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健達ねっと>生活>【ミニマリストってどんな生活?】メリットやデメリット、始め方などを徹底解説!

【ミニマリストってどんな生活?】メリットやデメリット、始め方などを徹底解説!

  • 5月 15, 2025
  • 5月 13, 2025
  • 生活

「ミニマリストってなに?」
「ミニマリストの生活や始め方を知りたい!」
ミニマリストについて調べている方の中には、ライフスタイルなどの詳細を知りたい方も多いのではないでしょうか。

ミニマリストの生活は、必要な最低限の量しか持たない、シンプルなものです。
余裕のある生活が楽しめる一方で、不便さを感じるなどのデメリットもあるため、自分に向いているライフスタイルかどうかは始める前に知っておくべきでしょう。

本記事では、ミニマリストについて、以下の点を中心に解説していきます。

  • ミニマリストのメリットとデメリット
  • ミニマリストに向いている人の特徴
  • ミニマリストの始め方

ミニマリストの生活にご興味のある方はご参考いただけますと幸いです。

ミニマリストとは

ミニマリストとは

はじめに、ミニマリストについてご紹介します。

ミニマリストとは、必要最小限の物で生活する人たちのことを指す言葉です。
最小限のという意味を持つ「minimal(ミニマル)」から派生した造語で、アメリカ発祥のライフスタイルでもあります。

ミニマリストには、シンプルな暮らしを通じて、時間や心の豊かさを重視する傾向があり、仕事などで多忙な社会人を中心に人気を集めています。

ミニマリストのメリット

ミニマリストのメリット

次に、ミニマリストのメリットについて、以下の5つをご紹介します。

  • 時間の節約につながる
  • 心に余裕ができる
  • 物の価値が見極められるようになる
  • 掃除がしやすくなる
  • お金の無駄遣いが減る

①時間の節約につながる

ミニマリストのメリットの1つ目は「時間の節約につながること」です。

ミニマリストは、必要な物しか持たないため、部屋がすっきりしています。
そのため、探し物がすぐに発見できたり、整理整頓の時間が短縮できたりするなど、時間の節約にもつながっています。

また、浮いた時間は、趣味などの自分の好きなことに充てられるため、プライベートも充実し、ハリのある毎日を過ごせるようになります。

②心に余裕ができる

2つ目は「心に余裕ができること」です。

物が散乱した部屋は、情報量が多かったり、スペースが狭かったりすることが原因で、リラックスしづらいという特徴があります。
また、デスクが散らかっている場合は、仕事や勉強の集中力が乱れて、イライラすることもあるでしょう。

しかし、ミニマリストの場合、部屋やデスクもすっきりとした状態が続くため、くつろげる空間が確保できたり、仕事に集中しやすくなります。

結果として、心に余裕が生まれ、仕事やプライベートでの満足感も得られます。

③物の価値が見極められるようになる

3つ目は「物の価値が見極められるようになること」です。

ミニマリストは、性能やコストパフォーマンス、自分の好みなどの観点から、本当に必要な物かを判断して買い物をします。
そのため、価値のある物かを見極めるために必要な審美眼などが養われ、周囲からセンスが良い人と評価されることも珍しくありません。

④掃除がしやすくなる

4つ目は「掃除がしやすくなること」です。

ミニマリストの部屋は、必要最小限の物しかないため、散らかりにくく、掃除がしやすくなります。
掃除機をかけるときも、物を動かしたりする手間もないため、ストレスを感じにくいでしょう。

また、物が多い部屋に比べて埃が溜まりにくいため、掃除機やモップがけの頻度が少なくてもきれいな状態をキープできます。

⑤お金の無駄遣いが減る

5つ目は「お金の無駄遣いが減ること」です。

ミニマリストは、本当に必要な物を厳選して買うため、衝動買いが少なくなります。
また、物を大切に扱い、長く使い続ける傾向があるため、短期間での買い替えも生じません。

