- 「ESTP(起業家)に向いている可能性が高い職業って何があるの?」
- 「ESTP(起業家)はどんな業界なら活躍できる可能性があるの?」
近年、世界中の若者を中心に16Personalitiesが話題となっています。
実際に16Personalitiesを受けてESTP(起業家)と表示され、どのような職業が合っているか気になった方も多いでしょう。
ESTP(起業家)タイプの人は、外向型でコミュニケーション能力や行動力、決断力に優れている人が多い傾向です。
また、エネルギーに溢れており、失敗を恐れずに変化を求めて行動できる面も持っています。
ストレスへの耐性も高いほか、人を魅了する力も持っている傾向があるタイプです。
このようなESTP(起業家)の方に向けて、以下の点を中心に詳しく解説します。
- ESTP(起業家)に向いている可能性が高い職業
- ESTP(起業家)に合っていると思われるめずらしい職業
- ESTP(起業家)が活躍できる可能性のある環境
ただし、16Personalities診断で「ピッタリの職業」や「避けるべき職業」を判断することはできません。
診断結果から見えてくる自身の「強み」や「弱み」を理解することで、キャリアパスを考える上でのひとつの「参考情報」として考えるようにしましょう。
ESTP(起業家)の方は、本記事をぜひ参考にしてみてください。
本記事は「16Personalities」について解説したものであり、「MBTI」について解説したものではありません。
MBTIについて詳しくお知りになりたい方は、日本MBTI協会のホームページをご参照ください。
「MBTI」と称して言っている方も多いですが、ほとんどが16Personalities診断によるものかと思います。
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ESTP(起業家)に向いている可能性がある仕事8選

次に、ESTP(起業家)に向いている可能性がある職業を8個ご紹介します。
- 営業
- マーケティング
- 起業家/経営者
- ジャーナリスト
- プロジェクトマネージャー
- 企画職
- アート・クリエイティブ
- 救急救命士や消防士
ひとつずつ見ていきましょう。
①営業
ESTP(起業家)に向いている可能性がある職業の1つ目は「営業」です。
営業の仕事は、顧客に対して製品やサービスを提案して、契約を取ってくることです。
ESTP(起業家)の、コミュニケーション能力や交渉力、説得力、行動力は新規顧客開拓といった場面で役立つでしょう。
また、ESTP(起業家)は逆境に強い傾向を活かして、営業目標に対するプレッシャーも楽しめる可能性があります。
②マーケティング
2つ目は「マーケティング」です。
マーケティングは、モノやサービスが売れるための戦略や仕組みを作るのが仕事です。
ESTP(起業家)の、優れた判断力や行動力は、データ分析や効果的な戦略の立案と実行を求められるマーケティングの仕事では強みとなるでしょう。
リーダシップにも優れているESTP(起業家)にとって、多くの人と関わるマーケティングの仕事は、向いている可能性があります。
③起業家/経営者
3つ目は「起業家/経営者」です。
起業家は、自分で事業を立ち上げて収益を上げること、そのための戦略立案と実行が求められる仕事です。
実践的な問題解決能力や、臨機応変な対応の取れるESTP(起業家)は、起業家として活躍できる可能性があります。
また、ESTP(起業家)の強いチャレンジ精神も、強みとして発揮できるでしょう。
④ジャーナリスト
4つ目は「ジャーナリスト」です。
ジャーナリストは、世の中に起こった事件や事故などを取材し、メディアを通して発信する仕事です。
本質をとらえる力や行動力、コミュニケーション能力が求められるジャーナリストの仕事では、ESTP(起業家)の探究心と社交性は強みになります。
また、ESTP(起業家)のチャレンジ精神を活かして、他の人が見つけられていない事柄をニュースとして送り出せる可能性もあるでしょう。
⑤プロダクトマネージャー
5つ目は「プロダクトマネージャー」です。
プロダクトマネージャーは、製品開発チームの管理などが主な仕事です。
ESTP(起業家)の、コミュニケーション能力や実行力、ストレスに対して強い部分は、プロダクトマネージャーの仕事で強みとして活かせるでしょう。
さらに、市場ニーズの探求などにおいて、好奇心旺盛で観察力が高い面も活かせる可能性があります。
⑥企画職
6つ目は「企画職」です。
企画職はイベントの計画やプロジェクトの始めから終わりまでの、フローを計画する仕事です。
ESTP(起業家)の行動力と臨機応変な対応力によって、イベントを成功まで導けるでしょう。
また、社交性やリーダーシップを発揮して、周囲の人を巻き込みながら運営や管理を行えます。
社交性や挑戦できる環境での仕事を希望する場合は、ぜひ企画職も検討しましょう。
⑦アート・クリエイティブ
7つ目は「アート・クリエイティブ」の仕事です。
ファッションデザイナーやフォトグラファーのような仕事で、ESTP(起業家)のコミュニケーション能力や成果主義の面を活かせます。
観察力や洞察力、分析力の高さからクライアントや世の中の人が求めているものを、反映した作品を生み出せるでしょう。
⑧救急救命士や消防士
8つ目は「救急救命士や消防士」です。
救急救命士や消防士は、現場の状況に応じた即座の判断と行動が求められます。
ESTP(起業家)の、危機管理能力や柔軟に対応できる力は、現場でも活かせるでしょう。
さらに、救急救命士や消防士は周囲の人と連携する力も重要となってくるため、リーダーシップやコミュニケーション能力を活かして働けます。
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ESTP(起業家)に向いている可能性があるめずらしい仕事3選

