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トップページ>生活>クレジットカード>クレジットカードの還元率とは?高還元率にする方法やポイントの使い方を紹介

クレジットカードの還元率とは?高還元率にする方法やポイントの使い方を紹介

クレジットカードを利用すると、購入金額の一部がポイントとして還元されることをご存知でしょうか?
これを「還元率」と呼びますが、還元率はカードによって異なり、どのカードを選ぶかによって得られるポイントも変わってきます。

そこで本記事では、クレジットカードの還元率について以下の項目を中心に詳しく解説します。

  • クレジットカードの還元率の基本
  • 特定の条件で高還元率になるクレジットカード
  • 還元されたポイントの使い方

クレジットカードの支払いで還元されたポイントを日常生活で活用する際の参考になるように、ぜひ最後までご覧ください。

クレジットカード還元率の基本

普段の買い物の支払いをクレジットカードで行うと、金額に応じてポイントが還元されます。
還元されるポイントの割合を「還元率」といいます。

以下でクレジットカード会社がポイントとして利用者に還元する理由と、高還元率について説明します。

ポイントとして還元する理由

クレジットカード会社は利用者の購入金額から手数料を差し引いて、加盟店に支払います。
例えば、購入金額が1万円で加盟店の手数料が5%だった場合、クレジットカード会社は手数料500円を差し引いた9,500円を加盟店に支払います。

クレジットカード会社は、利用者から購入金額の1万円の支払いを受けるため500円の利益がでます。
クレジットカード会社は利用者が増えるほど利益が大きくなるため、利用者を増やす目的で利益の一部をポイントとして還元しています。

高還元率クレジットカードの基準は1%

還元率1%以上のカードは、高還元率といわれ利用者の利便性が高くなっています
クレジットカードで1万円の支払いをした場合、還元率1%なら100ポイントですが、一般的な還元率0.5%では50ポイントです

わずか50ポイントの差ですが、10万円であれば500ポイントと1000ポイントになり差が広がります。
一度の支払いでは還元率の違いに対する実感は少ないですが、年間の支払い回数が多くなるほど還元されるポイントの影響は大きくなります。

特定の条件で高還元率になるクレジットカードもある

クレジットカードの還元率は、どのような支払いにも適用される通常還元率のほかに、特定の条件下だと高還元率になるカードも存在します。

以下で優待店、特約店サービスについてとクレジットカードのポイント還元率ランキングをご紹介します。

優待店、特約店サービスとは

優待店や特約店とは、クレジットカード会社と提携している店舗を指します。
優待店や特約店では通常よりも高い還元率が適用され、より多くのポイントの獲得が可能です。

例えば、

  • クレジットカード会社が提携している飲食店や娯楽施設
  • ネットショッピングのサイト

などを利用すると、ポイント還元率が2倍になる場合があります。

ポイント還元だけでなく、購入金額の割引が受けられる特典などもあるため、優待店や特約店を積極的に利用するとカード利用者にとって大きなメリットとなるでしょう。

クレジットカードのランクによる還元率

大半のクレジットカードにはランクが設定されており、一般的には以下のランクのクレジットカードがあります。

  • 一般カード
  • ゴールドカード
  • プラチナカード
  • ブラックカード

ランクが上がるほど還元率が高くなり、優待店や特約店の割引だけでなく、特別なサービスを受けられるメリットがあります。

ただし、一般カード以外のランクには年間のクレジットカードの利用金額が設定されています。
プラチナカードやブラックカードには、高額な年会費や審査も必要なため還元率は高いですが、ランクが高いカードほど所持できる方は限られます。

交通系電子マネーのクレジットカードの還元率

近年では、公共交通機関の支払いはSuicaやPASMOなどの交通系電子マネーを利用する方が増えています。
そのため、クレジットカードに交通系電子マネーの機能を持たせておくと、日常の通勤などに利用するだけでポイントが還元されるため非常に便利です。

以下で交通系電子マネーの種類ごとにおすすめのクレジットカードをご紹介します。

Suicaにおすすめのクレジットカード

ビュー・スイカ」カードのポイント還元率は0.5%〜3.68%になっています。

買い物などでの利用は還元率0.5%ですが、Suicaへのオートチャージの際には還元率が1.5%と高くなります。
オートチャージは、Suicaの残高が設定した金額より減少すると自動でチャージされる機能です。

