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トップページ>生活>ホワイトニング>歯磨きだけで白い歯に!効果的なホワイトニング歯磨き粉のおすすめ紹介

歯磨きだけで白い歯に!効果的なホワイトニング歯磨き粉のおすすめ紹介

TaVaTeee_ホワイトニング

歯の黄ばみが気になって思いきり笑えない、という方もいるのではないでしょうか。
そのようなときに使ってみたいのがホワイトニング歯磨き粉です。
ホワイトニング歯磨き粉にはどれくらい効果が期待できるのでしょう?

 本記事ではホワイトニング歯磨き粉について以下の点を中心にご紹介します。 

  • ホワイトニング歯磨き粉の効果とは
  • ホワイトニング歯磨き粉の種類とは
  • ホワイトニング歯磨き粉の選び方とは

 ホワイトニング歯磨き粉について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

ホワイトニングとは?

ホワイトニングは、歯の表面を削ったり、溶かしたりせずに歯を白くする方法です。
顔の表情を非常に重視する欧米で進化し、日本でも最近注目されています。
実は歯の黄ばみの原因により、ホワイトニングの効果や方法が違います。

歯が黄ばむ原因

歯が黄ばむ原因で一般的なものは、歯の表面に付く着色汚れです。
コーヒー、ワインなどの飲み物やたばこのヤニなどがあります。
このような汚れはステインと呼ばれ、ホワイトニング歯磨き粉で落とせます。

 もうひとつの原因は、歯の内部の黄ばみです。
歯の構造は「エナメル質」「象牙質」「神経」の3層になっています。
歯の内部にある象牙質は、もともと黄ばみのある層になっています。
外側のエナメル質が薄いと象牙質が透けて、黄ばんだ歯に見えるのです。

 さらに、加齢によって象牙質は厚くなっていきます。
そのため、年齢とともに黄ばみも強くなっていきます。

白くなる仕組み

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは、ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素によって白くします。
過酸化水素の作用は歯の内部に浸透し、色素を分解することです。

 また、オフィスホワイトニングでは、マスキング効果でも歯を白く見せられます。
一時的ですが、エナメル質の構造をすりガラス状に変化させるのです。
光を乱反射させることによって、中の象牙質が透けて見えないようにします。
このような結果、歯を白く見せられます。

ホワイトニング歯磨き粉の効果

ホワイトニング歯磨き粉には、どのような効果が期待できるのでしょうか。
オフィスホワイトニングとは、なにが違うのでしょうか?

歯を白くする

ホワイトニング歯磨き粉には、オフィスホワイトニングのように過酸化水素は配合されていません。
歯を白くするほどの過酸化水素濃度は、日本の法律で禁止されているからです。
では、ホワイトニング歯磨き粉には歯を白くする効果がないのでしょうか。

 歯科医で行うホワイトニングのような劇的な効果は望めません。
しかし、ホワイトニング歯磨き粉は、薬効成分によって歯を白くすることはできます。
歯の着色汚れの原因であるステインを浮かび上がらせて、除去できるからです。

着色汚れをつきにくくする

ホワイトニング歯磨き粉は、歯を白くするだけでなく着色汚れをつきにくくします。
歯の汚れを除去したあとコーティングして、汚れの再付着を防止するからです。

 また、歯の表面についた目に見えない細かなキズがあると、汚れが付きやすくなります。
ホワイトニング歯磨き粉で、小さな傷を埋めることで着色汚れをつきにくくします。

元の歯以上に白くすることは出来ない

ホワイトニング歯磨き粉は、表面の着色汚れを落として歯を白くできます。
しかし、本来の歯の色以上には、どんなにがんばっても白くなることはありません。

 もともとの歯が真っ白であれば、望むような白い歯になれるかもしれません。
しかし、ほとんどの日本人はエナメル質が薄いため、黄ばんで見えます。
やはり、芸能人のような白い歯にしたいのであれば、オフィスホワイトニングが必要です。

