「自宅にある食器の種類が多すぎるから、数を減らしてシンプルな暮らしがしたい」
「ミニマリストな生活を始めてみたいけど、どこから手をつければいいのか分からない」
自宅にある食器の数を減らすことによって、食器棚の収納スペースが広くなったり、どの食器を使えばいいのか、悩む必要がなくなったりすることで、ストレスが軽減します。
他にも、数年間使用していない食器があるにもかかわらず、新しい食器を購入することによって、食器棚の収納スペースに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
本記事では、ミニマリストが意識している食器の管理について、以下の点を中心に詳しく解説します。
- 食器選びをするときのポイント
- 食器の数を整理するメリット
- 楽しくミニマリスト生活を送るための方法
ぜひ最後までお読みください。
ミニマリストとは
はじめに、ミニマリストについてご紹介します。
ミニマリストとは、服や鞄といった衣類から、食器や洗剤にいたるまでの日用品を、自分の生活において必要最低限の数まで減らして生活するライフスタイルを送る人です。
食器の数を必要最低限に揃えて生活を送ることで、食事する際にお皿選びで悩む時間や、洗い物の負担が減るといったメリットを感じられます。
もし、自宅がモノで溢れていたり、食器の数が多いと感じている方は、この機会に本当に必要なモノや食器の数を整理してみましょう。
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食器選びをする際のポイント
続いて、食器選びをする際のポイントについて、以下の4つをご紹介します。
- 必要な食器の枚数を決める
- 長く使えるお皿を選ぶ
- 食事の楽しさを失わないデザインを選ぶ
- 手に取って確認する
①必要な食器の枚数を決める
食器選びをする際のポイントの1つ目は「必要な食器の枚数を決めること」です。
食器選びをする際に、自分好みのお皿やカトラリーを見つけて衝動買いをしてしまったり、コップや茶碗など、特定の食器だけ買いすぎてしまう癖があると、食器の数が溢れます。
こうしたことを防ぐために、自分のライフスタイルに合った食器が、何枚あれば充分な生活を送れるか決めましょう。
枚数を決めることで、買いすぎたり、使わない食器が出てくる事態を防げます。
②長く使えるお皿を選ぶ
2つ目は「長く使えるお皿を選ぶこと」です。
自分に必要な食器を厳選しても、割れてしまったり、デザインに飽きて使わなくなってしまう可能性があるお皿を選んでしまうと、再び食器を購入しなければいけなくなります。
再び食器を買うことで、食器の数を増やすことになり、再び必要枚数以上の食器を揃えてしまいます。
そのため、割れにくいお皿や、利便性の高い食器など、長く使えるお皿を選ぶことを意識することが大切です。
③食事の楽しさを失わないデザインを選ぶ
3つ目は「食事の楽しさを失わないデザインを選ぶこと」です。
デザイン性のある食器を使うことによって、料理を華やかに演出してくれたり、友人と会話が生まれたりすることで、食事の楽しみを増やせます。
食器選びをする際に、シンプルすぎる食器で揃えてしまうと、食事の楽しさが減ってしまう可能性があるので、注意しましょう。
④手に取って確認する
4つ目は「手に取って確認すること」です。
ネットや通販を通して食器を購入することで、効率的に食器を揃えられますが、食器を選ぶ際には、手に取って食器を確認することが重要です。
食器を手に取って確認することで、重さや大きさを正確に把握できるので、自分好みの食器を長く使えます。
食器選びをする際は、なるべく店舗に行って購入することを心がけましょう。
食器の数を整理するメリット
続いて、食器の数を整理するメリットについて、以下の4つをご紹介します。
- 食器棚のスペースが広くなる
- 節約になる
- 心理的負担が減る
- ほかの出費に充てられる
①食器棚のスペースが広くなる
食器の数を整理するメリットの1つ目は「食器棚のスペースが広くなること」です。
食器棚の中に、コップやお皿といった食器が溢れている場合は、自分に必要な枚数に食器を整理することによって、広いスペースを確保できます。
