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健達ねっと>健康お役立ち記事>障害を学ぶ>精神障害の障害年金|受給条件とメリット・デメリットについても解説!

精神障害の障害年金|受給条件とメリット・デメリットについても解説!

障害年金とは、精神疾患などの健康上の問題により労働能力が制限された人々が受けることができる重要な支援制度の一つです。
精神的な健康問題は、日常生活や職業において大きな影響を与えることがあり、そのために障害年金が提供されています。
ですが、精神面での障害年金の受給条件にはどのようなものがあるのでしょうか?

また、受給した際のメリットデメリットはあるのでしょうか?

本記事では、障害年金と精神障害について以下の点を中心にご紹介します。

  • 精神障害での障害年金受給条件
  • 障害年金の2級と3級の違い
  • 精神障害の障害年金のメリットとデメリット

障害年金と精神障害を理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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精神障害と障害年金の基本情報

精神障害は、多くの人々の生活に影響を及ぼす可能性があります。
障害年金は、これらの障害を持つ人々を支援するための制度として存在します。

精神障害は、

  • 統合失調症
  • うつ病
  • 認知障害
  • てんかん
  • 知的障害
  • 発達障害

などの疾患を指します。

これらの疾患は、日常生活や職業活動において困難を伴う可能性があります。

障害年金は、これらの障害を持つ人々に支給されるもので、手足の障害や視覚・聴覚障害などの外部障害、さらにはがんや糖尿病などの内部障害も対象としています。

障害年金の目的は、障害を持つ人々が社会的に不利益を受けないようにサポートすることです。

精神障害と他の障害との主な違いは、精神障害は外見からは明らかでないことが多い点です。
しかし、その影響は日常生活のあらゆる面で深刻であり、適切なサポートや理解が必要です。

障害年金は、これらの障害を持つ人々の生活をサポートするための重要な手段となっています。

出典:日本年金機構「『国民年金・厚生年金保険 精神の障害に係る等級判定ガイドライン』等

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精神障害での障害年金受給条件

精神障害での障害年金受給のための要件と、初診から認定までのプロセスについて詳しく説明します。
精神障害を持つ方々が障害年金を受給するための条件やプロセスを理解することで、適切なサポートを受けることができます。

精神障害と障害年金の関係

精神障害を持つ人々は、その症状によって障害年金を受け取ることができる場合があります。
特に、うつ病統合失調症双極性障害反復性うつ性障害などの疾患は、障害年金の受給資格が考慮される疾患として挙げられます。

一方、パニック障害や人格障害などの神経症と呼ばれる疾患は、障害年金の支給対象外となることが多いです。

障害年金受給の条件

障害年金を受給するための主な条件として、以下の2つのポイントが挙げられます。

  • うつ病などの精神障害が20歳以上65歳未満で発症したか
  •  精神障害の症状によって日常生活が困難になっているか

具体的には、家族のサポートなしでは生活できない、1人での買い物ができない、人が怖くて病院や銀行に行けないなどの状況が考慮されます。
障害年金の審査では、病名よりも実際の症状が日常生活にどれだけ影響を及ぼしているかが重要視されます。

障害年金の申請と認定プロセス

障害年金の申請は複雑であり、専門家のサポートが推奨されることが多いです。
申請の際には、症状の詳細なヒアリングや診断書の取得が必要となります。

また、申請から支給決定までの期間や必要な書類、障害の認定時期など、多くの点で注意が必要です。
適切なタイミングでの申請や、詳細な症状の記載が障害年金の受給に繋がる鍵となります。

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障害年金の2級と3級の違い

障害年金の制度は、障害の程度によって異なるカテゴリーに分類されます。
特に、2級と3級は、精神的な疾患や障害の程度を示す重要なカテゴリーとして知られています。

2級と3級の障害年金の違いと、それぞれのカテゴリーがどのような状況や条件で支給されるのかを詳しく解説します。

2級の特徴と条件

2級の障害年金は、精神的な障害の程度が一定の基準を超えている場合に支給されるものです。
このカテゴリーは、特定の精神的障害が前各号と同程度以上と認められる場合や、身体の機能の障害と精神の障害が重複する場合に該当します。