ホワイトニング歯磨き粉の種類

ホワイトニング歯磨き粉には、いろいろな種類があります。
自分に合ったホワイトニング歯磨き粉を選ぶため、ポイントをピックアップしてみました。

医薬品か化粧品の違い

まず、ホワイトニング歯磨き粉は大きく分けて「医薬品」と「化粧品」があります。

医薬品

医薬品は、医師が処方するものです。
そのため、処方箋なしでドラッグストアなどで購入することはできません。

 たとえば、歯の内部を漂白する「過酸化水素」が含まれている場合、その刺激で知覚過敏になる危険性があります。
効果はありますが、リスクが伴うため医薬品とされています。

化粧品

市販されているホワイトニング歯磨き粉には、過酸化水素を配合することはできません。
したがって、医薬品ではなく化粧品としての取扱いになります。

 市販のホワイトニング歯磨き粉に含まれているのは、ステインをはがしやすくする成分です。
また、歯の表面の着色予防を防ぐ成分が配合されています。

形状の種類

ひとくちにホワイトニング歯磨き粉といっても、さまざまな形状があります。
長く使うためにも、自分に合った形状を選ぶといいでしょう。

ペースト

ホワイトニング歯磨き粉の中では、最も多いタイプの形状です。
ペーストタイプは発泡剤が含まれており、泡立ちがいいのが特徴です。
そのため、1回の使用量が少なくて済むので経済的なタイプといえます。

 手動で歯を磨くときには問題ありません。
しかし、電動歯ブラシを使うときには、泡が飛び散ってしまうので不向きです。

ジェル

ジェルタイプの形状は粘性があるので、歯の表面や隙間に付着しやすいという特徴があります。
薬効成分が歯のすみずみにまで行き渡りやすいのがメリットです。

 泡立ちはほとんどありません。
泡がたくさんあった方が満足する人にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
泡が飛び散らないので、電動歯ブラシとの相性はいいでしょう。

パウダー

細かい粒状のホワイトニング歯磨き粉です。
粒がパウダー状になっているので、歯の隙間にも入り込んでホワイトニングします。

 また、水分が含まれていない分、薬効成分が高濃度に配合されています。
歯ブラシを濡らさずに、磨くこともできます。
ただし、フレーバーなどの種類はペーストよりも少ないです。

液体

液体歯磨きは、口に含んでゆすぐことによって、歯ブラシの届かない場所もカバーします。
有効成分が届きやすいというのもメリットです。

 ただし、ゆすいだあとは、歯磨きをして歯の表面や隙間の汚れを取る必要があります。
忙しい人は、隙間時間にホワイトニングが可能です。

歯を白くするための成分

ホワイトニング歯磨き粉を選ぶときには、成分を確認するのが重要です。
歯を白くするための成分が含まれていることをチェックしましょう。

ポリリン酸ナトリウム

ポリリン酸ナトリウムは、歯の表面に付着した汚れを落とす働きがあります。
さらに、再付着するのを防ぐ効果も期待できる成分です。
とくに、以下のものの着色汚れ除去に効果が期待できます。

  • 茶渋
  • ワイン
  • コーヒーなど

ハイドロキシアパタイト

ハイドロキシアパタイトの働きは、歯の表面に汚れが付着しないようにすることです。
さらに、コーティング作用が注目されています。
コーティング作用により歯の表面を整えて、目に見えない傷を埋めてくれます。
この効果によって、歯に輝きをもたらします。

研磨剤の有無

タバコのヤニなど着色汚れが目立つようであれば、研磨剤が配合されたホワイトニング歯磨き粉がおすすめです。
しかし、研磨剤は歯の表面、歯茎などにダメージを与えてしまうリスクがあります。
歯の状態によっては、研磨剤が含まれていないホワイトニング歯磨き粉にしましょう。