結果として支出を減らせますし、お金も貯まりやすくなります。

ストレスが多いと感じる人は、以下の記事も参考にしてください。

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ミニマリストのデメリット

ミニマリストのデメリット

次に、ミニマリストのデメリットについて、以下の3つをご紹介します。

  • 生活が不便になる可能性がある
  • 流行に疎くなる
  • 同居人とトラブルになる恐れがある

①生活が不便になる可能性がある

ミニマリストのデメリットの1つ目は「生活が不便になる可能性があること」です。

ミニマリストを目指して処分した物の中には、後々必要になる物が出てくることも珍しくありません。
例えば、服の枚数を減らし過ぎたケースでは、洗濯の回数が増えてしまったり、衣類が乾かなくて着替えに困ることも多いでしょう。

極端に物を減らすと、かえって不便になる可能性があるため、快適に過ごすために必要な量や物は手元に残すようにしましょう。

②流行に疎くなる

2つ目は「流行に疎くなること」です。

ミニマリストは、積極的に買い物をしないため、ファッションなどの流行に対して疎くなる傾向があります。
また、物だけでなく、情報についても同じことがいえます。

ミニマリストの多くは、趣味などの自分の好きなことに重きを置くため、外部の情報収集には消極的な面があります。
そのため、芸能ニュースやエンタメ、SNSの流行りについて関心が薄く、周囲と会話が弾まないことも少なくないでしょう。

③同居人とトラブルになる恐れがある

3つ目は「同居人とトラブルになる恐れがあること」です。

無断で同居人との共有物を処分してしまうと、トラブルに発展してしまいます。
また、同居人が物に囲まれて生活するのが好きな人の場合、ミニマリストの生活は、ストレスにもなりかねません。

同居人がいる場合は、ミニマリストへの理解を求めたり、相手の主張を認めてあげるなどの対応が必要です。

ミニマリストに向いている人の特徴

ミニマリストに向いている人の特徴

ここでは、ミニマリストに向いている人の特徴について、以下の5つをご紹介します。

  • マルチタスクが苦手
  • 繊細でストレスを感じやすい
  • 物欲が少ない
  • 片付けが苦手
  • 節約が好き

①マルチタスクが苦手

ミニマリストに向いている人の特徴の1つ目は「マルチタスクが苦手なこと」です。

マルチタスクが苦手な人には、色々な物事が気になってしまい、集中が切れやすいといった側面があります。
そのため、マルチタスクが苦手な人は、物を減らすことで、目の前のやりたいことに集中しやすくなり、仕事や勉強の効率を上げることが可能になります。

②繊細でストレスを感じやすい

2つ目は「繊細でストレスを感じやすいこと」です。

物が溢れかえっている状態は、繊細な人にとっては情報過多となり、心身に大きな負担がかかってしまいます。
音などに敏感な人が毎日を快適に過ごすため、外部からの刺激を減らすことが欠かせません。
ミニマリストの暮らしでは、外部から得る情報が少ないため、繊細な人でもストレスを感じにくいでしょう。

また、物を減らしてリラックスできる空間を作ることで、ストレスの減少が期待できます。

③物欲が少ない

3つ目は「物欲が少ないこと」です。

物欲が少ない人は、物を買うことが少ないため、無理をせずとも自然にミニマリストになれます。
一方で、コレクション気質のある人や、ショッピングが趣味な人は、物を減らすミニマリストの生活はストレスが溜まりやすく、向いていないといえます。

物欲が多い人は、ストレス過多になっている可能性があるため、まずはストレスの原因と向き合うことが大切です。

④片付けが苦手

4つ目は「片付けが苦手なこと」です。

片付けが得意な人の方が、ミニマリストに向いていると考える人も多いでしょう。
実は、片付けが好きな人の中には、散らかっている状態をきれいにすることで、ストレス発散になっている人もいます。
そのため、物が少ないミニマリストの生活では、上手くストレス発散ができない恐れがあるのです。

一方、片付けが苦手な人は、物が少なければ散らかる心配がないため、掃除や日々の整理整頓などでストレスを感じにくくなります。

物が少ないミニマリストの生活は、片付けが苦手な人にこそ、向いているライフスタイルといえます。

⑤節約が好き

5つ目は「節約が好きなこと」です。

ミニマリストになると、買い物で使うお金が減るため、節約につながります。
また、物が減れば、物を管理したり、維持するコストも削減できます。
そのため、もともと節約が好きな方や、貯金を頑張りたい方と相性が良いライフスタイルです。

