あらすじ
「やすらぎの郷」に入居して2年が経った脚本家・菊村栄(石坂浩二)は、新入居者の水沼六郎(橋爪功)との出会いをきっかけに、新たなシナリオを書き始める。
そのタイトルは「道」。
山梨県の山間の村を舞台に、昭和初期から令和の現代まで約80年間にわたって激動の時代を生き抜いた無名の夫婦・公平(風間俊介/橋爪功)としの(清野菜名/風吹ジュン)の物語。
戦争、貧困、高度成長期、バブル崩壊と、時代に翻弄されながらも懸命に生きる庶民の姿を通じて、夫婦愛と家族の絆を描いていく。
一方、「やすらぎの郷」でも入居者たちの人生の終章が静かに進行していく。