ホワイトニング歯磨き粉の選び方

ホワイトニング歯磨き粉を選ぶとき、どのようなポイントで選べばいいのでしょう。
ポイントや注意点を解説します。

 歯の着色状態から選ぶ

ホワイトニング歯磨き粉を選ぶときには、歯の着色状態によって選びましょう。
有効成分が違ってきます。

黄ばみ

加齢などによって歯の表面が粗くなり光沢がなくなると、黄ばみの原因になります。
このような歯の黄ばみには「ハイドロキシアパタイト」が有効です。

 エナメル質に近い性質を持っているので、歯の表面の小さな傷をコーティングします。
歯の表面を整えることで、黄ばみを抑えて光沢のある歯にします。

ステイン汚れ

タバコのヤニやコーヒーによるステイン汚れには「ポリリン酸ナトリウム」が有効です。
歯の表面の頑固なステイン汚れを落とす働きがあります。
さらに、歯をコーティングする働きもあるため、ステイン汚れが付きにくくなります。

使いやすさから選ぶ

ホワイトニング歯磨き粉で歯を白くするためには、毎日の歯磨きが大切です。
そのためには、使いやすくないと長続きしません。

 歯磨き粉には、それぞれの好みがあります。
たとえば、フレーバー、泡立ち、刺激の強さやマイルドさなどです。
また、使い続けられる価格かどうかもチェックしましょう。

研磨剤が入っている物は注意が必要

研磨剤は、歯の表面に付着した汚れに有効です。
研磨剤の粒子が大きいほど、歯の表面を削る力が強くなります。
しかし、表面のエナメル質や歯茎を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。

最近では、研磨剤の粒子が微粒子化されている「低研磨性」の歯磨き粉もあります。
歯や歯茎へのダメージを最小限にしながら、歯の着色汚れを落とせます。

歯の汚れを浮かせて落とせる成分が配合された「研磨剤不使用」の歯磨き粉を選ぶのも1つの方法です。

ホワイトニング以外にも欲しい効果を考える

ホワイトニングだけでなく、同時にほかの効果もある歯磨き粉を選びましょう。
虫歯予防であれば、フッ素などが配合されたホワイトニング歯磨き粉がいいです。
歯周病予防であれば、トラネキサム酸などが配合されたホワイトニング歯磨き粉がおすすめです。

そのほか、口臭予防や知覚過敏などに効果のある成分が配合されたホワイトニング歯磨き粉もあります。

【編集部厳選】おすすめのホワイトニング歯磨き粉12選

商品名CulaパールホワイトPROEXプラスMiiSTaVaTeeeHokoroDaily1コナナノカHAKARA ホームホワイトニングセットSHIROHAポリリンEXオーラパールプラスe-white
種類マウスウォッシュジェルジェルジェルペーストマウスウォッシュパウダーマウスウォッシュジェルジェルペーストジェル
味・香りハッカ、ユーカリローズミントりんご味ぶどう味-ミントミント-レモンティー無香料マリンミントミント
内容量45g/本30ml/本20ml/本40g25g8ml×30本15g-80g19ml60g/本30g
通常価格
(税込)
4,180円8,770円4,620円6,980円
送料550円
定期購入
4,380円
5,581円5,500円13,200円4,400円6,240円6,160円/2本定期購入
3,465円
特別価格
(税込)
定期初回
1,995円
-定期便価格
2,310円
初回特別価格
980円
送料無料
初回購入
1,980円
定期初回
1,490円(割引で980円)
2回目以降
7,924円/2箱
----4,378円/2本初回限定
1,628円
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

Cula

Culaのおすすめポイント
  • 歯を傷つけない歯を白くする成分
  • 卵殻アパタイトで歯をキレイに整えステイン除去
  • ホワイトニングと一緒に口臭・虫歯・歯周炎も一緒に予防!
Culaが選ばれる理由

Culaが選ばれる理由の一つに「歯を傷つけない歯を白くする成分」があります。
その成分とは、清掃成分である卵殻アパタイトです。

卵殻アパタイトは、優れた吸着力で汚れを吸着します。
すなわち、黄ばみの原因を吸着する力を有する成分です。

卵殻アパタイトを使って、歯を綺麗に整え、ステインを除去することができるのがCulaです。
有効成分の一つである卵殻アパタイト「ヒドロキシアパタイト」が、ステインの除去に効果を発揮します。

