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【中学生100名と「認知症」について考える】11月19日に埼玉県春日部市立大増中学校で「認知症教育の出前授業」を開催

イベント情報
お知らせ
2025.11.04

当社は、11月19日(水)に、埼玉県春日部市立大増(おおまし)中学校の2年生約100名を対象に、「認知症」を取り巻く社会や未来について一緒に考える「認知症教育の出前授業」を行いますので、ご案内いたします。今回、学校側から「祖父母と住んでいる生徒も多く、今後もますます高齢化社会が進むため、今、若者に何ができるのかを考えるような時間になれば」とのご依頼をいただき、実施することとなりました。


■実施概要

日時:2025年11月19日(水)14:30~15:20(50分間)
場所:春日部市立大増中学校(〒344-0037 埼玉県春日部市上大増新田140番地)
実施学年:中学2年生
参加生徒数:約100名
https://schit.net/kasukabe/jhomashi/

※メディアの方の参加・お申込みは下のボタンから


■実施背景

当社は、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとし、2022年9月より小・中・高校生を対象とした「認知症教育の出前授業」を実施しています。2022年時点で、高齢者の3.6人に1人が認知症か軽度認知障害(MCI)と推計 ※1 されるなど、自分の家族や大事な人が認知症になる可能性も十分にあります。しかし、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態です。この先の地域社会の未来を担う子どもたちとともに「認知症」について考え、一人でも多くの方に「認知症」を正しく知ってもらうことで、誰もが暮らしやすい社会を創りたいという想いから本取り組みを行っています。

※1:厚生労働省「認知症施策推進基本計画」(令和6年12月)

■授業内容

自分の大事な人も認知症になる

日本の「高齢者の数と割合」や「物忘れとの違い」、「認知症になったらどういうことに失敗してしまうのか」などをお伝えし、認知症について理解してもらいます。子どもたちにも「実際に3.6人に1人が認知症になった状態」とはどんな状態かを体験してもらい、他人事になりがちな認知症を、自分事として考えてもらいます。

不安を安心に変える

認知症のある方は記憶力の低下から、毎秒「不確かさ」で「不安」だらけです。まだまだ認知症のある方が生活しづらい地域社会のなかで、「不確かさ」を「確か」にし「不安」を「安心」に変えるために、必要な声かけや対応方法などを一緒に考えます。

認知は能動的に

私たちは、目に入ってくる数多くの情報の中から、自ら能動的に行ったもの、かつ「重要」というフラグや付箋をつけたものだけを記憶します。そのため、子どもたちが、自分から能動的に「認知」し、街中で認知症のある方や困っている人に対して、「どうしたの?」「大丈夫?」と声をかけられる人になることを目指します。

■講師

杉本浩二
メディカル・ケア・サービス株式会社
品質向上推進部長/コーポレートコミュニケーション部長/事業支援部長

認定介護福祉士認証認定機構幹事審査員
認定介護福祉士人物モデル/元東京都介護福祉士会副会長
第6回一億総活躍社会に関する意見交換会スピーカー
大学院にて医療福祉学の修士号を取得

介護職を目指す学生からベテラン介護職に至るまで、さまざまな層に介護の意義や社会的価値を伝える講演をはじめ、日本全国で公演回数延べ1,300回、聴講者数延べ7万人超の講演実績がある。

メディカル・ケア・サービスの「認知症教育の出前授業」について
詳細はこちらから https://www.mcsg.co.jp/features/initiatives/dementia_education/