ストレスによる膀胱炎とは?症状・治し方・再発防止までを徹底解説!

排尿トラブルの1つである膀胱炎は、ストレスが原因で引き起こされることがあります。

なぜ、ストレスが膀胱炎を引き起こすのでしょうか。
また、ストレスによる膀胱炎を予防・改善するにはどうしたらよいのでしょうか。

本記事では、ストレスによる膀胱炎について、以下の点を中心にご紹介します。

  • ストレスで膀胱炎が起こる原因
  • 膀胱炎の種類
  • 膀胱炎の症状
  • ストレスによる膀胱炎の予防・改善方法

ストレスによる膀胱炎について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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目次

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ストレスによる膀胱炎とは

膀胱炎とは、膀胱で炎症が起こることです。
膀胱とは骨盤内にあり、尿をためておくための場所です。

膀胱炎の直接的な原因は、膀胱が細菌に感染することです。
細菌とは、たとえば大腸菌などが代表的です。

膀胱炎では、細菌が尿道から膀胱へと侵入します。
膀胱に侵入した細菌は、その場で繁殖をはじめます。

すると膀胱内に炎症が起こるため、膀胱炎と呼ばれる状態になります。
膀胱炎は、特に身体の免疫力が低下しているときに発症しやすくなります。

免疫力低下の原因には、たとえば疲労などが挙げられます。
ストレスも免疫力を低下させる一因です。

そのため膀胱炎は、ストレスが過度にたまっている方にはリスクが高い疾患です。

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ストレスによる膀胱炎のメカニズム

ストレスがたまると膀胱炎にかかりやすくなります。
ストレスで膀胱炎が起こるメカニズムは以下の通りです。

  • 過度のストレスによって自律神経・ホルモンバランスが乱れる
  • 免疫力・抵抗力が下がる
  • 膀胱が細菌に感染する
  • 膀胱で細菌が繁殖し炎症を起こす

ストレスが直接膀胱炎を引き起こすわけではありません。
膀胱炎の直接的な原因は、あくまで細菌の繁殖です。

細菌が繁殖しやすいのは、免疫力が低下した身体です。
ストレスは免疫力を低下させる原因であるため、間接的に膀胱炎を発症させるのです。

では、なぜストレスが免疫力を低下させるのでしょうか。
答えは、ストレスが自律神経のバランスを乱すためです。

自律神経とは、全身の器官・ホルモン分泌・血圧などを管理する神経系です。
自律神経は、交感神経と副交感神経が交互に入れ替わることでバランスを保っています。

しかし過度にストレスを受けると、交感神経が活性化しすぎてしまいます。
すると自律神経全体のバランスが崩れ、心身にさまざまな不調があらわれるのです。

たとえば、免疫力の低下が代表的です。
自律神経にはホルモン分泌を調節する機能があるので、自律神経のリズムが乱れると、ホルモン分泌に異常があらわれます。

結果、免疫機能が正常に機能しなくなり、身体はウイルス・細菌への抵抗力を失うのです。

身体の免疫が低下すると、細菌が体内に侵入しても駆除できなくなります。
大腸菌などが膀胱で繁殖しやすくなるため、膀胱炎に至るのです。

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膀胱炎の種類

膀胱炎にはいくつかの種類があります。
代表的な膀胱炎の種類と、それぞれの特徴をご紹介します。

単純性膀胱炎 

単純性膀胱炎は、膀胱炎の中でももっとも数が多いタイプです。
ストレスによる膀胱炎の多くは単純性膀胱炎に該当します。

単純性膀胱炎は、細菌が膀胱に感染・繁殖することで発症します。
細菌が繁殖する原因としては、以下が代表的です。

  • ストレス
  • 疲労
  • 性交渉
  • 尿意を我慢する
  • 冷え
  • 月経

出血性膀胱炎 

出血性膀胱炎は、血尿を伴う膀胱炎です。
原因として以下が考えられます。

  • ウイルス・細菌感染
  • 放射線
  • 薬剤(抗がん剤・免疫抑制薬)