この有効成分をサポートすることで、Culaは歯の美しさを取り戻すことができます。
Culaは、ステインのない美しい歯を目指す方におすすめの製品です。

Cula薬用デンタルリンスは、歯磨きだけではケアしにくい汚れを絡めとるサポートしてくれます。
Culaには口内の汚れを除去するチャエキスを含む9種の植物エキスに加え、ステインの除去に効果的な卵殻膜も配合されています。

そのため、ホワイトニング効果だけでなく、高い口臭ケア効果や虫歯・歯周炎予防の効果などオールインワンの口内ケア効果が期待できます。

Culaのホワイトニングアイテム詳細

商品名CULA(キュラ)
種類マウスウォッシュ
効果・効能歯を白くする、口臭予防、歯肉炎予防、歯周炎(歯槽膿漏)予防、虫歯の発生・進行予防、口内浄化
味・香りハッカ、ユーカリ
内容量45g/本
価格通常価格 税込4180円(定期初回特別価格 税込1995円)
公式サイトはこちら

パールホワイトPROEXプラス

パールホワイトPROEXプラスのおすすめポイント
  • トリプルホワイトニング製法で美白
  • 薬用成分IPMP配合で歯周病予防
  • 天然由来成分が口内を爽やかに
パールホワイトPROEXプラスが選ばれる理由

パールホワイトPROEXは、トリプルホワイトニング製法を採用しています。
この製法には、メタリン酸、ポリリン酸、DL-リンゴ酸という3種類の酸が含まれています。

これらの酸が組み合わさるホワイトニングが、トリプルホワイトニングです。
歯の黄ばみや歯垢を浮き上がらせ、効果的に除去します。

パールホワイトPROEXには、薬用成分IPMP「イソプロピルメチルフェノール」が配合されています。
イソプロピルメチルフェノールは、歯周病の予防に効果的です。

イソプロピルメチルフェノールは歯と歯茎の隙間まで浸透します。
そして、歯垢や口臭の原因となる細菌の繁殖を抑え、歯周病を予防することが期待できます。

このように、パールホワイトPROEXは美白効果と歯周病予防の両方を期待できる製品です。
オールインワンの歯磨き粉としておすすめできます。

パールホワイトPROEXは芍薬、野薔薇、ホップ、ビワ葉などの天然由来成分を含むホワイトニングです。
これらの成分は、口の中の悪臭の原因となる細菌を抑制し、口の中を爽やかに保ちます。

また、これらは口腔内環境の改善にも役立つちます。
パールホワイトPROEXは、口臭や歯周病などの口内トラブルの予防にも効果的なホワイトニング製品です。

パールホワイトPROEXプラスのホワイトニングアイテム詳細
商品名パールホワイトPROEXプラス
種類ジェル
効果・効能黄ばみ・黒ずみ予防、虫歯・口臭予防、歯周炎・歯槽膿漏予防
味・香りローズミント
内容量30ml/本
価格通常価格 税込8,770円

MiiS

MiiSのおすすめポイント

  • 10個のフリーを実現
  • 美容液のようなかわいすぎる見た目
  • こだわりの国内生産

MiiSが選ばれる理由

MiiSは、10個のフリーを実現した製品です。
10個のフリーとは、以下の10個です。

これらの成分を含まないことで、安心して使えるホワイトニング製品になっています。

事実、MiiSは多くの人に選ばれているホワイトニング製品です。

研磨剤漂白剤合成着色剤鉱物油人工甘味料
酸化チタン合成ポリマー発泡剤パラペンシリコン

MiiSの可愛らしい外観は、美容液のような印象を与えます。
このパッケージと容器は、MiiS編集部がこだわって作り上げたものですり
なんと、20万人以上のユーザーにアンケートを行い、決定しました。

もちろん、ホワイトニングを自分で行ううえで、モチベーションを高めることは大切なポイントです。
ぜひこのかわいいMiiSを試していただき、その効果を実感してみましょう。

