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トップページ>健康お役立ち記事>体の不調>ヘルペス性口内炎とはどんな口内炎?主な原因や治し方などを紹介

ヘルペス性口内炎とはどんな口内炎?主な原因や治し方などを紹介

口内炎は身近な口内トラブルですが、実はさまざまな種類があります。
中でもヘルペス性口内炎は、他人に感染することもあるため注意が必要です。

ヘルペス性口内炎とは、どのようなものなのでしょうか?
ヘルペス性口内炎の治療法にはどんなものがあるのでしょうか?

本記事では、ヘルペス性口内炎について以下の点を中心にご紹介します。

  • ヘルペス性口内炎とは
  • ヘルペス性口内炎の治療法
  • ヘルペス性口内炎の予防法

ヘルペス性口内炎について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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口内炎とは

口内炎は、口の中の粘膜に起こる炎症です。
口内炎の原因は、栄養不足・疲労・物理的な刺激などさまざまです。

口内炎の症状は、発症原因によって若干差があります。
一概にはいえませんが、口内に痛みを伴う潰瘍があらわれることが多いです。

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ヘルペス性口内炎とは

ヘルペス性口内炎とは、口内炎の中でもウイルス性口内炎に分類されます。
ウイルス性口内炎は、ウイルス感染が原因で起こる口内炎の総称です。

まずはヘルペス性口内炎の基本的な情報をご紹介します。

ヘルペス性口内炎の見た目

ヘルペス性口内炎の見た目は、白っぽい水ぶくれのようなものです。
多くは円形をしており、水ぶくれの周囲は赤く腫れていることが多いです。

ヘルペス性口内炎は、小さな水ぶくれが5~6個固まって発生するのも特徴です。
水ぶくれの好発部位は歯肉・舌などの柔らかい部分です。
唇の外・のどなどに発生することもあります。

ヘルペス性口内炎の症状

ヘルペス性口内炎では水ぶくれ以外に、次のような症状が出ることもあります。

  • 強い痛み
  • 発熱
  • 歯茎が赤く腫れる
  • 歯茎からの出血

ヘルペス性口内炎はしばしば歯茎の腫れ・出血・強い痛みを伴います。
特に小さな子供は、痛みから食べ物を食べられなくなることも多いです。

高熱が出やすいのもヘルペス性口内炎の特徴です。
発熱症状は約2~5日続きます。
水ぶくれ・歯茎の腫れ・痛みなどの症状は1週間程度で治まることが一般的です。

ヘルペス性口内炎の原因

ヘルペス性口内炎の原因は、単純性ヘルペスウイルスに感染することです。

単純性ヘルペスウイルスの主な感染経路は次の通りです。

感染経路内容
接触感染ウイルスの保有者と直接触れ合うことで感染するスキンシップ・性的接触・タオルなどの使いまわし
飛沫感染ウイルスを含んだ飛沫に触れることで感染するくしゃみ・咳・鼻水

最も代表的なのは家族内での接触感染です。
単純性ヘルペスウイルスはほぼすべての方が幼少期に感染し、生涯を通じて体内に保有します。

実際に大人の約85%はヘルペスウイルスを有しているとも指摘されています。
ヘルペスウイルスは非常に感染力が強く、未保有者が保有者に接触すると簡単に感染しやすいのも特徴です。

