症状が出てくるのでしょうか?
また、パーキンソン病の進行期にはどのような治療法があるのでしょうか?

本記事では、パーキンソン病の進行期について以下の点を中心にご紹介します。

  • パーキンソン病の症状
  • パーキンソン病の進行期とは
  • パーキンソン病の進行期の治療方法

これから、パーキンソン病とともに生活していくためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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目次

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パーキンソン病とは

疑問

パーキンソン病の症状には運動症状と非運動症状があります。

まず、運動症状には、振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害などがあります。

振戦とはふるえのことです。
特徴としては、静止時にふるえが出ることが多く、主に手に起こります。
また足や顎がふるえることもあります。

筋強剛は筋固縮ともいいます。
筋肉の緊張が強くなりますが、自分ではあまり感じません。
しかし、他人が手や足、頭を動かそうとしても抵抗を感じます。

無動は動作開始に時間がかかり、動作そのものも遅くなります。
そのため、細かい動作がしにくくなります。
また、最初の一歩が出にくくなる「すくみ」が出ることもあります。

姿勢反射障害は体を後ろに押されると足が出ず、バランスが保てなくなります。
そのため転びやすくなります。

では、非運動症状にはどのような症状があるのでしょうか。

便秘、頻尿、発汗、嗅覚の低下、立ちくらみ(起立性低血圧)などが挙げられます。
また、意欲の低下、うつなどの症状が出ることもあります。

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パーキンソン病の進行期の症状

パーキンソン

パーキンソン病でハネムーン期と呼ばれる時期があるのをご存じですか?

パーキンソン病では薬の効果が得られやすい期間が5年程あるといわれています。
薬の効果が得られやすいこの時期を、ハネムーン期と呼びます。

しかし、パーキンソン病が進行期となると今までにみられなかった症状が出てきます。

次に、進行期にみられる症状について、解説していきます。

ウェアリングオフ現象

今までは薬を服用していれば、一日中症状が抑えられていました。
しかし、進行期になると、薬を服用していても効果が続く時間が短くなります。

そして、薬の効果が続く時間が短くなると、一日の中で薬で症状が抑えられている時間と、症状が現れる時間が生じます。
このように、一日の中で症状が変動する現象のことをウェアリングオフ現象と呼ぶのです。

ジスキネジア

そして、もう一つ特徴的な症状としてジスキネジアがあります。

ジスキネジアとは、自分の意志とは関係なく手足がくねくね動く症状のことです。

症状は手足以外に口元にも出ることがあります。
また、レボドパという薬が効いている時間に出ることが多いのも特徴の一つです。

他にも、初期ではみられることの少ない、立ちくらみ(起立性低血圧)、幻覚などの症状も現れます。
また、姿勢反射障害は病気が始まって、数年経過してから出てくることが多いです。

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パーキンソン病の進行期の治療

パーキンソン病は現時点では根本的に病気を治す治療法はありません。
そのため、症状を緩和するために、薬物療法が中心となっています。

では、薬物療法はどのように行われるのでしょうか。

使われる薬剤は、脳内に不足したドパミンを補うレボドパや補助的な薬が中心となります。

パーキンソン病の初期では、薬を内服せずに経過をみることもあります。
通常はドパミンアゴニストで治療を開始することが多いです。

しかし、生活に支障が出てきたり、高齢である場合、レボドパの治療が開始となります。
そして、症状の変化をみながらレボドパ、ドパミンアゴニストを追加、増量していきます。

進行期では、先に述べたウェアリングオフ現象やジスキネジアという症状が出てきます。
そのため、薬を頻回に内服する、もしくは、効果が長めの薬に変更するといった方法がとられます。

場合によっては、注射製剤を使用することもあります。
そして、デバイス補助療法も検討する時期になってくるのです。

では次に、パーキンソン病の治療に使われる薬についてみていきましょう。
また、進行期に検討されるデバイス補助療法についても解説していきます。

パーキンソン病の治療で使われる薬は、経口剤、貼付剤、自己注射薬があります。

経口剤

まずは代表的な2種類の経口剤についてご紹介します。

レボドパ(Lドパ)