軽症の場合は、血尿が出ても気づかないこともあります。
出血量は症状が進行するほど多くなり、重症の場合は血の塊が排出されることもあります。

複雑性膀胱炎 

尿路の器質的な問題を原因とする膀胱炎です。
あるいは、尿路以外の全身疾患が原因で起こることもあります。

複雑性膀胱炎を引き起こしやすい原因疾患としては、以下が代表的です。

  • 前立腺肥大症
  • 膀胱・尿路結石
  • 糖尿病
  • 膀胱がん

複雑性膀胱炎は器質的な原因で発症するため、根本原因を解決しないと膀胱炎も治りません。

なお、単純性膀胱炎に比べると症状自体は軽度であることが多いです。

放射性膀胱炎 

放射性膀胱炎は、放射線を原因として発症する膀胱炎です。
多くの場合、血尿を伴います。

放射性膀胱炎は、単純性膀胱炎などと異なり、細菌感染が原因ではありません。
骨盤内に放射線をあてることで、膀胱が炎症・出血を起こすことが原因です。

骨盤内に放射線を当てるのは、下記のような疾患の治療のためです。

  • 膀胱がん
  • 前立腺がん
  • 子宮がん
  • 直腸がん

放射性膀胱炎は、重症化すると大量の血尿が起こります。
貧血のリスクが高まるほか、最悪の場合は命を落とすこともあります。

間質性膀胱炎

間質性膀胱炎は原因不明の膀胱炎です。
具体的には、膀胱の粘膜が過度に萎縮することで起こります。

間質性膀胱炎では、頻尿・尿意切迫が目立ちます。
頻尿とは排尿の回数が増えることです。

尿意切迫は、我慢できないほど強い尿意を感じることです。
なお、間質性膀胱炎の症状は、膀胱に尿がたまったときにあらわれやすいです。

慢性膀胱炎

慢性膀胱炎は、症状が長期的に続くタイプの膀胱炎です。
原因としては、細菌感染・全身の基礎疾患・薬剤や放射線の副作用などが挙げられます。

あるいは、急性膀胱炎から移行することもあります。
慢性膀胱炎は、急性膀胱炎と比べると症状が軽いことが一般的です。

ただし、急性膀胱炎と比べると治癒までに時間がかかります。
回復後に再発を繰り返すことも少なくありません。

腎盂腎炎 

腎臓の中にある腎盂という場所が炎症を起こした状態です。
原因の多くは細菌感染で、膀胱炎から移行することも少なくありません。

腎盂腎炎は急性と慢性に分類されます。
急性は急激な症状が出やすいのが特徴です。

急性腎盂腎炎の症状には以下があります。

  • 発熱
  • 悪寒
  • 腰痛・腹痛
  • 頻尿
  • 血尿

慢性腎盂腎炎は、急性腎盂腎炎に比べると症状は軽度であることが多いです。
いずれの場合でも、放置すると命に関わるほど重篤化する可能性があります。

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膀胱炎の主な症状

膀胱炎の主な症状をまとめます。
なお、以下の症状は単純性膀胱炎に目立ちます。

①排尿時の痛み

排尿時に、下腹部や尿道口に痛みを感じます。
特に痛みを感じやすいのは、排尿が終わるタイミングです。

原因は、炎症を起こした膀胱が排尿によって急激に収縮することです。

②残尿感

十分な量の排尿をしても、まだ尿が残っているような感覚があります。
スッキリしない感覚が続くため、トイレに行く回数が増えることもあります。

③頻尿

トイレの回数が増えることです。
原因は、炎症によって膀胱が刺激されることです。

強い尿意を感じても、実際には尿が生成されていないケースも多いです。
尿が生成されていないため、1回あたりの尿量は少なくなる傾向があります。

④血尿

尿に血が混じることです。
原因は、炎症によって膀胱が出血することです。

多くの場合、血尿は排尿の終わりがけに起こります。
軽症ならば無自覚のケースもありますが、重症化すると大量出血や血の塊が出ることもあります。

⑤尿の白濁

尿が白く濁ったり、膿のようなものが混じったりします。
臭いがきつくなることもあります。

尿の白濁は、炎症を起こした膀胱の粘膜が剥がれたり、死滅した白血球が流出したりすることで起こります。

