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トップページ>健康お役立ち記事>更年期>更年期の検査にはどのようなものがある?検査の種類について解説!

更年期の検査にはどのようなものがある?検査の種類について解説!

更年期にさしかかると、さまざまな体調不良に悩まされます。
更年期の体調不良は放置すると症状がひどくなる可能性があります。

更年期における体調不良の症状や原因は何でしょうか?
更年期の検査にはどのようなものがあるのでしょうか?

 本記事では更年期の検査について以下の点を中心にご紹介します。 

  • 更年期の検査は何をするの?
  • 更年期の検査はどこに行けばできる?
  • 更年期の検査費用は?

更年期の検査について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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更年期とは 

更年期とは、一般的に閉経の前後5年、合計10年の間のことを指します
個人差はありますが、更年期の間は心も体も不安定な状態になります。

症状

ひとくちに更年期の症状といっても、多種多様です。
大きく分けて以下のような症状があらわれます。 

  • 血管運動症状:ホットフラッシュ、動悸、頭痛、肩こり、めまい、疲労感
  • 精神的症状:イライラ、気持ちの落ち込み、倦怠感、不眠、食欲不振
  • 身体的症状:関節痛、腰痛、筋肉痛、冷え、しびれ、湿疹、かゆみ、頻尿

原因

更年期にはなぜ体調不良が起こるのでしょうか。
その原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの血中濃度です。
年齢とともに卵巣機能が衰え、エストロゲンの分泌量も徐々に低下します。
この変化を脳が感知することにより、自律神経に乱れが生じます。 

さらに更年期の40~50代は、身体的、心理的、社会的に大きな変化がある時期です。
子育てが終わり、次いで親の介護など、今までの環境が大きく変わります。
将来の不安なども重なって、心も体も疲れてしまうことも原因となります。

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更年期の検査項目にはなにがある?

年齢的に更年期なので、体調不良は仕方がないと思っていませんか?
更年期だからこそ、注意しなければならない病気もあります。

更年期を迎えたのか、それとも違う病気が潜んでいるのかハッキリさせるのが検査です。
更年期の検査はどのようなことをするのでしょう。

問診

問診では次のようなことを聞かれるので、検査する前にメモにしておくといいでしょう。 

  • 月経の有無(月経周期、量、最終月経の時期)
  • 閉経からどれくらい経つか
  • 過去にかかったことのある病気(特に婦人科系)
  • 嗜好品などの生活習慣
  • 現在受診している病気や服用している薬
  • 家族の病歴

問診では、更年期特有の症状がどれくらい強くあらわれているかなどもチェックします。
20項目ほどの設問に「はい」「いいえ」で答える検査です。

ホルモン検査

更年期には、ホルモンバランスが乱れて症状があらわれます。
症状の原因が更年期かどうか調べるのがホルモン検査です。

 ホルモン検査では採血します。
ホルモン検査で調べるのは次の濃度です。

  • 抱卵刺激ホルモン
  • エストラジオール

更年期になってエストロゲンが減少すると、抱卵刺激ホルモンを過剰に分泌します。
それでも卵胞が作られなければ、今度はエストラジオールの分泌が低下します。

 つまりホルモン検査によって、抱卵刺激ホルモンの濃度が高く、エストラジオールの濃度が低ければ更年期と判断できるのです。

心理検査

更年期の心理検査は、問診時のチェックリストをもとに行います。
症状がどれくらい強く出ているのかを確認するため「抑うつ評価尺度」「状態・特性不安検査」などをします。

自律神経の機能検査

更年期の自律神経機能検査では「皮膚紋画法」「寒冷血圧試験」などが行われます。

  • 皮膚紋画法:皮膚に一定の力を加えて擦り、皮膚の変化を観察する検査方法
  • 寒冷血圧試験:片方の腕に氷水を当てて冷やし、もう片方で血圧の変化を観察する検査方法

超音波検診

超音波を使って子宮や卵巣、卵管などの状態を検査します。
子宮がんや卵巣がん、子宮頸がんなど重篤な婦人科系の病気が隠れていないかを検査します。

血液検査

更年期の血液検査は、以下の値を調べるために必要です。

  • 女性ホルモン
  • コレステロール
  • 血糖値
  • 肝機能
  • 甲状腺機能

 コレステロール値は、更年期に入ると急激に上昇します。
コレステロール値の急激な上昇は、エストロゲンの分泌が減ったことを知る手がかりです。

重度の肝機能障害がある場合、ホルモン治療ができないので事前に知っておく必要があります。
血糖値も同じです。
糖尿病を患っている場合はホルモン治療ができないことがあります。

また、更年期になると甲状腺機能に異常が見られる女性が多く見られます。

更年期の検査には何科に行く?