続いて、ESTP(起業家)に向いている可能性があるめずらしい仕事を3つご紹介します。
- eスポーツプレイヤー
- スタントマン
- 探偵
①eスポーツプレイヤー
ESTP(起業家)に向いている可能性があるめずらしい仕事の1つ目は「eスポーツプレイヤー」です。
eスポーツプレイヤーは、ゲームの大会に出場して賞金を得ている人や、大会に出場している人を指します。
臨機応変に対応できる力や、逆境に強い傾向のあるESTP(起業家)は、eスポーツプレイヤーとして活躍できる可能性があります。
また、観察能力に長けているため、ゲーム内の危機も察知して回避できるなど、強みを発揮して活動できるでしょう。
②スタントマン
2つ目は「スタントマン」です。
スタントマンは、映画や舞台などの作品で危険なアクションシーンを専門に行う仕事です。
演技力や体力はもちろん、実行力や決断力が求められるスタントマンの仕事は、ESTP(起業家)に向いている可能性があるでしょう。
ESTP(起業家)の、臨機応変に対応できる力も、スタントマンの仕事では強みとして活かせる可能性があります。
③探偵
3つ目は「探偵」です。
探偵は、他人からの依頼を受けて隠された事実を調べるために、情報収集や聞き込みなどをする仕事です。
様々な人から話を聞くため、ESTP(起業家)の優れたコミュニケーション能力は、探偵の仕事に活かせる可能性があります。
また、トラブルが発生した際に諦めずに対応するには、ESTP(起業家)の強い精神力や柔軟性も強みとなるでしょう。
ESTP(起業家)に合っていると思われる業界

ここでは、ESTP(起業家)に合っていると思われる業界を3つご紹介します。
- IT/テクノロジー業界
- 広告/マーケティング業界
- 金融業界
①IT/テクノロジー業界
ESTP(起業家)に合っていると思われる業界の1つ目は「IT/テクノロジー業界」です。
IT/テクノロジー業界は、他の業界とより変化のスピードが速く、常に新しい知識や技術に適応していく必要があります。
適応能力が高く、探究心も持っているESTP(起業家)は、IT/テクノロジー業界で活躍できる可能性があるでしょう。
また、チーム同士や他部署との連携も重要なIT/テクノロジー業界では、ESTP(起業家)のコミュニケーション能力を活かして働ける可能性があります。
②広告/マーケティング業界
2つ目は「広告/マーケティング業界」です。
広告/マーケティング業界は、どうしたら製品が売れるのかを考える力や、情報発信力が重要です。
ESTP(起業家)の、論理的思考力や観察力は、売れるための戦略作りに活かせる可能性があります。
クリエイティブな一面も持っているため、キャンペーンや商品開発などの業務で力を発揮できる場合もあります。
そのほか、チームとして動くことも多いため、ESTP(起業家)のリーダーシップや交渉力も強みとして活かせるでしょう。
③金融業界
3つ目は「金融業界」です。
金融業界は、市場競争が激しく、取り扱う金額も大きいために、プレッシャーのかかる仕事が多くあります。
金融に関連する仕事では、冷静な判断力と分析力はもちろん、プレッシャーをポジティブに捉えられる力も必要とされます。
ESTP(起業家)の、逆境に強い面や冷静に判断ができる面は、金融業界では強みとして発揮されるでしょう。
ESTP(起業家)が向いていない傾向にある避けた方が良い職業

