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小学生が「認知症」を学び、自ら考えたレクリエーションを実践 埼玉県鳩山町立今宿小学校の生徒が愛の家グループホーム鳩山に訪問

イベント情報
お知らせ
2026.03.23

-事前学習として「認知症教育の出前授業」も実施-

当社が運営する認知症対応型共同生活介護「愛の家グループホーム鳩山」へ、2月24日・2月26日に埼玉県鳩山町立今宿小学校の4年生32名が訪問し、ご利用者との交流会を実施しました。今回の取り組みは、2月20日(金)に行った事前学習「認知症教育の出前授業」とセットで構成されています。生徒の皆さんは座学で得た知識をベースに、「ご利用者にどうすれば楽しんでもらえるか」を自ら考え、準備を重ねて当日を迎えました。

2月20日実施 認知症教育の出前授業
折り紙のレクリエーション。生徒さんがご利用者に折り方を教えている様子

■交流会の様子:知識を「共感」へ。生徒たちが考えたおもてなし

20日の事前授業で認知症の特性や認知症のある方への適切な声かけを学んだ生徒たちは、各グループで趣向を凝らした出し物を企画しました。

・自作の紙芝居、手品や手作りゲームの実演

ご利用者が理解しやすい速度や内容を意識しながら、一生懸命に披露。

・「人」としての向き合いを大切にした交流

単に「認知症のある人」として接するのではなく、一人の人間としてお互いが楽しめる時間を追求。生徒たちの明るい声に、ご利用者からも自然と笑顔がこぼれました。


■愛の家グループホーム鳩山 ホーム長 銅 のコメント

銅:今回の訪問に向けて、子どもたちが自発的に「何ができるか」を考え、準備してきてくれたことに大変感動しました。
当事業所では、「地域の皆さまとの交流」と、「ご利用者お一人おひとりのご希望に合わせた個別ケアの充実」に注力しています。こうした世代間交流は、ご利用者が地域社会の一員であることを実感できる大切な機会です。子どもたちの姿に、ご利用者の皆さまが普段以上に生き生きとされている姿が印象的でした。今後も地域に開かれた事業所として、共に歩んでまいります。


<実施概要>

日時:2026年2月26日(木)10:00~11:00
場所:愛の家グループホーム鳩山(〒350-0322 埼玉県比企郡鳩山町今宿146-1)
訪問生徒:鳩山町立今宿小学校 4年生
生徒数:約18名(1クラス ※2月24日にもう1クラス14名が訪問)
鳩山町立今宿小学校HP:https://imasho.edumap.jp/
愛の家グループホーム鳩山HP:https://mcs-ainoie.com/search/saitama/hatoyamamachi/gh302/


<2月20日 認知症教育の出前授業感想>

・自分のお母さんやお父さんも認知症になるし、認知症は決して特別なことではないと分かった。認知症のある方にも偏見をもたず、優しく接するようにする。

・認知症のある方でも、普通の人のように過ごせるということは、ネットで調べても出てこず、初めて知った。この授業を機に、福祉に関する仕事をやりたいと思った。

・認知症のある方だけではなく、みんなにやさしくすれば、暮らしやすい町や社会になると思う。


<訪問後の感想>

・認知症のイメージとは違って、普通にしゃべったり、生活できていた。

・できないことや難しいこともあったが、一緒に遊んだり、話ができて楽しかった。

・普段あまり部屋から出てきてくれないという方も、出てきてくれてうれしかった。


■本取り組みについて

当社では、認知症になっても、ご利用者が住み慣れた地域の一員として生活を送れるよう、地域社会との交流を大切にしています。こうした世代を超えた交流が、次世代を担う子どもたちの豊かな感性を育むとともに、ご利用者にとっては社会との繋がりを実感する機会となります。
今回で3回目を迎える本取り組みは、単なる世代間交流に留まらず、「学びを実践に変える」プロセスを重視しています。生徒たちは、2月20日(金)に実施した「認知症教育の出前授業」にて、まず知識として認知症について学んでいただき、その直後にグループホームを訪問。ご利用者と直接触れ合っていただくことで、座学で得た学びを体験へと繋げ、より深い共感と理解を育むことを目指しています。この「事前学習」と「現場での実践」を組み合わせた一貫性のある教育プログラムが、本取り組みの大きな特徴です。

■当社の認知症教育について

当社は、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとし、2022年9月より小・中・高校生を対象とした「認知症教育の出前授業」を実施しています。2022年時点で、高齢者の3.6人に1人が認知症か軽度認知障害(MCI)と推計※1されるなど、自分の家族や大事な人が認知症になる可能性も十分にあります。しかし、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態です。この先の地域社会の未来を担う子どもたちとともに「認知症」について考え、一人でも多くの方に「認知症」を正しく知ってもらうことで、誰もが暮らしやすい社会を創りたいという想いから本取り組みを行っています。

※1 出典:「認知症施策推進基本計画 令和6年12月」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/001344090.pdf

<講師>

杉本浩司
メディカル・ケア・サービス株式会社
品質向上推進部長/コーポレートコミュニケーション部長/事業支援部長

認定介護福祉士認証認定機構幹事審査員
認定介護福祉士人物モデル/元東京都介護福祉士会副会長
第6回一億総活躍社会に関する意見交換会スピーカー
大学院にて医療福祉学の修士号を取得

介護職を目指す学生からベテラン介護職に至るまで、さまざまな層に介護の意義や社会的価値を伝える講演をはじめ、日本全国で講演回数延べ1,300回、聴講者数延べ7万人超の講演実績がある。

メディカル・ケア・サービスの「認知症教育の出前授業」について
詳細はこちらから https://www.mcsg.co.jp/features/initiatives/dementia_education/