MiiSは、真に安全で高品質な製品を提供するために、国内生産に徹底的にこだわっています。
国内生産には、厳しい基準をクリアした原材料の使用や、製造工程での品質管理が含まれます。

そのため、MiiSユーザーは国内のハイクオリティな品質を堪能することが可能です。
MiiSの製品は、安全性と信頼性がしっかり担保されているホワイトニング製品といえます。

MiiSのホワイトニングアイテム詳細

商品名MiiS(ミーズ)
種類ジェル
効果・効能歯の黄ばみ・汚れ予防、虫歯予防、表面のざらつき予防、口臭ケア
味・香りリンゴ味
内容量20ml/本
価格通常価格 税込4620円(定期便価格 税込2310円)
公式サイトはこちら
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ホワイトニングおすすめ

ホワイト歯磨き粉を市販で買う時のポイント

市販のホワイトニング歯磨き粉には、さまざまなものがあります。
どのようなポイントで購入すればいいか、紹介します。

市販の物は研磨剤が入っている事が多いため確認をする

ドラッグストアなどで購入できるホワイトニング歯磨き粉には、研磨剤が含まれることが多くあります。
研磨剤によって、歯の表面を削って白くする効果を強調するためです。

 しかし、本来、研磨剤には歯を白くするという働きはありません。
毎日使用する歯磨き粉です。
研磨剤によって歯のエナメル質が削られると、知覚過敏、虫歯の原因となります。
研磨剤が配合されていないもの、低研磨の歯磨き粉を選びましょう。

市販のホワイトニング歯磨き粉は成分が限られている

歯医者が処方するホワイトニング歯磨き粉には、歯の色素を分解する成分が含まれています。
しかし、市販のホワイトニング歯磨き粉には取り扱いが難しいため、含まれていません。
市販のホワイトニング歯磨き粉で歯を白くするためには、長い時間がかかります。

気を付けるべき成分

ホワイトニング歯磨き粉の中には、研磨剤が入っていることが多いです。
以下のような成分が含まれていたら、研磨剤だと思って避けた方がいいでしょう。

塩入歯磨き粉は、ドラッグストアでよく見ます。
しかし、塩の結晶は意外に硬く、歯の表面に傷をつけてしまいます。
また、歯茎へのダメージも大きいです。
ホワイトニング歯磨き粉に塩が含まれている場合、避けた方がいいでしょう。

粒状炭酸カルシウム

現在はホワイトニング目的で粒状炭酸カルシウムを含む歯磨き粉は、あまりありません。
なぜなら研磨効果が期待できるということは、歯を過剰に削ってしまう可能性があるからです。
ホワイトニング歯磨き粉に粒状炭酸カルシウムが含まれている場合、避けた方がいいでしょう。

顆粒

顆粒も歯の表面を削ってしまいます。
ホワイトニング効果があらわれていると思っても、実はエナメル質を傷つけているだけかもしれません。
また、顆粒が歯茎などに食い込んで残ってしまうこともあります。

これは、虫歯の原因菌の核となる可能性があります。
ホワイトニング歯磨き粉に粒顆粒が含まれている場合、避けた方がいいでしょう。

安全な成分には何がある?

ホワイトニング歯磨き粉には、さまざまな成分が入っています。
ポリリン酸は、歯を白くする働きはありませんが、歯に色素を付着しにくくします。
もともと、成分の体内にある物質なので、安全性が高い成分です。

 ハイドロキシアパタイトは、汚れの付着を防止する働きがあります。
さらに、歯の表面を整える働きがあり、歯のつややかさを保ちます。

ポリリン酸やハイドロキシアパタイトには、歯を傷つけるような働きはありません。
市販のホワイトニング歯磨き粉に含まれるものとしては、安全性が高い成分といえます。

ホワイトニング歯磨き粉の使い方

ホワイトニング歯磨き粉は、正しい使い方をしなければ、効果が期待できません。
また、虫歯予防のためにも正しくブラッシングしましょう。

通常の歯磨き粉で歯磨きをする

ホワイトニング歯磨き粉のなかには、虫歯予防や歯周病予防などの成分が含まれた物もあります。
しかし、ホワイトニングに特化した歯磨き粉を使う場合、一度通常の歯磨き粉で歯磨きをしましょう。