支給の基準は「国民年金法施行令別表」に基づいて定められています。

3級の特徴と条件

3級の障害年金は、精神的な障害の程度が2級よりも軽いが、それでも日常生活や労働に一定の制約がある場合に支給されます。

具体的には、労働が著しく制約されるか、日常生活に著しい制約が必要とされる程度の障害がある場合が該当します。

支給の基準は「厚生年金法施行令別表」に基づいて定められています。

2級と3級の主な違い

2級と3級の障害年金の主な違いは、障害の程度にあります。
2級は、日常生活や労働において大きな制約があると認められる重度の障害を持つ人々を対象としています。

一方、3級は、日常生活や労働に一定の制約はあるものの、2級ほどの重度ではないと認められる軽度の障害を持つ人々を対象としています。
障害年金の制度を利用する際は、自身の状態や症状を正確に把握し、適切な障害年金のカテゴリーを選択することが重要です。

また、障害年金の申請や更新に関する詳しい情報やサポートが必要な場合は、専門の社労士や障害年金サポートセンターに相談することをおすすめします。

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精神疾患の障害年金2級の金額

精神疾患に関する障害年金の金額は、その疾患の程度や種類、受給資格によって異なります。

以下は、各精神疾患に対する障害年金2級の金額を表にまとめたものです。

精神疾患障害年金の種類年間金額遡及額
統合失調症障害基礎年金2級78万円169万円
双極性障害(躁うつ病)障害基礎年金2級100万円〜123万円207万円〜300万円
発達障害障害基礎年金2級123万円
知的障害障害基礎年金2級78万円45万円
うつ病障害基礎年金2級78万円
うつ病障害厚生年金2級160万円

以上の金額は、障害の程度や受給資格加算額などの要因によって変動する可能性があります。
具体的な金額や受給資格については、専門家に相談することをおすすめします。

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精神障害の障害年金の診断書

障害年金の受給を目指す際、精神障害の診断書は極めて重要な書類として位置づけられています。
この診断書は、障害の程度や状態を正確に示すものであり、障害年金の支給・不支給を決定するための基本的な情報源となります。

診断書の内容や提出のタイミング、さらにはその種類や提出枚数など、多くの要点が存在します。

診断書の重要性と提出のタイミング

障害年金の審査は、提出された書類に基づいて行われます
その中で、診断書は特に重要な位置を占めています。

適切な内容とタイミングでの提出が求められるため、診断書の作成や提出には十分な注意が必要です。

特に、診断書の内容が審査の結果を大きく左右するため、正確かつ詳細な情報を記載することが求められます。

診断書の種類と提出枚数

障害年金の診断書は、障害の部位や種類に応じて異なる様式が存在します。
眼の障害、聴覚や鼻腔機能の障害、肢体の障害、そして精神の障害など、各部位に応じた8種類の様式が用意されています。

適切な様式を選択し、必要な枚数を提出することが重要です。

診断書の内容の点検

診断書を受け取った際には、その内容をしっかりと確認することが推奨されます。
ミスや不備があると、障害年金の審査に影響を及ぼす可能性があるため、内容の確認は欠かせません。

特に、症状の詳細や障害の程度、関連する医療情報など、診断書に記載されている情報が正確であるかを確認することが必要です。
障害年金の受給を目指す方々は、診断書の重要性を理解し、適切な内容の診断書を提出することで、スムーズな手続きを進めることができます。

また、診断書の作成や提出に関する疑問や不明点がある場合は、専門家や関連機関に相談することをおすすめします。

薬の使い方

精神疾患の診断基準

精神疾患の診断は、その症状や持続期間、影響の度合いなどを詳細に評価することで行われます。
この評価の基準として、DSM-5やICD-10などの診断基準が用いられることが多いです。

精神疾患の診断基準について、その詳細や使用法、さらには診断後のサポートについて解説します。

DSM-5とは

DSM-5は、精神疾患の診断基準として広く認知されているものの一つで、うつ病発達障害などの多くの精神疾患の診断に使用されます。
この基準は、症状の特徴や持続期間、影響の度合いなどを詳細に評価することで、正確な診断をサポートします。

DSMとICDの違い

DSMとICDは、どちらも精神疾患の診断基準として使用されるものですが、その内容や焦点が異なります。
DSMは精神疾患専用の診断基準であり、ICDは全体的な疾患の分類を行うものです。