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膀胱炎の悪化による諸症状

膀胱炎が悪化すると、さまざまな症状があらわれやすくなります。
以下のような症状があらわれた場合は、重症化のサインと考えましょう。

  • 排尿時の痛みが強くなる
  • 強い残尿感でトイレから出られなくなる
  • 10分おきにトイレにいく
  • 排尿時の大量出血
  • 強い腹痛・腰痛

急性膀胱炎は放置するほど、再発のリスクが高まります
さらに細菌が腎臓に達すると、腎盂腎炎を発症することもあります。

腎盂腎炎では、発熱・悪寒・強烈な腰痛などの症状があらわれます。
最悪の場合は腎不全に至ることもあります。

膀胱炎の重症化を防ぐには、初期段階で適切な治療を受けることが大切です。
症状に気づいたら、できる限り早めに病院を受診しましょう。

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膀胱炎で病院を受診する場合の流れ

膀胱炎の重症化を防ぐには、症状に気づいた時点で病院を受診することが大切です。
受診の流れをご紹介します。

何科を受診したらいいのか

膀胱炎の診療は、基本的に泌尿器科が行います。
病院によっては、内科や婦人科が対応しているところもあります。

ちなみに、膀胱・尿道の専門知識を持った医師が在籍するのは泌尿器科です。
症状が強い場合や、気になる症状がある場合は、泌尿器科の受診がおすすめです。

最寄りに泌尿器科がない場合は、内科でもかまいません。
多くの内科では、尿検査による診断や膀胱炎の治療薬の処方を行っています。

ただし対応は病院・医師によって異なるため、事前に電話などで確認しておきましょう。

膀胱炎の基本的な検査方法

膀胱炎の基本的な検査方法をご紹介します。
ぜひご参考ください。

①問診

まずは医師による問診が行われます。
問診では以下のような事柄が確認されます。

  • 排尿時の痛みの有無
  • 残尿感の有無
  • 血尿の有無
  • その他の症状

②尿検査

膀胱炎の診断では尿検査を行うことが一般的です。
尿検査では以下のような事柄がチェックされます。

  • 白血球反応
  • タンパク
  • 潜血反応

場合によっては、尿培養検査や薬剤感受性検査を行うこともあります。
いずれも、膀胱炎の原因菌を特定するための検査です。

検査の目的は、原因菌を特定することで、より的確な治療につなげることです。

③その他の検査

血尿があったり、同じ症状を繰り返したりする場合は、膀胱炎の裏に他の疾患が隠れている可能性があります。

たとえば腫瘍や膀胱・尿道結石が代表的です。
その他の疾患を調べるために、超音波検査などが実施されることもあります。

膀胱炎の治療方法

膀胱炎の治療は薬物療法が一般的です。
具体的には、原因菌を殺すために抗生物質などを服用します。

服用期間は個人差がありますが、1週間が平均的です。
なお、妊娠中の方は服用できる医薬品が限られています。

妊婦の方が膀胱炎を発症した場合は、治療薬について医師とよく相談してください。
ただし妊娠しているからといって医薬品の服用を拒むのは危険です。

膀胱炎を放置して重症化したり、腎盂腎炎に移行したりすると、流産などのリスクが高まるためです。

妊娠中であっても、医師の指導に従って適切な薬物治療を受けましょう。
また妊娠の有無にかかわらず、処方された薬はすべて飲みきってください。

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ストレスによる膀胱炎の治し方

膀胱炎は免疫力が低下したときに発症しやすくなります。
ストレスは免疫力を低下させる代表的な原因です。

つまり、免疫力低下による膀胱炎を予防・改善するには、根本原因であるストレスを解消する必要があります。
ここからは、ストレスをためない方法や、ストレスによる膀胱炎の治し方をご紹介します。

