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トップページ>健康お役立ち記事>自律神経>自律神経失調症の女性によく見られる症状は?治療法についても紹介!

自律神経失調症の女性によく見られる症状は?治療法についても紹介!

自律神経失調症は女性のほうが発症率が高いです。
女性に多い更年期障害の症状も、自律神経の乱れが関係しています。

本記事では自律神経失調症の女性に目立つ症状について、以下の点を中心にご紹介します。

  • 女性が自律神経失調症になりやすい理由
  • 自律神経失調症の女性に多い症状

自律神経失調症の女性に多い症状の対策のためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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自律神経失調症とは

自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れ、心身にさまざまな不調があらわれた状態です。
原因はさまざまですが、ストレス・生活習慣の乱れ・ホルモンバランスの変化が代表的です。

男女比率を比べると、女性のほうが発症率がやや高いことが分かっています。

自律神経失調症について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読み下さい。

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自律神経失調症に女性が多い理由

女性に自律神経失調症の方が多いのは、女性は男性よりもホルモンバランスの影響を受けやすいからです。
具体的には、月経・妊娠・出産・閉経・更年期などがホルモンバランスや自律神経に大きな影響を与えます。

自律神経系と女性ホルモンを司る分野は、脳の視床下部に存在します。
指令元が同じであるため、自律神経系と女性ホルモンは互いに影響を受けやすいのです。

閉経を迎えた女性は、女性ホルモンの分泌量が急激に低下します。
脳の視床下部からは、ホルモンの分泌量を増やすように指令が出ます。

視床下部の活動が盛んになり、同じ領域にある自律神経系も同時に活性化されます。
特に活性化するのが交感神経という神経系です。

交感神経は、身体の活動性を高める神経系ですが、活発になりすぎると心身に不調があらわれやすくなります。
血流の促進や血圧・脈拍・体温の上昇、発汗などの症状が代表的です。
いずれも女性の更年期障害に特有の症状です。

つまり、更年期の女性に不快な症状があらわれやすいのは、女性ホルモンの乱れによる自律神経の乱れが原因です。

月経や妊娠・出産も、女性ホルモンが大きく変化するタイミングです。
そのため、自律神経も一緒に乱れやすく、心身に不快な症状があらわれやすくなります。

男性にも更年期障害はあります。
しかし、月経・妊娠・閉経の機会がある女性は、男性よりホルモンの影響を受けやすく、自律神経失調症のリスクが高いです。

月経・妊娠・出産は一度きりで終わるものではありません。
そのため、女性の自律神経失調症は、再発リスクが高いのも特徴の一つです。

自律神経失調症の症状について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読み下さい。

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自律神経失調症の女性によくみられる症状

トイレ

女性の自律神経失調症の症状は、身体的症状と精神的症状の2種類に分けられます。

代表的な身体的症状

発汗・ほてり

突然体温が上昇し、多量な汗をかいたり、身体が火照ったりする症状です。
自律神経が乱れることにより、体温の調節がうまくいかないことが原因です。
女性の更年期障害に目立つ症状でもあります。

頭痛・耳鳴り・目の痛み

頭・耳・目の奥を重たく感じたり、詰まったりする感覚があります。
めまいや立ちくらみも多く、日常生活に支障をきたすこともあります。

吐き気・食欲不振

胃腸にとくに異常がないにも関わらず、胃もたれやむかつきが多くなります。
自律神経失調症では、消化器官のコントロールがうまくいかなくなることが原因です。

手足のしびれ・関節の痛み

手足のしびれは、自律神経失調症の代表的な症状です。
筋肉がこわばるような感覚や、全身の慢性的な痛みを感じることも多いです。

便秘・下痢

女性は便秘症状が目立ちます。
また、過敏性腸症候群の方も多くいらっしゃいます。

過敏性腸症候群は、ストレスや自律神経の異常によって排泄に慢性的な異常がある状態です。
慢性下痢型・慢性便秘型のほか、便秘・下痢を繰り返す不安定型などのタイプがあります。

