「太もものたるみや脂肪をなくしてすっきりさせたい」
「太もものダイエットの効果的な運動や器具について知りたい」
太もものダイエットをしようと考えている方や、太ももを痩せさせるためにはどのような運動や器具が効果的なのか分からない方の中には、このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
太ももに脂肪が蓄積したり、たるみが生じると下半身が太く見えたり、スタイルが悪く見えたりしてしまいます。
本記事では、太もものダイエットに関して以下の点を詳しく解説していきます。
- 太ももがなかなか痩せない原因
- おしりから太ももにかけてのダイエット法や器具
- 太もものダイエットをおこなう際の注意点
太もものダイエットをおこない十分な効果を得たい方、太もものダイエットに関して正しい知識を身につけていきたい方は、ご参考にしていただけますと幸いです。
ぜひ、最後までお読みください。
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ダイエットで太ももがなかなか痩せない原因
まずは、ダイエットで太ももがなかなか痩せない理由について、以下の5つをご紹介します。
- 脂肪細胞の多さ
- セルライトの蓄積
- 筋肉における問題
- 血管の特性
- 立ち方や歩き方
太ももが痩せにくい理由はさまざまなため、まずは以下の5つの点について確認しておくようにしましょう。
①脂肪細胞の多さ
ダイエットで太ももがなかなか痩せない理由の1つ目は「脂肪細胞の多さ」です。
太ももは、脂肪が燃焼されにくく脂肪が蓄積しやすい部位なため、脂肪細胞が多くなりやすい傾向にあります。
特に女性は下半身に脂肪が蓄積しやすいため、太ももが太くなってしまい「洋ナシ型」と呼ばれる体形になりやすいです。
脂肪細胞の数は成人になると基本的に変化はありませんが、細胞の大きさが大きくなることで太ももが大きく見えてしまうことがあります。
②セルライトの蓄積
2つ目は「セルライトの蓄積」です。
太ももは、脂肪が蓄積しやすく、血行が悪くなると老廃物や水分が溜まりやすい部位です。
そのため、脂肪と蓄積した老廃物や水分が合わさって、セルライトが生成されやすい環境になっています。
セルライトは、老廃物や水分を取り込んで大きくなりすぎた皮下脂肪のことで、蓄積されていくと皮膚の表面に凹凸が見られるようになり、結果として太ももが太く見えてしまいます。
③筋肉における問題
3つ目は「筋肉における問題」です。
過度な筋トレなどにより、太もも前側の大腿四頭筋が発達しすぎると太ももが太く見えてしまいます。
筋肉の肥大が要因の場合は、ダイエットでは解消できないため、スリムな太ももを目指している方は過度な筋トレは避けるようにしましょう。
また、太もも周辺の筋肉量が少ないと基礎代謝が落ちてしまい、脂肪や老廃物が蓄積されやすくなり、セルライトが生成されやすくなってしまいます。
そのため、太もも周辺の筋肉は適度に運動によって動かし、鍛えておくことが重要です。
④血管の特性
4つ目は「血管の特性」です。
太もも周辺の血管は、上半身の血管に比べて太く血液量が多いのが特徴です。そのため、体内で余ったエネルギーや栄養素が多く届き、消費されずに太ももに蓄積していくため、太く見えてしまう要因になっています。
また、血液を送り出す心臓と太ももには距離があり、血液循環が不十分になりやすく、冷えやむくみが起こりやすい部位でもあります。
⑤立ち方や歩き方
5つ目は「立ち方や歩き方」です。
猫背や反り腰などの上半身の悪い姿勢は、骨盤の傾きを引き起こし、太ももに負荷をかける要因になってしまいます。
その結果、膝や足の指先が内側に曲がってしまうことがあり、太もも前側や側面の張りを誘発することがあります。
また、地面を踏み鳴らすように歩くと、脚全体に大きく負荷がかかってしまい、太ももやふくらはぎの張りを引き起こすことがあります。
加えて、股関節周りの動きが悪くなると、お尻の筋肉の代わりに太ももの筋肉が使われ筋肥大を起こす可能性があります。
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おしりから太ももにかけてのダイエット方法
次に、おしりから太ももにかけてのダイエット方法について、以下の4つをご紹介します。
- 筋トレを取り入れる
- 生活習慣の改善する
- マッサージをおこなう
- ストレッチをおこなう
スリムな太ももを目指すために、まず以下の4つのダイエット法を日常生活に取り入れ、中長期的に継続していくようにしましょう。
①筋トレを取り入れる
おしりから太ももにかけてのダイエット法の1つ目は「筋トレを取り入れること」です。
太もも周辺の筋肉は、普段あまり使用されないため筋肉量が少なくなり、太もも周辺の代謝が低下してしまい、脂肪が蓄積してしまいます。
