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あらすじ
介護ヘルパーとして働いていた山岸サワ(安藤サクラ)は、ある日、派遣先の家庭で大事件に巻き込まれ、すべてを失ってしまう。
住む場所も仕事も失った彼女は、生活のため、訳ありの老人たちを見つけてはその生活に入り込む、"押しかけヘルパー"として生きていく。
津川雅彦、柄本明、坂田利夫、草笛光子ら個性豊かな老人たちとの交流の中で、サワは人生の意味を見つけていく。
特徴・見どころ
安藤桃子監督が自身の8年にわたる介護経験から着想を得て書き下ろした小説の映画化。
実妹・安藤サクラが主演を務める姉妹タッグによる、3時間を超える力作。
健達ねっとの認知症の方の在宅介護についてのコラムで解説されている訪問介護の現実を、リアルな人間ドラマとして描いています。
津川雅彦をはじめとする豪華ベテラン俳優陣の演技が光り、人と人との距離感0.5ミリというタイトルが示す通り、静電気が起こるほど近い人間関係の大切さを描きます。
介護の現場で起こる様々な問題を通じて、現代社会が抱える高齢者問題を考えさせる秀作です。