息苦しさや動悸

呼吸しても酸素をうまく吸えないような感覚になります。
原因は、自律神経のバランスが崩れ呼吸が浅くなっていることです。

息を吸おうとして呼吸数が過剰になることもあります。
過換気症候群あるいは過呼吸と呼ばれる症状で、体内の二酸化炭素が極端に減少し、しびれやめまい症状などを引き起こすこともあります。

倦怠感・慢性的な疲労感

身体が疲れやすく、休んでも疲労が取れない状態です。
本来、夜間や睡眠中は副交感神経が優位になることで、身体が休息モードに切り替わります。

しかし、自律神経のバランスが乱れると、副交感神経がうまく働かなくなります。
身体が休まらず常に緊張状態になるため、倦怠感や疲労感を感じやすくなります。

睡眠障害

横になっても寝付けなかったり、夜中に何度も目が覚めたりします。
副交感神経への移行がうまくいかず、心身がリラックスできていないことが原因です。

睡眠不足は、自律神経失調症をさらに悪化させることもあります。

代表的な精神的症状

イライラ・感情の起伏が激しい

些細なことでイライラしたり、突然悲しくなったりするなど、情緒不安定さが目立ちます。
月経前や更年期の女性に多い症状です。

不安・焦燥

理由もないのに不安に駆られたり、なにかに急き立てられたりする状態です。
原因は自律神経が乱れ、交感神経が優位になるためです。

交感神経は心身を緊張させることで、集中力や活動性を生み出す神経系です。
交感神経が優位になりすぎると、つねに心身が緊張状態になるため、ストレスがかかって不安や焦燥におそわれやすくなります。

落ち込む・憂鬱・やる気が出ない

気分が晴れず、何事にも意欲を感じにくくなる症状です。
症状がうつ病によく似ており、実際にうつ病と自律神経失調症を併発することも多いです。

AGA

自律神経失調症の原因

自律神経失調症の原因は多岐にわたります。
ホルモンバランスの変化以外の原因について、主なものを紹介します。

ストレス

ストレスは交感神経を強く刺激することで、自律神経のバランスを崩すことがあります。
ストレスには、精神的なものも肉体的なものも含まれます。

不規則な生活

具体的には、偏った食事・運動不足・睡眠不足・生活リズムの乱れなどです。
特に、生活リズムの乱れや睡眠不足は、体内時計を狂わせるため、自律神経のバランスも崩れやすくなります。

環境の変化

進学・転職・引越しなどが該当します。
新しい環境下ではストレスを感じやすいため、自律神経が乱れやすくなります。

もともとの性格

生まれつきの性格によって、自律神経失調症になることもあります。
具体的には、負けず嫌い・几帳面・完ぺき主義・我慢強いといった性格の方は、自律神経失調症になりやすいです。

自律神経失調症の原因について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読み下さい。

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自律神経失調症の治療法

自律神経失調症の主な治療法を紹介します。

薬物療法

根本的な治療薬はないため、諸症状の軽減を目指す対症療法が中心となります。
特に、不安やうつ症状といった精神的な症状の改善に用いられます。

治療薬は、抗不安薬・抗うつ薬などの向精神薬が一般的です。
不眠症状がある場合は、睡眠薬が処方されることもあります。

精神症状が軽減されると、精神的ストレスも減るため、自律神経失調症そのものの改善にも役立ちます。

心理療法

自律神経失調症の原因を取り除くことを目的とした治療法です。
精神科医や臨床心理士によるカウンセリングが代表的です。

自分が置かれている状況や心理状態を話すことで、心の中を整理し、自律神経を乱す原因を特定していきます。
原因が特定できたら、次は適切に対処するための工夫や訓練をおこないます。
カウンセラーによる生活指導などが行われる場合もあります。

