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トップページ>健康お役立ち記事>夏バテ>夏バテで下痢になる理由と予防方法、対処法をご紹介

夏バテで下痢になる理由と予防方法、対処法をご紹介

夏バテが原因で下痢に悩まされることは少なくありません。
夏場は体を冷やしすぎたり、必要以上に水分を摂り過ぎたりすることが増えるためです。

なぜ夏バテで下痢になるのでしょうか?
また、夏バテによる下痢を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?

本記事では、夏バテで起こる下痢について、以下の点を中心にご紹介します。

  • 夏バテで下痢が起こる理由
  • 夏バテによる下痢を治す方法
  • 夏バテによる下痢を防ぐには

夏バテで起こる下痢について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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夏バテとは

夏バテとは、夏に起こる体調不良の総称です。
疲労感や食欲低下、睡眠障害、思考力の低下などが主な症状です。
多くの場合、身体に器質的な問題はありません。

夏バテの原因は、夏の暑さに身体が順応できないことです。
暑さによって自律神経のバランスが乱れることで、心身にさまざまな不調があらわれます

なお、夏バテとは通称であり、医学の専門用語ではありません。
暑気あたり・夏負け・暑さ負けなどと呼ばれることもあります。

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下痢とは

下痢とは、水分の多い便を頻繁に繰り返す状態です。
我慢できないほど強い便意を伴い、排便回数が増加する特徴があります。

下痢の原因は、腸の動きが異常になることです。
通常、便は腸の中で水分を適度に吸収します。

しかし腸が過剰に活動すると、便の水分の吸収が行われなくなります。
結果、便は水分が多い状態で排出されるため、下痢便となってしまいます。

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夏バテで下痢が起こる理由

夏バテは下痢を伴うことがあります。
夏バテで下痢が起こりやすい理由について、解説します。

体を冷やしすぎる

夏バテで下痢が起こる原因として、体を冷やしすぎることが挙げられます。
体が冷えすぎる主な原因として以下の2つがあります。

  • 冷房で体が冷える
  • 冷たい食べ物で体が冷える

それぞれについて、詳しく解説します。

冷房で体が冷える

夏場は気温が高いため、冷房をつけっぱなしにすることも多くなります。
熱中症予防などに、冷房の使用は有効です。

しかし、暑いからと長時間冷房の効いた部屋にいると、必要以上に体が冷えることがあります。

冷房によって体が冷えると、全身の血行が悪くなります。
血行の悪化は、内臓の働きを低下させます

すると胃腸の働きも悪くなり、下痢などの便通トラブルが起きやすくなるのです。

冷たい食べ物で体が冷える

夏場は冷たい食べ物・飲み物を摂る機会が多くなります。
冷たい飲食物は、胃腸を冷やす原因です。

胃腸が冷え、働きが低下することで、下痢などの便通トラブルが起こりやすくなります。

また、冷たいものは腸の粘膜を刺激します。
粘膜が刺激されると、腸は過剰に活動しやすくなります。
便の腸内での水分調整が正常に行われなくなるため、下痢が起こりやすくなるのです。

