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トップページ>健康お役立ち記事>健康診断>脳ドックのデメリットは何がある?デメリットを抑える方法を説明!

脳ドックのデメリットは何がある?デメリットを抑える方法を説明!

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脳ドックのデメリットについて

脳ドックは、脳の病気のリスクを調べるために行われます。
また、脳ドックは生活習慣改善に役立てられます。

そもそも脳ドックとはどんな検査なのでしょうか?
どのようなデメリットがあるのでしょうか?

本記事では脳ドックのデメリットについて以下の点を中心にご紹介します。

  • 脳ドックのデメリットとは
  • 脳ドックのデメリットを抑えて検査する方法とは
  • 脳ドックのメリットとは

脳ドックのデメリットについて理解してもらうためにも参考にしていただければ幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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脳ドックとは

脳ドックとは、脳の病気のリスクを調べるために行われる脳の検査のことです。
ここから、脳ドックの検査内容などについて具体的に解説します。

何歳から

脳ドックは、脳卒中などのリスクが高くなる40歳以上から行いましょう。

脳ドックとは、脳梗塞や脳卒中などの発症リスクを検査することが目的になるからです。
脳卒中になると、具体的に以下の症状が出ます。

  • 死のリスク
  • 後遺症が残るリスク
  • 介助が必要になるリスク

上記のように、日常生活に大きな支障を来すようになる可能性が高いといえます。
そのため、40歳以上の方は検査を受けることが望ましいわけです。

20代や30代など、若い世代の方が検査を受けてもOKです。
早めに検査を受けて、自分の体の状態を知っておくと良いでしょう。

検査内容

脳ドックでは、MRIMRA検査頸動脈エコー検査などが実施されます。
具体的な検査内容は下記の表に示すとおりです。

上記の表のとおり、脳ドックで検査される項目はいろいろな種類があります。
ただし、一般的に病院によって検査項目が違いますので注意が必要です。

検査項目検査の目的
MRI脳の断面を確認するため
MRA脳の血管の状態を検査するため
頸動脈エコー検査頸部から頸動脈にかけて動脈硬化が起こっていないか確認するため
ABI検査両手両足の血圧を検査し、下半身に動脈硬化が起こっていないか確認するため
血液検査血糖、脂質、肝機能の数値を確認するため
心電図検査脳梗塞の原因になる不整脈などの症状がないか確認するため
尿検査糖尿病、動脈硬化のリスクを確認するため

心電図検査や尿検査などがオプションとなっている場合があります。

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脳ドックのデメリットには何がある?

脳ドックには、様々な「デメリット」があるといわれています。
ここから、脳ドックのデメリットについて具体的に解説します。

費用が高価

脳ドックのデメリットは、費用が高額になりやすい点です。
高額になる理由は、基本的に脳ドックには保険が適用されず、自由診療扱いになるからです。
脳ドックは病気の治療ではなく、病気の発見を目的としているため保険適用となりません。

また、脳ドックの検査内容や利用される機械は、病院によって違います。
そのため、どこの病院で検査するかによっても費用が変わってきます。

なるべく費用を抑えたいと思う方は、必要最低限の検査のみを選びましょう。
また、検査料金が安い病院をWEBで探すのも一つの方法です。

ペースメーカーや体内金属を入れているとできない

脳ドックの検査を受ける場合、電子機器を装着している方は検査を受けられません
なぜなら、体に埋め込んだ機械がMRIに影響を与える可能性があるからです。
検査を受けられない方は具体的に下記に示すとおりです。

  • ペースメーカー、埋込み型除細動器などを装着している方
  • 金属製の心臓人工弁を利用している方
  • 人工内耳・中耳を使用している方
  • 神経刺激装置を使用している方
  • 冠状動脈、血管内に磁性体のステント挿入後8週間未満の方

