検索
メニュー
会社情報を見る

News 新着情報

【特別掲載!】2万人以上が暮らした日本一の認知症グループホームの365日(愛の家グループホームなかしべつ・北海道)

介護事業所情報
企業情報
書籍・セミナー情報
お知らせ
2025.05.26

岐阜新聞に2023年7月から2024年6月までの約1年間毎日掲載された人気連載の「グループホームの365日 認知症とともに生きる」から、当社運営の認知症グループホーム「愛の家」の厳選エピソードをご紹介します。


【発売中!】2万人以上が暮らした 日本一の認知症グループホーム365日

■子どもたちと利用者の笑顔(愛の家グループホームなかしべつ・北海道)

執筆者:ホーム長・釜 亜矢

認知症になってもその人らしく暮らし続けている利用者の姿を、地域の子どもたちにも知ってほしいという思いから地域交流活動を始めました。

初めのうちは地域の児童館に花を届けたり、小学校にぞうきんを寄付するなど年に数回ほどの活動でしたが、現在は地域の小学生を対象とした平日・長期休み中の預かり支援を行っており、日常的に子どもたちとの交流を持っています。学校が終わると、子どもたちはグループホームにやって来ます。

利用者も子どもたちに合わせるように居室からリビングに出てきます。
子どもたちが下ろしたランドセルをきれいに並べたり、宿題をする様子をニコニコと眺めたり、それぞれの利用者が温かく見守っています。普段は騒がしいことが嫌いなご利用者も、子どもたちには「騒ぐのが仕事みたいなもんだ」と笑顔を見せています。

きっかけとなったのは、2019年8月の「夏休み交流会」。子どもたちをグループホームに招いて交流するイベントを開催しました。
子どもたちの反響もあり、開催後に小学校長から夏休みだけでなく、平日にも子どもたちを預かってもらえないかと相談を受けました。
学校や教育委員会、地域コーディネーターとも協議をし、放課後サポーター事業を実施することになりました。

現在は小学4~6年生の5人が利用しています。

この交流を通して認知症に対する偏見をなくし、「関わる人を笑顔にできる」という介護の魅力も伝えたいと思っています。実際に「僕、愛の家で働くんだ!」と話す子もいます。

認知症の症状により生活に支障を来すことで、「介護を受ける人」とされ、自らの力を発揮する場面が奪われてしまうことがあります。しかし、必要なサポートがあることで誰かの役に立つということをもう一度取り戻すことができます。


※岐阜新聞に掲載時の情報です


愛の家グループホームなかしべつ

▶全国の介護事業所の取り組みは こちら
▶介護サービス
 愛の家
 介護付有料老人ホーム アンサンブル&ファミニュー
▶採用サイト
 新卒
 中途