水分を摂りすぎる

夏はよく汗をかくため、水分を摂る機会が多くなります。
脱水症状を防ぐためにも、こまめな水分補給は大切です。

しかし、必要以上に水分を摂りすぎると、下痢が起こる原因になります
過剰に水分を摂取することで、腸での吸収が追いつかなくなるためです。

腸で吸収されなかった水分は尿や便として排出されるため、下痢が起こりやすくなります。
水の摂りすぎで下痢になる状態は、「水あたり」と呼ばれます。

香辛料で胃腸が刺激される

香辛料には、食欲を増進する効果があります。
夏場は食欲が落ちやすいため、スパイスが効いた料理が好まれます。

暑気払いのために、発汗作用のあるスパイス料理を食べることも少なくありません。
しかし、香辛料を摂りすぎると、腸の粘膜が刺激されることがあります

刺激によって、腸の活動が異常化するため、下痢が起こりやすくなります。
特に七味・マスタード・タバスコなどの辛い香辛料は、より強く腸を刺激します。

さらに、辛い食べ物を食べるときには、大量の水を飲むことが少なくありません。
結果として、必要以上の水分を摂取してしまうため、下痢が起こりやすくなります。

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夏バテで起きた下痢を治す方法

夏バテで下痢になったときの対処法には、以下のものがあります。

  • 水分を補給する
  • 消化の良い炭水化物を摂る
  • 薬を飲む
  • 病院を受診する

それぞれ解説します。

水分を補給する

下痢は、体内から大量の水分が失われるため、脱水状態に陥りやすくなります。
脱水を防ぐには、水分をこまめに補給することが大切です。

下痢の際には、水分と一緒に電解質も多く流出します。
電解質とは、ナトリウムなどのミネラル類のことです。

電解質が失われた状態で水だけを補給すると、体内の電解質濃度は極端に薄まります。
結果、心身に重大な不調があらわれることも少なくありません。

体内の電解質バランスを整えるために、下痢の際は、ミネラル類も補給しましょう。

なお、水分補給には経口補水液の利用がおすすめです。
経口補水液には、人体に必要な電解質がバランス良く配合されているためです。

消化の良い炭水化物を摂る

夏バテによる下痢は、胃腸の衰弱のサインです。
胃腸に負担をかけないためにも、食事は消化のよいものを取りましょう。

あわせて、あたたかいものを食べることも大切です。
胃腸が内側から温まるため、疲労が回復しやすくなります。

なお、下痢では食べ物がそのまま排出されるため、栄養がほとんど摂れていません
そのため、栄養価が高い食べ物を摂ることも大切です。

しかし、タンパク質や脂肪の多い物は、胃腸の負担となります。
そのため、下痢の際は、炭水化物を中心に摂るのが理想的です。

具体的には、以下のような食べ物がおすすめです。

  • おかゆ・雑炊
  • よく煮込んだうどん
  • 半熟卵
  • 葛湯

また、消化が良くなるように、ゆっくりよく噛んで食べることも大切です。

薬を飲む

夏バテによる下痢を治すには、栄養を摂り、体を十分に休めることが大切です。
しかし、セルフケアで治らない場合は、薬を服用するのも1つの方法です。

夏バテによる下痢には、胃腸薬が有効です。
低下した胃腸の機能を補ってくれるため、下痢の改善が期待できます。
また、漢方薬の中には、胃腸を元気にしたり、食欲を増進したりする作用のものもあります。

下痢が止まらずに日常生活に支障を来している場合は、下痢止め薬も有効です。

病院を受診する

セルフケアで下痢が改善しない場合は、医療機関を受診するのがベストです。
診療科は胃腸内科・消化器内科が適当です。

最寄りに胃腸内科などがない場合は、一般的な内科でもかまいません。
なお、下痢で病院を受診するときの目安は以下の通りです。

  • 強い腹痛・吐き気がある
  • 発熱・発汗がある
  • 1週間前後下痢が続いている
  • 水分・食事が摂れない
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下痢で苦しまないための夏バテ予防法

夏バテによる下痢を防ぐには、夏バテを予防することが大切です。
夏バテの予防法には、以下の方法があります。

  • 水分をこまめに補給する
  • 温度差に注意し、体を冷やしすぎない
  • 睡眠をしっかりとる
  • 1日3食バランスの良い食事を心がける

それぞれについて、解説します。

水分をこまめに補給する

夏は汗をよくかくため、知らないうちに脱水に陥ることが少なくありません。
脱水状態によって体が弱ると、胃腸の機能が低下しやすくなります。

そのため、下痢が起こりやすくなるのです。
夏バテを防ぐためにも、水分補給はこまめに行いましょう。

ポイントは、少量を数回に分けて飲むことです。
1度に大量の水を飲むと、胃腸での吸収が追いつかず、かえって下痢の原因となります

効率よく吸収するためにも、水分は1日数回に分けて少しずつ摂りましょう。
なお、成人の場合、1日の水分摂取量は、食べ物と飲み物をあわせて2.5Lを目安としましょう。

また、1回あたりの水分摂取量は200~250mlが適当です。
だいたいコップ1杯分に相当します。

しかし、脱水が起こってものどが渇くとは限りません。
特に高齢の方などは、のどが渇いたと感じたときには、すでに脱水が起こっている場合があります。

そのため水分は、のどが渇いていなくても、定期的に補給することが大切です。
あらかじめ時間を決めておくと、飲み忘れを防ぎやすくなります。

温度差に注意し、体を冷やしすぎない

夏バテを防ぐには、なるべく温度差をなくすことが大切です。

夏場は、クーラーが効いた部屋と、気温の高い屋外を行き来する機会が増えます。
激しい温度差は、体温の調節機能を低下させます。
結果、体が弱ってしまい、夏バテに至ることは少なくありません。

