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健達ねっと>健康お役立ち記事>高齢者の方を笑顔にするには?笑顔の効果やレクリエーション・心得も解説

高齢者の方を笑顔にするには?笑顔の効果やレクリエーション・心得も解説

高齢者の方が楽しい人生を送れるようにするには、笑顔になって頂くのが大切です。
現在では、笑いが心と体の健康に良い影響を与えるということが明らかとなっています。

では、高齢者の方に笑顔になってもらうには、どうすれば良いのでしょうか?

高齢者の方を笑顔にする方法は幾つかあります。
本記事では、高齢者の方を笑顔にすることやその効果、方法や心得について以下の点を中心にご紹介します。

  • 高齢者の方を笑顔にすることの効果
  • 高齢者の方を笑顔にするレクリエーションについて
  • レクリエーションを実施する際の注意すべき点は何か

高齢者の方を笑顔にするためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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高齢者の方を笑顔にすることの効果

高齢者の方は視聴覚機能や認知機能の低下で、他者とのコミュニケーションが取りにくくなります。
また、高齢者は社会的に孤立しやすく、不安や緊張を感じる場面が多くあるのも現実です。

高齢者の方はさまざまな理由で笑う機会を失いやすいといえます。

しかし、高齢者の方の不安を取り除き、健康に役立つと期待されているものがあります。
高齢者の方の心と体の健康に役立つのは「笑顔」です。

笑顔には、下記の効果が期待されています。

糖尿病の予防・改善

笑いは人を前向きにします。

人はポジティブ思考になると、不安や緊張の原因となる交感神経の活発化を抑えます。
また、ポジティブになることで次の物質が多く出現することが明らかとなっています。

  • アディポネクチン
  • 脂肪から分泌される善玉ホルモン
  • 糖質の代謝を促進
  • 血糖値をコントロールするインスリンの働きを助ける
  • セロトニン
  • 神経伝達物質
  • インスリンの作用が低下するのを防ぐ

