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健達ねっと>健康お役立ち記事>健康診断>健康診断は生理でも受けられる?受ける際の注意点と適した時期を解説

健康診断は生理でも受けられる?受ける際の注意点と適した時期を解説

会社や自治体の健康診断を受けるが、生理の予定日と重なっているという経験や悩みはありませんか?
生理の期間中は身体の調子が通常時と異なるため、健康診断を受けられるか不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。

今回は、「健康診断のときの生理について知りたい方」「健康診断の際に妊娠している可能性がある方」に向け、以下のことを中心に解説していきます。

  • 健康診断と生理について
  • 受ける際の注意点
  • 健康診断に適した時期
  • 健康診断の際に妊娠が疑われる場合

生理中に無理して健康診断を受けなくてもよい理由も詳しく解説しているため、最後までご覧ください。

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健康診断とは

健康診断とは、生活習慣病をはじめ、様々な病気の早期発見・早期治療はもちろん、病気そのものを予防することを目的とした検査です。

法律により実施が義務付けられた「法定健診」と一個人が任意で受けられる「任意健診」の2つに分けられます。

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健康診断は生理でも受けられる?

生理期間中でも健康診断は受けられます。
しかし健康診断の中で受けられない検査もあります。

健康診断は以下の項目について、医師による診断が必要です。

項目
⒈既往歴及び業務歴の調査
⒉自覚症状及び他覚症状の有無の検査
⒊身長、体重、胸囲、視力及び聴力の検査
⒋胸部エックス線検査及び喀痰検査
⒌血圧の測定
⒍貧血検査(血色素量及び赤血球数)
⒎肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
⒏血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセリド)
⒐血糖検査
⒑尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
⒒心電図検査

生理は、2種類の女性ホルモンが大きな影響を及ぼします。
生理が終わってから排卵までは、エストロゲンが発生し、排卵後から生理まではプロゲステロンが発生します。
これら生理の際に発生した女性ホルモンの変化が原因で、乳がん検診などに影響が出ることが多いです。

生理は、妊娠しなかった場合に子宮内膜が血液とともに体外に排出されます。
これらは便検査や尿検査に影響を与えることが多いです。
詳細については、後の見出しで詳しく解説していきます。

生理でも受けられる健康診断は受けられる

先ほどの説明通り、生理期間中でも検査は受けられます。
しかし、経血が影響して正確な検査結果を得られず、再検査となることもあります。

生理のときに受けられない検査

生理期間中は尿検査・便検査、子宮がん健診、乳がん検査を受けることができません。
理由については、以下で詳しく解説していきます。

尿検査・便検査

尿検査は、生理のときに受けられない検査の1つです。
厳密にいうと、検査を受けることができないということではありませんが、再検査が必要となるケースが多いです。
尿検査は、腎臓や尿管、膀胱、尿道に異常がないか調べることが目的で、尿中の蛋白、糖、潜血などを調べます。

一般的に尿検査は試験紙に尿を浸して検査を行いますが、このときに少しでも血液が混じってしまうと、潜血反応が出てしまいます。
生理による血液混入でも尿潜血が陽性となってしまい、その場合再検査となります。

便検査も、尿検査と同様で生理期間中は、出血により便潜血反応が出てしまうことが多いです。

しかし学校や飲食系の企業などで行われる腸内細菌を調べるための便検査は、生理関係なくいつでも受けることが可能です。

子宮がん検診

子宮がん検診は、子宮頸がん検診と子宮体がん検診の2つの検診を含んでいます。
子宮頸がん検診は、子宮頸部を直接確認し、表面の細胞を取ります。

生理期間中の女性ホルモンが結果に影響したり、生理による出血で細胞を採取できず、正しい結果が得られないことがあります。

そのため、生理の出血がおさまった後に検診を受けることがおすすめです。

細胞を洗い流すことになるため、検診前日の膣内洗浄も避ける必要があります。

乳がん検診

自治体や会社の健康診断での乳がん検診は、マンモグラフィか超音波検査による検査どちらか一方に限られていることが多いです。

生理期間中や生理前は、乳房が張ることが多く、マンモグラフィや超音波検査を受ける際に、痛みを感じやすくなったり、判定画像が見にくくなってしまうことが少なくありません。

