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トップページ>生活>クレジットカード>クレジットカードで最短で融資を受けるには?条件や限度額などを解説

クレジットカードで最短で融資を受けるには?条件や限度額などを解説

クレジットカードは、ショッピングやレストランでの支払い機能だけでなく、予期せぬ出費や急な資金調達が必要な時に利用できる融資機能もあることはご存知でしょうか。

クレジットカードで融資を受ける機能は「キャッシング」と呼ばれ、ATMから最短で即日に融資を受けられます。

そこで、本記事では以下の項目を中心に解説します。

  • クレジットカードで融資を受ける方法
  • 融資が受けられる限度額
  • 最短で返済する方法

クレジットカードの融資の知識を深め、効率的に資金調達を行える情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

クレジットカードには融資を受ける方法がある

クレジットカードの機能には日常のさまざまな支払いに利用できる「ショッピング機能」と融資を受けられる「キャッシング機能」が備わっています。

以下でキャッシング機能の解説と、キャッシングと同様に融資を受けられる「カードローン」との違いを説明します。

クレジットカードのキャッシング機能とは

キャッシング機能は、クレジットカードに付与されている融資が受けられる機能を指します。
通常、融資を受けるには返済能力があるかなどの審査があり、審査に通過するまでは現金を手にできません。

しかし、クレジットカードであれば申し込む際に融資と同様の審査を通過しているため、最短で即日に現金を受取れる利点があります。
キャッシング機能はクレジットカードを申し込む際に設定するか、クレジットカード会社によっては、カードの発行と同時に自動的にキャッシング枠が設定されています。

カードローンとキャッシングの違い

融資を受ける方法には、クレジットカードのキャッシング機能以外に、カードローンを利用する方法もあります。

カードローンは、銀行や消費者金融が提供する融資です。
クレジットカードの融資に比べて金利が低く設定されており、大きな金額の融資も可能ですが、ショッピングなどの決済には利用できず、融資専用のサービスとなっています。

また、クレジットカードの融資は、ATMを利用して即座に現金を手に入れることができ、急な出費に対応する際に非常に便利な機能です。

一方、カードローンは利用前に審査が必要となります。
審査に通過しなければ融資を受けられませんが、審査が最短で20分で終わるカードローンもあり、審査に通過すれば即日融資も可能です。

クレジットカードの融資とカードローンの融資にはそれぞれ特性があるため、融資を希望する目的や返済計画に合った方法を選ぶと良いでしょう。

キャッシングの流れ

所持しているクレジットカードにキャッシング機能が付与されている場合、最短で融資を受ける方法は以下の通りです。

  1. 銀行またはコンビニのATMで「クレジットカード」を選択して、カードを挿入し暗証番号を入力する
  2. 「お借り入れ」を選択し、返済方法を一括返済、リボルビング払い、分割払いなどから選び、融資を希望する金額を入力する
  3. 利用明細と現金を受取る
  4. 翌月から選んだ返済方法に従って返済する

上述した方法は、クレジットカードの融資を最短で受ける流れになります。
その他に、電話やインターネットバンキングで指定した口座に入金を依頼する方法があります。

ただし、指定した口座への振り込みは金融機関の翌営業日になり、即日の融資は受けるのは難しいでしょう。
また、返済方法は自分の返済能力や生活状況に応じて選び、無理のない返済計画を立てることが大切です。

融資について、以下の記事でも詳しく解説しています。

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クレジットカードで最短で融資を受ける条件

クレジットカードで最短で融資を受けるには、所持しているクレジットカードにキャッシング機能が付与されていることが条件になります。

以下で、クレジットカードの申し込み時にキャッシング機能を設定する方法と、後日キャッシング機能を最短で設定する方法をご紹介します。

クレジットカードの申し込み時にキャッシング機能を設定する方法

クレジットカードの申し込みは、店頭、ウェブサイト、または郵送を通じて行えるため、自分に適した方法を選びます。

申し込み前には、必ず利用規約を確認しましょう。
利用規約には、融資を受けた場合の利率や限度額など、重要な情報が記載されているためです。

次に、申し込み書類に必要な情報を記入または入力します。
住所、氏名、生年月日、勤務先の規模、現在の住まいの状況など、多岐にわたる属性情報のほかに、キャッシング枠の有無を確認する項目もあるため希望する旨を記入します。

記入を終えたら、申し込み書類と一緒に本人確認書類や口座情報などの必要書類を揃えて、クレジットカード会社に申し込みます。
審査が無事に通過すれば、キャッシング機能付きのクレジットカードが送られてきます。

後からキャッシング機能を最短で設定する方法

所持しているクレジットカードにキャッシング機能が付与されていなかった場合は、公式サイトや電話でキャッシング機能の追加方法を確認しましょう
キャッシング機能が追加されるまでの時間は、審査に1週間以上かかる場合もあれば、申し込んだ当日に完了する場合もあります。

