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岐阜県各務原市の新たな交流拠点に。「愛の家子ども食堂in瑞巌寺」参加者の声で進化する地域密着モデル ~認知症のある方も子どもも、誰もが主役になれる場所づくり~

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2025.06.25

当社の地域子会社、メディカル・ケア・サービス東海株式会社(岐阜県・大垣市/代表取締役:浅野 雅良)が運営する岐阜県の認知症対応型共同生活介護「愛の家グループホーム」は、各務原市内の瑞巌寺(ずいがんじ)にて、多世代交流を目的とした「愛の家子ども食堂in瑞巌寺」を毎月1回開催しています。2024年9月の開始からこれまでに10回開催し、毎回約40人の子ども連れ家族や地域住民が集うなど、地域の新たな交流拠点として定着しつつあります。
次回は、2025年7月11日(金)に開催いたします。

この取り組みは、コロナ禍で希薄になった地域の皆さまとのつながりを再生するとともに、認知症のある方が配膳などを担い、子どもたちと自然に交流することで、誰もが役割を持って輝ける「地域共生社会」の実現を目指すものです。

■背景:介護事業所が「お寺」で子ども食堂を始めた理由

当事業所では、地域の皆さまのニーズを汲み取りながら、より開かれた事業所でありたいと考えていました。しかし、介護事業所という場所に馴染みのない方々が足を運ぶには、心理的なハードルがあります。そこで、江戸時代の寺子屋のように、地域の子どもたちに親しまれてきた「お寺」を舞台に、世代や立場を超えた人々が自然に集える場を創出したいと考えました。この趣旨に対して瑞巌寺よりご賛同をいただき、さらに各務原市の「子ども食堂・子ども宅食支援事業補助金」の助成も受ける形で、本取り組みが実現いたしました。

■特徴:「参加者の声」で進化する、認知症のある方も主役の食堂

「愛の家子ども食堂in瑞巌寺」の大きな特徴は、愛の家グループホームにご入居されている認知症のある方が、スタッフと一緒に食事の配膳や片付けを担い、参加者と積極的に交流している点です。子どもたちに「ありがとう」と声をかけられることで、ご自身の役割を再確認し、生き生きとした表情を見せられています。
また、運営は参加者の声を大切にしています。第1回開催時に実施したアンケートでは、「おじいちゃんおばあちゃんと昔の遊びがしたい」「子どもたちが体を動かして楽しめる企画を」といったご要望をいただきました。それを受け、けん玉やおはじきといった昔ながらの遊び道具を用意したり、季節のイベントを企画したりと、参加者とともに自然と“楽しい場””憩いの場“になっています。

■今後の展望

今後も「愛の家子ども食堂in瑞巌寺」を継続的に開催し、子どもたちの健やかな成長を見守るとともに、子育て世代の拠り所となることを目指します。そしてご利用者にとっては、地域の未来を担う子どもたちを見守り、寄り添うという、かつて地域で当たり前だった役割を再認識し、喜びを感じられる場となるでしょう。この活動を通して、顔の見える関係性を育み、地域全体で支え合う温かいコミュニティづくりに貢献してまいります。

【開催概要】

名称:愛の家子ども食堂in瑞巌寺

次回開催日時:2025年7月11日(金)  16:30~19:00

今後の予定:原則、毎月第2金曜日 ※8月はお盆のため、8月22日(金)に開催します

場所:瑞巌寺(住所:岐阜県各務原市那加北洞町1-325)

対象:子ども(高校生まで)、保護者、地域住民の方など どなたでも

参加費:子ども無料、大人500円

定員:40名程度

申込方法:以下の専用フォームよりお申し込みください

※定員を超えた場合はお断りすることがございます。あらかじめご了承ください。

主催:メディカル・ケア・サービス東海株式会社 岐阜第2エリア(以下、運営事業所名)