次に、ESTP(起業家)が避けた方が良い職業を7つ解説します。
- 公務員
- 事務員
- コンサルタント
- カウンセラー
- 司書
- ライター
- 教師
①公務員
ESTP(起業家)が避けた方がいい職業の1つ目は「公務員」です。
公務員のように業務内容が安定しており、刺激が少ない仕事は、ESTP(起業家)に向いていない傾向があります。
ESTP(起業家)は、常に変化があり、新しい物事に出会える環境を好む傾向があるためです。
また、単調な作業が多いと飽きてしまうことも多いため、公務員のような刺激の少ない仕事は向いていない可能性があります。
②事務員
2つ目は「事務員」です。
事務員の仕事は、ルーティンワークが苦手で、常に動き回っていたいESTP(起業家)には、向いていない可能性があります。
ESTP(起業家)は、クリエイティブな判断が必要とされない仕事に対して、魅力を感じない場合があるでしょう。
長時間の集中や、細かいルールに縛られるのが苦手なESTP(起業家)にとって、事務員の仕事は避けた方がいい仕事の1つといえます。
③コンサルタント
3つ目は「コンサルタント」です。
コンサルタントは、クライアントの抱えている課題を把握し、解決のために支援する仕事です。
ESTP(起業家)の、コミュニケーション能力やクリエイティブな能力を活かせる可能性があります。
しかし、長時間のデスクワークもあるため、パソコンに向かって仕事をしている時間を苦痛に感じる場合があるでしょう。
常に行動していたいESTP(起業家)にとって、デスクワークの時間も長くなるコンサルタントの仕事は合わない可能性があります。
④カウンセラー
4つ目は「カウンセラー」です。
カウンセラーは人の感情に寄り添う仕事ですが、ESTP(起業家)は形のないものを取り扱う仕事は得意ではありません。
コミュニケーション能力や観察力の高さを活かした会話は得意ですが、それらによって得た気づきを伝える、相手の変化を待つのは苦手です。
カウンセラーのような人に気づきを促して、相手の変化を待つ仕事は、ESTP(起業家)には向いていません。
⑤司書
5つ目は「司書」です。
司書の仕事もデスクワークが中心となり、基本的にはルーティンワークです。
そのため、変化を求めるESTP(起業家)にとって、単調で退屈な仕事となる可能性があります。
司書の仕事は注意深さや忍耐力が求められるため、コツコツとした仕事やルールが苦手なESTP(起業家)には向いていません。
⑥ライター
6つ目は「ライター」です。
事務職などと同様に、ライターもデスクワークが基本となり、コミュニケーションをとる人も限られてきます。
また、ミスが無いように注意力が求められるため、ESTP(起業家)には辛いと感じる場合があります。
ESTP(起業家)の人は、細かな作業よりも人の上に立って、取りまとめる仕事が良いでしょう。
⑦教師
7つ目は「教師」です。
教師は人とのコミュニケーションが重要な仕事ですが、形のないものを取り扱う仕事かつ、目的意識に欠けるマルチタスクが多い仕事でもあります。
現実主義なESTP(起業家)にとっては、具体的な名前のないタスクは、目的意識に欠けるでしょう。
また、抽象的な概念や理論に対する興味が薄いため、公式や定理といったものを教えることを退屈に感じる可能性があります。
ESTP(起業家)が活躍できる可能性がある環境

最後に、ESTP(起業家)が活躍できる可能性がある環境を3つご紹介します。
- 自由度が高い職場
- チームワークを重視する環境
- 判断力や行動力を活かせる環境
①自由度が高い職場
ESTP(起業家)が活躍できる可能性がある環境の1つ目は「自由度が高い職場」です。
細かいルールや、規則を守るのが苦手なESTP(起業家)にとって、自由度の高い職場はのびのびと働ける可能性があります。
クリエイティブな能力を活かせる環境や、新しいことへチャレンジしやすい環境などが向いているでしょう。
転職する際は、個人の裁量が大きい場所や新しい業務に挑める環境があるか、確かめてみてください。
②チームワークを重視する環境
2つ目は「チームワークを重視する環境」です。
ESTP(起業家)は、個人で仕事をするよりも、複数の人と関わりながら仕事を進めるのが得意な傾向にあります。
そのため、チームワークを重視する環境では、コミュニケーション能力やリーダーシップを活かして働ける可能性があります。
ESTP(起業家)タイプの人は、リモートワークや個別での作業が多い職場ではなく、チームでまとまって仕事を作り上げていくような職場を探してみましょう。
③判断力や行動力を活かせる環境
3つ目は「判断力や行動力を活かせる環境」です。
判断力や行動力のあるESTP(起業家)は、新しい物事やトラブルに対して、自身の裁量で対応できる環境で活躍できる可能性があります。
また、ESTP(起業家)は、バイタリティーに溢れている性格の人が多いため、行動力や判断力が評価される環境がやる気につながるでしょう。
転職の際には、ベンチャー企業など判断力や行動力が求められる、評価される職場を検討してみてください。
ESTPの職業についてのまとめ
ここまでESTP(起業家)の職業についてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。
- ESTP(起業家)は、営業やマーケティング、起業家などの職業に向いている可能性が高い
- ESTP(起業家)は、eスポーツプレイヤーやスタントマン、探偵などの、めずらしい仕事が合っていると思われる
- ESTP(起業家)が力を発揮しやすいのは、自由度の高い職場やチームワークを重視する環境、行動力や判断力が活かせる職場
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