これらの違いを理解することで、より適切な診断が可能となります。

DSM-5の診断後の治療と支援

DSM-5の診断基準に基づく診断を受けた後、患者はその診断内容に応じた治療やサポートを受けることができます。

具体的には、薬物療法やカウンセリング、生活面でのサポートなど、様々な治療やサポートが提供されます。

精神障害と日常生活への影響

精神障害が日常生活に及ぼす影響は深刻であり、それに基づく障害年金の受給基準も存在します。

その影響と受給基準について詳しく説明します。

日常生活能力の判定の重要性

精神障害の診断書には「日常生活能力の判定」という項目が記載されており、これは障害等級の目安を把握するための重要な指標となっています。
日常生活の7つの場面における制限の度合いを、それぞれ4段階で評価するものです。

具体的には、

  • 食事の適切さ
  • 身の回りの清潔さ
  • 金銭の管理や買い物
  • 通院や服薬の管理
  • 他人とのコミュニケーションや対人関係
  • 安全の確保や危機対応
  • 社会参加の能力

上記に関する評価が行われます。

日常生活能力の判定基準

日常生活能力の判定は、診断書の一部として重要視されています。
評価の際には、施設やグループホーム、家族との生活などのサポートがある状況でも、一人での生活を基準に評価が行われます。

また、診察時の状態だけでなく、過去1年間の障害の状態や変動も考慮されます。

各場面における評価内容

適切な食事」の場面では、食事の内容やタイミング、栄養のバランスを考慮した食事が適切に摂取できるかどうかを評価します。

また、「身辺の清潔保持」では、入浴や掃除、衣服の管理が適切に行えるかどうかを評価します。
これらの評価は、実際の行動だけでなく、一人での生活を基準にした場合の能力も考慮されます。

障害年金の受給と日常生活能力

精神障害の治療には薬物療法が主流ですが、通院や服薬が不要な場合、障害年金の受給が難しくなる可能性があります。
通院や服薬の管理では、現在の状態だけでなく、一人での生活を基準にした場合の能力も評価されます。

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精神の障害年金申請方法

精神障害を持つ方々にとって、障害年金の申請は大きなサポートとなります。

以下では、精神障害を持つ方が障害年金を申請する際の手続きや必要な書類の提出方法について詳しく解説します。
障害年金の制度やその種類、そして申請のポイントを理解することで、スムーズな申請が可能となります。

障害年金の申請手続きの手順

障害年金は、病気やけがにより生活や仕事に制限が生じた方を対象とした公的な年金制度です。
特に精神障害を持つ方々にとっては、生活のサポートとして非常に重要です。

申請手続きは以下の手順で進められます。

  1. 障害の確認:医師の診断を受け、障害の程度や状態を確認します。
  2. 必要書類の収集:障害の診断書や、初診日を証明する書類、保険料の納付状況などの書類を収集します。
  3. 申請:日本年金機構に障害年金の申請を行います。
    申請書に必要事項を記入し、必要書類を添付して提出します。
  4. 審査:日本年金機構での審査が行われ、障害の程度や受給資格などが確認されます。
  5. 結果の通知:審査の結果が通知され、受給資格が認められた場合、障害年金の支給が開始されます。

障害年金の申請に必要な書類の提出方法

障害年金の申請には、以下の主な書類が必要となります。

  • 障害の診断書
    主治医からの診断書が必要です。
    障害の程度や状態、初診日などの詳細が記載されていることが求められます。
  • 保険料納付状況の証明
    保険料の納付状況を証明する書類を提出する必要があります。
    未納がある場合、受給資格が認められないことがあります。
  • その他の書類
    申請者の住所、連絡先、口座情報などの基本情報を記載した書類や、障害者手帳のコピーなどが必要となる場合があります。

これらの書類は、日本年金機構の指定する方法で提出します。

郵送や窓口での直接提出、オンラインでの提出など、複数の方法が用意されている場合がありますので、詳細は日本年金機構の公式サイトや窓口で確認してください。

出典:日本年金機構「精神の障害用の診断書を提出するとき

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精神障害の障害年金更新頻度

障害年金の更新は、受給者にとって重要な手続きの一つです。
特に、精神障害を持つ方々は、更新の頻度やその必要性について十分に理解しておくことが求められます。

障害年金の更新に関する基本的な情報と、精神障害を持つ方々が更新の際に注意すべき点について詳しく解説します。

障害年金の更新期間の決まり方

障害年金の更新は、多くの場合、お金や手間がかかるものです。
しかし、更新の期間が短いと感じる方も少なくありません。

実際、年金事務所からの明確なルールの発表はなく、多くの人々が更新期間の決まり方について疑問を持っています。

精神疾患の場合、更新期間は1年から3年が一般的であり、この期間は年金証書に記載されています。
しかし、更新の期間に関する公式なルールは存在しないため、具体的な期間は各ケースによって異なることがあります。

