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群馬県高崎市のイオンモール高崎で地域の方向けに「認知症に関する出前講座」を実施しました

イベント情報
お知らせ
2025.05.14

――認知症の未来を考える――

当社は、4月22日(火)にイオンモール高崎(群馬県高崎市)で地域の方を対象に「認知症に関する出前講座」を行いました。

イオンモール高崎では、2025年が昭和100周年を迎えるにあたり、「昭和100周年」特別企画として、大人の方々にとってより良い生活のきっかけとなるような学びの機会を提供する講座を2025年度を通じて実施されています。その一環として、「おとなのまなびば G.Gスクール」が開催されており、当社の講座もその取り組みの中でご依頼いただき、当日は40名以上の方に参加いただきました。


■認知症教育の出前講座について

2025年は高齢者の3.5人に1人が認知症か軽度認知障害(MCI)※1 になると言われているなど、今後、自身や家族・大事な人が認知症になる可能性も十分にあります。しかし、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態です。そこで、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとして掲げる当社は、2022年12月より主に小・中・高校生を対象に無償で「認知症教育の出前授業」を開始し、これまで、40校(団体)、4,000名以上に実施してきました。

また、2024年1月に「認知症基本法」が施行、同年3月には経済産業省から「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」が公表され、企業や地域社会の認知症に対する理解、行動することが一層求められています。そのため、企業や地域の方向けの「出前講座」も実施しています。

 ※1:「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」(令和5年度老人保健事業推進費等補助金 九州大学 二宮利治教授)参照し算出


■認知症の症状と「状況の認知」について知る

講座の中では、誤解されがちな認知症の中核症状とそれによる行動・心理症状についてお伝えしました。また、普段私たちが何気なく行っている「状況の認知」は、認知症になると苦手になり、どのような状態になるのかを説明することで、認知症の症状をより深く理解いただきました。

■不安を安心に変える

認知症の人は記憶力の低下から、毎秒「不確かさ」で「不安」だらけです。まだまだ認知症の方が生活しづらい地域社会のなかで、「不安」を「安心」に変えるために、必要な声かけや対応方法なども一緒に考えていただきました。

■ほとんどの高齢者がなる「脱水」や「低栄養」について

「脱水」や「低栄養」の状態が及ぼす認知症の影響についてや、これから自身や家族などの身近な方に対してどのような対策ができるのかをお伝えしました。

■講師:杉本浩司 
メディカル・ケア・サービス(株)
品質向上推進部長/コーポレートコミュニケーション部長

出前授業で講師を務めるのは、“日本一かっこいい介護福祉士”として、講演回数延べ1,000回、聴講者数延べ6万人超の実績がある杉本浩司。国家資格介護福祉士の上級資格である認定介護福祉士策定の際は、180万人の介護福祉士から「唯一の人物モデル」として幹事委員に選ばれる。

当社の認知症教育の出前授業について
https://www.mcsg.co.jp/features/initiatives/dementia_education/

企業向け講座に関して
https://www.mcsg.co.jp/news/demaejugyo_company/