そのため親から子のように、家族・身近な間柄での感染が非常に起こりやすいウイルスなのです。

ヘルペス性口内炎の治し方

ヘルペス性口内炎は、放っておいても自然に治ることも多いです。
しかし高熱・痛みを伴いやすいため、自然に治るまで待つのは辛い場合もあります。

回復を早めるには病院で治療を受けるのがおすすめです。
病院での治療は薬物療法が中心になります。

代表的なのは、抗ウイルス薬の内服です。
抗ウイルス薬とは、ヘルペスウイルスを抑制する飲み薬です。

軟膏やうがい薬が処方されることもあります。
一般的なのは、炎症を鎮める作用のある軟膏・うがい薬です。
炎症の鎮静化は、痛み・腫れの軽減や早い治癒につながります。

痛みのために食事が摂れない場合などは、鎮痛剤が処方されることもあります。
薬ではありませんが、口内炎の治療にはビタミン剤が併用されることもよくあります。

特に多いのはビタミンB群が配合されたものです。
ビタミンB群には、粘膜を保護して健やかに保つ作用があるためです。

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ヘルペス性口内炎を防ぐには

ここからは、ヘルペス性口内炎を予防する方法をご紹介します。
ヘルペス性口内炎を予防するポイントは、免疫力の低下を防ぐことです。

それでは、ヘルペス性口内炎の具体的な予防方法を順番に解説します。

ストレスを溜めない

ヘルペス性口内炎を防ぐには、ストレスを溜めないことが大切です。
ストレスは免疫力を低下させる大きな原因となります。
なぜストレスが免疫力を低下させるのかというと、自律神経を乱すからです。

自律神経は心拍・血圧・体温調節や免疫機能を管理しています。
ストレスによって自律神経が乱れると、免疫機能が低下しやすくなります。
体内に潜伏しているヘルペスウイルスの活性化を許すため、口内炎ができやすくなります。

ストレスを溜めないためには、適度な休養・趣味・運動などがおすすめです。
ストレス解消の仕方は個人によって差があります。
ぜひ自分にあったストレス解消法をお試しください。

バランスの良い食事をする

ヘルペス性口内炎の予防には栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
栄養が極端に不足・偏った生活を続けると、免疫機能が低下しやすくなるためです。

意識して摂取したいのは、ビタミン・ミネラル・食物繊維です。
特にビタミンA・C・Eには強い抗酸化作用があるため、免疫機能の維持・向上に役立ちます。

口内炎全般の予防・改善にはビタミンB群の摂取をおすすめします。
ビタミンB群には粘膜を健やかに保つ作用があるためです。
ビタミンB群が豊富なのは豚肉・レバー類・うなぎ・納豆などです。

各栄養素の摂取は食品から行うのがベストです。
ただし食品から十分な量を摂るのが難しい場合は、サプリメントなどを補助的に利用するのも1つの方法です。

口腔ケアを行う

ヘルペス性口内炎を予防するには、口内を衛生的に保ちましょう。
口内を不衛生にすると雑菌が繁殖しやすくなるため、口内炎が起こりやすくなります。

具体的には、丁寧な歯ブラシを心がけてください。
殺菌作用のあるマウスウォッシュやうがい薬を使って口をすすぐのもおすすめです。

口内の乾燥も雑菌の繁殖を招く原因です。
口が乾燥しやすい方は、こまめに水分補給するなどして、口の中の潤いを保ちましょう。

不要な接触は避ける

ヘルペスウイルスは感染力が強く、周囲に接触感染・飛沫感染しやすいとされています。
無用な感染を防ぐためには、他の方との接触を極力減らすことが大切です。

たとえば口移し・キスなどは避けましょう。
タオル・食器類はウイルスがつく可能性が高いため、家族内でも使い回しは避けるのが無難です。

学校・仕事は、症状が完全に消えるまで休むのがベストです。
もし長期間のお休みが難しい場合は、マスクを装着するなどして口元を覆いましょう。

登校・出勤の具体的なタイミングについては、かかりつけ医と相談するのがおすすめです。

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口内炎の再発リスク

ヘルペス性口内炎は再発しやすいのが特徴です。
理由は、原因であるヘルペスウイルスが生涯を通じて体内に潜伏するためです。

ただしヘルペスウイルスに感染しても生涯常に口内炎を発症するわけではありません。
基本的にヘルペスウイルスが活性化するのは、免疫力が著しく低下したときのみです。

たとえば睡眠不足・疲労・風邪を引いたときなどが該当します。
つまり免疫力の低下を防げれば、ヘルペス性口内炎は起こりにくいのです。

反対に免疫力が下がりやすい方は、ヘルペス性口内炎を頻繁に繰り返しやすくなります。
ヘルペス性口内炎を予防するためにも、日頃から免疫力の低下に注意しましょう。

薬の使い方

口内炎の主な種類

口内炎にはヘルペス性以外にもさまざまな種類があります。
代表的な口内炎の種類をご紹介します。

カタル性口内炎

カタル性口内炎の原因は物理的な刺激です。
たとえばサイズの合っていない入れ歯などが口内を傷つけると、カタル性口内炎に発展することがあります。
あるいは、熱い飲食物で口内を火傷したときに起こるのもカタル性口内炎です。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎は、口内炎の中でも特に数が多い口内炎です。
原因はハッキリ解明されていませんが、ストレス・睡眠不足・栄養不足などが指摘されています。