また、ビュー・スイカカードは定期券とJRE POINTカードの機能も付いており、定期券の購入に利用すると還元率は3%、JRE MALLでの支払いは最大3.5%の還元率があります。

そのため、普段から通勤や通学でSuicaを利用している方には、ビュー・スイカカードがおすすめです。

PASMOにおすすめのクレジットカード

PASMOにおすすめのクレジットカードは「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」です。
基本的に交通系電子マネーを紐づけできるクレジットカードのポイント還元率は、大半が0.5%ですが、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは還元率が1%になっています。

日常の買い物、定期券の購入やオートチャージの利用で1%還元されるだけでなく、東急系列の店舗を利用すると加盟店ポイントも付与されます。

コンビニ利用で高還元率になるクレジットカード

食品から日用品まで、さまざまな商品を手軽に購入できるコンビニエンスストアは、日常生活に欠かせない存在です。
そのため、コンビニで利用できるクレジットカードは高還元率である場合が大半です。

以下で、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートで高還元率になるクレジットカードの一例をご紹介します。

セブンイレブンにおすすめのクレジットカード

セブンイレブンでの購入をよりお得にするためのクレジットカードには、三井住友カード(NL)がおすすめです。

三井住友カード(NL)は、セブンイレブンの支払いをカードタッチ決済にすると5%還元され、スマホタッチ決済であれば7%のポイント還元が可能です。
セブンイレブンを対象にしたクレジットカードで高還元率のカードは複数ありますが、三井住友カード(NL)は高還元率になる条件が簡単な点もメリットのひとつです。

また、高還元率になる対象のコンビニはセブンイレブン以外に、ローソン、セイコーマート、ミニストップ、ポプラも該当します。

ローソンにおすすめのクレジットカード

ローソンでおすすめのクレジットカードには、上述した三井住友カード(NL)以外に、 三菱UFJカードローソンPontaプラスがあります。
三菱UFJカードをローソンで利用すると、最大で5.5%がグローバルポイントに還元されます。

ただし、還元率は高いですが、グローバルポイントの交換先によって1ポイントの価値が異なります。
例えば、Pontaポイントやdポイントに交換すると1ポイント4円相当ですが、楽天ポイントやnanacoポイントへの交換は1ポイント3円相当になります。

次に紹介するローソンPontaプラスは、時間帯によってPontaポイントへの還元率が異なります。
0時〜15時59分までの利用だと還元率1%、16時〜23時59分は還元率2%です。
Pontaポイントへの還元のため、ローソンを利用する機会が多い方に特にメリットがあるクレジットカードです。

ファミリーマートにおすすめのクレジットカード

ファミリーマートでは、ファミマTカードJALカードをおすすめします。

ファミマTカードは、ファミリーマートで支払いをすると最大で2%が還元され、年会費も無料です。
一方、JALカードは特約店にファミリーマートが含まれているため、通常は100円ごとに1マイル還元されるところ、ファミリーマートでは100円で2マイル還元されます。

ファミリーマートでの還元率は2倍になるため、仕事や旅行で飛行機を利用する機会が多い方にメリットがあります。

公共料金のクレジットカード還元率

一部のクレジットカードでは、公共料金の支払いができます。
公共料金の支払いは毎月発生するため、高還元率のクレジットカードを利用すると非常に便利です。

一方で、クレジットカードで公共料金を支払うと還元率が下がるカードも存在するため、以下でご紹介します。

公共料金の支払いが高還元率になるクレジットカード

公共料金の支払いができるクレジットカードは複数あり、還元率もさまざまです。
日用品や飲食店などの支払いと同様の還元率のクレジットカードもあれば、公共料金は別に還元率を設定しているクレジットカードもあります。

例えば、dカードは日常の買い物と同様に公共料金のポイント還元率も1%ですが、電力会社によっては還元率が高くなります。
電力会社がドコモでんきであれば、Greenの電気料金が税抜100円ごとに税抜金額の6%がポイント還元されます。
コスモでんきやサミットエナジーではポイント還元率が2%です。