上記に該当する方は、脳ドックを受けられないので注意してください。
また、過去に心臓や脳の手術を受けた方は、主治医に相談することが求められます。

偽陽性の診断を受ける可能性がある

脳ドックのデメリットは、偽陽性の診断を受ける可能性がある点です。
偽陽性とは、本来は陰性であるにもかかわらず陽性と診断されることです。

本当は問題のない場合でも、さらに精密な検査を受けさせられるケースがあります。
基本的に、病気の疑いのある場合は精密検査が必要だと考えられているからです。

つまり、精密検査の結果、病気が見つからない場合もあるわけです。
精密検査は無料で行われるわけではないので、余計な時間や費用などがかかります。

何か見つかった時の精神的な負担が大きい

脳ドックのデメリットは、症状が見つかった時の精神的なショックが大きい点です。

脳ドックでは、今まで気づかれなかった脳動脈瘤が発見されるケースがあります。

脳動脈瘤は成人の約3%の方に見られ、破裂しなければ症状が出ません。
医師の診断によって、経過観察が取られるケースと処置されるケースがあります。

自覚症状がない状態で予想外のことをいわれると、誰しも動揺するでしょう。
体に異常があると分かると、不安を抱えながら生活することになるからです。

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脳ドックがデメリットになる理由

脳ドックはデメリットが多いため、行わないほうが良いという声があります。
ここから、脳ドックがデメリットになる理由について、具体的に解説します。

脳ドックは日本独自の予防医学

脳ドックは、日本だけで行われている健康診断法であり、基本的に他国では実施されていません。
理由として、MRIやCT検査などは特別な検査で、他国では高い料金が発生するからです。

日本は、MRIやCTの保有台数が、人口あたりで見ると、世界一多くなっています。
そのため、他国より検査費用が安くなり、予約も取りやすいのです。

恵まれた環境によって、脳ドックが広く普及したと考えられています。

また、アメリカでは頸動脈エコー検査の偽陽性率が高い点が問題視されてきました。
それは、頸動脈エコー検査の偽陽性率が35.6%だというデータがあるからです。

わざわざ検査しても、データの信憑性が低いため優先度が低い傾向にあります。

治療の必要のない物まで発見してしまう可能性がある

脳ドックのデメリットは、見つける必要のなかったものまで発見することがある点です。

例えば、脳ドックによって脳動脈瘤が発見されるケースがあります。

脳動脈瘤とは、未破裂の状態では自覚症状が出ません。
そして、将来的な破裂の可能性を予測することは難しいとされます。
そのため、本来は処置しなくてもいい脳動脈瘤を切除する可能性はあるわけです。

脳の動脈が発見された場合、処置するかどうかは医師の判断によります。
本来処置する必要がない脳動脈瘤でも、発見された以上継続的な検査が求められます。
つまり、脳ドックでは見つける必要のなかった腫瘍まで発見する可能性があるわけです。

脳ドックの検査内容には閉塞感や負担が大きい物があるため

脳ドックのデメリットは、体調を崩す可能性がある点になります。
それは、脳ドックで使用するMRIという特殊な機械に全身が入った状態で行われるからです。

一般的にMRI検査は、1560分くらい時間がかかります。
検査で体が磁場に晒され、以下の症状を訴える方もいます。

  • めまい
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 磁場酔い

また、狭い空間でじっとしている必要があることから閉所恐怖症の方に向いていません
後述するように、閉所恐怖症の方はオープン型MRIを利用するようにしましょう。

脳の腫瘍に対しての治療はデメリットがそもそも大きい

脳ドックのデメリットは、そもそも脳腫瘍の治療にはリスクの方が大きい点です。
治療が必要とされる脳腫瘍が発見された場合、基本的に以下の方法が取られます。

  • 処置
  • 経過観察

腫瘍を処置して取るのか、そのままにしておくのかは慎重な判断が求められます。
理由として、どんな手術でも100%安全が保証されているわけではないからです。
手術によって起こりうる合併症は具体的に下記のとおりです。

  • 脳挫傷
  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 脳神経障害
  • 髄膜炎
  • 脳膿症
  • 髄液漏
  • 肺炎

