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トップページ>健康お役立ち記事>体の不調>アフタ性口内炎とはどんな口内炎?主な原因や治し方などを紹介

アフタ性口内炎とはどんな口内炎?主な原因や治し方などを紹介

口内炎は身近なお口トラブルの1つですが、実はさまざまな種類があります。
中でも発生率が高いのは、アフタ性口内炎です。

アフタ性口内炎とは、いったいどのような口内炎なのでしょうか。
アフタ性口内炎の原因や治療方法にはどんなものがあるのでしょうか?

本記事ではアフタ性口内炎について以下の点を中心にご紹介します。

  • アフタ性口内炎の特徴
  • アフタ性口内炎の原因
  • アフタ性口内炎の治し方

アフタ性口内炎について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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口内炎とは

口内炎とは、口内の粘膜に起きる炎症の総称です。
口内炎の中でも最も数が多いとされるのはアフタ性口内炎です。

アフタ性口内炎以外には、カタル性口内炎・ウイルス性口内炎などがあります。
発症や原因・症状は、口内炎の種類によって違います。

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アフタ性口内炎とは

アフタ性口内炎は口内炎の一種です。
口内炎の中でも特に数が多いタイプでもあります。

まずはアフタ性口内炎の特徴をご紹介します。

アフタ性口内炎の見た目

アフタ性口内炎では、口の中に白っぽい潰瘍ができます。
一口に白色といっても、灰色がかったものから黄色味が強いものまでさまざまです。

多くの場合、形は円形または楕円形です。
大きさは3mmから5mm程度ですが、個人差があります。

潰瘍と潰瘍以外の場所の境界線は明瞭であることがほとんどです。
真ん中がすこし凹んでいるのもアフタ性口内炎の特徴です。

アフタ性口内炎の症状

アフタ性口内炎では、潰瘍以外に次のような症状が出やすくなります。

  • 痛み
  • 食べ物・飲み物が沁みる
  • 口臭

代表的な症状は、痛み・しみるといったものです。
症状が悪化すると、稀に口臭が発生することもあります。

口臭の原因は、口内炎によって口内に雑菌が繁殖することです。
アフタ性口内炎は、免疫力が低下したときに起こりやすくなります。
つまりアフタ性口内炎がある方は、口内のバリア機能が低下していることが多いのです。

口内のバリア機能の低下は、雑菌の増殖を招きやすくなります。
雑菌が歯垢や毒素などを排出すると、悪臭が発生しやすくなります。

アフタ性口内炎ができる箇所

アフタ性口内炎が発生しやすいのは、口内の柔らかい部位です。
たとえば次のような場所が代表的です。

  • 歯茎
  • 唇の内・外側

発生しやすい場所は個人差があります。

アフタ性口内炎の主な原因

アフタ性口内炎の原因ははっきり解明されていません。
ただし、免疫力の低下が関連しているという説が有力です。

免疫力が低下する原因としては、次のようなものがあります。

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 偏った栄養
  • 疲労

免疫力が下がると、口内の粘膜のバリア機能が低下します。
バリア機能の低下により、普段なら問題が起こりにくいような小さな傷にも雑菌が感染しやすくなります。
結果として、口内炎のような口内トラブルに発展するというわけです。

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アフタ性口内炎の治し方

アフタ性口内炎の治療法は薬物療法が一般的です。
具体的には、炎症を鎮める効果のあるステロイド剤などを用います。

代表的なのは塗り薬です。
のどの奥など、塗布しにくい場所にある口内炎には内服薬・スプレー薬などが便利です。
食べ物などが触れやすい場所にある口内炎には、保護のために貼り薬を用いることもあります。