アフタ性口内炎は、口の中の粘膜に赤く縁取られた白い潰瘍ができます。
個人差はありますが、潰瘍はしばしば痛みを伴います。

カンジダ性口内炎

カンジダ性口内炎はカンジダ菌に感染して起こる口内炎です。
複数の種類がありますが、代表的なのは偽膜性カンジダ性口内炎です。

偽膜性カンジダ性口内炎は、舌・頬の粘膜に白い苔状のものが発生するのが特徴です。
初期の段階では、白い苔はこするとポロポロ取れることもあります。

症状が進行すると、口の中の粘膜全体が白っぽく分厚くなります。
また、白い苔は症状の進行と共に落ちにくくなります。

手足口病

手足口病は、手足や口内に小さな水ぶくれが無数にできる病気です。
発熱することも多いです。

手足口病の原因はエンテロウイルス71に感染することです。
流行しやすいのは夏場です。

小児に目立ちますが、大人でも発症することがあります。
出典:厚生労働省【手足口病に関するQ&A|厚生労働省

ヘルペス性口内炎と性器ヘルペスの違い

ヘルペスウイルスが原因の病気は、症状があらわれる場所などに応じて名称が変わります。
たとえばヘルペス性口内炎は、口内の症状がある場合に使われる名称です。

対して性器に症状がある場合は、性器ヘルペスと呼ばれています。
なお、ヘルペス性口内炎と性器ヘルペスでは、原因となるウイルスも若干違います。

具体的には、ヘルペス性口内炎の主な原因はⅠ型の単純ヘルペスウイルスです。
Ⅰ型は神経内に潜むのが特徴です。

対して性器ヘルペスは、Ⅱ型の単純ヘルペスウイルスが主な原因です。
Ⅱ型のヘルペスウイルスは、お尻などの性器周辺に潜伏します。

ただし、Ⅱ型のヘルペスウイルスが口に感染しても口内炎は起こりえます。
反対にⅠ型が性器ヘルペスの原因となることもあります。
たとえばオーラルセックスによる感染が代表的です。

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ヘルペス性口内炎の放置者数

ヘルペス性口内炎は決して珍しい病気ではありません。
ヘルペスウイルスは、ほぼすべての方が幼少期に感染するためです。

珍しい病気ではないぶん、ヘルペス性口内炎を放置するという方も多くおられます。
罹患者の約3割がヘルペス性口内炎を放置するというデータがあります。

たしかにヘルペス性口内炎は放っておいても自然に治癒することがほとんどです。
だからといって、ヘルペス性口内炎を治療せずに放置するのは危険です。

ヘルペスウイルスは感染力が非常に強いためです。
症状が出ている間は特に感染力が増します

つまりヘルペス性口内炎が出ているときは、他人に感染させやすい期間なのです。
他人にむやみに感染させないためにも、ヘルペス性口内炎は放置しないことが大切です。

ヘルペス性口内炎は治療することで早い回復が期待できます。
主な治療法は、病院での治療・市販薬の利用などがあります。

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ヘルペス性口内炎まとめ

ここまでヘルペス性口内炎についてお伝えしてきました。
ヘルペス性口内炎の要点を以下にまとめます。

  • ヘルペス性口内炎とは、ヘルペスウイルスが原因で起こる口内炎で、主な症状は口の中の水ぶくれ・痛み・発熱など
  • ヘルペス性口内炎の治療法は、内服薬・軟膏などによる薬物療法が一般的
  • ヘルペス性口内炎の予防法は、口腔ケア・規則正しい生活・発症者との接触の回避など

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
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  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
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