ストレスによる膀胱炎に有効なこと

ストレスによる膀胱炎の改善方法には以下があります。

  • ストレスをためない
  • トイレを我慢しない
  • 身体を温める
  • アルコールはほどほどにする
  • 水分摂取してトイレの回数を増やし、膀胱内の細菌を押し出す
  • 排尿・排便後や性行為後は尿道口を清潔に保つ
  • 休息をとって免疫力を高める
  • 過度なダイエットをしない

第1に大切なのは、ストレスをためないことです。
趣味に打ち込んだり、好きなことをしたりして、定期的にストレス解消をしましょう。

膀胱炎の改善には、免疫力を高めるような工夫も必要です。
たとえば身体を温めたり、休めたりすると、自律神経のバランスが整いやすくなります。

自律神経が整うと免疫力が向上するため、膀胱炎の症状の緩和が期待できます。
また、過度な飲酒・ダイエットは免疫力低下の原因となるため、控えましょう。

ストレス発散の方法

ストレスによる免疫低下を防ぐには、適度にストレスを発散することが大切です。
ストレス発散法には、たとえば以下があります。

  • ストレッチ
  • 有酸素運動
  • 趣味に没頭する
  • 旅行
  • ゆっくり休息する
  • 芸術鑑賞
  • 親しい人と楽しく会話する
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膀胱炎は性別や年齢でも異なる場合がある

膀胱炎は性別・年齢によって傾向が異なります。
女性・男性・子供ごとに、かかりやすい膀胱炎の種類・特徴などを解説します。

女性は膀胱炎になりやすい

女性は男性と比べて膀胱炎のリスクが高めです。
理由は、女性の肛門と尿道口の距離が男性より短いためです。

より具体的には、肛門で繁殖した大腸菌が尿道に侵入しやすいのです。
尿道口から膀胱までの距離が短い点も、女性の膀胱炎リスクが高い理由です。

ちなみに女性に多いのは単純性膀胱炎です。

免疫力の低下に注意

細菌が尿道に侵入しても、身体の免疫機能が正常であれば、膀胱炎の発症は防げます。
女性は特に膀胱炎のリスクが高いため、日頃から免疫力を低下させない工夫が大切です。

ちなみに、免疫力が低下する原因としては、以下が考えられます。

  • 疲労
  • 冷え
  • ストレス
  • 過度なダイエット
  • 加齢

免疫力を上げるには

免疫力を高めるためには、たとえば以下のような方法が有効です。

  • ストレスを発散する
  • 身体を温める
  • 十分に休息する
  • 栄養バランスの良い食事

男性がなりやすい膀胱炎の種類は

男性に目立つのは、膀胱炎の中でも以下のようなタイプです。

  • 慢性膀胱炎
  • 間質性膀胱炎

慢性膀胱炎は多くの場合、全身の基礎疾患を原因とします。
基礎疾患の治療が長引くと、そのぶん膀胱炎も長期化しやすくなります。

結果、膀胱炎が慢性化することが少なくありません。
ちなみに男性の膀胱炎を招きやすい基礎疾患には、前立腺肥大・膀胱結石などがあります。

一方、間質性膀胱炎の原因については分かっていません。
ただし、男性で前立腺肥大などがある方は、間質性膀胱炎のリスクが高いといわれています。

子どもに多い膀胱炎とは

子供に多い泌尿器トラブルには以下があります。

  • 膀胱尿管逆流
  • 重複腎盂尿管
  • 尿道狭窄
  • 尿管瘤

膀胱尿管逆流や重複腎盂尿管とは、先天的な尿路の異常です。
外科手術による治療が必要です。

一方、尿道狭窄や尿管瘤は、後天的な尿路の異常です。
治療法はさまざまですが、先天的異常に比べると比較的治癒しやすいのが特徴です。

小児の場合、自身の不調を周囲に訴えられないことが少なくありません。
周囲の大人が、以下のような泌尿器トラブルのサインに早めに気づくことが大切です。

  • トイレの回数が多く、1回の尿量が少ない
  • 排尿後に痛がる
  • おねしょ・おもらしが増える
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日本人が抱える悩みやストレスについて

