当社は、本格的な夏の到来を前に、暑さ対策先進都市として官民一体で快適な環境づくりを推進する埼玉県熊谷市内の2事業所において、ご利用者が安心・安全に、かつ快適に夏を乗り切るための2026年最新の熱中症・夏バテ対策を本格始動いたしました。


近年、日本の夏は命の危険を伴う猛暑が常態化しています。特に高齢者は熱中症のリスクが高いとされますが、ご自身の体調の変化や喉の渇きをうまく言葉で伝えられないことがある認知症のある方にとって、その危険性はさらに深刻です。
市を挙げて暑さ対策に取り組む熊谷市に位置する「愛の家グループホーム熊谷石原」および「愛の家グループホーム熊谷広瀬」では、画一的な対策だけでなく、認知症のある方一人ひとりの心と身体に働きかける独自の熱中症対策を日々のケアに組み込んでいます。
今年は昨年の熱中症対策に加え、5月からの「暑熱順化(体を暑さに慣らす)」など、さらに取り組みを強化しています。
熊谷市は2007年度の「ヒートアイランド対策推進都市」の宣言以来、官民が連携して先進的な暑さ対策や環境配慮都市としてのまちづくりを推進※しています。地域福祉の拠点を担う行政指定事業者として、方針に歩調を合わせ、熊谷市の2事業所においても、単なる「暑さをしのぐ」ケアに留まらず、機能面(水分・栄養・室温)と情緒面(散歩・食事・対話)の両方からアプローチする、質の高いケア環境の構築を目指しています。
※熊谷市HP参考:https://www.city.kumagaya.lg.jp/atsusataisaku/history/index.html
高齢者は一般的に、体内の水分量が少なく、暑さやのどの渇きを感じにくい特性があります。それに加え認知症のある方は、
といった特性が見られることがあります。
そのため、ご本人の感覚や訴えだけに頼らず、介護の専門職が様子を注意深く観察し、計画的かつ多角的なアプローチで働きかけることが、命を守る上で極めて重要になります。
急激な気温上昇に体が追いつかない高齢者の熱中症リスクを軽減するため、一足早い対策を講じています。
本格的な猛暑が始まる前の5月より、午前中の散歩や日光浴などの野外活動を毎日実施し、段階的に暑さに適応しやすい体づくりをサポートしています。
夏の食欲低下を防ぐため、のど越しの良い麺類メニューを増加。特に地元の名物である「地粉うどん」を取り入れることで、楽しみながら食事を召し上がっていただける工夫をしています。
熊谷産のお米から作った糀甘酒『熊之糀』など、ご利用者にも好評な甘酒を、夏場は冷やして定期的に提供。栄養価が高く、疲労回復や栄養補給に優れた特性を活かし、夏バテ防止につなげています。
HP:https://mcs-ainoie.com/search/saitama/kumagayashi/gh253/
これまでに培ったこまめな水分補給や適切な温湿度管理などの基本対策を徹底しつつ、環境に配慮した新しい試みを行っています。
ウッドデッキの半分を覆う「緑のカーテン」を現在、試行・育成中(設置は来年の予定)。エアコンによる室温管理だけに頼るのではなく、旬の野菜を育てるなど、ご利用者が季節の涼を感じながら心地よく過ごせる空間を創出します。
昨年の取り組みにおける成功事例をもとに、水分摂取の習慣化やスタッフ間の迅速な情報共有など、安心・安全な管理体制を維持・継続しています。
HP:https://mcs-ainoie.com/search/saitama/kumagayashi/gh303/
当社は今後も専門的な知見と温かいケアの両面から、ご利用者の皆さまの安全と健康、そしてその方らしい豊かな暮らしをサポートしてまいります。