笑いが糖尿病の血糖コントロールを改善することが分かります。

認知機能の低下防止

笑いは脳の活性化に役立っています。
脳の活性化は認知機能の低下を防ぐといわれています。

笑いが脳の活性化に効果がるとされるのは、主に次の2つが理由です。

【海馬が活性化】

  • 人の記憶に関わる脳の器官
  • 記憶力がアップ

【アルファ波が増大】

  • 脳が発する電気的信号
  • 脳をリラックスさせる
  • 脳に流れる血液量を増加

笑う頻度が多ければ多いほど、脳の活性化を維持することが期待できます。

また、声を出して笑うことは、酸素を多く必要とします。
笑った時の酸素摂取量は、深呼吸の約2倍ともいわれています。

呼吸で得た大量の酸素は血液中に取り込まれ、血流を良くします。
血のめぐりが良くなることで脳の働きを活発にし、認知機能の低下を防ぐのです。

ストレス解消

ストレスとは、外部から刺激を受けたときに起きる緊張状態です。
ストレスが続くと、生命活動を統制する自律神経のバランスが乱れ、イライラや不安感を覚えます。

笑いは筋肉の緊張を緩め心身をリラックスさせる効果があります。
リラックスすることで、自律神経のバランスを整えてくれるのです。

さらに人間はストレスにさらされると、次の物質が過剰に分泌されます。

【コルチゾール】

  • 1日の活動リズムを整えるホルモン
  • 濃度が高くなると精神疾患や生活習慣病などをもたらす

【クロモグラニンA】

  • 唾液に含まれる糖たんぱく質
  • 濃度が高くなるほどストレスが強い状態となる

笑いはコルチゾールやクロモグラニンAの大量分泌を抑える効果があります。
笑いはストレス解消にとても役立つといえるでしょう。

糖尿病と認知症の関係についても解説していますので、こちらもあわせてご参考ください。

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高齢者の方を笑顔にさせる方法

高齢者の方が笑顔になる方法は幾つかあります。
笑顔にする方法は、大きく分けると下記のポイントがあげられます。

挨拶をする

挨拶は高齢者の方に限らず幸せな気持ちにさせる効果があります。
高齢者の方に笑顔で挨拶をすることで、相手の気持ちを晴れやかにすることが可能です。

重要なのは、相手の顔・目をしっかり見て笑顔で挨拶することです。
また、ゆっくりと挨拶することも大切です。

笑顔で、目を見て、ゆっくりと、相手を思いやって挨拶しましょう。

聴き上手になる

聴き上手になることはとても大切です。
高齢者の方の話をじっくり聞くことで、相手が気持ちよく話せるようになるからです。

時には、こちらにも相手に話したいこと、伝えたいことがあると思います。
しかし、焦ってはいけません。

高齢者の方の目を見て話をじっくり聴くことで、相手に安心感を与えることができます。
聴き上手になることで、人間関係を良好にすることができるのです。

頷く・相槌を打つことは大事

聴き上手になるために大切なのは、頷いたり相槌を打ったりすることです。
色々な反応を見せることで、相手は「真剣に聴いてくれている」と感じることができます。

高齢者の方たちが安心して話してくれることで、強い信頼関係が築けます。
頷きや相槌はコミュニケーションアップにつながっているのです。

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高齢者の方を笑顔にするレクリエーション

高齢者の方にとってレクリエーションは大切な楽しみの1つです。
レクリエーションは高齢者の方に「笑顔」を与えることができます。

レクリエーションは高齢者の方がいきいきと生活するために欠かせないものといえます。
高齢者の方に必要なレクリエーションについて詳しく見ていきましょう。

レクリエーションの効果とは

レクリエーションは、高齢者の方の人生をより楽しくする手段の1つです。
レクリエーションで頭を使い、身体を動かすことで、さまざまな効果を期待できます。

高齢者の方が行うレクリエーションの効果については以下のものがあります。

幸せホルモンが増える

「幸せホルモン」とは主に次の脳内物質のことです。

セロトニン興奮を抑え、精神を安定させる
オキシトシン ストレス反応を抑え、不安を減少させる

また、セロトニンやオキシトシンの効果は、次の症状にも役立つといわれています。

  • 血行促進
  • ストレス解消
  • 認知症の発症を抑える

高齢者の方がレクリエーションを楽しくできると自然に笑いがおこります。

笑う人は、人生に喜びと楽しみを持つことができます。
笑って幸せホルモンを増やすことは、心身の健康に大いに役立つといえるでしょう。

その他身体的・精神的効果

レクリエーションには、身体を動かすものが多くあります。
動きが単純であっても、身体を動かすことで次の効果が期待できます。

  • 身体機能の低下を防ぐ
  • 生活リズムの向上

また、きつい運動のないレクリエーションは、自分も出来るというポジティブな気持ちになります。

高齢者の方がポジティブになることにより、精神的なストレスを解消することが可能です。
また、何事に対しても積極的な見方を持てるようになります。

運動型のレクリエーションは、高齢者の方にとても効果があるといえます。

おすすめのレクリエーション

レクリエーションの種類は多数あります。
高齢者の方を楽しませるには、具体的にどんなレクリエーションが効果的なのでしょうか?