上記のような合併症が発生するリスクや、合併症による後遺症が起こる可能性もあります。

  • 意識障害
  • 運動障害
  • 感覚障害
  • 記憶障害
  • 痙攣
  • 失語
  • 嗅覚障害

上記のように、合併症や後遺症により生活に多大な影響を及ぼす点には注意が必要です。
脳の治療に限りませんが、治療には高いリスクを伴う可能性があります。

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脳ドックはデメリット以外のメリットもある

脳ドックにはデメリットがありますが、メリットについても知っておきましょう。
ここから、脳ドックのメリットについて具体的に解説します。

病気が見つかり治療することを選択できる可能性がある

脳ドックのメリットは、脳の病気の早期発見・早期治療が可能になる点です。
病気の効果的な治療には、早期発見・早期治療が基本とされます。

特に脳の病気の場合、命にかかわるケースが多いので早期発見・早期治療が重要になります。
具体的には、脳ドックによって下記の症状の発見が可能です。

  • 脳血管疾患
  • アルツハイマー型認知症

脳血管疾患になると、命にかかわったり治療できても後遺症が残ったりする場合があります。
脳ドックで病気を早期発見できれば、リスクを低減することが可能です。

アルツハイマー型認知症とは、認知症で最も多い症状です。
物忘れで発症するケースが多く、徐々に症状が進行していく傾向があります。

現代の医学では、アルツハイマー型認知症を発症する原因は分かっていません。
ただし、早期発見・早期治療で症状の進行を遅らせたり改善したりすることは可能です。

検査で何もなければ気持ちが楽になる

脳ドックのメリットは、検査で異常がなければ気持ちが楽になる点です。
脳ドックでは、MRI検査やMRA検査を基本に脳の検査が行われます。

病院のプランによっては、血液検査や頸動脈の検査などが行われるでしょう。
いろいろな検査を通して異常がなければ、今までどおりの生活を送っていけます。

つまり、脳ドックを受けた時点で脳の健康状態が保証されているわけです。
ただし、年齢とともに脳疾患のリスクは高まりやすい点は、注意しなければなりません。

生活を見直せる

脳ドックのメリットは、検査結果を受けて普段の生活を見直せる点です。
脳ドックで何らかの異常が発見されても、すぐに処置とはならないケースがあります。

理由として、脳の病気の中にはすぐに症状が悪化しないものが多くあるからです。
すると、病気を改善するために生活習慣の見直しが求められます。

生活習慣の改善でポイントとなるのは食事・運動・睡眠を整えることです。
すると、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの発症を抑えられます。

結果として、リスクの高い病気の予防になるわけです。
脳ドックの結果を受けて生活習慣を見直せば、将来的な病気のリスクの低減が可能です。

薬の使い方

脳ドックのデメリットを抑えて受けるために

脳ドックにはデメリットがありますから、デメリットを抑える方法をしっかりと知っておきましょう。
ここから、脳ドックのデメリットを抑える方法を具体的に解説します。

補助金や助成金を利用する

脳ドックを受けるときに補助金などを活用すれば、高額になりやすい費用を抑えられます。

脳ドックは自由診療であるため、基本的に保険適用外です。
しかし、国や地方公共団体等から出されている補助金などを活用できるケースがあります。
補助金や助成金を利用しても、返済する必要はありません。

健康保険に加入している方の場合、補助金を利用できるケースがあります。
健康保険とは公務員やサラリーマンなどが加入する保険のことです。
例えば、東京不動産業健康保険組合に加入している場合、1万円の補助を受けられます。

また、地方自治体から補助金を受けられるケースもあります。
対象となる方は、具体的に下記のとおりです。

  • 国民健康保険加入者
  • 後期高齢者医療制度加入者

ただし、自治体によって支給のルールが異なるため、一度問い合わせてみると良いでしょう。

オープン型MRIの機器がある病院を選ぶ

オープン型MRIがある病院を選べば、脳ドックのデメリットを抑えられます。

MRI検査では、狭い機械の中に長時間入ります。
閉所恐怖症の方には向いていませんが、オープン型MRIであれば入りやすくなります。
理由として、オープン型の場合は視界が開けており、閉塞感を感じにくいからです。

小さいお子さんの場合も保護者が付き添えるので、検査が可能となっています。
また、検査中の音も軽減されるので、ストレスを感じにくくなっているというメリットがあります。

