あらすじ
新人から施設長まで、現職の介護職員約30名へのオンラインインタビューと500名以上へのアンケート調査を実施。
役職ごとの悩みややりがい、感動エピソードを深掘りした全4本のショートムービー。
新人介護職が経験する初めての看取り、願いを叶えるリーダーの奮闘、人間の機能を知る主任編、そして施設長編が描かれる。
映画「ケアニン」シリーズと全国老施協がコラボし製作したスピンオフ作品として、介護現場のリアルな姿を伝える。
特徴・見どころ
介護の仕事の「本当の姿」を、あなたは知っていますか?
本作『ケアニンShort Films season2』は、大ヒット映画「ケアニン」シリーズと、全国老人福祉施設協議会がタッグを組んで製作した、珠玉のショートフィルム集の第2弾です。
ドラマや映画で描かれる「大変さ」や「感動」だけではない、現場で働く人々の息遣いまでもが聞こえてくるようなリアリティ。
それは、本作が徹底的なリサーチに基づいて作られているからに他なりません。
現役職員の「本音」が生んだ、嘘のないドラマ
この作品の脚本は、決して想像だけで書かれたものではありません。
製作にあたり、約30名の現職介護職員への綿密なインタビューと、500名以上へのアンケート調査が実施されました。
そこで集められたのは、現場で働く人々の喜び、葛藤、そして誇りです。
だからこそ、描かれるエピソードの一つひとつが、現役の介護職の方には「共感」を、介護を知らない方には「驚き」を与えてくれます。
介護福祉士の仕事が、単なるお世話ではなく、高度な専門性と深い人間愛に裏打ちされたプロフェッショナルな仕事であることが、ひしひしと伝わってきます。
新人から施設長まで。4つの視点で描く成長の物語
本作の最大の特徴は、介護職のキャリアを4つの段階(新人、リーダー、主任、施設長)に分け、それぞれの立場ならではの悩みややりがいを描いている点です。
全4本、各話3分前後という短い時間の中に、濃密なドラマが凝縮されています。
- 【新人編】
初めて介護における看取りに直面した若手職員。
「死」という重い現実に戸惑い、涙しながらも、先輩に支えられて命と向き合う覚悟を決めていく姿を描きます。 - 【リーダー編】
ご利用者の「やりたい」という願いを叶えるために奔走するリーダー。
チームを巻き込み、創意工夫で不可能を可能にしていく、クリエイティブな仕事の醍醐味が詰まっています。 - 【主任編】
現場のまとめ役として、より高い専門性を追求する主任。
後輩の育成やケアの質の向上に悩みながらも、プロとしてあるべき姿を背中で示します。 - 【施設長編】
経営という数字の責任と、現場の想いの狭間で奮闘する施設長。
理想の施設を作るために、孤独やプレッシャーと戦いながら決断を下す、リーダーの矜持が描かれます。
キャリアの先にある「希望」を描く
介護の仕事は、決してルーティンワークの繰り返しではありません。
経験を重ねるごとに見える景色が変わり、求められるスキルも、やりがいの質も変わっていきます。
本作は、介護職員のキャリアアップの道筋を具体的なストーリーとして見せることで、この仕事の奥深さと、長く働き続けることの意義を教えてくれます。
これから介護を目指す人、今現場で頑張っている人、そして介護職にエールを送りたいすべての人に届いてほしい、心温まる感動作です。