脳内で不足するドパミンを補充する柱となる治療薬です。
実は、ドパミンを服用しても血液中から脳内に入ることができないのです。

そこでドパミン前駆体であるドパを薬として服用します。

ドパにはL型とR型があります。
脳内に入るのは、L型のドパつまり、Lドパ(レボドパ)です。

しかし、レボドパだけ服用しても、消化管や血液中で酵素により分解されてしまいます。
そこでレボドパと抹消ドパ炭酸酵素阻害薬の合剤が一般的に用いられています。

ドパミンアゴニスト

脳内でドパミン受容体を刺激して、ドパミンのように作用する薬です。
特徴に、レボドパよりも効果が出るのに時間がかかる分、レボドパに比べて効いている時間が長い点が挙げられます。
そのため、症状の日内変動を軽くすることが期待できます。

また、心臓弁膜症や肺線維症が起きることがあります。

貼付剤(ニュープロパッチ)

ニュープロパッチは、ドパミンアゴニストの貼り薬です。

皮膚からの吸収作用で症状の変動を小さくできる可能性があります。
飲み込みに障害があっても使用でき、飲み忘れの心配がなくなります。

注意点として、貼り薬のため、貼った箇所がかぶれることがあります。

自己注射薬(アポカイン)

アポカインはドパミンアゴニストの注射薬です。

パーキンソン病でみられるオフ症状をご存じですか?

オフ症状とは、スイッチが切れたように体が動かなくなる症状のことをいいます。
注射薬はレスキュー的に使用し、一時的にオフ症状を改善します。

即効性があるのが特徴ですが、効果は長く続きません。
また、本当に動きが悪いときには、自分で注射するのは難しいです。

パーキンソン病では、複数の薬を組み合わせて治療します。
薬によって、服用のタイミングが異なります。
また、パーキンソン病治療薬以外の薬を服用するときには、飲み合わせに注意が必要です。

デバイス補助療法

次にパーキンソン病の進行期に検討されるデバイス補助療法についてみていきましょう。

脳深部刺激療法

パーキンソン病が進行期となり、薬での治療だけでは症状の改善が難しい場合があります。

脳深部刺激療法は、ウェアリングオフ現象やジスキネジアが出てきたときに検討される外科的治療法です。

脳深部刺激療法では手術で脳の深いところに細い線を挿入します。
そして、その線に弱い電気信号を流します。

弱い電気信号を流すことで脳の深い部分を刺激し、症状の改善を図るのです。

レボドパ持続経腸療法

パーキンソン病の進行期では、飲み薬や貼り薬の効果が出にくくなります。

そして、ウェアリングオフ現象やジスキネジアなどが現れます。
また、日常生活に支障が出てきた時が検討のタイミングとなります。

レボドパ持続経腸療法は、レボドパ製剤を直接小腸に持続的に送る治療法です。

なぜ、小腸に薬を持続的に送るのかというと、小腸は薬を吸収する場所だからです。
小腸にレボドパを直接、持続的に送ることで、血液中の濃度を一定に保ちます。

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韓国でパーキンソン病治療剤エクフィナの発売?

エクフィナという薬を聞いたことがありますか?

エクフィナは一日一回服用するパーキンソン病治療薬です。

エクフィナにはドパミン分解を抑制し、ドパミン脳内濃度を維持するのを助ける作用(ドパミン作動性作用)があります。
また、脳内グルタミン酸放出抑制作用(非ドパミン作動性作用)もあります。

エクフィナは二つの作用を併せもつ新しいパーキンソン病治療薬です。

その効果として、症状が抑えられている時間の延長や運動機能の改善が認められています。
また、パーキンソン病の進行期の症状、ウェアリングオフ現象の改善効果も期待されています。

2021年2月には、韓国でも販売開始となりました。

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まとめ:パーキンソン病の進行期

ここまで、パーキンソン病の進行期の症状や治療方法の情報を中心にお伝えしました。
要点を以下にまとめます。

  • パーキンソン病の進行期にはウェアリングオフ現象やジスキネジアが現れる
  • パーキンソン病の進行期には薬の調整に加えて、デバイス補助療法を検討する
  • デバイス補助療法には脳深部刺激療法とレボドパ持続経腸療法がある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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