その他の治療法

その他に用いられる治療法について解説します。

認知行動療法

物事の受け止め方や感じ方のパターンを知り、認識の歪みを正していく方法です。
ネガティブな視点を一掃することで、ストレスを感じにくくなるため、自律神経が整いやすくなります。

アサーション

相手を尊重しつつ、自分の意見を伝える方法です。
特に、自分の意見をうまく伝えられない方に有効です。

マインドフルネス

マインドフルネスは瞑想の一種です。
呼吸や五感に神経を集中させることで、心身をリフレッシュさせる効果があります。

自律訓練法

自律訓練法は自己暗示の一種です。
決まった手順で暗示をかけることで心身がリフレッシュします。

森田療法

森田療法はありのままの自分を受け入れる方法です。
自律神経失調症の自分を受け入れることで、症状に対する不安やネガティブな思考を軽減できます。

バイオフィードバック法

自分の心拍数や脈拍の変化に気づくことで、緊張やストレスを自覚する方法です。
客観的に自分を俯瞰できるため、緊張や不安の緩和に役立ちます。

理学療法

身体を労り、身体的なストレスを軽減する方法です。
たとえばマッサージや指圧、鍼治療などがあります。

自己治癒能力の向上

食生活や生活リズムを見直すことで、自律神経を整える方法です。
漢方薬を用いることもあります。

自律神経失調症の薬について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読み下さい。

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薬の使い方

自律神経失調症に効果のあるセルフケア

自律神経失調症の改善に役立つセルフケア方法を紹介します。

記録をとる

心身の不調を感じたタイミングや状況を記録します。
記録を取ることで、自分がどのようなときにストレスや不調を感じやすいのかを把握できます。

ストレスの原因を特定できれば、対策も立てやすくなります。
特に、自律神経失調症は外から見えにくい病気であるため、自分で心身の不調を把握し、原因を特定することが大切です。

食事

バランスのよい食生活を意識しましょう。
ビタミンB6、トリプトファン、炭水化物を多く含む食べ物は、自律神経を整える効果があります。

また、腸は「第二の脳」と呼ばれ、自律神経と深いかかわりがある器官です。
腸内環境を改善する乳製品や発酵食品の摂取は、自律神経の改善にも役立ちます。

【自律神経を整える食べ物】

  • ビタミンB6…レバー・魚・納豆・バナナ
  • トリプトファン…ナッツ・大豆・乳製品・卵・バナナ
  • 炭水化物…米・穀類

生活リズム

生活リズムを一定化すると自律神経も整いやすくなります。
食事や就寝時間は時間を決めて、なるべくリズムを崩さないようにしましょう。

夜更かしや睡眠不足は、自律神経のバランスを崩しやすいです。
スムーズに眠れるよう、就寝前はリラックスして過ごしましょう。

運動・入浴などは、就寝の2~3時間前に済ませると、寝つきが良くなります。
寝るときに胃に食べ物が入っていると、消化器官に負担をかけて安眠を妨げます。
食事も、就寝の2~3時間前に終わらせましょう。

ストレス解消

ストレスを感じると交感神経が刺激されるため、自律神経が乱れやすくなります。
よって、ストレスを解消し、交感神経への刺激を防ぐことが大切です。

ストレス解消法はさまざまありますが、一番は心身を休ませることです。
疲れがとれないと感じている方は、身体をゆっくり休めましょう。
趣味や旅行などを楽しむのも、ストレス解消法としておすすめです。

自律神経失調症の女性によく見られる症状まとめ

今回は、自律神経失調症の女性の症状についてお伝えしてきました。

自律神経失調症の女性の症状についての要点を以下にまとめます。

  • 女性が自律神経失調症になりやすい理由は、月経・妊娠・閉経に伴い、ホルモンバランスの影響を受けやすいから
  • 自律神経失調症の女性に多い症状は、ほてり・発汗・めまいなどの「身体的症状」や、不安・イライラ・落ち込むなどの「精神的症状」

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
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