ハブラシを極力濡らさずにホワイトニング歯磨き粉を使う

歯を磨くとき、歯ブラシを濡らしてから歯を磨く習慣の人も多いでしょう。
その方が泡立ちがいいと感じられるからです。
しかし、ホワイトニング歯磨き粉は、極力歯ブラシは濡らさずに使います。
歯磨き粉に含まれた有効成分を、できるだけ薄めずに効果を発揮させるためです。

ホワイトニング歯磨き粉の量はハブラシ全体の3分の1

ホワイトニング歯磨き粉を歯ブラシ全体に対して、3分の1程度の範囲に付けます。
歯磨き粉の量が多いほど効果が期待できるわけではありません。
ほとんどのホワイトニング歯磨き粉は、少量でも効果を発揮できるように作られています。
つけすぎないように、3分の1程度を目安にしましょう。

ホワイトニング歯磨き粉で全体を磨く

配合されている薬効成分が口の中に十分行き渡るようなイメージで全体を磨きましょう。
とくに歯間に磨き残しがないように、丁寧に磨くと効果的です。

歯磨きが終わったらすすぎ洗いは軽めに行う

丁寧に磨いたあとはホワイトニング成分が歯の表面に付着し、効果を発揮します。
有効成分が歯をコーティングしても、しっかりすすいでしまうと取れてしまいます。
歯磨きが終わったら、すすぎは軽めに行うことがポイントです。

フッ素で再石灰化を促す

フッ素は歯の再石灰化を促し、虫歯や知覚過敏を予防する効果があります。
しかし、フッ素がホワイトニング効果を弱めてしまうことがあるので注意が必要です。

フッ素のなかでも、フッ化ナトリウムはホワイトニングに影響がありません。
フッ素入りの歯磨き粉を使うなら、フッ化ナトリウム配合のものをおすすめします。

 ホワイトニングが終わった後であれば、フッ素を使用することで虫歯予防効果が高まります。
フッ素は知覚過敏を抑制する作用もあるので、積極的にフッ素入り歯磨きを使うといいでしょう。

ホームホワイトニング中の歯磨き粉

ホームホワイトニングは歯医者でマウスピースを作って、自宅でホワイトニングする方法です。
手軽に自宅でホワイトニングできて、施術費用も抑えられます。
ホームホワイトニング中の歯磨き粉についてポイントを紹介します。

研磨剤入りの歯磨き粉は刺激になりやすい

ホームホワイトニング中の歯磨き粉で注意したいのが「研磨剤」です。
研磨剤が歯の表面を削ってしまう危険性があるからです。

 ホームホワイトニングが終わった1~2時間は、歯の表面の保護膜がはがれています。
この状態で研磨入りの歯磨き粉を使うと、着色や知覚過敏が起こりやすくなります。
ホームホワイトニング中の歯磨きは、研磨剤不使用を選びましょう。

