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トップページ>健康お役立ち記事>自律神経>自律神経を整えるにはアロマが効果的!!おすすめのアロマオイルも紹介!

自律神経を整えるにはアロマが効果的!!おすすめのアロマオイルも紹介!

アロマというと、いい香りで癒されるイメージがあるのではないでしょうか。
なぜ、自律神経を整えるのにアロマが効果的なのでしょう?
本記事では、自律神経とアロマの関係について以下の点を中心にご紹介します。

  • アロマが自律神経を整えるメカニズム
  • アロマオイルの活用方法
  • 自律神経を整えるアロマオイルの選び方

アロマの香りで自律神経を整えるために、ぜひ最後までお読みください。

自律神経について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読み下さい。

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自律神経とは

疑問自律神経は人間が生きていくために必要な生命の機能をコントロールしています。
自律神経は、交感神経と副交感神経の二つから成り立っています。

交感神経は主に昼間活発になる神経です。
交感神経が活発になると、血管が収縮し、血圧が上がり、瞳孔が拡大します。
心と体が興奮している状態となるのです。

副交感神経は主に睡眠時、休んでいるときに活発になる神経です。
副交感神経が活発になると、血管が拡張し、血圧が下がり、瞳孔が縮小します。
心と体がリラックスしている状態となるのです。

自律神経は呼吸、心拍、血液循環、消化吸収などを24時間コントロールしています。
自分の意志とは関係なく働き続けているのです。

しかし、自律神経のバランスが乱れてしまうと心と体に様々な症状が出てくるのです。
自律神経が乱れると、不安や緊張が強くなり、全身のだるさ、不眠などの症状があらわれます。
また、胃痛や胸やけ、便秘や下痢、頭痛、肩こり、めまいなどの身体症状もあらわれます。

原因は、過度のストレスや寝不足、不規則な生活、偏った食生活など多くの要因が考えられます。
交感神経が活発になる状態が続いていることが、原因の一つともいわれています。

そこで、副交感神経に働きかけ、自律神経を整える必要があります。

自律神経失調症について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読み下さい。

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アロマとは

アロマとは、正式にはアロマテラピーといいます。
アロマ(芳香)とテラピー(療法)を合わせた造語です。

アロマテラピーとは、植物や果実から採取した精油(エッセンシャルオイル)を使った自然療法です。
アロマテラピーで使用するエッセンシャルオイルは、アロマオイルとも呼ばれています。

アロマは心と体の全身に作用する療法といわれています。
この考えから、体の不調と心の疲れ、ストレスを一緒に癒すことができるのです。

最近では、アロマの研究が進み、医療や介護現場でも取り入れられています。
アロマの自律神経を整える効果も、様々な研究で認められています。

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自律神経を整えるにはアロマが効果的

なぜ、アロマには自律神経を整える効果があるのでしょうか?
そのメカニズムからみていきましょう。

アロマと聞いてまず思い浮かぶのは、「香り」ではないでしょうか?
実は、香りと脳には深い関係があるのです。

まず、アロマの香りを嗅ぐと、香りの成分は鼻の奥にある嗅上皮に付着します。
嗅上皮に付着した香り成分は、嗅細胞で電気信号へと変換されます。
そして、嗅神経を通って大脳辺縁系へと伝わっていくのです。
大脳辺縁系は食欲・記憶・感情など本能に深く関わる部位です。

また、大脳辺縁系へ伝わった香りの電気信号は視床下部へと伝わります。
視床下部は自律神経やホルモン分泌、免疫の働きを調整している場所です。

人間の五感の中で大脳辺縁系へ直接に働きかけるのは嗅覚だけなのです。
香りを嗅いで、誰かを思い出したり、昔の感情を思い出すのも大脳辺縁系の反応です。

視覚や聴覚の場合、まず大脳新皮質へ伝わります。
大脳新皮質は、思考や言語を司る場所です。
そのため、理性が先に働き、その後大脳辺縁系へと伝わります。

嗅覚の場合、いい香りという感情が働き、次に何の香りかを認識します。
頭で考えるよりも先に心や体へ働きかけ、良い状態に整えてくれるのです。

また、アロマの香りは、呼吸、皮膚からも取り込まれ心や体に作用します。
呼吸から肺へ取り込まれた香りの成分は、血流にのって全身をめぐります。

マッサージなどで皮膚へ塗っても、皮膚から成分が吸収され全身へと運ばれます。
皮膚に浸透した香り成分は毛細血管やリンパ管に入り込みます。
そして、血液、リンパ液の流れにのって全身へ運ばれます。

アロマは、鼻・肺・皮膚から全身を素早くめぐります。
そのため、症状にもよりますが、素早く効果を発揮するのも魅力の一つです。

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アロマオイルを活用しよう

アロマの香りの効果を説明してきました。
では実際にどのようにアロマを選べばよいのでしょうか?