他にも、P-oneカードはポイントでの還元ではなく、公共料金の金額が自動的に1%割引されます。

電力会社、ガス会社を特約店に指定しているクレジットカードであれば、現金や口座振替で公共料金を支払うよりお得になるでしょう。

ポイント還元率が下がるクレジットカード

クレジットカードの還元率の設定はさまざまです。
上述したように日常的な買い物と同様の還元率のカードもあれば、電力会社やガス会社が特約店に指定されており、還元率が高くなるカードもあります。

しかし中には、日常的な買い物よりも還元率が下がるクレジットカードも存在します
一例として以下のカードをご紹介します。

  • 楽天カード
  • アメリカン・エキスプレスのクレジットカード
  • ダイナースクラブのクレジットカード

3種類とも基本的に100円につき1ポイント還元されます。

しかし、公共料金の支払いでは、楽天カードが500円につき1ポイント、他2つのカードは200円につき1ポイントと還元率が下がってしまいます。
現金や口座振替であればポイント付与はないため、通常還元率よりは下がってもポイントが還元される分、損にはなりません。

しかし、口座振替での引き落としでは割引をしている場合もあります。
そのため、公共料金をクレジットカードで支払う場合は、還元率を調べて口座振替よりも特になるか検討してから行うと良いでしょう。

還元されたポイントの使い方

還元されたポイントは、さまざまな使い方ができます。
以下で、還元されたポイントの使い方で代表的な項目をご紹介します。

買い物の支払いに使う

クレジットカードが指定した店舗であれば、ポイントで商品を購入できます。

また、還元されたポイントを電子マネーにチャージできるクレジットカードもあります。
電子マネーにチャージしておけば、スーパーやコンビニ、飲食店など利用できる場所が多岐に渡るため、日常生活のあらゆる場面でポイントの活用が可能です。

クレジットカードの支払いに使う

還元されたポイントは、クレジットカードの利用代金の支払いに充当することも可能です。
カードの利用代金から一部を差し引けるため節約に繋がります。

例えば、高額な商品を購入した場合や、海外旅行などで大量の利用代金が発生した場合でも、ポイントを支払いに充てると負担を軽減できるでしょう。

景品やギフトカードなどに交換

貯まったポイントを景品やギフトカードなどに交換できます。
交換できる商品は、クレジットカード会社ごとに異なり、商品券やクーポン、日用品や電化製品などさまざまです。

また、交換する商品が高価なものほどポイントが高くなる傾向にあります。

他社のポイントやマイルに移行

一部のクレジットカードでは、貯まったポイントを他社のポイントや航空会社のマイルに移行できます。
旅行の回数が多い方は、航空会社のマイルにポイントが移行できればお得に楽しめます。

また、Tポイントや楽天ポイントなど他社のポイントに移行ができるクレジットカードもあり、店舗やショッピングサイトの支払いに活用できます。
還元されたポイントの移行は、ライフスタイルに合わせて選択すると良いでしょう。

寄付

クレジットカードのポイントで寄付も可能です。
災害支援や環境保護、医療や教育分野など、寄付が可能な団体は多岐に渡ります。

支援したい活動や団体を選んで具体的な支援をできるため、社会貢献の一助を担えるでしょう。

投資

貯まったポイントで投資をし、資産形成の一環としての活用も可能です。
投資はリスクも伴うため、興味があっても現金では躊躇う方も多いでしょう。

しかし、還元されたポイントでの投資であれば、勉強としてはじめやすくなっています。
ポイント投資が可能なクレジットカードには、つみたて投資を100ポイントから行えたり、ポイント運用のアプリを利用して投資を学べたりするものも存在しています。

クレジットカードのセキュリティー

日常生活のさまざまな支払いに利用でき、還元されたポイントの利用方法も多岐にわたるクレジットカードは、セキュリティーの強化が重要になっています。
近年では、暗証番号の設定だけでなくICチップを内蔵して情報を暗号化して保存するようになっています。