食器棚のスペースが広がると、キッチンに置いてあるペーパータオルや調味料をしまえるようになります。
②節約になる
2つ目は「節約になること」です。
自分に必要な枚数の食器にすることで、日々の生活で食器を購入する選択肢がなくなります。
そうすることで、無駄遣いをする機会が減って、節約につなげられます。
また、日常生活から無駄遣いを減らす意識を持つだけで、他の日用品を購入する際にも、無駄遣いをしない意識を持てます。
安易に食器を買い続けることによって、日々の出費が増えていくので注意しましょう。
③心理的負担が減る
3つ目は「心理的負担が減ること」です。
食器の数を減らすことにより、どの食器を使って食事を取るのか悩む必要がなくなります。
また、1回の食事で使う食器の数も限られることによって、食器洗いの回数や枚数も減り、ストレスを軽減できます。
食器の枚数が減って、お皿選びに悩んだり、収納場所に困らない生活を送ることで、小さな悩みを抱える必要がなくなります。
④ほかの出費に充てられる
4つ目は「ほかの出費に充てられること」です。
食器の数を整理すると、余計な買い物を防ぎ、節約につなげられます。
節約を通して浮いたお金を使って、他に購入したいモノや、体験に充てられるようになります。
ほかの出費に充てられると、自分の暮らしが豊かになったり、急な出費にも対応できるようになります。
食器の数を整理するデメリット
続いて、食器の数を整理するデメリットについて、以下の3つをご紹介します。
- 食事の楽しみが減る
- 好みの食器で食事ができなくなる
- 割れたときに代替えがない
①食事の楽しみが減る
食器の数を整理するデメリットの1つ目は「食事の楽しみが減ること」です。
料理の種類や気分に合わせて食器を使うことで、料理を華やかに演出してくれたり、会話を楽しめます。
しかし、食器のバリエーションを減らしてしまうことによって、代り映えのない食事の時間をとることになるので、食事の楽しみが減ってしまうことがあります。
少しでも食器のデザインや雰囲気を楽しみたい人は、整理する際に、食器のデザイン性も気にしてみましょう。
②好みの食器で食事ができなくなる
2つ目は「好みの食器で食事ができなくなること」です。
ミニマリストとは、自分にとって必要最低限のモノで生活を送る人のライフスタイルを送る人です。
食器の数を整理する際に、機能性や利便性を重視するあまり、自分好みの食器を購入できなくなる場合があります。
自分にとって、ストレスなく必要最低限のモノで生活を送る意識を持つことも大切です。
③割れたときに代替えがない
3つ目は「割れたときに代替えがないこと」です。
必要最低限の食器を揃えることを意識しすぎると、万が一食器が破損したり割れてしまったときに、すぐに代替えの食器を用意できない場合があります。
そのため、万が一を想定したときのストックを用意しておきましょう。
食器がもたらす生活への影響
続いて、食器がもたらす生活への影響について、以下の2つをご紹介します。
- 食事が華やかになる
- 友人たちと食事を楽しめる
①食事が華やかになる
食器がもたらす生活への影響の1つ目は「食事が華やかになること」です。
シンプルな食器を厳選して、生活を送ることもできますが、デザイン性のある食器を使うことによって、日々を食事が華やかに演出できます。
たとえば、クリスマスには重厚感のある食器を使ったり、和食には小鉢を使ったりすることで、食事の雰囲気を一層楽しめます。
②友人たちと食事を楽しめる
2つ目は「友人たちと食事を楽しめること」です。
好みの食器を使って食事を取ることで、ユニークな食器から会話のきっかけを生んだり、食事の雰囲気を楽しめます。
デザイン性のある食器を使うことによって、特別感のある食事の雰囲気を楽しんだり、季節を楽しめる食器を使って、気分を高められます。
楽しくミニマリスト生活を送るための方法
続いて、楽しくミニマリスト生活を送る方法についてご紹介します。
ミニマリスト生活を始めると、モノを捨てたり、お気に入りの食器を見つけても購入を我慢したりすることによって、ストレスや負荷がかかるケースがあります。
そうしたストレスを回避するために、自分がどんな目的で食器の数を減らしたり、ミニマリストの生活を送るのか、目的を整理することがとても大切です。