ただし、従来のMRI検査よりも磁力が弱くなる点がデメリットです。
適正な診断のためにも、なるべく従来のMRI検査を受けることが求められます。

検査の受診頻度を少なめにする

脳ドックのデメリットを抑えるには、検査を受ける頻度を少なくする方法があります。
健康診断や人間ドックと違って、脳ドックは毎年受診する必要がないからです。

脳ドックの検査を受けて異常が見られない方の場合、2年から3年おきの検査でOKです。
一般的に脳ドックの検査が必要なのは40代以降の方になります。

ただし、40代後半からは、検査の頻度を医師と相談すると良いでしょう。
また、40代前半の方も何らかの異常がある場合、毎年検査を受けることが理想的です。

脳ドックの検査を受けて後悔しないために

脳ドックの検査を受けて後悔しないためには、あらかじめ抑えてておきたいポイントがあります。
ここから、脳ドックの検査を受けて後悔しないために気を付けたい点を紹介します。

家族に脳卒中の既往がある場合は受けるべき

脳ドックの検査が特に必要な方は、家族に脳卒中の既往歴がある方です。
家族に脳卒中など脳血管疾患がある方の場合、同じ症状が出やすいといわれています。
そのため、確実に脳ドックを受けるようにしましょう。

家族が、くも膜下出血で亡くなったことを理由に、脳ドックを受ける方は一定数います。

家族が、くも膜下出血になった方の場合、動脈瘤が見つかりやすいといわれます。
家族に脳卒中の既往歴がある方は、早めに脳ドックを受診するのも一つの方法です。

1度の検査を受けて終わりにしない

脳ドックの検査を受けて後悔しないためには、検査を継続して受けることがポイントです。
理由として、脳ドックとはあくまでも検査であり、治療や予防には効果がないからです。
脳ドックの検査結果を受けて生活習慣を変えるなどで、初めて効果が期待できます。

前述の通り、脳ドックの検査の頻度は年齢や健康状態によって変わります。
特に、健康な方ほど注意が必要だといえるでしょう。

健康だからと何年も検査しないと、知らない間に病気が進行している可能性があるからです。
つまり、脳ドックは1度の検査で終わりと考えず、継続することが重要になります。

年齢ごとに必要な検査を確認しておく

脳ドックの検査を受けて後悔しないために、検査内容を確認しておきましょう。
理由として、脳ドックの検査内容は病院やプランによって異なるからです。
20代や30代など若い方が脳ドックを受ける場合、基本的なプランで良い場合があります。

しかし、40代以降の方の場合、より詳細な検査を受けるほうが効果的なケースがあります。
ご自分にとって必要な検査を受けることで病気の早期発見に効果的です。

脳ドックを、どこの病院で受け、どのプランを選ぶのかしっかり考えると良いでしょう。
医師と相談しながら決めていくのも効果的な方法になります。

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脳ドックはデメリットがあっても受けるべき

脳ドックにはさまざまなデメリットがありますが、それでも検査を受けたほうが良いでしょう。
理由として、日本では、脳ドックを受けることで脳血管疾患による死亡数が減少しているからです。

日本では脳血管疾患で亡くなる方は、全体の死因の4番目に該当します。
つまり、それだけ脳血管疾患でなくなる方が多いのです。

しかし、脳ドックが普及し始めた頃から脳血管疾患による死亡数が減少しています。
1992年に人間ドックの項目に選ばれ、脳ドックは広く普及しました。

厚生労働省の統計によると、1995年頃から脳血管疾患の死亡数は下がり続けています。
脳ドックが死亡数の減少に寄与している可能性は高いといえるでしょう。
そのため、脳ドックはデメリットがあっても受けるべきです。

出典:厚生労働省【令和3年人口動態統計月報年計(概数)の概況】
出典:厚生労働省【脳血管疾患患者数の状況|平成30年版厚生労働白書】

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脳ドックのデメリットのまとめ

ここまで脳ドックのデメリットについてお伝えしてきました。
脳ドックのデメリットの要点をまとめると以下のとおりです。

  • 脳ドックのデメリットとは、費用が高価になりやすく、偽陽性の診断を受ける可能性があること
  • 脳ドックのデメリットを抑えて検査するには、補助金や助成金を利用し検査頻度を少なくすることである
  • 脳ドックのメリットとは、病気の早期発見・早期治療が可能になる点や、異常がなければ気持ちが楽になる点がある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
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  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
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