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AIで転倒を「予測」し「事故ゼロ」の未来へ『医療・ケア職のための未来型転倒対策ノート―もしも転倒のない世界があったら―』発売

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2025.12.25

~転倒予防の専門家が説く介護・看護現場を変えるAI・DX戦略~

当社は、2025年12月25日(木)に、『医療・ケア職のための未来型転倒対策ノート―もしも転倒のない世界があったら―』を発売いたしました。

転倒対策の常識を更新! 専門家が示す未来の予防戦略

■転倒を100%予防するのは不可能~現場が抱えるジレンマ~

高齢者の転倒は、ADL(日常生活動作)の低下や要介護状態への移行を早める重大なリスク要因であり、病院や施設にとって「許されない」「起こってはならない」事故として扱われています。
しかし、どんなに対策を講じても、高齢者の多くは転倒リスクが常に高い状況にあり、転倒の完全な予防は困難です。
特に、高齢者の転倒発生は、その日の体調や「動きたい」という強い思い(例:トイレに行きたい)と、内在するリスク要因(筋力低下、注意障害、内服薬など)が複雑に絡み合って起こります。

看護や介護の人員不足が深刻化する医療福祉現場では、常に転倒リスクを監視し続けることは大きな負担となり、根本的な解決策が求められています。

■AI・DXが実現する「転倒のない世界」とは……?

『医療・ケア職のための未来型転倒対策ノート―もしも転倒のない世界があったら―』は、従来の転倒対策の課題を直視し、「転倒のない世界」という未来を具体的に描き出す一冊です。
本書の核となるメッセージは、最新のテクノロジーを活用することで、人力に頼った予防から、リアルタイムで発生を予測・予防するシステムへの移行が可能になるということです。

【たとえば、こんな未来が待っている】

■AI(機械学習)を活用した転倒発生予測モデルの開発
■IoTセンサー(ウェアラブルセンサーなど)で収集したデータを解析し、仮想空間で未来を予測するCPS(サイバーフィジカルシステム)の概念導入
■リアルタイムでバランスの崩れを判断し、転倒前にエアバッグが作動する予防機器の可能性

テクノロジーが可能にする転倒対策の未来予想図がここに!

■これからの転倒予防を担う人材に向けて興味を喚起するマンガ構成

本書は、専門的な内容をわかりやすく伝えるため、マンガのストーリーを追うことで、読者が未来の転倒対策の世界を疑似体験できるようにしています。
「未来の転倒対策を見れば、現在の転倒対策の解決すべき課題が見えてくる」という本書のねらいを、物語を通じて理解を深めることができます。

転倒予防に悩む主人公は読者の等身大と言える

■予防医学、看護学、工学のトップランナーが集う執筆者陣

総監修の鈴木みずえ氏は、老年看護学、転倒予防の第一人者であり、高齢者の健康と安全に関する研究を牽引してきました。
工学監修の伊藤友孝氏とともに、臨床経験と最新のAI研究を融合させた視点から、信頼性の高い情報を提供します。
執筆者陣も転倒予防研究の第一線で活躍する研究者や企業で、多様なラインナップになっています。

総監修:鈴木みずえ
(浜松医科大学 医学部看護学科 臨床看護学講座 特命研究教授/国立長寿研究センター 特任研究員/静岡県立大学 看護学部 特任教授)

工学監修:伊藤友孝
(静岡大学 工学部機械工学科 准教授)

【目次】

プロローグ なぜ転倒対策には結果がなかなか伴わないのか考えてみよう

第1章 もしも転倒のない世界があったら

マンガ〇え、わたしがおばあさんに⁉ 夢の街で出会った転倒防止バディ

「動きたい」を支援するセンサー/AIによる転倒予測/骨格検出技術での転倒検知/対話型AIぬいぐるみ/ベッドサイドシステム

第2章 転ばない世界のアイテムBOX

マンガ〇転倒の心配なし⁉ 魔法の杖と空飛ぶプロテクター

転ばぬ先のロボット杖/転びにくい靴/転んでも骨折しないプロテクター/身につけるエアバッグ/危険をスキャンするアプリ

COLUMN 身体拘束の未来

第3章 転んでもケガをしない街“ころころシティ” 

マンガ〇街全体がバリアフリー! 驚きの公共インフラの秘密

転んだときだけ柔らかい床/転ばない住宅やまちづくり/次世代モビリティ/安心して利用できるトイレ

COLUMN 転倒への賠償の未来

第4章 シニアの学び舎

マンガ〇転倒対策は三位一体! 「転ぶプロ」になるための授業

安全に転倒する方法を習得していたら/安全な転び方/バランス力を鍛える運動器具/筋力強化と痛み軽減のためのトレーニング/転びにくい生活のセルフケア/転びにくい身体をつくる栄養摂取

COLUMN 職場の転倒問題の未来

第5章 先端リハビリセンター

マンガ〇未来のリハビリ最前線! ロボットが寄り添う機能訓練

ロボット支援歩行リハビリテーション/ロボット支援バランス練習/XRを用いた転倒予防リハビリテーション

第6章 転倒予防のチームワーク

マンガ〇レジェンド登場! AIロボット生みの親が語る未来

転倒予防の達人がいる世界/外来での転倒予防はチームで取り組む/病院でのチーム連携/介護保険施設でのチーム連携/療養型施設でのシステム・組織づくり

マンガ〇転倒予防のプロ集結! チームで支える安心な未来

DXと転倒予防教育/転倒予防指導士、認知症看護認定看護師、老人看護専門看護師/リスクマネージャー、福祉住環境コーディネーター/認知症高齢者が安全に動ける社会の実現

COLUMN フットケアの未来

エピローグ

マンガ〇夢は現実になる! 看護師カコの挑戦、始まる

■商品概要

商品名:『医療・ケア職のための未来型転倒対策ノート―もしも転倒のない世界があったら―』
総監修:鈴木みずえ(浜松医科大学 医学部看護学科 臨床看護学講座 特命研究教授/国立長寿研究センター 特任研究員/静岡県立大学 看護学部 特任教授)
工学監修:伊藤友孝(静岡大学 工学部機械工学科 准教授)
定価: 2,420円(税込)
発売日:2025年12月25日(木)
体裁:A5判/136ページ
電子版:あり
ISBN:978-4-05-802149-1
発行:メディカル・ケア・サービス株式会社
発行・発売:株式会社Gakken

学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/2080214900

【本書のご購入はコチラ】
Amazon https://amzn.asia/d/475ScAM
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18261063/
紀伊國屋書店 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784058021491

■メディカル・ケア・サービス株式会社の出版事業について

当社は、2022年11月より、在宅介護者や介護従事者、学生、また健康づくりや認知症・病気等の予防に取り組む方々に向けた出版物の刊行を開始いたしました。看護・医学書、健康・家庭医学書を発行・発売してきた学研グループのなかで、これまで認知症ケアを中心とした介護事業で培った知見を生かし、これからも良質なコンテンツを出版してまいります。

●本件に関するお問い合わせ●
メディカル・ケア・サービス株式会社 
〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2 ランド・アクシス・タワー 29階
右記問い合わせフォームよりお願いします:https://www.mcsg.co.jp/contact/
※題名に「転倒対策ノート」とご記入ください