ストレスで生活習慣病に?!ストレスを解消して健康な生活を送ろう

外部からの刺激に対する反応をストレスと呼びます。
ストレスは、生活習慣病などの疾患にも関係しています。
ストレスと生活習慣病は、どのような関係なのでしょうか。

また、ストレスは一体どのように健康へ影響を及ぼすのでしょうか。
本記事では、生活習慣病とストレスについて以下の点を中心にご紹介します。

  • 生活習慣病とストレスの関係性
  • ストレスが生活習慣病を引き起こす原因
  • ストレスが引き起こす恐れがある病気
  • ストレス解消するために必要なこと

ストレスを解消して健康的な生活を送るためにも、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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目次

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ストレスとは

つらいことや嫌なことがあったときに、ストレスを感じる方も多いと思います。
しかし、実はストレスには様々な原因や種類があります。
一体ストレスとはどのようなことを示しているのでしょうか。

まずは、ストレスについてご紹介します。

ストレス=外部からの刺激による内部の反応

ストレッサーとはストレスを生じさせる外側からの刺激のことを言います。
ストレスは、外部からの刺激(ストレッサー)により身体の中で起こる反応のことです。
外部からの刺激を分かりやすく挙げてみたので、まずは以下をご覧ください。

要因 具体例
環境的な要因 天候、高温、騒音、化学物質による刺激、花粉、細菌、ほこりなど
身体的な要因 病気、睡眠不足、疲れなど
心理的な要因 不安、怒り、悩み、焦り、抑うつなど
社会的な要因 転勤、人間関係がうまくいかない、昇進、仕事が忙しいなど

上記のような要因による刺激を受けることで、ストレス反応が起こります。
ちなみに、ストレス反応として以下が挙げられます。

反応 反応例
身体的反応 便秘、下痢、胃痛、肩こり、頭痛、腰痛、貧血、めまい、息切れなど
行動的反応 飲酒量の増加、喫煙量の増加、肥満、過食、遅刻の増加、欠勤の増加、作業ミスの増加、浪費、事故を引き起こす、睡眠不足など
心理的反応 集中力の低下、忘れっぽくなる、怒りっぽくなる、自信の喪失、イライラ、楽しくない、気力が低下するなど

日常の中にある何気ないことが要因となってストレスが起こります。
結婚や出産など、嬉しい出来事がストレスの原因になるケースもあります。
しかし、ストレスの要因を過剰に受けると身体がストレス反応を起こします。

そして病気を発症したりする恐れがあります。
ストレス反応は身体からのサインなので、見逃さないように気を付けましょう。

ストレスからくる主な病気

ストレスからくる主な病気は、以下をご参照ください。

うつ病 パニック障害
アルコール依存症 高血圧
ASDやPTSD 気管支喘息
肥満症 過敏性腸症候群
胃潰瘍 自律神経失調症
十二指腸潰瘍 心臓病
脳卒中 頭痛

ストレスからくる病気には、生活習慣が深く関与する「生活習慣病」が多く含まれます。

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ストレスと生活習慣病の関係性

「生活習慣病」とは、1996年頃から使われるようになった用語です。
これまでは成人病といわれていた、脳卒中、がん、心臓病を言い換えたものです。
ストレスが、生活習慣病を引き起こす原因になることもあります。

では、ストレスは一体どのように影響を及ぼすのでしょうか。

ストレスが生活習慣病の原因になりうる

ストレスによる行動が、生活習慣病の原因になる可能性があります。
原因になりうる行動を分かりやすく挙げてみたので、まずは以下をご参照ください。

  • ストレスによって飲酒量が増加した
  • ストレスによって喫煙量が増加した
  • ストレスが原因で異常なほどに食べ過ぎてしまう(過食) など

上記の行動が起こると、生活習慣が乱れたり生活習慣病を発症するため注意しましょう。

ストレス自体が高血圧や糖尿病を引き起こす

実はストレスによる行動だけでなく、ストレス自体が生活習慣病を引き起こす危険性があります。
高血圧、糖尿病のリスクを高める恐れがあるため注意しましょう。
ストレスからくる行動や反応がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

生活習慣病予防としてのストレス対策

生活習慣病を引き起こす恐れがあるストレスへの対策として、以下の方法が有効です。

  • しっかりと睡眠をとる・リラックスをする
  • 適度な運動・身体を動かす
  • バランスの良い食事をとる
  • 労働環境の改善

それぞれ解説します。

しっかりと睡眠をとる・リラックスする

睡眠不足や不安などが、ストレスの原因になっている可能性があります。
そのため、しっかりと睡眠をとってリラックスすることが、ストレス解消へつながります。
また、睡眠不足はイライラの原因になるだけでなく、反応としても出現します。