一方で、散財癖のある方や、節約はつまらないと感じる方は、ミニマリストの生活にストレスを感じてしまうため、向いていないでしょう。

節約を継続するには、家計簿をつけてモチベーションを維持するなどの対策が必要です。

感受性が豊かなことが特徴のHSPについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ストレスを感じやすいと思ったときには、ぜひ参考にしてみてください。

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ミニマリストの始め方

ミニマリストの始め方

最後に、ミニマリストの始め方について、以下の7つをご紹介します。

  • 生活で必要な物を精査する
  • 必要な物と不要な物に分ける
  • 不用品を処分する
  • 収納スペースを決めておく
  • 衝動買いや買いだめは避ける
  • 定期的に物を整理する
  • レンタルサービスを活用する

①生活で必要な物を精査する

ミニマリストの始め方の1つ目は「生活で必要な物を精査すること」です。

ミニマリストの生活は、物を多く持たないことが基本です。
買い物や処分などをするときに以下の基準を持つことで、本当に必要な物か判断しやすくなります。

  • 利便性はあるか
  • 機能性はあるか
  • 愛着が湧くデザインか

物を減らしていくと、不便になり、処分したことを後悔することも珍しくありません。
そのため、手元に残しておく物は、できるだけ多機能で利便性があるものを選ぶと良いでしょう。
また、同じ物を長期間使うにあたり、愛着が湧くかも大事な視点です。

デザインなどは直感にゆだねることで、精神的な満足感や癒しを得られますし、物持ちの良さにもつながります。

②必要な物と不要な物に分ける

2つ目は「必要な物と不要な物に分けること」です。

部屋の中だけでなく、クローゼットの中やデスクの引き出しなど、普段見えてない箇所も含め、家の中にある物はすべて整理してみましょう。
このとき、長期間使っていない物や、他の物と機能が重複する物は基本的に不要とします。

また、家中の物を一日で整理することは難しいため、整理する場所を日ごとに変えるなど、無理のない範囲で計画的に行いましょう。

③不用品を処分する

3つ目は「不用品を処分すること」です。

整理して不要になった物は、捨てるか、フリマアプリに出品して処分します。
特に、未使用品や状態がきれいな物は、フリマアプリでも高値で売れる可能性があります。

フリマアプリを活用することで、家計の足しになるため、積極的に使っていきましょう。

④収納スペースを決めておく

4つ目は「収納スペースを決めておくこと」です。

例えば、収納スペースはクローゼットだけなどと決めておけば、収納場所が限られるため、物の増えすぎを抑えられます。
また、収納スペースがいっぱいになれば、物が多いことも把握できるため、定期的に断捨離をすることが可能になります。

⑤衝動買いや買いだめは避ける

5つ目は「衝動買いや買いだめは避けること」です。

セール情報や価格の安さから、衝動的に買ってしまったり、買いだめをしてしまうことも多いでしょう。
しかし、衝動買いや買いだめは、物が増えて収納スペースを圧迫してしまうことにも繋がるため、避けなければなりません。

無駄な買い物を避けるには、今本当に必要なのかという視点から、冷静に判断することが必要です。

⑥定期的に物を整理する

6つ目は「定期的に物を整理すること」です。

ミニマリストになるには、物を整理して減らすことを習慣化する必要があります。
そのため、少なくとも月に1回は、家の中を整理するようにしましょう。

また、物を買う度に、家の中にある物を処分することで、物が増えていく状況を防ぐことが可能です。

⑦レンタルサービスを活用する

7つ目は「レンタルサービスを活用すること」です。

レンタルサービスには、以下のようなものがあります。

  • カーシェアリング
  • 家電や家具のレンタル
  • 洋服のサブスク

このようなサービスを利用すれば、必要なときに物を借りられるため、わざわざ物を購入して所有する必要がありません。

また、持っている大型家具や家電が減れば、引っ越し費用などの節約につながるため、転勤などが多い方は、レンタルサービスの活用をおすすめします。

ミニマリストに関するまとめ

ここまでミニマリストついてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。

  • ミニマリストには、時間や心に余裕ができてお金が貯まりやすいといったメリットがある一方で、生活が不便になる恐れがあるなどのデメリットもある
  • マルチタスクが苦手で繊細な人や、節約が好きな人はミニマリストに向いている
  • ミニマリストになるには、不用品の整理を習慣化したり、物を増やさないような対策を取ることが必要

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

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