すぐに効く貧血の治し方とは？貧血おすすめの食べ物やツボを紹介

7月 26, 2022
9月 14, 2023
体の不調, 健康お役立ち記事

貧血ではめまいや立ちくらみなどの症状が起こります。
特に女性はライフステージにより貧血の度合いも高くなります。

そもそも貧血とはどのような状態のことをいうのでしょうか？
貧血になった場合、どのような対処をしたらよいのでしょうか？

本記事では貧血の治し方について以下の点を中心にご紹介します。

貧血を治すには
貧血におすすめの食べ物は
貧血になりやすい人は

貧血の治し方について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

1 貧血とは
2 貧血の主な症状
3 貧血の見分け方
4 貧血の治し方
5 サプリメントによる鉄分補給
6 ヘム鉄と非ヘム鉄の違い
7 貧血におすすめな食べ物
8 鉄分を吸収しやすくなる食べ方
9 鉄分の吸収を阻害する食べ物
10 貧血は男性よりも子供と女性に生じやすい
11 女性が感じている貧血の割合
12 1日に必要な鉄分摂取量
13 鉄分過剰摂取による症状は？
14 貧血は遺伝する？
15 ツボ押しによる貧血の治し方
16 貧血の治し方まとめ

貧血とは

貧血とは、赤血球に含まれるヘモグロビン濃度が低下した状態のことです。

血液は、体中に酸素と栄養を運びます。
特に、酸素を運ぶためには、赤血球に含まれるヘモグロビンが重要になります。

ヘモグロビンは「鉄」と「タンパク質」が結合したものなので、鉄分が必要です。

鉄分が不足すると、酸素を運ぶヘモグロビンを作れません。
すると、体内の酸素が不足して酸欠状態となってしまうのです。

酸欠状態になると、何とか体内に酸素を取り込もうとして、心臓や肺がフル稼働します。
すると、少し体を動かしただけで、動悸や息切れが起こります。

さらに、脳も酸素不足になるので、めまいや立ちくらみが起こります。

貧血の治し方で重要なのは、いかにして不足した鉄分を補充するかということです。

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貧血の主な症状

貧血の症状には、以下のものがあります。

頭痛
めまいや立ちくらみ
疲労感やだるさ
爪の変形
息切れや動悸
顔色が悪い

貧血の症状について解説していますので、こちらの記事も合わせてお読みください。

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貧血の見分け方

貧血状態が長く続くと、独特の症状があらわれることがあります。
貧血を見分けるチェックポイントを紹介します。

前兆症状

前兆症状としては、以下のものがあります。

爪がスプーンのように反り返る
爪の表面がはがれて、溝ができる
まぶたの裏側が白っぽくなる
氷をガリガリとむさぼるように食べる（氷食症）

ヘモグロビン量

ヘモグロビンの基準値は、男性で14〜18g/dl、女性で12〜16g/dlとなっています。
貧血と診断されるのは、男性で13g/dl以下、女性で11g/dl以下です。

基準値よりも、1〜2g/dl低い程度の数値では、貧血の症状はほとんどありません。
しかし、男女とも10g/dl以下になると、めまいなどの症状があらわれます。

貧血の治し方

貧血を治す方法として、以下のものがあります。

サプリメントによる鉄分の補給
食生活の改善による鉄分の補給

それぞれ解説していきます。

サプリメントによる鉄分の補給

最も早い貧血の治し方は、サプリメントによる鉄分の補給です。
いろいろな種類のサプリメントが、ドラッグストアなどで売られています。

鉄分の補給に効率のよいサプリメントを選びましょう。
鉄をサプリメントで摂取するには、吸収率の高い「ヘム鉄」が配合されたものを選びます。

「非ヘム鉄」の場合、胃腸障害を起こしやすくするので、注意が必要です。
また「キレート鉄」は、過剰摂取で副反応が出る危険性もあります。

最近では、個人輸入のサプリメントも増えてきています。
サプリメントを使う貧血の治し方では、配合されている鉄分の種類を確かめましょう。

食生活の改善による鉄分の補給

鉄分を意識した食生活を心がけることで、貧血を予防できます。
だからといって、レバーばかり食べていては、偏った食生活になってしまいます。

野菜類に多く含まれる非ヘム鉄は、吸収率があまりよくありません。
そのため、鉄分以外にも意識して栄養を摂ることが大切です。

赤血球を作るタンパク質、吸収を助けるビタミンC、血液を作るビタミンB群も摂取しましょう。

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サプリメントによる鉄分補給

貧血の改善方法として、サプリメントを用いるということも可能です。

サプリメントは、必要な成分を効率的に摂取することができます。
食事だけでは取りにくい鉄分やビタミンB群などの栄養素を確実に補給できます。

また、持ち運びが簡単であり、外出先や旅行時でも続けやすいので、日常的な摂取が可能です。

この章では、おすすめのサプリメントをご紹介します。

ベルタ葉酸サプリ

ベルタ葉酸サプリのおすすめポイント3つ

豊富な栄養素の配合
品質と安全性へのこだわり
特別な成分の配合

ベルタ葉酸サプリは、葉酸480㎍をはじめ、合計83種類の栄養素を配合しているマルチビタミン葉酸サプリです。
これらは無添加13種で開発されており、放射能濃度検査や残留農薬試験も実施されています。
さらに、国内GMP認定工場での製造により、品質と安全性が確保されています。