また、所持しているクレジットカードでは審査に時間がかかる場合は、即日発行されるクレジットカードを新たに申し込むのも方法のひとつです。
ただし、年会費の有無やポイントの還元率などクレジットカードの詳細情報を確認してから申し込むようにしましょう。

また、他社で50万円以上の融資を受けていた場合や、複数社で融資を受けている金額が100万円を超えている場合は収入証明書が必要になります。
収入証明書は、税務署や国税庁の窓口またはホームページから入手でき、クレジットカード会社によっては、給与明細や源泉徴収票の提出でも可能です。

最短での発行を希望される方は、事前に書類を用意しておくと良いでしょう。

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クレジットカードで最短で融資を受けられるメリット

クレジットカードでの融資は最短で現金を調達でき、キャッシング機能の付与に担保や保証人が必要ない点がメリットとしてあげられます。

以下で、項目ごとに説明します。

急な高額出費に対応できる

医療費や修理費など、予期せぬ高額な出費が発生する可能性は誰にでもあります。
すぐに現金が必要になっても、高額であるほど用意は難しいでしょう。

しかし、クレジットカードのキャッシング機能を利用すれば、すぐに必要な資金を確保できます
クレジットカードでの融資はATMを利用するため、その場で現金を受取れるからです。
現金が必要になった時点で最短で融資が受けられる点は大きなメリットといえます。

担保や保証人が必要ない

融資サービスの中には、借入をするために担保や保証人が必要になる場合があります。

しかし、クレジットカードのキャッシング機能を利用する場合、担保や保証人は必要ありません
クレジットカードにキャッシング機能を付与する際に、事前に信用審査を行い返済能力を確認しているからです。

信用審査は、個々の経済状況や信用情報を基に行われ、結果に基づいて融資の可否や利用可能枠が決定されます。
そのため、担保や保証人を用意する手間を省くことができます。

クレジットカードの最短融資の限度額

クレジットカードでの融資は、高額な金額が必要になった際に最短で資金を調達できる利点がありますが、融資を受けられる金額には限度額が設けられています。

以下で、融資が受けられる限度額と限度額が定められている背景を説明します。

年収の3分の1を超える融資は受けられない

融資を行うクレジットカード会社や銀行などの貸金業者は、貸金業法に定められた法律に従っています。

貸金業法の中にある総量規制という項目では、融資ができる限度額は申込者の年収の3分の1を超えないように定められています
例えば、年収が300万円の方が受けられる融資の限度額は100万円までです。

しかし、クレジットカードでの融資の限度額は年収の3分の1までとは限りません。
クレジットカードには、キャッシング機能とショッピング機能が付与されており、限度額はふたつの機能を合わせた総利用額になっているためです。

そのため、日常の支払いに50万円を利用していた場合、キャッシング機能で利用できる限度額は50万円までになります。
その逆もあり、先にキャッシング機能で90万円の融資を受けていた場合は、支払いで利用できる金額は10万円までになります。

貸金業法改正の背景

貸金業法によって、融資が受けられる限度額が定められている背景には、多重債務問題の深刻化があります。
2007年時点で5件以上の複数の会社から融資を受けている方は、約180万人に及んでおり、融資を受けている平均総額は約240万円になっていました。

返済能力を超える過剰な貸付けによって多重債務者が増加した理由には、融資を受け方法が容易で金利負担を意識しない返済計画や、借り手の金融知識の不足などが考えられます。
そのため、貸金業の適正化のために規制の見直しが行われました。

見直し後は、融資を行えるのは、最低純資産額が5,000万円以上あり、さらに貸金業務取扱主任者の資格者が在籍している会社でしか行えません。
年収の3分の1を超える融資を原則禁止にした総量規制も導入し、過剰貸付の抑制も行っています。

貸金業法の改正は、消費者の利益を保護し、貸金業の適正な運営が図られることを目的としています。

上限金利は年15~20%

クレジットカードの融資の上限金利は年15%〜20%です。

具体的には、融資額が100万円以上の場合、上限金利は年15%となります。
一方、10万円以上100万円未満の融資では年18%、そして10万円未満の融資では年20%が上限となります。

金利の上限は、利用者の金利負担を軽減する目的で法律が改正され、上限金利は改正前よりも引き下げられました。
万が一、上限金利を上回る利率を設定されて融資を受けた場合、超過分の金利は無効になり、違法な貸金業者は刑事罰の対象になります。