そのため、太もも痩せには太もも周辺の適度な筋肉量が必要不可欠であり、適度な筋トレを取り入れることが効果的とされています。
具体的な筋トレには、四つん這いの状態から片足を後ろに蹴り上げるバックキックなどがあります。
筋トレをおこなう際は、正しい姿勢で無理のない範囲でおこなうようにし、トレーニング後の積極的なタンパク質の補給も忘れずにおこないましょう。
②生活習慣の改善する
2つ目は「生活習慣を改善すること」です。
食事については、腹八分目におさえて脂肪や糖質の過剰摂取に注意し、タンパク質や食物繊維を積極的に摂取することをこころがけましょう。
また、毎日適度な運動を心がけ、入浴に関してはシャワーではなく湯舟につかり全身を温めて代謝を高めるようにしましょう。
加えて、デスクワークの方は長時間座り続けると下半身の血行悪化につながるため、適度に休憩やストレッチなどを取り入れていくのがおすすめです。
③マッサージをおこなう
3つ目は「マッサージをおこなうこと」です。
マッサージをおこなう際は、お風呂上りなどで体が温まっており、血行が良いタイミングが最適です。
マッサージの際は、痛すぎないように力加減を確認しながら、下から心臓方面へおしあげるようにするようにしましょう。
適切なマッサージは、むくみの解消や血行促進のみならずリンパの流れを良くし、基礎代謝向上にも効果的です。
④ストレッチをおこなう
4つ目は「ストレッチをおこなうこと」です。
太もも周りのストレッチをおこなうことで、血行やむくみの改善のみならず、股関節の可動域の拡大や骨盤の歪みの改善にも繋がります。
ストレッチをおこなう際は、太ももの外側、内側、裏側、前側と太もも全体を意識するようにし、複数のストレッチを組み合わせるように心がけましょう。
ストレッチもマッサージと同様に、無理のない範囲で取り入れることがおすすめです。
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産後のおしりから太ももにかけてのダイエット方法
次に、産後のおしりから太ももにかけてのダイエット法について、以下の4点をご紹介します。
- おしりを使った筋トレ
- 入浴
- 骨盤体操
- ウォーキング
産後は、妊娠中の運動量の低下に伴う全身の筋肉量の低下や、出産に伴う骨盤の歪み、ホルモンバランスの乱れから通常のダイエット法が適さない場合があります。
そのため、産後で太もも痩せをしたい方については、まず以下の4つのダイエット法を体調に気を付けながら少しずつ取り入れるようにしましょう。
①おしりを使った筋トレ
産後のおしりから太ももにかけてのダイエットの1つ目は「おしりを使った筋トレ」です。
おすすめの筋トレとしては、ヒップリフトがあります。
やり方は、仰向けに寝て足を腰幅に開き、かかとを床につけて息を吐きながらお尻を持ち上げ、息を吸いながら床ギリギリまで下げて再び息を吐きながらさらに高く持ち上げるといったものです。
この動作を10回×3セットを基本としておこない、その際に肛門に力を入れると骨盤周辺の筋肉も同時に鍛えることが可能です。
また、お腹に赤ちゃんをのせておこなうとコミュニケーションを取りつつ、筋トレを実施することもできるため、時間を上手く作り出しておこなうようにしましょう。
②入浴
2つ目は「入浴」です。
入浴は、温熱効果で全身の血行を促進し、冷え性やむくみの改善につながるのみならず、基礎代謝の向上や自律神経の安定化も期待できます。
また、リラックス効果や睡眠の質の向上、入浴後のストレッチの効果の向上なども期待できることから、シャワーのみではなく毎日湯舟につかることを習慣化していきましょう。
③骨盤体操
3つ目は「骨盤体操」です。
骨盤体操は、正しいフォームややり方でおこなうことで骨盤を整えるのみならず、尿漏れ便秘、姿勢の改善にもつながります。
例えば、横向きに寝た状態で上の足を天井に向けて上げる中臀筋を鍛える体操などがあり、複数の体操を無理のない範囲でおこなうようにするのがおすすめです。
④ウォーキング
4つ目は「ウォーキング」です。
ウォーキングは、太ももの脂肪燃焼の他、産後うつの予防や血糖値のコントロールなどさまざまな効果が期待できます。
ウォーキングは産後1か月頃、帝王切開の方は産後2か月頃を目安に最初は10分から15分ほどの短めの時間から始め、徐々に時間を伸ばしていくようにしましょう。
日によって体調も異なる場合があるため、体調を鑑みた上で無理のない範囲内でおこなうようにしましょう。
ダイエットにおすすめの運動については、以下の記事でも詳しく解説してます。
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太もものダイエットに有効とされる器具
次に、太もものダイエットに有効とされる器具として、以下の5つをご紹介します。