ベルタ葉酸サプリは、妊活や妊娠中の女性が健康を保つために必要な栄養素をバランス良く配合しています。
特に、ラクトフェリンや2種類の乳酸菌など、女性特有のトラブルに有効とされる成分が含まれています。

ベルタ葉酸サプリの基本情報

商品名	ベルタ葉酸サプリ
内容量	48.0g（400mg×120粒）／30日分
1日当たりの摂取目安量	1日4粒
成分	乾燥酵母（リトアニア製造）、葉酸含有酵母、もろみ酢粉末、ミネラルイースト、ヨウ素含有酵母、卵殻膜粉末（卵を含む）、燕の巣加工品（デキストリン、酵素処理燕窩）、フィッシュコラーゲン（ゼラチンを含む）、アセロラ果汁末、乾燥野菜粉末（大麦若葉、ケール、ブロッコリー、キャベツ、大根葉、かぼちゃ、さつまいも（紫芋）、チンゲン菜、パセリ、人参、セロリ、苦瓜、ほうれん草、桑の葉、モロヘイヤ、よもぎ、白菜、アスパラガス、トマト、野沢菜、れんこん）、メロン抽出物（小麦、メロン）、乳タンパク加水分解物、ガラクトオリゴ糖、ザクロ果汁パウダー、乳酸菌末（殺菌乳酸菌体、デキストリン）（乳成分を含む）、微細藻類由来DHA・EPA油、スピルリナ原末、野菜ミックス（ケール、ブロッコリー、ヨモギ、アスパラガス、オクラ、コマツナ、カボチャ、ダイコン葉、パセリ、ホウレンソウ）／貝殻未焼成カルシウム、セルロース、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、ステアリン酸Ca、ビタミンC、ビタミンE、リン酸カルシウム、ラクトフェリン（乳由来）、ビタミンB₆、サンゴカルシウム、葉酸、ナイアシン、パントテン酸Ca、クエン酸、ヒアルロン酸、酸化防止剤（カテキン、抽出ビタミンE）、β-カロテン、ビタミンD、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンA、ビタミンB₁₂
初回限定価格	1袋1,980円(税込)
定期価格	1袋3,980円(税込)

公式サイトはこちら

美巡り習慣

美巡り習慣のおすすめポイント3つ

高品質ヘム鉄100%配合
ビタミンCの強い味方、アセロラ
葉酸たっぷりのモロヘイヤ

さくらの森の「美めぐり習慣」は、鉄分が豊富に含まれる食材の王様であるレバーから取得したヘム鉄を100%配合しています。
このヘム鉄は吸収率が高く、特に女性にとって鉄分摂取は重要です。

さらに、使用されているヘム鉄とレバーエキスは、高水準の衛生管理を徹底しているデンマーク産の原料を使用しており、品質にこだわっています。

アセロラはビタミンCの量が非常に豊富です。
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素であり、ヘム鉄の吸収を助ける役割も果たします。

モロヘイヤは「野菜の王様」とも称されるほど、栄養成分が豊富です。
特に葉酸、食物繊維、βカロテン、カルシウム、カリウムなどのミネラルが多く含まれています。

葉酸は「造血のビタミン」として知られ、赤血球の形成をサポートします。

このふたつを美巡り習慣は配合しており、鉄分以外の栄養素も効率的に摂取できます。

美巡り習慣の基本情報

商品名	美巡り習慣
内容量	31.5g(210mg×150錠)
1日当たりの摂取目安量	1日5錠
成分	還元麦芽糖(タイ製造)、ドロマイト、黒ショウガ末、生姜粉末、レモン粉末果汁、モロヘイヤパウダー、ブロッコリー末、豚肝臓分解物、マルトデキストリン、ヒハツ抽出物、アセロラ果汁／ヘム鉄、ビタミンC、粉末セルロース、ビタミンB1、微粒二酸化ケイ素、ビタミンB2、ステリアン酸カルシウム、シェラック、ビタミンB6、葉酸、カルナウバロウ、ビタミンB12（一部に豚肉を含む）
初回限定価格	1袋1,480円(税込)
定期価格	2袋6,437円(税込)/2ヶ月毎