次に、効果が期待できるレクリエーションを紹介します。

体操ゲーム

体操ゲームは、身体を動かしながら楽しむレクリエーションの1つです。

体操ゲームには、足が不自由な方でも座って参加できるものもあります。
立っても座ってもできる体操には以下のものがあります。

グーパー体操

グーパー体操は以下のように行います。

  • 両手で同時にじゃんけんの「グー」と「パー」を繰り返す
  • 慣れてきたらリズムよく交互に入れ替える

グーパー体操は、脳に刺激を与え指先の運動にもなります。
また、腕を伸ばしたり、曲のリズムに合わせたりすることで、徐々に難易度を上げて楽しむことも可能です。

考えながら手足を動かすことで、脳に刺激を与え、認知症予防につながります。

イントロクイズ

高齢者の方向けの懐メロや民謡の曲名を当てるゲームです。
多くの人が知っている曲を選ぶことで、参加者みんなが楽しめます。

覚えている曲を思い出すには、集中力が必要です。
集中力をアップさせることで脳に刺激を与え、脳の活性化につながります。

連想ゲーム

連想ゲームは発想力を必要とし、脳の活性化に役立つレクリエーションの1つです。
最初にお題を決めて、お題からイメージするものを声に出していきます。

連想ゲームの題材としては、次のものがよく使われます。

  • 国や土地の名前
  • 俳優や女優の名前
  • 食べ物の名前
  • スポーツ選手の名前

連想することは脳の血流を良くし、記憶力向上につながります。
また、認知症予防にも効果があると期待されています。

糸電話伝言ゲーム

糸電話を使った伝言ゲームです。
最後の人まで言葉が正しく伝われば成功です。

糸電話伝言ゲームは、座っても出来るゲームなので、誰でも気軽に参加することができます。

参加者の声を聞くことに集中するので、脳の活性化に期待できます。
また、言葉を伝えようと一生懸命になることで、コミュニケーション力向上に役立ちます。

風船バレー

風船を用いたバレーボールです。
風船バレーは座っていてもできるので、誰でも参加することができます。

軽くて、落ちるスピードがゆっくりな風船を使うことで、ケガの心配をせずに楽しめます。
風船バレーなどの運動系のレクリエーションは身体機能の維持や向上に役立ちます。

また、動く風船を見る事で動体視力や空間認知力の訓練にもなります。

玉入れ

玉入れも座ってでも出来る運動系レクリエーションの1つです。
会場の中心に箱などを置き、高齢者の方が箱を囲むように座り、玉を入れていきます。

玉をつかんだり離したりすることで、指先の運動になり、脳に刺激を与えます。
また、玉を投げる時に腕や肩を使うので、上半身の運動にもなります。

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高齢者の方を笑顔にするレクリエーションの心得

高齢者の方がレクリエーションによって笑顔になることで、私たちは喜びを感じます。
レクリエーションをより楽しんでもらうには、どんなことに注意したら良いでしょうか。

次に、私たちがレクリエーションの時に心掛けておきたいことを紹介します。

意識すること

高齢者の方の笑顔のために、私たちは何ができるでしょうか?
私たちが意識しなければいけないことは下記の点です。

まず緊張をほぐす

スタッフの皆さんが積極的に声掛けをすることで、高齢者の方の緊張をほぐすことができます。

最初に明るく挨拶を行い、和やかな雰囲気を作りましょう。
軽く体を動かし、深呼吸してもらうと、高齢者の方はリラックスして参加できます。

参加しやすいレクリエーションにする

次のような難易度の高いレクリエーションは避ける必要があります。

  • 複雑な説明を要する
  • 一部の人にしか出来ないもの(立ってできるゲームなど)