現代はストレス社会と呼ばれるほど、ストレスの多い時代です。
実際に厚生労働省の調査では、日常生活での悩み・ストレスが「ある」と答えた方の割合は全体の47.7でした。

性別でみると、男性は42.8%、女性は52.2%となっており、男性より女性の方がストレスを感じやすいことがわかります。

年齢別で見ると、ストレスを感じやすいのは30~50代の方でした。
中でも、男女ともに40代の方はストレスを感じる割合がもっとも高くなっています。

こころの状態についても調査が行われています。
6つの質問を0~4点の5段階でそれぞれ評価し、合計を出したところ、0~4点の人が、全年齢でもっとも多くなっていました。

調査結果からは、日本人の多くが何らかのストレス・悩みを抱えていることが分かります。

出典:厚生労働省「02 28結果の概要」

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不安からくる心因性頻尿と加齢による頻尿

膀胱炎の症状の1つに、頻尿があります。
頻尿とは、トイレの回数が異常に増えることです。

ただし頻尿は、膀胱炎以外の原因で起こることもあります。
頻尿の原因としては、主に以下の2つがあります。

①心因性頻尿

心因性頻尿は、心理的な原因で起こる頻尿です。
尿道などの器質的な異常や、細菌・ウイルス感染を原因としないのが特徴です。

心因性頻尿の原因となりやすいのが、「トイレに行けない」という強迫観念です。
たとえば乗り物に乗った際など、すぐトイレに行きにくい状況のときに、強い尿意を感じます。

あるいは、日常生活の緊張・不安などからトイレの回数が増えるケースもみられます。
心因性頻尿は、成人よりも子供に多く見られるタイプの頻尿です。

子供の場合は、おねしょ・おもらしによって排尿にコンプレックスを抱えた際に、心因性頻尿に陥るケースが多いです。

②加齢による頻尿

頻尿は加齢によって起こる自然現象でもあります。
特に女性は頻尿になりやすい傾向があります。

理由の1つとして、骨盤底筋のゆるみが挙げられます。
骨盤底筋とは膀胱を支える筋肉です。

加齢で骨盤底筋の筋力が落ちると、膀胱の位置が下がります。
すると尿が漏れやすくなるため、少しの尿意でもトイレに行きたくなることが多くなります。

特に出産を経験した女性は骨盤底筋がゆるみやすいため、年齢を重ねるとトイレが近くなりやすいのです。

なお、加齢による頻尿は、自身では気づかないケースも少なくありません。
婦人科などのエコー検診で骨盤底筋のゆるみに気づき、頻尿が発見されるというケースもあります。

頻尿の原因が骨盤底筋のゆるみである場合は、骨盤底筋のトレーニングによって症状が改善できる場合があります。

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ストレスによる膀胱炎のまとめ

ここまで、ストレスによる膀胱炎についてお伝えしてきました。
ストレスによる膀胱炎の要点を以下にまとめます。

  • ストレスで膀胱炎が起こる理由は、ストレスによって自律神経のバランスなどが崩れ、免疫力が低下するため
  • 膀胱炎にはさまざまな種類があるが、もっとも多いのは単純性膀胱炎
  • 膀胱炎の主な症状は排尿時の痛み・残尿感・頻尿・血尿など
  • ストレスによる膀胱炎の予防・改善には、根本原因であるストレスの解消が大切

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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