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トップページ>健康お役立ち記事>ストレス>肌荒れの原因はストレス!肌荒れとストレスの関係について、理由と改善方法を徹底解説!

肌荒れの原因はストレス!肌荒れとストレスの関係について、理由と改善方法を徹底解説!

「最近、職場でのストレスが多いと感じる」、「洗顔しても肌荒れが治らない」、「外部のストレスでも肌荒れするの?」と疑問を持つこともあると思います。

ストレスが原因の肌荒れはあります。
今回は、「ストレス性の肌荒れが起きる理由」について解説していきます。

  • 顔のパーツごとに肌荒れが目立つ
  • 鏡に写った肌荒れした自分を見て嫌悪感を感じた
  • 肌荒れがひどく早く治したい

そんな方は、当記事のストレス性の肌荒れの原因と治し方を一読されるのがおすすめです。
また、肌荒れの種類についても紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

出典:厚生労働省「こころの耳 ストレスとは」 

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肌荒れとストレスの関係と原因

結論から、肌荒れとストレスは関係しています。
ストレスは、日常の外部刺激から生じる動揺・緊張により起こる反応のことです。

ストレスを与える刺激要因は、ストレッサーと呼びます。
ストレッサーは、「心理的・環境的・身体的」などの要因から構成されています。
上記の要因から刺激を受けると、体の健康や肌荒れに影響がでます。

許容量オーバーになると精神疾患に発展することもあるでしょう。
ストレスが原因の肌荒れは、下記のような複数のパターンが存在しています。

  •  大人ニキビ
  • 皮脂の過剰分泌による、毛穴の詰まり
  • 肌の乾燥
  • ターンオーバーの乱れ
  • おでこ・ほほ・鼻・顎や口周りの肌荒れ

 それでは、肌荒れの原因や肌荒れの種類についてみていきましょう。 

ストレスについて詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。

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ストレスによって起こる肌荒れの原因

ストレス性の肌荒れには、下記のような原因が挙げられます。

  • 自律神経の乱れ
  • ターンオーバーの周期の変化
  • 生理周期
  • 男性ホルモン

 ここからは、4つの肌荒れの原因について見ていきましょう。

自律神経の乱れ

自律神経の役割は、脈拍・体温を調整することです。
自律神経は、交感神経副交感神経の2種類に分別されています。

 ストレッサーにより、外部刺激が生じると、ストレスを感じます。
ストレスを感じることで、興奮・緊張を司る交感神経が優位に働きリラックスできません。

 結果、免疫機能の低下に伴いターンオーバーが低下してストレス性の肌荒れに繋がります。

ターンオーバーの周期の変化

ストレス要因から、肌細胞の周期が乱れることは、肌荒れの原因です。
表皮は、「角質層・顆粒層・有棘層・基底層」の角質層から構成されています。

 最も底辺の基底層から、上層に押し出され、約2週間の期間を経て肌から表出します。
上層がはがれ落ち、細胞が入れ替わる一連の仕組みがターンオーバーです。

 ターンオーバーの周期は、肌の美しさを左右するため重要なことです。
ストレスにより、免疫力が低下するとターンオーバーのリズムが崩れる恐れがあります。
その結果、肌の水分を保つことが難しくなります。

水分を保てないと、刺激・異物の侵入から肌を守る機能が低下します。
肌の潤い・バリア機能を失うことになるのです。

 バリア機能を失えば、さらに肌荒れが増える可能性が高いでしょう。 

生理周期

女性は生理周期に合わせて、女性ホルモンが変動することで肌荒れになります。
生理の一週間前は、黄体ホルモンの影響で皮脂が増える傾向にあるため注意が必要です。

 皮脂が多くなると「カサつき・炎症・ニキビ」などが目立つようになります。
さらに、肌荒れしてくるとバリア機能も低下してしまいます。

ストレッサーの影響を受けやすくなるので注意が必要です。 

男性ホルモン

 女性の場合、体内の男性ホルモンが増えることは、大人ニキビの原因になります。
なぜなら、男性ホルモンのアンドロゲンは、皮脂全体の約5割を占めている「トリアシルグリセロール」の分泌を促進するからです。