まずは、アロマに使用するアロマオイルは、必ず天然成分100%のオイルを選びましょう。
「エッセンシャルオイル」「精油」「100%Pure Essential Oil」と書かれているものです。

アロマオイルを抽出するためには多くの植物を必要とします。
そのため、高価なものもあります。

人工的な成分が混ざっていると、劣化したり、効果が薄まったりする可能性があります。
人工的な香り成分が混ざっていないか、パッケージを確認すると安心です。

アロマは効能で選ぶことが多いと思います。
しかし、嫌な香りでは効果は得られず、ストレスになることもあるのです。
自分が心地よく、癒される香りを選び使用するのが一番効果的です。

さあ、実際にアロマを使ってみましょう。
アロマには、芳香浴という香りを楽しむ方法があります。
手軽に芳香浴を楽しむならハンカチやティッシュに一滴たらす方法がおすすめです。
また、お湯を入れたカップに数滴たらす方法があります。

机に置いておくだけでも効果があります。
部屋全体に香りを漂わせるなら、アロマポットやアロマディフューザーが効果的です。
他にはアロマキャンドル、アロマ香水、アロママッサージ、アロマバスもよいでしょう。

アロママッサージを行う場合、注意すべきポイントがあります。
アロマオイルは、濃度が高すぎると肌トラブルの原因となる可能性があります。
そのため、必ずベースオイルで薄めてから使用しましょう。

ベースオイルは植物油のアーモンドオイルやホホバオイルがおすすめです。
原液を肌につけることは避けてください。

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自律神経を整えるのに効果的なアロマ5選

ここまで、アロマと自律神経の関係や、アロマの楽しみ方について解説してきました。
ここからは、自律神経を整えるのに効果的なアロマをご紹介します。

ラベンダー

フローラル系で馴染みやすく、アロマの中でも代表的な香りです。

アロマオイルと自律神経の関係について、多くの研究がされてきました。
その中でも、ラベンダーは自律神経を整える効果が高いといわれています。

ラベンダーには、鎮静作用と高いリラックス効果があります。
気分を落ち着かせたいとき、不眠の方にもピッタリなアロマオイルです。

グレープフルーツ

グレープフルーツの香りは、自律神経を整え、血行やリンパの流れを改善するといわれています。
自律神経の中でも交感神経の活動を高めます。

グレープフルーツの香りには、頭の回転を速める効果が期待できます。
生理前の増える食欲を抑える働きもあり、脂肪燃焼やむくみの改善も期待できます。

ローズマリー

ローズマリーの香りは、草木のスッキリとした香りです。
爽快感を得て、目が覚めたような気持ちになる人が多いです。

自律神経の中でも交感神経を刺激し、強壮作用が期待できます。
また、精神的疲労を回復し、自律神経を整える効果があります。
仕事や勉強に集中したいときにピッタリなアロマオイルです。

オレンジ・スイート

オレンジ・スイートは甘くフルーティーで、爽やかな香りが人気です。

リラックス効果、高揚作用、浄化作用があり、自律神経を整える効果があります。
イライラや、モヤモヤした気持ちをすっきりさせ、明るい気持ちにさせてくれます。
不眠症にも効果があります。

ベルガモット

ベルガモットは、柑橘系の中でも甘すぎない爽やかな香りです。
自律神経を整えるアロマとして人気の高い香りの一つがベルガモットです。

鎮静とリフレッシュ効果があり、自律神経を整えます。
ストレスや食欲不振の改善にも役立ちます。
仕事の緊張が取れず眠れないときや、気持ちが張り詰めたりするときにもおすすめです。

アロマ機能付き布団乾燥機「FLEURISTE-フルリスト-」

ここで紹介する「FLEURISTE-フルリスト-」という商品は、アロマ機能がついた布団乾燥機です。
内装されたアロマカートリッジにより、香りのついた風を送りながら布団を乾燥させることができます。

特殊な吹出口でマットレスと布団の間に空間を作ることで、全体に素早く熱が伝わり、効率的に乾燥させることができます。

また他にも、以下のような機能がついています。

  • アロマダニ機能
  • 分かりやすい2ステップ操作
  • ホースが収納できる
  • 軽量を叶えたコンパクトボディ

アロマダニ機能とは、ダニが嫌うアロマの香りに着目し、「ダニの発生を予防」することができる機能です。
梅雨の季節は湿度が高くなり、ダニや雑菌が繁殖しやすくなります。
熱と乾燥、そしてアロマの力を使ってダニ対策もでき、ふかふかの布団で良質な睡眠をとることができます。

薬の使い方

まとめ:自律神経を整えるアロマ

ここまで、アロマの自律神経を整える効果や、アロマオイル活用法をお伝えしてきました。
以下に要点をまとめます。

  • アロマは、その香りがダイレクトに脳へと伝わり、自律神経を整える効果を持つ
  • 芳香浴、アロママッサージ、アロマバスなどでアロマオイルを活用する
  • アロマは、その時の気持ちや症状で交感神経に作用するものや副交感神経に作用するものを使い分ける

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
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