たとえば、環境に配慮した生活を送るために、環境に配慮された食器だけを使う意識を持って生活することで社会貢献度を感じられます。
ミニマリスト生活を送るためには、自分がどんな目的でこのライフスタイルを取り入れるのか整理することによって、楽しくミニマリストの生活を送れます。
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食器を手放す際のポイント
続いて、食器を手放す際のポイントについて、以下の4つをご紹介します。
- 手放すポイントを整理する
- 基準を立てて、計画的に手放す
- 思い出に残したい食器は残す
- 親戚や友人に渡す
①手放す目的を整理する
食器を手放す際のポイントの1つ目は「手放す目的を整理すること」です。
ミニマリストの生活を目指して、いきなりモノを捨てたり整理することによって、生活が送りづらくなったり、あとで困りごとが起こってしまうケースがあります。
また、モノを減らすことに意識を向けすぎて、好みの食器を買うのを我慢してしまい、ストレスを溜め込んでしまう場合もあります。
こうしたことを防ぐために、食器を手放す目的を自分の中で整理することが大切です。
そうすることで、捨てる際の判断基準を明確に持ちながら食器の数を減らせるので、ストレスなくミニマリスト生活を送れます。
②基準を立てて計画的に手放す
2つ目は「基準を立てて計画的に手放すこと」です。
いきなり食器の数を減らしたり、捨てる順番の判断を誤ってしまうことによって、箸やフォークは沢山あるのに、お皿がなくて食事が取れなくなるなどの問題が発生します。
再び食器を買うことになれば、モノを整理した意味がなくなってしまうので、どの順番で、どの食器を整理するのか、計画を立てて手放すことを意識しましょう。
③思い出に残したい食器は残す
3つ目は「思い出に残したい食器は残すこと」です。
友人や大切な人から受け取った食器は、残しておくことで、そのときの思い出を振り返られます。
それでも食器を整理したい場合には、記念に写真を撮って記録に残したり、インテリアとして飾るなど、食器以外の使用用途も検討してみましょう。
そうすることで、食器の数を整理しながら、思い出を大切に残し続けられます。
④親戚や友人に渡す
4つ目は「家族や友人に渡すこと」です。
食器を整理しながら、どうしても捨ててしまうか悩む食器がある場合は、無理に捨てようとせずに、家族や友人に渡してみましょう。
そうすることで、渡した相手に思い出を共有できたり、まだ使える食器を捨てずに使えます。
使わない食器を違う人が使うことによって、無駄を減らしながら食器の数を整理できます。
食器選びで失敗してしまうケース
最後に、食器選びで失敗してしまうケースについて、以下の2つをご紹介します。
- 食器の耐久性を見逃してしまう
- 食器のデザインや形が異なる
①食器の耐久性を見逃してしまう
食器選びで失敗してしまうケースの1つ目は「食器の耐久性を見逃してしまうこと」です。
耐久性を見逃してしまうことで、箸が割れてしまったり、お皿が割れてしまうケースを頻繁に起こしてしまう場合があります。
食器の数を整理してミニマリストの生活を送るためには、長く使える食器を選ぶことがとても大切になります。
必ず、耐熱性やお皿の割れにくさなどの機能を重視して食器を選びましょう。
②食器のデザインや形が異なる
2つ目は「食器のデザインや形が異なること」です。
食器の形状やデザインがバラバラになると、食器の統一感が損なわれてしまい、食卓の雰囲気がバラバラな印象を与えてしまったり、収納しにくくなるケースがあります。
収納のことも意識して食器を選ぶことにより、食器棚のスペースを広げられます。
正しい食器選びをしながら、ミニマリスト生活を送ろう
ここまでミニマリストが意識している食器の管理について紹介してきました。
- 食器選びをする際は、食器の機能や長く使える食器を選ぶことが大切
- 食器の数を整理することで、節約につながったり、心理的負担を減らせる
- 楽しむミニマリストの生活を送るためには、ミニマリストを目指す目的を整理することが大切
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。