 そして、アンドロゲンは角化細胞の増殖を促す「異常角化」という、角質が多い状態を作る作用があります。

 結果として、角質が毛穴を塞ぎ、皮脂が溜まることで肌荒れを起こします。 

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肌荒れの種類

ストレス要因以外での肌荒れも、下記のように存在しています。

  • カサカサ・乾燥肌
  • 毛穴の開き
  • ニキビ・吹き出物
  • 湿疹・皮膚炎
  • 赤み

 ここからは、一般的な肌荒れの症状と主な原因について解説していきます。

カサカサ・乾燥肌

肌のカサつきは、肌の水分や油分が足りていない証拠です。
スキンケアの水分不足・空気の乾燥も原因のひとつとして考えられます。

 症状による、外見的な肌の特徴は以下のとおりです。 

  • カサカサとしてキメがあらい
  • 毛穴が開いて目立つ
  • 手触りがザラついて硬く感じる 

また、乾燥肌にはゴリラコスメティクスがおすすめです。

肌トラブルにお悩みの方はぜひご利用ください。

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毛穴の開き

ファンデーションで補えないほどの、毛穴の開きができることもあります。
原因は、皮脂の過剰分泌と乾燥、美肌成分の不足です。

 本来は、細菌のガードや肌の潤いのために皮脂が分泌されています。
しかし、皮脂の分泌が多過ぎると、毛穴に詰まることが多いといわれています。

 症状による、外見的な肌の特徴は以下のとおりです。

  • 毛穴がしずくのように縦長に開く
  • キメの荒れた肌に見える

 しずくのような毛穴の開きは、加齢によるものです。
加齢により、皮膚が毛穴を支え切れず、大きく開くことが原因です。 

ニキビ・吹き出物

ニキビ・吹き出物は、細菌の感染などから始まります。
また、肌のバリア機能低下・皮脂の過剰分泌による毛穴のつまりも要因となります。

 シャワーや洗顔時に皮脂が残っていたり、乾燥肌でも起きやすいです。
特に、口やあご周辺などの乾燥しやすい部分にできやすいので注意しましょう。 

湿疹・皮膚炎

かゆみや、ヒリヒリする皮膚の炎症を引き起こす肌荒れです。
角層が水分不足で乾燥し、肌のバリア機能が低下していると起こりやすいといわれます。

さらに、下記との相互作用により発症率が高まるといわれているのが

  • 細菌
  • 相性の悪い薬剤や化粧品
  • アレルギー物質、アトピー素因の有無

などがあります。

 症状による、外見的な肌の特徴は以下のとおりです。

  • 赤みからのブツブツ
  • 小さい水ぶくれ
  • 膿・ただれ 

赤み

お肌に、ヒリヒリする赤みが見られる症状です。
外部刺激から、肌を守るバリア機能の低下が原因になります。

 場合によっては、範囲が顔全体にかけて赤くなることがあります。
特定のアレルギー、皮膚が薄い、気温や日光が原因の可能性もあるため注意が必要です。 

ストレス性皮膚炎について詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。

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ストレスによる肌荒れが起きやすい場所

ストレスによる肌荒れが起きやすい場所は、顔周りといわれています。
ここでは、それぞれの箇所での肌荒れの変化について解説していきます。

顔周りに起きやすい

いずれも、仕事による肉体的疲労・人間関係からくる精神的なストレスから起こります。
肌荒れが起きやすい箇所は、以下のとおりです。

  • おでこ
  • ほほ
  • 顎や口周り

おでこ

毛穴が詰まり肌荒れになりやすい部位といわれています。
主にシャンプー・洗顔料・整髪料が落としきれていない事が原因です。

さらに、皮脂量が多く、毛穴を塞いでしまい、肌荒れしやすいことも特徴です。ストレスによるホルモンバランスの乱れも原因としてあげられます。

そのため、ストレス対策とすすぎ残しがないように日頃から意識すると良いでしょう。 

ほほ

ほほは、顔の他の部位に比べて元の皮脂量が少なく乾燥に悩まされやすい部位です。
ストレスは、自律神経の乱れから血行不良を引き起こさせます。

結果、体温調整が遅れ、冷え性になり、水分が肌まで行き渡らずに乾燥肌になります。

 乾燥肌は角質層が剥がれ、バリア機能が低下するため、肌荒れがより顕著になるでしょう。
そのため、ストレスを発散できる趣味や、リラックスできる時間を確保しましょう。 

鼻は、おでこと同じで皮脂の分泌量が多い箇所といわれています。
皮脂や角質、メイク汚れがたまりやすく、肌荒れの炎症・ニキビに悩まされやすいです。

さらに、ストレスの影響を受け続けていると、ホルモンバランスが乱れます。
ホルモンバランスの乱れは、男性ホルモンの過剰分泌を招くことになります。

 皮脂の分泌量が増大すると、毛穴が塞がり、肌荒れしやすいため注意が必要です。
そのため、ストレスを発散できる趣味としっかりとしたスキンケアを意識しましょう。

顎や口周り

顎や口周りは皮膚が薄く、水分をキープしにくく、乾燥からの肌荒れを起こしやすいです。
前述したとおり、ストレスからの自律神経の乱れで、さらに乾燥する恐れがあります。