鎮痛剤・ビタミン剤が併用されることも多いです。
鎮痛剤は、口内炎による痛みの緩和に用いられます。

ビタミン剤は、特にビタミンB群が配合されたものの利用がよく見られます。
ビタミンB群には粘膜を健やかに保つ作用があるためです。

ちなみにアフタ性口内炎は、基本的に放っておいても自然に治ります。
治癒期間は個人差がありますが、3日~2週間程度です。

アフタ性口内炎は痛みが出やすいため、自然に治るまで待つのは辛いことも多いです。
痛みを軽減したい方は、適切に治療して回復を早めましょう。

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アフタ性口内炎を防ぐには

アフタ性口内炎は生活習慣の見直しなどで予防できることも多いです。
アフタ性口内炎の予防方法をご紹介します。

ストレスを溜めない

アフタ性口内炎の予防には、ストレスを溜めないことが大切です。
ストレスは免疫力を低下させる原因になり得ます

免疫力の低下を防ぐためにも、ストレスを溜めないように気をつけましょう。
ストレスの原因がわかっている場合は、できる限り距離を取ることが大切です。

ストレスの原因を回避できない場合は、溜まったストレスの発散に努めましょう。
代表的なのは休養です。

身体を休めることはストレスの発散だけでなく、免疫力を向上させる効果もあります。
趣味など、ご自分が楽しいと思えることに打ち込むのもいいストレス発散になります。

ところで、なぜストレスが免疫力を下げるのでしょうか。
答えは、自律神経のバランスを崩すためです。

自律神経とは、免疫機能や心拍・血圧・体温などを調節する器官です。
自律神経のバランスが崩れると、免疫機能の調節がうまくいかなくなります。

すると口内のバリア機能が低下するため雑菌が繁殖しやすくなります。
結果として、口内炎が起こりやすくなるというわけです。

バランスよく食事を摂る

アフタ性口内炎を防ぐには、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
十分な栄養の摂取は、免疫力の向上につながります。

特に意識して摂取したいのはビタミンA・C・EとビタミンB群です。
ビタミンA・C・Eには強い抗酸化作用があるため、免役力アップに役立ちます。

ビタミンB群には粘膜の健康を保つ作用があります。
ビタミン類は食品からの摂取が理想的です。
食品からの十分な摂取が難しい場合は、サプリメントなどを利用するのも1つの方法です。

口腔ケアを行う

口内炎予防には、口内を衛生的に保つことも大切です。
具体的には、口内での雑菌の繁殖を防ぎましょう。

雑菌が繁殖しやすいのは、口内が不衛生な状態のときです。
たとえば歯の隙間に食べカスなどが残っていると、雑菌が繁殖しやすくなります。
口内を衛生的に保つためにも、丁寧な歯磨きを心がけてください。

ドライマウス(口内の乾燥)も雑菌の繁殖を招きます。
口内の乾燥を防ぐには、こまめな水分補給などが有効です。

鼻がつまって口呼吸になりやすい方は、鼻づまりの原因を解消しましょう。
たとえば風邪・花粉症などを治療してください。

ガム・飴などを口に含んでおくのもおすすめです。
一時的にですが、唾液が分泌されやすくなるためです。

唾液が出にくい方は、口周りのツボを押して唾液の分泌を促すのもいい方法です。

薬の使い方

アフタ性口内炎はキスでうつる?

口内炎は、種類によっては人にうつることがあります。
ただし、アフタ性口内炎が人にうつることはほとんどありません

人にうつる可能性があるのは、伝染性のウイルス・細菌が原因で起こる口内炎です。
具体的には次のような種類があります。

  • ヘルペス性口内炎
  • ヘルパンギーナ
  • 手足口病

口内炎の主な感染経路は、キス・回し飲みなど唾液を介する行為です。
具体的には、原因ウイルスを含んだ唾液を交換することで口内炎がうつります。

一方、アフタ性口内炎の主な原因は免疫力の低下です。
免疫力の低下は、キスなどをしても人にはうつりません。

そのためアフタ性口内炎が他人にうつる確率はとても低いとされています。
ただし、念のために口内炎の症状が出ている間は他人とのむやみな接触は避けることが望ましいです。

