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トップページ>認知症を学ぶ>認知症の症状>記憶障害が起きる原因とは?記憶力の低下を防ぐ食事も紹介!

記憶障害が起きる原因とは?記憶力の低下を防ぐ食事も紹介!

高齢者にとって悩みの種でもある記憶障害。
症状が悪化すれば、日常生活に支障をきたす恐れも十分あります。

では、そもそも記憶障害とは何が原因となって起きるのでしょうか?

今回は、記憶障害の原因について以下の点を中心にご紹介します。

  • 記憶障害の原因
  • 年代別の記憶障害の主な原因
  • 記憶障害と物忘れの違い
  • 記憶力の低下を防ぐ食事

記憶障害を予防するためにも、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。

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記憶障害が起きる原因

記憶障害が起きる原因

記憶障害が起きる原因としてはさまざまな要因が考えられます。

一般的に高齢者に起きる記憶障害では、認知症を疑う場合が多いです。
しかし、必ずしも認知症が原因とは限りません。

記憶障害では、加齢や脳機能の異常、心理的ストレスなどさまざまな視点から原因を探る必要があります。

加齢

加齢による記憶力低下は誰にでも起こりうる記憶障害です。
加齢にともなう脳機能の低下が原因となっています。

新しいことをなかなか覚えられなかったり、人やものの名前を忘れてしまったりするようなことが起こります。

高齢者に記憶障害がみられた場合は認知症を疑うこともあると思います。

また、認知症との違いは忘れてしまったことに対して自覚があるという点です。

加齢が原因の記憶障害であれば、しばらく時間を置けば思い出すことが多いです。
また、日常生活を送るうえでの判断力や理解力まで損なうことはありません。

ただし、脳の機能が衰えていることに変わりはないので認知症予防には意識的に取り組んでいく必要があります。

脳トレや適度な運動など、脳を活性化させる訓練が効果的です。

軽度認知障害

軽度認知障害は別名MCI(mild cognitive impairment)とも呼ばれています。
認知症発症の前段階として近年注目されている症状です。

軽度認知障害とは、軽度の記憶障害はあっても日常生活を送るうえでの認知機能には問題がない状態をいいます。

また、加齢が原因の記憶障害よりも記憶低下が目立つようになります。
認知症と診断されるほど日常生活に支障をきたしているわけではないといった状態です。

認知症は突然発症するものではなく、徐々に原因を蓄積させながら発症します。

脳の変性は、認知症が発症する10年以上前からはじまっているといわれており、その過程のなかで軽度認知障害が現れます。

軽度認知障害は必ずしも認知症に発展するわけではありません。
しかし、約半数は3年以内に認知症を発症するといわれています。

認知症

記憶障害は認知症の中でも代表的な症状の一つです。

認知症が原因で引き起こされる記憶障害は中核症状とも呼ばれています。
進行とともに日常生活に支障をきたす方が多いです。

会話の内容や体験したことをまるまる忘れてしまいます。
他の原因と違い、忘れたことに対して自覚がないのが特徴です。

抑うつ

記憶障害の中には、抑うつが原因となって引き起こされる場合もあります。
抑うつによる記憶障害の場合、認知症による記憶障害と区別がつきにくいことから仮性認知症とも呼ばれています。

仮性認知症による記憶障害は治療が可能です。

発症の原因は二つあるとされ、一つ目は長期間のストレスの蓄積や欲求不満による心因性精神疾患の影響です。

そして二つ目は精神分裂病や躁うつ病など、内因性精神疾患の影響が考えられます。

症状としては、短期記憶と長期記憶がともに障害を受けます。
無気力や無関心、食欲不振や不眠などの症状が現れるのも特徴です。

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年代別の主な記憶障害の原因

年代別の主な記憶障害の原因

記憶障害が起こる原因は、年代によっても変化します。
ここでは年代別の記憶障害についてご紹介します。

20代

20代の方に記憶障害が起こる主な原因は以下の通りです。

  • スマホ認知症
  • うつ

スマホ認知症は長時間のIT機器の使用により、脳の認知機能が低下することで発症します。
物事を思い出すことが困難になる方が多いです。

うつ病は、精神的・身体的ストレスによって脳がうまく働かなくなっている状態を指します。
疲れやすい、眠れない、食欲がないといった理由で日常生活に大きく支障が出る方も多いです。