生理後に検診を受けることをおすすめしますが、症状がある場合は早めに受けたほうがよいです。
排卵後から乳房の張りが起きるため、生理後から排卵日までに検診を受けることをおすすめします。

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生理中に健康診断を受ける場合の注意点

生理中に健康診断を受ける際は、早めに医療機関に問い合わせることや、当日に生理と重なっている旨を伝えることが重要です。
もちろん、生理に関係なく、健康診断前後の服薬や喫煙、飲酒なども注意しなければいけません。

早めに医療機関に問い合わせる

健康診断の日と生理が重なりそうな場合は、できるだけ早く健康診断を受ける医療機関に問い合わせましょう。
早めに伝えておくことで、健康診断の日程を変更できる可能性が高くなります。

また生理期間中に痛み止めの薬を服用している方も注意が必要です。
健康診断当日の朝までであれば、服用を認めている医療機関もあります。
しかし血液に作用する効果がある薬など成分によっては数日前から服用を控える必要があるものもあるため、薬の服用についても問い合わせて確認するようにしましょう。

受診当日に生理中と伝える

万が一健康診断当日に生理が来てしまった場合や、連絡を忘れてしまった際には、生理中である旨を伝えて医療機関からの指示を受けましょう。

会社や自治体の健康診断であらかじめ日程が決まっている場合は、一般的に生理中でも影響の出ない検査だけを受けて、尿検査や便検査など影響が出る検査のみ後日提出となることが多いです。

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生理周期から見る健康診断に適した時期

生理周期は大きく生理期・卵胞期・排卵期・黄体期に分けられます。
生理期は、生理が始まって5日程度、卵胞期は生理が終わって約1週間程度です。

排卵期は排卵日のことで、一過性の腹痛が生じることがあります。
黄体期は、排卵日から約2週間程度で卵胞が黄体に変化するまでの期間です。

経血の影響を受ける生理期と、排卵後に黄体ホルモンが増えむくみや乳房の張りなど不調が起こりやすくなる黄体期を避けた「卵胞期の後半」が、生理の影響が少なく、健康診断に適した時期といえます。

つまり生理が終わった約5日後〜7日後が健康診断に適した時期といえます。

ストレスや個人によって周期は異なってしまうため、あくまで目安です。
基礎体温や体調を記録すると、自分の生理周期を把握しやすくなります。

健達ねっとECサイト

健康診断のとき生理がきておらず妊娠が疑われる場合

妊娠の可能性がある場合でも健康診断自体は受けられます。
しかし放射線を使用するレントゲン検査・マンモグラフィー検査・骨密度検査などは受けられません。
放射線を浴びて、放射性物質が子宮内に移行してしまえば、胎児に影響を与えてしまいます。

流産や、奇形児出産のリスクが高くなるため、妊娠の疑いがある場合は、必ず医師に伝えるようにしましょう。

薬の使い方

生理中に健康診断を無理に受ける必要はない

「労働安全衛生法」という法律により、事業所は、常時雇用する労働者に対して一年以内に一回、定期的に健康診断を行わなければいけません。
そのため、会社に勤めている方は、生理で健康診断を受けられないからといって健康診断の受診自体をやめることはできません。

だからといって生理期間中に無理して検査を受けてしまうと、再検査になってしまいます。
二度手間になってしまうことから、生理期間と重なった場合は日程の変更などを検討しましょう。
自治体の健康診断や個人で健康診断で受ける場合は、生理と重ならない日に予約を入れるようにしましょう。

健康診断と生理のまとめ

今回は、生理期間中でも健康診断は受けられるのかどうかについて解説しました。
重要なポイントは以下の通りです。

  • 生理中に尿検査・便検査、子宮がん検診、乳がん検診は受けられない
  • 生理と健康診断日が重なりそうな場合、早めに問い合わせる
  • 健康診断を受けるに適した時期は生理が終わって約1週間後
  • 妊娠の疑いがある場合も、医療機関に相談する
  • 生理期間中は無理して健康診断を受ける必要はない

今回解説したことが少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
  • その他介護事業所運営
  • 食事管理
  • 栄養提供
  • 福祉用具販売
  • 障がい者雇用

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