もしかして更年期による不調なのかもしれない、と思ったらどうしますか?
更年期による不調の場合、どの診療科に行って検査してもらったらいいのでしょう。
婦人科をはじめ、最近ではさまざまな外来診療を受けられます。

更年期外来

更年期に特化した外来です。
年齢的に更年期の症状かもしれないと感じたら、検査してもらいましょう。
体調不良の原因が更年期だとわかれば、ホルモン治療など適切に対応してもらえます。

婦人科

更年期だけでなく、女性の体の不調全般に対応してもらえます。
更年期障害と思っていても、実際には女性特有の疾患が隠れている場合もあります。
そのような場合に、広範囲に検査してもらえるのがメリットです。
まずは、婦人科で検査してもらうといいでしょう。

女性外来

更年期による心身の不調は、非常にデリケートです。
メンタルが大きく影響することも多いので、血液検査だけでは原因がわからないこともあります。

女性外来は、最近注目されている診療科です。
婦人科は男性医師も多いですが、女性には女性にしか理解できない症状や心理もあります。
そのようなニーズに応えるため、あえて女性医師や女性看護師で診療する外来科です。

更年期の不調だけでなく、日々の過ごし方なども親身になって相談に乗ってくれます。

男性更年期障害専門の外来

更年期障害は、女性だけのものと思っている方も多いでしょう。
実は、男性にも更年期障害はあります。
しかし、女性と違ってあらわれ方が緩やかであるため、今まで見過ごされてきました。

 男性の場合、気力がなくなった、勃起しない、疲労感、うつ状態などがあらわれます。
「もう歳なので」と決めつけず、男性更年期障害専門の外来を受診しましょう。

泌尿器科

男性更年期障害専門の外来というのは、まだ身近にあまりありません。
まずは、泌尿器科を受診することです。

男性の更年期障害では「テストステロン値」を検査することで診断がつきます。
お住まいの地域のどの泌尿器科でもこの検査は可能なので、ぜひ受診しましょう。

AGA

更年期障害の検査費用や料金は?

更年期による不調なのかどうかを調べるためには、病院で検査を受けなければなりません。
その場合に検査費用がどれくらいかかるのか心配な方も多いでしょう。

検査の料金は基本的に保険適用される

更年期の検査は、保険適用であることがほとんどです。
一般的な検査費用は、保険適用で以下のようになります。

  • 初診料:800円程度
  • ホルモン採血:2,400円~
  • 経腟超音波:1.600円~
  • 子宮頸がん検診:1,000円~
  • 子宮体がん検診:2,000円~

保険適用の場合は大体5000円前後とされている

更年期の検査では、目安として5,000円前後を考えておけばいいでしょう。
ただし、保険適用の検査では検査項目が限られています。
もし、何らかの異常を医師が認めた場合、追加の検査があり、その分費用も高くなります。

自由診療でも受けられる

更年期の検査は、自由診療も受けられます。
自由診療では、保険が適用されない高度な検査をすることが可能です。
精密な検査結果や保険適用内の検査では、病状がハッキリしない場合などに有効です。

自由診療の場合は病院によって値段が変わる

自由診療では、検査費用は各病院にゆだねられています。
同じ検査でも病院によって検査費用が大きく変わることがあります。
自由診療で検査する場合には、検査内容や検査費用を慎重に検討する必要があります。

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更年期の検査キットとは?

 更年期の検査といえば、婦人科などに足を運ばなくてはできない検査でした。
しかし、最近では自宅で簡単に更年期の検査ができるキットが販売されています。

自宅で簡単に検査できる

ホルモン検査を自宅で簡単にできるキットは、忙しい現代人にピッタリです。
更年期障害の症状が出始めのころは「更年期なので仕方がない」とガマンできます。
しかし、徐々に症状が悪化すると日常生活にも支障が出ます。

 更年期対策は初期段階で抑えられれば、症状を軽くすることが可能です。
不安な毎日を送るよりも、まずは自分の体の異変を手軽に確認するためにもおすすめです。

ホルモンを中心として検査するものが多い

検査キットは更年期だけでなく、血液から読み取るホルモン値の検査結果になります。

  • 甲状腺刺激ホルモン
  • 卵胞刺激ホルモン
  • エストロゲン
  • 黄体形成ホルモン
  • プロラクチン
  • 抗ミュラー管ホルモン

これらのホルモン値から更年期の見極めや、考えられる病気を割り出していきます。

病院への連携を繋げてくれるタイプがおすすめ

大切なのは、検査することではありません。
検査結果をいかに有効活用するかです。

 検査キットを購入するにあたり、検査結果を踏まえたさらなる一歩が必要です。
検査結果を知らされても、どう対処していいのかわからないというケースも想定されます。

検査後の対処を踏まえて、検査結果と病院の連携ができる検査キットを選ぶべきでしょう。
検査結果のデータがすべて提携病院に送られ、結果に基づいた治療や対処ができます。

薬の使い方

更年期と判断するには検査の前に知識が大事

更年期は、個人差はあるものの誰にでも訪れるものです。
いつもと違う体調の変化に不安を感じる方も多いでしょう。
しかし、更年期に対する知識をしっかりと持っておけば、過度な不安を持たずに済みます。

 更年期に大きく影響するのは、年齢からくる体調不良だけではありません。
不安や心配事、環境の変化などが大きく影響します。
まずは、自分が更年期にいるのかもしれないという自覚を持ちましょう。

 そのうえ更年期には、さまざまな病気も心配です。
更年期にありがちな症状でも辛い場合や明らかにいつもと違う場合には、病院で検査するべきです。
そのうえで診断が更年期によるものであれば、医師の指示のもと症状を軽くする治療を受けましょう。

出典:厚生労働省【e-ヘルスネット更年期障害】

更年期の検査まとめ

ここでは、更年期の検査について紹介してきました。
その要点を以下にまとめます。

  • 更年期の検査は主に「問診」「血液検査」「超音波検査」「ホルモン検査」など
  • 更年期の検査は「婦人科」「更年期外来」「女性外来」「泌尿器科」などで受ける
  • 更年期の検査費用は、保険適用で5,000円程度

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
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