特に、体の冷やしすぎに注意しましょう。
冷房は28度設定を目安とし、屋内と屋外の気温差は5度以内に留めてください

また、暑いからといって、冷たい物ばかりを食べるのも危険です。
夏場でも、できる限り常温・あたたかいものを口にしましょう。

そして、入浴時は湯船に浸かり、体をしっかり温めることも夏バテ予防に有効です。

睡眠をしっかりとる

疲労がたまると夏バテしやすくなります。
夏バテを防ぐには、睡眠・休息をしっかり取ることが大切です。

また、就寝中は体を冷やしすぎないように、注意する必要があります。
だからといって冷房を切ったり、温度を上げすぎたりすると、熱中症や寝苦しさの原因となります。

就寝中の室温は28度以下に保つのがベストです。
暑くて眠れないという方は、冷房を低めに設定するのも1つの方法です。

冷房を低めに設定するときは、体が冷えすぎないように工夫してください。
長袖のパジャマやタオルケットなどがおすすめです。

また、あらかじめ部屋をしっかり冷やしておき、就寝前に冷房の温度を上げる方法もおすすめです。

たとえば就寝1時間前を目安に、冷房を25度に設定します。
次に就寝直前に冷房を28度に設定しなおすと、寝室の温度を適切に保ちやすくなります。

なお、冷房はできれば朝までつけておきましょう。
夜中に冷房が切れると、寝苦しさの原因となるためです。

1日3食バランスの良い食事を心がける

夏場は体力を消耗するため、栄養をしっかり摂ることが大切です。
しかし、暑さから食欲が落ち、食事の内容が偏ることが少なくありません。

たとえば、そうめん・ざるそばなどのさっぱりした食事が代表的です。
栄養が偏ると体力が低下するため、夏バテが起こりやすくなります。

スタミナを補給するためにも、バランスの良い食事を心がけましょう。
具体的には、ビタミン・ミネラル・タンパク質の摂取を心がけてください。

特に疲労回復に効果があるのは、以下のような栄養です。

  • ビタミンB1・B2:豚肉・うなぎ・玄米・豆腐
  • ビタミンC:レモン・いちご・ブロッコリー
  • クエン酸:レモン・グレープフルーツ・梅干し
  • タンパク質:鶏肉・赤身の肉・魚
  • ミネラル:小魚・牛乳・乳製品

麺類を食べるときは、薬味を一緒に摂ると効果的です。
また、朝食にグレープフルーツジュースを飲むと、無理なく栄養を摂取できます。

食事は必ず、1日3食摂りましょう。
食欲がないからといって欠食すると、体がエネルギー不足になります。

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夏バテの下痢症状予防に効果的な食事3選

夏バテによる下痢を防ぐには、食事を見直すことが大切です。
おすすめの食事をご紹介します。

冷たいもの

下痢予防には、できる限り冷たい物は避けるのが無難です。
しかし、「夏場は冷たくてさっぱりしたものを食べたい」と思うのも仕方ありません。

冷たいものを食べたいときは、以下のような食品がおすすめです。

  • 冷や汁
  • かまぼこ
  • 果物(すいか)
  • 夏野菜(とまと・きゅうり・なす)

いずれもミネラル・ビタミンなどが豊富なメニューや食品です。
口当たりもよいため、食が進まないときの栄養補給に適しています。

消化が良いもの

夏バテによる下痢は、胃腸機能の低下によって起こります。
下痢を防ぐには、胃腸に優しい食事を摂ることが大切です。

以下の食事がおすすめです。

  • おかゆ
  • 雑炊
  • リゾット
  • うどん
  • 柔らかく煮た野菜

あたたかく、消化に良いものを意識して食べましょう。

滋養強壮になるもの

スタミナをつけるには、滋養のある食べ物を摂ることが一番です。
夏バテ対策になる食品には、以下のものがあります。

  • うなぎ
  • あなご
  • 豚肉
  • ニラ

食材を組み合わせることで、効果が高まり、体力低下を防ぐことができます。

夏バテで起こる下痢まとめ

ここまで、夏バテで起こる下痢についてお伝えしてきました。
夏バテで起こる下痢の要点をまとめると以下の通りです。

  • 夏バテによる下痢は、体の冷えや、多量の水分や香辛料による胃腸の負担が原因
  • 治療法として、適切な水分補給や適切な食事、休養などが効果的
  • 適度な水分補給や食事、体の冷やしすぎに注意することで、予防できる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
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  • 栄養提供
  • 福祉用具販売
  • 障がい者雇用

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