レクリエーションは誰でも参加しやすいようにアレンジすることが大切です。

スタッフだけでなく外部にも協力依頼

レクリエーションは、計画も無しに行えるものではありません。
レクリエーションには事前準備が必要です。

しかし、スタッフだけで準備するには、手が回らないこともあります。
必要であれば外部業者に委託することも1つの方法です。

しっかり計画を立てる

レクリエーションには運動系や頭脳系などさまざまなものがあります。
同じレクリエーションに偏らず、バランス良く行うことはとても大切です。

同じレクリエーションが続かないように、週単位・月単位で計画を立てましょう。

計画を立てることによって偏ったレクリエーションにならずに済みます。

スタッフも一緒に笑顔で楽しむ

スタッフが高齢者の方と一緒になって楽しむことはとても大切です。
スタッフが楽しんで笑顔になることで、高齢者の方の皆さんが安心するからです。

スタッフの笑顔は、高齢者の方がレクリエーションに参加するきっかけとなります。
まずスタッフが楽しむことから始めましょう。

注意すること

高齢者の方に無理をさせると危険なレクリエーションもあります。
スタッフは高齢者の方が安心、安全に参加できるように気を配ることが大切です。

スタッフはレクリエーションをするにあたって、下記の点に注意しましょう。

参加者が安全に参加できるようにする

参加者がケガをせず楽しめるように、スタッフは安全面に注意しましょう。
高齢者の方にケガをさせては、今後参加者が楽しめなくなる可能性があります。

足が不自由な方がいる場合は、転倒防止のために、椅子に座ってできるものにしましょう。
また、高齢者の方同士でぶつかってケガをすることがないように見守る必要があります。

無理に参加させない

高齢者の方に無理にレクリエーションをさせるのはよくありません。

レクリエーションは事前の計画や準備を必要とします。
せっかく考えたレクリエーションですから、高齢者の方に参加してもらいたいですよね。

しかし、高齢者の方の皆さんの体調やその日の気分、興味というのは人それぞれです。
本人の意思を尊重し、無理に参加させないようにすることも大切です。

簡単なルールにする・個人戦を避ける

複雑なルールのものや、個々を競わせるレクリエーションは避けたほうがいいでしょう。

高齢者の方がルールを理解できないことで、レクリエーションを楽しめなくなるからです。
また、高齢者の方同士が競争することで闘争心が生まれ、今後の付き合いに支障が出る可能性もあります。

高齢者の方が不快に感じると、せっかくのレクリエーションを楽しめなくなります。
高齢者の方の気持ちに配慮しながらレクリエーションを行いましょう。

公平な応援・敬意も忘れない

スタッフの応援や、敬意を払う行動は高齢者の方を嬉しくさせます。
高齢者の方がレクリエーションを心から楽しめるように、積極的に声を掛けましょう。

「レクリエーション=楽しい」と感じることで、今後も積極的に参加する可能性があります。
スタッフは、公平な応援や丁寧な対応を心掛けましょう。

健達ねっとECサイト

高齢者の方を笑顔にするサービスもある

地域包括ケアシステムは、高齢者の方が重度な要介護状態になっても住み慣れた地域で充実した人生を送ることを目的としたサービスです。
地域包括ケアシステムは、次の5つで構成されています。

  • 医療
  • 介護
  • 住まい
  • 介護予防
  • 生活支援

5つの構成要素が連携し、高齢者の方を支援しています。

また、生活支援の分野では、ボランティアや企業などが主体となっています。
協力している団体は、以下の資格保有者などを確保してサービスを提供しています。

【レクリエーション介護士】
高齢者の方の介護に関する基本的な知識を習得し、趣味や特技を生かしたレクリエーションを企画・実施します。

【介護レク広場】
レクリエーションのアイディア、素材、情報などを提供し介護施設のスタッフをサポートします。

【介護レクワーク】
介護レクリエーションに特化した求人サイト。
事業所と求職者とのマッチングを行います。

高齢者の方に笑顔になって頂くために、サービスを上手に利用してみてください。

出典:厚生労働省「地域包括ケアシステム構築に向けた 公的介護保険外サービスの参考事例集

介護施設で行われるレクリエーションについても解説していますので、あわせてご参考ください。

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高齢者の方を笑顔にすることについてまとめ

今回は高齢者の方を笑顔にする方法についてご紹介しました。
高齢者の方を笑顔にすることについての要点を以下にまとめます。

  • 高齢者の方が笑顔になることでポジティブになる可能性がある
  • 笑うことは脳の活性化につながり、認知機能の低下防止に役立つ
  • 笑うことは糖尿病の予防・改善につながる
  • 高齢者の方を笑顔にするレクリエーションは身体的・精神的にプラスの効果がある
  • 高齢者の方が安全にレクリエーションを実施できるように注意する
  • レクリエーションは高齢者の方を尊重し、全員が楽しめるルールや雰囲気を作る

情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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監修者 メディカル・ケア・サービス

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  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
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