健康的に生活するためにも、睡眠不足の方は休養をとるようにしてください。
しかし、しっかりと睡眠をとろうと思っても、なかなか寝付けないこともあると思います。
睡眠不足の方は生活リズムが乱れている可能性があります。

以下の方法を試すことをおすすめします。

  • 起床時や日中(できれば午前中)に、太陽の光を浴びる
  • 起床や就寝、食事をする時間を決めて、規則正しい生活を送るよう心がける
  • 寝室の照明や音、気温等が快適になるように調節する
  • カフェインを就寝前に摂取しないようにする
  • 就寝前や夜間覚醒時などの喫煙は控える
  • 就寝前の飲酒は避ける
  • 仕事の合間や食事後に意識して休憩・休養をとるようにする

まずは、心と身体を意識して休養するようにしましょう。

適度な運動・身体を動かす

日中に適度な運動をすると、生活リズムを整えてくれるのでおすすめです。
生活の中に運動を取り入れるようにしましょう。
また、定期的に運動している方の方が、うつが起こりにくいというデータもあります。

しかし、疲労がたまっている方が無理に運動するとさらに疲れてしまいます。
ストレス解消するための運動によって、ストレスが生じる恐れがあるので注意しましょう。
備考ですが、夕方以降に激しい運動をすると、睡眠不足につながる恐れがあります。

運動をする時間帯やタイミング、運動量などを考慮の上、運動するようにしてください。

バランスのよい食事をとる

実は、以下のことがストレスへの耐性を弱めている可能性があります。

  • 甘いものを多く摂取する
  • 嗜好品をとりすぎている
  • ビタミンが不足している
  • ミネラルが不足しているなど

ビタミンやミネラルを意識した、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、早食いが過食などが要因になり、食生活が乱れることもあります。
食事のバランスだけでなく、食べ方や食事量などにも意識を向けるようにしてください。

労働環境の改善

職場のストレスが、ストレス性の身体の不調に大きく関係していることもあります。
特に、以下のような場合には労働環境の見直しをする必要があります。

  • 仕事が忙しすぎる
  • ストレスが溜まりすぎている

健康的な生活を送るためにも、ぜひこの機会に上記の対策することをおすすめします。

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ストレスによる身体の不調の治療

ストレスによる不調が続く場合は注意が必要です。
ストレスによる症状や反応のつらさは、1人で抱え込まないでください。
そして、医療機関や専門相談機関へ相談しましょう。

医療機関への受診を検討する場合には、精神科、心療内科がいいでしょう。
病院では検査等を通して以下のような治療が行われます。

  • 薬物療法
  • カウンセリング
  • マッサージやアロマセラピー等のリラクゼーション
  • 自律神経のバランスをとるトレーニング(自律訓練法)など

病院では、患者の状態に合わせて適切な治療が行われます。

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多くの人が日ごろからストレスを感じている

厚生労働省は令和2年に、労働者を対象とした調査を実施しました。
全体の54.2%の方が「ストレスとなっていると感じる事柄がある」と回答しています。
では、全体の半数以上の方は、一体どのようなストレスを感じているのでしょうか。

労働者が感じているストレスのトップ5と、それぞれの割合は以下の表をご参照ください。

順位 ストレスの内容 回答した労働者の割合(1人が回答できるのは3つまで)
1位 仕事の量 42.5%
2位 仕事の失敗、責任の発生等 35.0%
3位 仕事の質 30.9%
4位 対人関係(セクハラやパワハラを含む) 27.0%
5位 会社の将来性 20.9%

出典:厚生労働省「令和2年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況

一番感じている方が多いストレスは「仕事の量」であることが分かりました。
次いで2位が「仕事の失敗、責任の発生等」そして3位が「仕事の質」となっています。

多くの方が感じているストレスは、健康に害を及ぼす大きな問題であるといえます。
ストレスによる生活習慣病の予防には、日頃からストレス解消を心がけることが大切です。
健康的な生活を送るためにも、ぜひこの機会にご自分のストレス対策を見直しましょう。

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生活習慣病とストレスまとめ

ここまで、生活習慣病とストレスに関する情報をお伝えしました。
要点を以下にまとめます。

  • ストレスによる反応やストレス自体が生活習慣病を引きおこす可能性がある
  • ストレスが生活習慣病を引き起こす原因は、さまざまである
  • ストレスが引き起こす病気は、高血圧や糖尿病、うつ病、自律神経失調症がある
  • ストレス解消するには十分な睡眠と休養、運動、食事、労働環境の見直しをする

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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