ホームホワイトニングの効果で選ぶ

ホームホワイトニングの効果や効果を持続させるためには、歯磨き粉の成分も大切です。
求める効果によって、配合されている成分にも着目しましょう。

ホワイトニングの効果を持続させる

ホームホワイトニングの効果を持続させるためにも、着色汚れを落とす歯磨き粉がおすすめです。
着色を落とす効果のある成分としては、以下のものがあります。

  • ポリリン酸ナトリウム
  • マクロゴール400
  • ピロリン酸ナトリウム

 上記の成分は、研磨剤のように歯を傷つけることなく、着色汚れを除去します。

ホワイトニング後の知覚過敏が気になる

ホームホワイトニングすると、知覚過敏を起こしやすくなります。
覚過敏を和らげるためには、薬用歯磨き粉が有効です。

 知覚過敏を抑える成分としては、次のものがあります。

  • 硝酸カリウム
  • 乳酸アルミニウム

 硝酸カリウムは即効性があり、乳酸アルミニウムは持続性があります。

着色しにくい歯にする

着色しにくい歯にするためには、歯をコーティングすることです。
歯をコーティングする成分として、ハイドロキシアパタイトがあります。

 着色だけでなく歯垢などの汚れを吸着する作用があります。
さらに細かな歯の傷を修復して、着色しにくい歯にします。

歯科医院のホワイトニング歯磨き粉は別物

市販のホワイトニング中の歯磨き粉と歯科医院のホワイトニング歯磨き粉では、どこがちがうのでしょう。
成分の違いや効果の違いを紹介します。

過酸化水素が含まれている物が多い

歯科医院で処方されるホワイトニング歯磨き粉には、歯を中から漂白する成分が含まれています。
ほとんどの歯科医院では過酸化水素入りのホワイトニング歯磨き粉を使っています。

厚生労働省に承認されている物が大半

過酸化水素の濃度が高いホワイトニング剤は、医師の取扱いが必要となります。
歯科医院のホワイトニング歯磨き粉は、厚生労働省が承認しているものです。

安全性が高い

歯科医院で処方されている過酸化水素は、口の中の消毒だけでなく、体の消毒にも使われています。
米国食品医療品局(FDA)でその安全性は認められており、心配なく使えます。

ホワイトニング歯磨き粉の日本と海外の違い

歯のホワイトニングが日常生活に浸透している海外では、歯磨き粉事情が違います。
ホワイトニング効果がより期待できるからといって、安易に使ってしまうとトラブルの原因になります。

過酸化水素の使用の違い

日本の市販のホワイトニング歯磨き粉には、薬事法で過酸化水素は配合されていません。
しかし、海外のホワイトニング歯磨き粉には、過酸化水素が配合されている物が多くあります。
過酸化水素が配合されていることで、日本よりも海外の歯磨き粉の方がホワイトニング効果が高まります。

フッ素の配合の違い

海外のホワイトニング歯磨き粉には、日本よりも高い濃度のフッ素が配合されています。
高濃度のフッ素は不安だという方は、フッ素濃度1,500ppmを目安にしましょう。
フッ素濃度1,500ppmは、厚生労働省が認可する濃度の上限です。

歯磨き粉を使えない人がいる

海外のホワイトニング歯磨き粉には、歯を白くするため過酸化水素が配合されています。
しかし、体質によっては、海外のホワイトニング歯磨き粉を使えない人がいます。

 その1つの例が「無カタラーゼ症」の人です。
過酸化水素を分解する酵素「カタラーゼ」を生まれつき持っていない人です。
無カタラーゼ症の人が海外のホワイトニング歯磨き粉を使うと、口内に潰瘍ができてしまいます。

ホワイトニングの歯磨き粉とフッ素について

フッ素は歯の再石灰化、歯質の強化、虫歯予防など、世界的にも効果が認められています。
しかし、フッ素の効果が逆にホワイトニングの効果を弱めてしまいます。

ホワイトニングの効果を弱める原因は以下の通りです。

  • フッ素が歯のカルシウムと結合し、ホワイトニング効果を弱める
  • フッ素によって酸性になることで、ホワイトニング効果を弱める
  • イオン化しているフッ素が、ホワイトニング効果を弱める

 上記のような理由から、ホワイトニング前のフッ素入り歯磨きは推奨されていません。
フッ素入り歯磨きで歯を磨くときには、ホワイトニング後にするようにしましょう。
また、オフィスホワイトニングを予定している場合は、できるだけフッ素が入っていない歯磨き粉を使いましょう。

ホワイトニングの歯磨き粉のまとめ

ここでは、ホワイトニング歯磨き粉について紹介してきました。
ホワイトニング歯磨き粉についての要点を以下にまとめます。

  • ホワイトニング歯磨き粉の効果は歯を白くし、着色汚れを付きにくくする
  • ホワイトニング歯磨き粉には医薬品と化粧品があり、形状にはさまざまな種類がある
  • ホワイトニング歯磨き粉の選び方は、歯の着色状態や使いやすさなど

 これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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