口内炎の主な種類

アフタ性口内炎以外の主な口内炎の種類をご紹介します。
ぜひチェックしてみてください。

カタル性口内炎

カタル性口内炎は、物理的な刺激によって起こる口内炎です。
口内の粘膜が傷つく・こすれるなどして起こります。

具体的な原因には次のものがあります。

  • サイズの合わない入れ歯
  • 矯正器具に金具
  • 親知らずが舌を傷つける
  • 口内を噛む
  • 火傷

カタル性口内炎の主な症状は、口内の白い潰瘍です。
傷ついた部分の粘膜が赤っぽく腫れることもあります。
個人差はありますが、痛みを伴うことが多いです。

ヘルペス性口内炎

ヘルペス性口内炎は、ウイルス性口内炎の一種です。
原因は単純ヘルペスウイルスへの感染です。

単純ヘルペスウイルスは、一度感染すると体内に潜伏し続けるのが特徴です。
普段は身体の中で眠っていますが、免疫力が低下すると再活性化して口内炎を引き起こします。

ヘルペス性口内炎の主な症状は、口内に無数の小さな水ぶくれができることです。
発熱や強い痛みが出ることも多いです。

ヘルペス性口内炎は、キス・回し飲み・食器の共有などで他人に伝染します。

カンジダ性口内炎

カンジダ性口内炎は、カンジダ菌によって引き起こされる口内炎です。
カンジダ菌による口内トラブルは、カンジダ症・カンジダ口腔症などとも呼ばれています。

カンジダ菌はもともと人間の体内に住んでいる菌の1つです。
カンジダ菌は、普段はさほど身体に悪影響は与えません。
しかし免疫力が低下すると活性化して、口内炎などの症状を引き起こします。

カンジダ性口内炎の主な種類は次の通りです。

主な症状と合わせてご覧ください。

偽膜性カンジダ性口内炎舌などの粘膜に白い苔状のものが発生する
萎縮性カンジダ症粘膜が赤く腫れる・強い痛み
カンジダ性口角炎口角の裂傷

手足口病

手足口病は夏風邪の一種です。
発症原因は、コクサッキーウイルスA6・エンテロウイルス71への感染です。

手足口病では、口や手足にできる水くぶれ状の発疹があらわれます。
発熱・のどの痛みといった風邪症状を伴うことが一般的です。

手足口病は主に乳幼児に目立ちますが、大人でも発症することはあります。
手足口病は、キスなどの唾液を介する行為で人に伝染します。

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アフタ性口内炎が再発する場合は要注意

何度も繰り返すアフタ性口内炎は、再発性アフタ性口内炎と呼ばれます。
アフタ性口内炎は主に免疫力の低下によって起こります。
そのため、再発を繰り返すことは決して珍しいことではありません。

しかし、再発性アフタ性口内炎の裏には別の病気が隠れていることもあります。
代表的なのはベーチェット病です。

ベーチェット病は原因不明の難病の1つです。
主な症状は、口内をはじめ全身の粘膜の炎症です。

アフタ性口内炎の再発が頻繁な方は、ベーチェット病を疑って一度検査を受けましょう。
予防・ケアをしても口内炎が起こる方も、念のため病院で受診するのがおすすめです。

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日本人はアフタ性口内炎になりやすい?

アフタ性口内炎に悩む方は決して少なくありません。
厚生労働省の調査では、仕事などでストレスを感じる方は約54%(令和2年)という結果が出ました。
ストレスは口内炎の代表的な原因の1つです。

口内炎を引き起こす要因として栄養不足も挙げられます。
特に口内炎と関連が深いのは、ビタミンB不足です。

厚生労働省の調査によると、現代人の多くはビタミンBの推奨摂取量を満たしていません。
ビタミンBには粘膜を保護する作用があるため、不足すると口内炎が起こりやすくなります。

口内炎を予防・治すには、ストレスの発散や十分な栄養摂取を心がけることが大切です。
出典:厚生労働省【職場におけるメンタルヘルス対策の状況
出典:厚生労働省【第1部栄養素等摂取状況調査の結果
出典:厚生労働省【5. 2. 2.ビタミン B2

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アフタ性口内炎まとめ

ここまでアフタ性口内炎についてお伝えしてきました。
アフタ性口内炎の要点を以下にまとめます。

  • アフタ性口内炎の特徴は、痛みのある白い潰瘍
  • アフタ性口内炎の原因は、ストレス・睡眠不足・栄養不足などによる免疫力の低下
  • アフタ性口内炎の治し方は、薬物療法のほか、ビタミン摂取など

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
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