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「ケアニンShort Films season3」折り鶴に込められた思い出と絆

  • 公開/放送日:2023年12月1日

あらすじ

特別養護老人ホームで働く介護福祉士・平石未来は、ある日、折り鶴を折るおばあちゃんと出会う。
その折り鶴には、深い思い出と願いが込められていた。

未来は、おばあちゃんの人生に寄り添いながら、介護の仕事の意味を改めて見つめ直していく。

全国老施協主催の「介護作文・フォトコンテスト」の受賞作文のエピソードを複数盛り込み、シリーズ初となる約20分の1本の短編映画として制作された感動作。

特徴・見どころ

介護の現場にある「真実の物語」を届け続けてきた、「ケアニンShort Films」シリーズ。

その待望の第3弾となる本作『ケアニンShort Films season3 ~折り鶴の思い出~』は、これまでの数分間のショートクリップとは一線を画す、シリーズ初の約20分にわたる本格的な短編映画として制作されました。
映画「ケアニン」シリーズと全国老人福祉施設協議会のコラボレーションだからこそ実現した、フィクションを超えたリアリティと感動。
たった20分とは思えないほど濃密で、涙なしには見られない珠玉のヒューマンドラマがここに誕生しました。

「特別養護老人ホーム」を舞台に描く、命の尊厳

物語の主人公は、新人介護福祉士の平石未来です。

演じるのは、season1・2にも出演し、その瑞々しい演技が話題となった注目の若手女優、池田朱那さん。
本作では、彼女が特別養護老人ホーム(特養)という、高齢者の「生活の場」であり「終の棲家」ともなり得る場所で、一人の利用者と真摯に向き合う姿を描きます。

特養は、身体的、精神的に重度のケアが必要な方が多く暮らす場所です。
しかし、本作が映し出すのは、介護の大変さだけではありません。
そこに暮らす一人ひとりには、長い人生の歴史があり、家族との思い出があり、そして最期まで守られるべき「尊厳」があること。

主人公の視点を通して、私たちはその当たり前で、かけがえのない事実に改めて気づかされます。

実話が紡ぐ「折り鶴」の奇跡と、看取りの現場

本作の脚本には、全国老施協が実施する「介護作文・フォトコンテスト」の受賞作品から厳選された、複数の実話エピソードが盛り込まれています。

タイトルにある「折り鶴」は、単なる折り紙ではありません。
それは、言葉少なくなった利用者が、心の奥底に秘めていた大切な記憶や、家族への想いを繋ぐ重要な鍵となります。

また、本作では看取り介護という、極めて繊細で重要なテーマにも深く踏み込んでいます。
人生の最期をどこで、誰と、どのように迎えたいか。
その想いに寄り添うために、介護職ができることは何なのか。

  • 言葉にならない想いを汲み取る「観察力」
  • 最期の瞬間までその人らしくあれるよう支える「専門性」
  • 悲しみの中にいる家族を支える「包容力」

こうした介護福祉士の仕事の深淵さが、実話ならではの説得力を持って描かれています。

一羽の折り鶴が起こした小さな奇跡。
それは、介護という仕事が、単なる身体介助を超えて、人の心と人生に深く触れる「魂の仕事」であることを教えてくれます。
観終わった後、温かい涙とともに、大切な誰かを想いたくなる。
介護に関わるすべての人、そしてこれから人生の最期について考えるすべての人に贈る、愛と希望の物語です。

作品詳細

監督 進藤丈広
脚本家 山国秀幸
主要キャスト
上映時間 19分
放送局/制作 全国老人福祉施設協議会|ワンダーラボラトリー
日本
公式サイト 公式サイトを見る

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
  • その他介護事業所運営
  • 食事管理
  • 栄養提供
  • 福祉用具販売

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