- 内転筋トレーニング器具
- レッグスライダー
- フィットネスバイク
- マッサージグッズ
- ダイエットスリッパ
①内転筋トレーニング器具
太もものダイエットに有効とされる器具の1つ目は「内転筋トレーニング器具」です。
内転筋トレーニング器具は、両太ももの間に挟み、両脚を近づけるように力を加えていくトレーニング器具なため、ながら運動に最適です。
太ももの引き締めだけではなく、姿勢の改善や膝や関節周辺の負担の軽減効果も期待できます。
②レッグスライダー
2つ目は「レッグスライダー」です。
レッグスライダーは、両脚を左右に動かして下半身を鍛えるトレーニング器具で、太もものみならずウエストやヒップなど他の部位の部分痩せにも効果的とされています。
レッグスライダー初心者の方は、1セット5回から始め、徐々に15回5セットなど回数を増やしていくようにしましょう。
③フィットネスバイク
3つ目は「フィットネスバイク」です。
フィットネスバイクは、太もも瘦せのための有酸素運動ができる器具で、1回あたり20分から45分を週3回から4回を目安に実施しましょう。
始める際は、サドルの位置を適切な位置まで調整した上で、背筋を伸ばして軽い負荷から始めるようにしましょう。
④マッサージグッズ
4つ目は「マッサージグッズ」です。
マッサージグッズの中には、太もものダイエットに効果的とされるものが多くあり、入浴後の体が温まっているときの使用がおすすめです。
例えば、突起付きのローラーで固くなったセルライトをほぐすセルライトローラーや、小刻みな振動で引き締めをおこなう電動マッサージ機などがあります。
購入する際は、自分の日常生活内で上手く使用できるものを選ぶようにしましょう。
⑤ダイエットスリッパ
5つ目は「ダイエットスリッパ」です。
ダイエットスリッパには、かかとがないショートタイプや底がU字型にカーブしているものなど種類はさまざまで、履くスリッパのタイプによって鍛えられる部位が異なります。
使用する際は、自分の足のサイズにあったものを選び、毎日履き続けるようにしましょう。
次の記事では、ダイエット器具を紹介しています。
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太もものダイエットをする際の注意点
最後に、太もものダイエットをする際の注意点として、以下の4つをご紹介します。
- 急激な運動による皮のたるみ
- ダイエット中の痛み
- 3,普段の食事の管理
- 4,むくみの対策
①急激な運動による皮のたるみ
太もものダイエットをする際の注意点の1つ目は「急激な運動による皮のたるみ」です。
スリムな太ももを早く目指そうと急激な運動をすると、皮膚の新陳代謝が追いつかず皮膚のたるみを引き起こす可能性があります。
そのため、ダイエットで有酸素運動などを取り入れる際は、過度なトレーニングなどは避けて無理のない範囲でおこなうように心がけましょう。
②ダイエット中の痛み
2つ目は「ダイエット中の痛み」です。
ダイエット中の痛みには、筋肉痛や肉離れなどさまざまな要因が考えられます。
筋肉痛の場合は、マッサージやストレッチを無理のない範囲でおこない血行を良くし、ビタミンBやビタミンCを摂取して筋肉の回復を待つようにしましょう。
③普段の食事の管理
3つ目は「普段の食事の管理」です。
ダイエット中は、摂取カロリーをおさえようと食事の量を制限してしまいがちですが、3食バランスの良い食事を取ることが重要です。
特にタンパク質や食物繊維、オメガ3脂肪酸のような良質な脂質を積極的に食事に取り入れるようにしましょう。
④むくみの対策
4つ目は「むくみの対策」です。
ダイエット中のむくみを解消するためには、血行を良くすることが重要です。
そのため、毎日湯舟につかる習慣を取り入れたり、ストレッチやマッサージを取り入れたりするようにしましょう。
また、カリウムやクエン酸、ビタミンE、ビタミンB6にはむくみ解消の効果が期待できるため、これらを多く含む食材を食事の際に取り入れるようにしましょう。
太もものダイエットに関するまとめ
ここまで、太もものダイエットについて解説してきました。
以下に要点をまとめます。
- 太ももの筋肉は日常生活であまり頻繁に使用されず、脂肪が蓄積しやすい特徴があるほか、立ち方や歩き方による骨盤の歪みなどさまざまな要因で太ももは痩せにくい部位である
- 食生活の見直しの他、ストレッチや有酸素運動など日常生活におけるさまざまな内容の見直しと、自分に合った器具の使用で太もも痩せに繋がる
- ダイエット効果を早く得ようとして、過度なトレーニングを取り入れると皮膚のたるみや筋肉痛を引き起こすため、徐々に体を慣らしていくようにすることが重要である
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。