(出典:貸金業法改正等の概要

クレジットカードで受けた融資を最短で返済する方法

クレジットカードで融資を受けた金額の返済方法と、最短で返済できる「一括返済」を検討するメリットをご紹介します。

3種類の返済手段

クレジットカードの融資を受けた金額の返済手段は主に、

  • 「口座引き落とし」
  • 「ATM振込」
  • 「銀行振込」

の3つがあります。

口座引き落としは、指定した銀行口座から自動的に返済額が引き落とされるため、返済忘れを防ぐことができます。

ATM振込は、銀行やコンビニエンスストアのATMを利用して返済します
手元の現金で返済したい場合に便利です。

銀行振込は、自分の銀行口座から指定の口座に返済額を振り込みます
口座引き落としの設定がない場合や、返済額を自分で管理したい場合に適しています。

3種類それぞれの特性を把握して、ライフスタイルや経済状況に合わせて返済手段を選択すると良いでしょう。

一括返済するメリット

クレジットカードで融資を受けた金額を最短で返済する方法は「一括返済」です。

一括返済の最大のメリットは、金利の負担を最小限に抑えられる点です。
金利は借入日数に応じて発生するため、早めに返済をすると金利を最小限に抑えられます。

また、クレジットカードは融資だけでなく、日常の支払いにも利用できます
一括返済をして最短で返済すると、日常の支払いに利用できる金額の制限がなくなります。

また、次に高額な出費が発生した際に、返済が完了していれば限度額まで借り入れることができるメリットもあります。
一括返済する方法はクレジットカード会社に問い合わせてATMで行うか、返済額を確認して指定された口座に振り込む方法があります。

海外でもクレジットカードで最短で融資が受けられる

クレジットカードの融資は海外でも可能です。
海外旅行中などに予期せぬ事態で金銭が必要になった際に、海外のATMから現地通貨の融資を受けられます。

以下に海外のATMで融資を受けた際のメリットとデメリットをご紹介します。

海外でクレジットカードのキャッシングをするメリット

海外でクレジットカードのキャッシングを利用するメリットはいくつかあり、まず現地の通貨を直接引き出せるため、両替の手間が省けます。
また、現地の通貨が必要になった時点でATMから最短で融資を受けられるため、多額の現金を持ち歩く必要がありません。

海外に旅行や出張に行く際、万が一に備えて多めに現地通貨を用意する方もいるでしょう。
しかし、必要以上の現金の持ち歩きは、犯罪に巻き込まれるリスクが生じます。

そのため、必要になった時に最短で現地通貨を用意できる、クレジットカードのキャッシング機能は海外で役立ちます。

海外でクレジットカードのキャッシングをするデメリット

海外でのクレジットカードのキャッシングにはデメリットも存在します。

まず、キャッシングを利用すると利息が発生します。
上限金利は年15%〜20%ですが、安い金額ではありません。

また、海外のATMは空港には設置されていますが、街中ではATMを探す手間が発生します。
各国ごとにATMの設置数は異なり、24時間利用できるATMも限られる場合があるためです。

クレジットカードの融資についてのよくあるQ&A

クレジットカードの融資についてのよくあるQ&Aをご紹介します。

クレジットカードの融資はどれくらいの時間がかかりますか?

キャッシング機能が設定されているクレジットカードであれば、ATMを操作してその場で融資を受けられます。

ただし、キャッシング機能が設定されていない場合は、クレジットカード会社に申し込む必要があります。
申し込み後、審査が行われるため終了するまで融資はうけられません。

審査は最短で即日に完了するクレジットカード会社も場合もあれば、1週間以上かかる場合もあります。

クレジットカードの融資で一度に借りられる金額はどのくらいですか?

クレジットカードには日常の支払いに利用するショッピング枠と、融資を受けられるキャッシング枠が存在し、限度額は2つの枠を合わせた総額です。

そのため「2つの枠を合わせた総額」-「ショッピング枠の利用金額」=「一度に借り入れできる最大の金額」になります。

クレジットカードで融資を受けた金額はどのように返済しますか?

基本的にはショッピングなどの金額が引き落とされる口座から毎月分割で支払いますが、他にもATMで振り込む方法や銀行振り込みがあります。

また、支払い方法には一括返済やリボルビング払いなどがあり、最短で返済したい場合は一括返済を選ぶと良いでしょう。

クレジットカードの融資の利息はどのくらいですか?

クレジットカードの融資の利息は、カード会社や契約内容により異なりますが、法律で上限金利は年15%〜20%の範囲で設定されています。
万が一、上限金利を上回る利息を設定しているクレジットカード会社があれば刑罰の対象になる可能性もあります。

クレジットカードの融資の利息は契約の詳細により変動しますが、法律により年15%〜20%の範囲内で制限されています。
万が一、年15%〜20%の範囲を超える金利を設けているクレジットカード会社が存在すれば、法的な処置の対象となる可能性があります。

クレジットカードの融資は海外でも利用できますか?

大半のクレジットカードでは、海外のATMでもキャッシングサービスを利用できます。
ただし、手数料や利用可能なATMはカード会社により異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

クレジットカードの最短融資についてのまとめ

ここまでクレジットカードの最短融資についてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。

  • クレジットカードにキャッシング機能が設定してあれば、ATMを利用してその場で融資が受けられる
  • 最短でその場で受けられるクレジットカードの融資は、予期せぬ高額な出費が発生した際に便利
  • クレジットカードで受けた融資の金額を最短で返済する方法は一括返済

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
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  • 介護付有料老人ホーム展開
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