30代

30代の方に記憶障害が起こる主な原因は以下の通りです。

  • アルコール性認知症
  • 脳過労

アルコール性認知症は大量の飲酒によって認知機能が低下することです。
記憶障害以外に手の震え、歩行障害といったものがあります。

脳過労は脳が疲労し心身に影響を及ぼしている状態です。
脳過労では判断力の低下、集中力の低下といった症状も見られます。

40代以上

40代以上の方に記憶障害が起こる主な原因は以下になっています。

  • 加齢
  • アルツハイマー型認知症
  • レビー小体型認知症
  • 脳血管性認知症
  • 前頭側頭型認知症

上述した加齢と認知症が原因となっている方が多いです。

また、認知症の中でも四大認知症といわれるものが増えてきます。
種類によって症状も異なるため、それぞれの違いを把握しておくことが大切です。

記憶障害と物忘れの違い

記憶障害と物忘れの違い

もし自分や家族に物忘れが増えた場合、認知症の不安がよぎることもあるかと思います。

しかし、一般的な物忘れと認知症による記憶障害は明確に区別されています。
認知症を疑うべきかの判断材料としておくことが大切です。

物忘れと記憶障害の主な違いは、記憶障害に対して自覚があるかないかです。

物忘れの場合、忘れたことを自覚できており、その後の対処が可能です。

対して、認知症の場合は忘れてしまったという事実に対して自覚がありません。
例えば、食事をしたことを忘れると、また食事をしようとしてしまいます。

以上のように、認知症による記憶障害の場合は日常生活に支障をきたしていく方が多いです。

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記憶力の低下を防ぐ食事

記憶力低下予防の食事

記憶力の低下を防ぐためにも、適切な食事管理が大切です。

糖質、ビタミンB1、ビタミンB12、DHA、カルシウム、フラバノールなどには、記憶力低下を防ぐ効果が見込めます。

以下、これらの栄養素が脳に与える効果やおすすめの食材について説明します。

糖質

糖質は脳のエネルギーとなるブドウ糖を生み出す栄養素です。

一般的に主食として食べられている米、パン、麺類などに多く含まれています。
その他、イモ類などにも糖質は多く含まれています。

ただし、糖質の過剰摂取が原因で患う糖尿病は認知症リスクを高めてしまいます。
バランスを考えて摂取することが必要です。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質の代謝を手助けする栄養素です。

ビタミンB1の欠乏は、ウェルニッケ脳症による記憶低下を引き起こす原因にもなります。
ビタミンB1が豊富な食材は、豚肉、マグロ、カツオ、玄米、大豆製品などです。

ビタミンB12

ビタミンB12は脳の神経伝達を正常に働かせる作用のある栄養素です。

ビタミンB12の欠乏は記憶力低下につながるため、積極的に摂取することが望ましいです。

ビタミンB12は貝類や海藻類に多く含まれています。

また、ビタミンB類は水溶性ビタミンです。
摂取してもすぐに体外へ排出されるため、日ごろから継続して摂取していく必要があります。

DHA

DHAは脳の神経組織に必要不可欠な栄養素です。

脳内で神経伝達物質のスムーズな受け渡しを行うためには、DHAの摂取が必要となります。

DHAは魚類に多く含まれており、特にサバ、イワシ、アジなどの青魚に多く含まれている栄養素です。
また、魚の摂取が認知症予防に効果的という研究結果もあります。

ただし、加熱によって酸化してしまうため、なるべく刺身など生の状態での摂取が推奨されています。

カルシウム

カルシウムもまた脳の神経伝達にかかわる栄養素です。

牛乳や小魚に多く含まれています。

フラバノール

フラバノールはカカオなどに含まれるポリフェノールの一種です。

イタリアの研究結果では、フラバノールの摂取によって高齢者の認知症改善につながったというデータもあります。
また、フラバノールには脳の血流を増加させる効果があるようです。