公式サイトはこちら

ヘム鉄と非ヘム鉄の違い

鉄分には、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があり、吸収力に大きな違いがあります。

ヘム鉄の吸収率は、30％程度です。
主に動物性食品に多く含まれており、代表的な食品はレバーや卵黄などです。

対して、非ヘム鉄の吸収率は、5％程度です。
主に植物性食品に多く含まれており、代表的な食品は小松菜、ほうれん草です。

ヘム鉄の吸収率が高いのは、ヘム鉄がタンパク質に覆われているためです。
タンニンや食物繊維など、ほかの成分により阻害されずに体内に吸収されます。

貧血におすすめな食べ物

貧血におすすめな食べ物には以下のものがあります。

タンパク質が豊富な食べ物
ビタミンB群が豊富な食べ物

それぞれ紹介していきます。

タンパク質が豊富な食べ物

赤血球を作るために必要なタンパク質を多く含む食品は、以下の通りです。

かつお	鶏むね肉
さけ	豚もも肉
牛もも肉	たまご
木綿豆腐	豆乳
牛乳	納豆

ビタミンB群が豊富な食べ物

血液を作るビタミンB群を多く含む食品は、以下の通りです。

肉類	魚類
貝類	魚卵
にんにく	落花生
穀類

鉄分を吸収しやすくなる食べ方

鉄分は、よく噛んで食べることで、吸収効率を上げることが可能です。
よく噛むことで胃酸が分泌され、鉄分の吸収がより高まります。

また、レモンや梅干し、酢の物など酸味のある食品と食べることも効果的です。

食べ方だけでなく、調理器具でも鉄分を吸収しやすくできます。
調理器具は、鉄のやかん、フライパンなどを使うと、鉄分を自然に補給できます。

南部鉄器で作られた「鉄玉子」は、鍋に一緒に入れておくだけで、鉄分が補給できます。

鉄分の吸収を阻害する食べ物

食品の中には、鉄分の吸収を阻害してしまうものもあります。

タンニンを含む飲み物を、食事中や食後に一緒に飲むと、摂取した鉄分の吸収を阻害します。
緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーヒーなどは控えるようにしましょう。

不溶性植物繊維を多く含む食品は、鉄分も一緒に体外に排出してしまいます。
玄米、おから、ふすま、キノコ類などは控えた方がよいでしょう。

また、加工食品にも注意が必要です。
加工品には、添加物であるリン酸塩が使用されています。

リン酸塩は、鉄の吸収を阻害してしまいます。
ハムやソーセージ、練り製品、スナック菓子などの加工品は控えるようにしましょう。

貧血は男性よりも子供と女性に生じやすい

貧血は、男性よりも子供や女性に多く見られます。
子供や女性に貧血が多い理由を解説します。

子供が貧血になりやすい原因

子供が貧血になりやすい時期は2度あります。

1度目は、生後9か月から2歳くらいまでです。
生後間もない赤ちゃんは、母乳や人工乳で鉄分を摂取しています。

しかし、成長するにしたがってミルクだけでは鉄分が足りなくなります。
そこで離乳食が始まるのですが、離乳食がうまく進まないと鉄分不足に陥ってしまうのです。

2度目は、小学校高学年から高校生までの思春期です。
思春期は急に体が大きくなり、血液や筋肉が増加するため多くの血液が必要となります。

女性が貧血になりやすい原因

女性の月経による出血も、貧血になる原因です。

食事の量も男性に比べて、女性は少ない傾向にあります。
さらに、ダイエットや食事制限などの偏った食生活により、鉄分が失われます。

また女性は、妊娠や出産、子育てでも鉄分を多く必要とします。
妊娠期や授乳期には、いつもよりも多くの鉄分が必要だといわれています。

運動選手も貧血になりやすい

運動選手にとって、激しいトレーニングは日常のルーティンです。
大量の汗とともに、鉄分の排出量が増えます。

さらに運動選手は、激しい運動で酸素を体中に運ばなければなりません。

ヘモグロビンを作る鉄分の消費が増え、鉄分が不足し鉄欠乏性貧血を起こします。
運動選手は、食事の量だけでなく、質の管理も重要になります。

女性が感じている貧血の割合

女性は男性よりも、貧血になりやすいという統計があります。

貧血を感じることはあるかというアンケートによると、以下の結果になります。

「ある」27.0％
「ときどきある」48.8％

実に75％以上の女性が、何らかの貧血症状を感じているようです。

また、貧血ではどのような症状があらわれるのかというアンケートでは、

めまい・立ちくらみ
だるさ
疲れやすさ

という順位になります。

めまい・立ちくらみは、脳に酸素が十分行き届いていない状態です。
なんとなく不調だという方が多いですが、貧血は放置しておくと症状が重くなります。

たかが貧血と侮ってはいけません。
不調が続くようであれば、病院で検査、治療しましょう。

女性の貧血の原因について解説していますので、こちらの記事も合わせてお読みください。

女性の貧血の原因は？生理、妊娠、更年期、ストレスとの関連

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1日に必要な鉄分摂取量

1日に必要な鉄分の推奨量を、男女別・年齢別に紹介します。

	男性（mg）	女性（mg）
年齢（歳）	男性（mg）	月経あり	月経なし
18～29	7.0	10.5	6.0
30～49	7.5	11.0	6.5
50～69	7.5	11.0	6.5
70～	7.0	–	6.0