障害年金の更新の必要性

障害年金の更新制度は、症状の変化に応じて年金の等級を再評価するためのものです。
特に、精神障害のように症状が変動する可能性がある障害の場合、定期的な評価が必要となります。

また、更新を行わないと障害年金の支給が停止される可能性もあるため、更新の手続きは非常に重要です。

精神障害と更新頻度

精神障害を持つ方々は、更新の頻度やその必要性に特に注意が必要です。
精神疾患の場合、症状の変化や治療の進行によって、更新の頻度が変わることがあります。

また、更新の際には、医師の診断書の提出が必要となるため、事前の準備が求められます。

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精神の障害年金のメリットとデメリット

障害年金の受給は、多くの人々にとって経済的なサポートとして非常に有益です。
特に、精神障害を持つ方々にとっては、そのメリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが重要です。

障害年金と精神障害のメリットとデメリットについて、詳しく解説します。

精神障害の障害年金のメリット

障害年金の受給には以下のようなメリットがあります。

  • 経済的サポート:障害を持つ方々の経済的な生活をサポートします。
  • 税金非課税:障害年金は税金がかからないため、受給者の経済的負担を軽減します。
  • 自由な使い道:障害年金の使い道は限定されていないため、必要に応じて自由に使用することができます。
  • 働きながらの受給:障害年金は、働きながらでも受給することが可能です。
  • 法定免除の適用:障害年金の受給者は、特定の法定免除を受けることができます。

精神の障害年金のデメリット

障害年金を受給する際の主なデメリットは以下のとおりです。

  • 他の制度の支給額が調整される:障害年金の受給により、生活保護費や傷病手当金などの他の制度の支給額が調整されることがあります。
  • 扶養から外れるリスク:年収の合計が一定額を超えると、健康保険の扶養から外れる可能性があります。
  • 一部の年金が支給されない:障害基礎年金の受給者は、死亡一時金や寡婦年金などの特定の年金を受け取ることができなくなる場合があります。

障害年金の受給は、多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
しかし、多くの場合、メリットがデメリットを上回っています

障害年金の受給を検討している方は、この記事で紹介した情報を参考に、最適な選択を行うことをおすすめします。

障害年金と精神に関するよくある質問|Q&A

障害年金と精神に関するよくある質問には、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、よくある質問に答えていきます。

障害年金がもらえる精神病は?

障害年金は公的年金の加入者が障害状態になった場合に支給されるものです。
精神障害においても、統合失調症やうつ病認知障害てんかん知的障害発達障害などの疾患が対象となります。

障害の程度や状態によって支給される等級が異なります。

精神障害で障害年金3級だといくらもらえる?

障害厚生年金の3級の場合、報酬比例の年金額が基本となり、2023年度の最低保障額は596,300円です。

具体的な金額は、平均標準報酬月額や被保険者期間によって変動します。

障害年金精神2級はいくらもらえる?

障害基礎年金の2級の場合、2023年度の支給額は795,000円となっています。

また、子どもの加算がある場合、1〜2人目は各228,700円、3人目以降では各76,200円が加算されます。

うつで障害年金はもらえますか?

はい、うつ病も障害年金の対象となる精神障害の一つです。
障害の程度や症状の重さに応じて、障害年金の等級が決定され、それに基づいて年金が支給されます。

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障害年金と精神障害まとめ

今回は障害年金と精神障害についてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。

  • 精神障害での障害年金を受給するための主な条件としては、精神障害が20歳以上65歳未満で発症したか、症状によって日常生活が困難になっているかがポイント
  • 2級と3級の障害年金の主な違いは、障害の程度にある
  • 精神障害の障害年金のメリットは、経済的サポートや法定免除の適用などがあり、デメリットは、他の制度の支給額が調整される可能性と扶養から外れるリスクなどがある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
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