ココア、リンゴ、ブドウ、紅茶、緑茶などに含まれています。

健達ねっとECサイト

記憶対策におすすめ!メモリービフィズス記憶対策サプリ

森永乳業のメモリービフィズス記憶対策サプリは、記憶力の維持と向上をサポートすることを目指して開発されたサプリメントです。

脳に働きかけるとされるビフィズス菌MCC1274を配合し、記憶力の低下に対する効果的なアプローチを提供します。

このサプリメントは、腸内環境を整えつつ、脳の健康をサポートすることで、記憶力を高める手助けをすることが期待されています。
健康的な毎日を送りたい方や、年齢と共に気になる記憶力の低下に対処したい方におすすめです。

メモリービフィズス記憶対策サプリはどんな人におすすめ?

メモリービフィズス記憶対策サプリは、特に記憶力の維持や向上を意識している方におすすめのサプリメントです。
具体的には、以下のような方々に適しています。

  • 健康維持を始めたい方:健康的な生活を心がけつつ、サプリメントで体内からサポートしたい方
  • 記憶対策をしたい方:記憶力の低下に悩み、それを改善したいと考えている方
  • すこやかに歳を重ねたい方:年齢に伴う身体の変化に対応し、活力ある毎日を送りたい方

これらの方々には、特定の成分が記憶力サポートに役立つ可能性があります。

メモリービフィズス記憶対策サプリのおすすめポイント

メモリービフィズス記憶対策サプリの最大の特徴は、以下の三点です。

  • しっかり腸まで届いて脳に働く
    ビフィズス菌を用いて腸内環境を整えながら、脳腸相関により脳への効果も期待できます。
  • ビフィズス菌MCC1274を豊富に配合
    1日分の摂取で2粒に200億個のビフィズス菌MCC1274を配合しており、効果的に体内での活動をサポートします。
  • 約7日分お試し初回500円
    初めての方でも気軽に試せる価格設定で、自分に合うかどうかを確かめることが可能です。

これらのポイントにより、記憶力のサポートだけでなく、全体的な健康維持にも寄与するサプリメントと言えます。
記憶力の低下にお悩みの方は、是非このサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

メモリービフィズス記憶対策サプリの詳細

価格お試し初回限定価格
約7日分14粒:500円(送料無料)
通常購入:5,400円(送料550円)
定期コース:4,860円(送料無料)
内容量約30日分/60カプセル(1日2カプセル目安)
原材料名ビフィズス菌末(澱粉、ビフィズス菌乾燥原末)、乳蛋白消化物/HPMC、アルギン酸Na、炭酸Ca、リン酸Ca、カラメル色素、(一部に乳成分を含む)
保存方法高温・多湿・直射日光を避けて保存してください。
アレルゲン
(表示推奨品目含む)
乳成分
摂取の方法水などと一緒にお召し上がりください。
公式サイトはこちら
薬の使い方

記憶障害が起きる原因のまとめ

記憶障害が起きる原因のまとめ

ここまで記憶障害が起きる原因についてお伝えしました。
要点を以下にまとめます。

  • 記憶障害の原因は加齢、軽度認知障害、認知症など
  • 20代はうつ、30代は脳過労など、記憶障害の原因は年代によっても異なる
  • 物忘れとは異なり、記憶障害は忘れたことを自覚できない
  • 糖質やビタミンB12の摂取が記憶障害の予防となる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
  • その他介護事業所運営
  • 食事管理
  • 栄養提供
  • 福祉用具販売
  • 障がい者雇用

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