そのため、ストレスを発散することや、念入りなクリームによる保湿を心掛けましょう。

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ストレスによる肌荒れの治し方とは

後半では、ストレス性の肌荒れを改善する方法をご紹介します。

  • 生活習慣の改善
  • 皮膚科などでの治療
  • ストレス改善

などの3つの要素から解説していきますので、参考にしてください。

生活習慣の改善

下記のような、生活習慣を改善することで肌荒れの改善が可能です。

  • 規則正しい生活
  • 適度な運動

日頃から心掛けていきましょう。

規則正しい生活

ストレスにより、心身ともに疲れている場合は、規則正しい生活を送ることが大切です。
特に一定の時間に睡眠を取ることは、ストレスの肌荒れ防止になります。

なぜなら、体は睡眠中に日中に浴びた肌へのダメージを修復するからです。
また、食生活の乱れも原因になるため栄養バランスの見直しは大切です。

夕食は、入眠の3時間以上前に摂取して胃腸をいたわるようにしましょう。

適度な運動

適度に体を動かすことでも、ストレス解消が可能です。

ストレスでの肌荒れに対しても、発汗により新陳代謝を高めて、美肌効果があります。
また、運動によるダイエットや健康な身体作りで、免疫力が高められます。

運動を取り入れるために、負荷の低いウォーキング、ヨガなどがおすすめです。

皮膚科などでの治療

下記のような、皮膚科などでの治療でも、お肌のケアが可能です。
また、スキンケア、サプリメントでのメンテナンスも効果的でしょう。

薬での治療

市販の薬品は、肌との相性が悪いこともあるため、肌の悪化が考えられます。
一方で、皮膚科での処方薬は肌状態を診察したうえで処方してもらえます。

症状に適した成分・薬剤での治療ができるため、おすすめです。
市販の薬品で、どうしても改善しない場合は、皮膚科の診察を受けましょう。

スキンケア

スキンケアをするときは、肌への負担を意識した低刺激な石けんを使いましょう。
なぜなら、洗浄力の強い洗顔料は、皮脂を落とし過ぎることで乾燥を招くからです。

結果として、スキンケアをすることが肌荒れの原因にもなりかねません。
ただし、低刺激と表示されていても注意が必要です。

自身の肌との相性が悪いこともあるため、試用品から始めると良いでしょう。

サプリメント

ビタミンCサプリメントの摂取により、ストレス性の肌荒れを改善できます。
ビタミンCは、肌には欠かせない栄養素です。

紫外線を浴びると出てくるメラニンの排泄や、コラーゲン生成を促してくれます。
目安は、1日3回ほどで、ビタミンCを優先して摂るようにしましょう。

ストレス改善

ストレス性の肌荒れには改善方法の実施が重要です。

  • リラックス
  • メンタルクリニックなどでの診察
  • ストレス発散

最後に、上記3つの方法について解説していきます。

リラックス

ストレスは外部刺激により、交感神経優位な状態のときに引き起こされます。
リラックスにより、副交感神経優位な状態にすることで外部刺激の影響を軽減できます。

メンタルクリニックなどでの診察

ストレッサーにより、精神的なダメージが蓄積すると肌荒れを引き起こします。特に、自律神経の乱れは、うつ病のリスクも考えられます。

普段から、職場・家庭でストレスを抱えている場合は注意が必要です。
健康的な肌を保つという意味でも、メンタルクリニックでの診察を受けましょう。

ストレス発散

ストレス発散できる趣味を持つことで、ストレスからの肌荒れを防ぐことが可能です。
運動・読書・映画などでリフレッシュして、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

自分だけのストレス対策により、肌のバリア機能を保てますよ。

ストレスの対処法について知りたい方は、こちらをお読みください。

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ストレスで起こる肌荒れは繰り返す

ストレスからの肌荒れは、生活習慣やスキンケアのみでは、再発する可能性があります。
なぜなら、ストレス性の肌荒れは、ストレス要因を解消しないと繰り返し起きるからです。

 そのため、ストレス改善をすることが、肌荒れを直す一番の方法です。

  • 十分に睡眠をとる
  • 食生活を見直す
  • 適度な運動
  • 入浴や半身浴でのリラックス
  • アロマでリラックス

 上記のような、一人の時間を確保して、落ち着いた気持ちで1日を過ごすことが大切です。

ストレスが原因で肌荒れを起こす人の特徴と改善方法についてのまとめ

今回は、ストレス性の肌荒れが起きる理由についてご紹介しました。
ストレス性の肌荒れが起きる理由についての要点を以下にまとめます。

  • 肌荒れは、ストレスが原因か皮脂分泌・ターンオーバーなどでも起こる
  • ストレスの改善やストレッサーを処理する必要がある
  • セルフケアで治らない場合は、皮膚科や、メンタルクリニックを受診する

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
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  • 障がい者雇用

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