以下で、ICチップが内蔵されたクレジットカードの利用率と、自分に合ったクレジットカードの選び方をご紹介します。

ICチップ内蔵のクレジットカードの利用率

2019年のICチップ内蔵のクレジットカードの利用率は、男性が77.0%、女性が70.4%でした。
その後、2022年の調査では男性82.5%女性78.3%に増加しています。

利用率の調査は、ICチップ内蔵のクレジットカードを認知している方に限り実施しており、認知していない方を調査すると男性が47.1%に対して女性が52.9%でした。
ICチップ内蔵のクレジットカードの存在を認知していない方が、男性よりも女性に多いことから利用率への差に繋がっていると考えられます。

ICチップ内蔵のクレジットカードは、磁気ストライプのクレジットカードよりも、セキュリティーが強化されています。
そのため、利用率と認知度は今後も増加していくことが望まれます。

(出典:2022年ICクレジットカードに関する 消費者意識調査

自分に合ったクレジットカードの選び方

クレジットカードを選ぶ際は、まずは年会費を確認しましょう。
年会費が無料に設定されているクレジットカードもあれば、初年度だけ年会費が無料や、年会費が毎年かかるクレジットカードもあります。
年会費がかかる場合、利用頻度が少なければ出費が増えるだけになってしまうため確認が大切です。

次に通常のポイント還元率優待店や特約店の確認をします。
通常のポイント還元率は、どの店舗で購入しても還元される割合のため、高いほどお得です。

また、クレジットカード会社が指定している優待店や特約店では、還元率が通常よりも高くなる傾向にあります。
そのため、優待店や特約店が利用頻度の高い店舗であれば、還元されるポイントを効率よく貯められます。

しかし、利用頻度の少ない店舗であれば、通常の還元率しか適用されません。
自分のライフスタイルに合わせて選ぶことは、適切なクレジットカード選びに繋がります。

クレジットカードの還元率についてよくあるQ&A

クレジットカードの還元率についてよくあるQ&Aをご紹介します。

クレジットカードの還元率とは何ですか?

クレジットカードの支払い額に応じて付与されるポイントのパーセンテージを指します。
一般的に還元率が0.5%に設定されているクレジットカードが多く、利用金額が2,000円で10円分のポイントが還元されます。

クレジットカードの還元率が二重取りできる場合を教えてください。

1度のクレジットカードによる支払いで、2つ分のポイントが還元されることを二重取りといいます。
そのため、ポイントカードの機能や、電子マネーのチャージや支払いでポイントが還元される機能をクレジットカードに紐づけしてあると、還元率の二重取りができお得です。

クレジットカードの還元率を上げる方法はありますか?

クレジットカードの還元率には、基本還元率のほかに優待店や特約店の利用で還元率が上がる場合があります。
そのため、クレジットカードの会社が優待店や特約店に指定している、店舗やネットショッピングのサイトを利用して買い物をすると還元率を上げられます。

また、クレジットカードには年間の利用金額ごとにランクが設定されており、ランクに比例して還元率も上がるため、クレジットカードの使用回数を増やすのも方法のひとつです。

公共料金の支払いにもクレジットカードの還元率は適用されますか?

多くのクレジットカードでは公共料金の支払いにもポイントが付与され、還元率も適用されます。
ただし、カードによっては公共料金の支払いに対するポイント付与率が低い場合もありますので、詳細は各カードの利用規約をご確認ください。

クレジットカードの還元率とポイントの有効期限は関連していますか?

基本的に関連性は特にありません。
ただし、高還元率のカードでもポイントの有効期限が短いと、ポイントをすべて有効に活用するのは難しい場合があります。
そのため、カードを選ぶ際には還元率だけでなく、ポイントの有効期限も考慮に入れることをおすすめします。

クレジットカードの還元率についてのまとめ

ここまでクレジットカードの還元率についてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。

  • クレジットカードの還元率の平均は0.5%で、1%以上は高還元率といわれている
  • 優待店や特約店で利用すると還元率が高くなる
  • 還元されたポイントは支払いや交換、寄付や投資に利用できる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
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  • 食事管理
  • 栄養提供
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  • 障がい者雇用

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