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トップページ>認知症を学ぶ>認知症の人と旅行に行ける?旅行に行くときのポイントを解説します!

認知症の人と旅行に行ける?旅行に行くときのポイントを解説します!

トラベルヘルパー認知症の方と旅行に行く場合は不安がつきものです。
徘徊や混乱状態といったリスクを考える方も多いのではないでしょうか?

本記事では、認知症の方の旅行について以下の点を中心にご紹介します。

  • 認知症の方との旅行で考えられるトラブル
  • 認知症の方と旅行に行く上での注意点
  • 認知症の方と旅行する上での便利なサービス

認知症の方と旅行に行くときのためにも、参考にしていただけると幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。

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認知症の人と旅行にいける?

「認知症の方と旅行にいけるのか」という疑問を抱く方は少なくありません。
旅行先でのトラブルを考えると、認知症の方の家族にとって不安は付き物です。

きちんとトラブルを防ぐ対策をするのであれば、認知症の方との旅行は可能です。

しかし、認知症の方は環境の変化に不安を抱きやすいので、症状が悪化するリスクもあります。
認知症の方の負担になりすぎないように行動することが大切なポイントです。

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認知症患者との旅行で考えられるトラブル

認知症の方との旅行で最も不安を抱くのは、「トラブルが起こること」です。
ここからは、認知症の方との旅行で考えられるトラブルを3つご紹介します。

混乱が起きる

記憶障害や見当識障害により「自分が今どこにいるのか」が分からなくなり、混乱が起きる可能性があります。
認知症の方は環境の変化にとても敏感で不安を抱きやすいです。


過ごし慣れている自宅や施設を出ることは、認知症の方にとって不安やストレスの原因になります。

旅行に行くことを説明したとしても、旅行の最中に忘れてしまう場合もあります。
その結果混乱が起き、暴れだしたりする可能性が考えられます。

一度混乱を起こすとすぐに落ち着かせるのは非常に困難なので、混乱を起こさないための対策が必要です。

行方不明

場所の見当識障害が現われると自分の居場所が分からなくなり、その場から離れてしまう可能性があります。
旅館やホテルで泊まる際、家族が寝ている間に外へ出て行くことも考えられます。

その結果徘徊に繋がり、行方不明になるととても危険です。

住み慣れていない旅行先で行方不明になると、見つけ出すのは非常に困難です。
常に一緒に行動するのは当然のことですが、少しでも目を離した隙にどこかへ行ってしまう可能性があります。

ひと時も目を離さず必ず側で見守ることが重要です。

身体障害

認知症で運動機能が低下したことにより、長時間の歩行でかなりの負担になる場合があります。
また、転倒の危険性も高まります。

最初は旅行を楽しめていたとしても、疲労が蓄積するにつれ身体が思うように動かなくなる可能性があります。
そうなってしまうと気持ちが不安定になったり、「自分のせいで家族に迷惑をかけている」などと自分を責めることもあります。

せっかくの旅行で色々な場所を回りたい家族の気持ちは理解できますが、認知症の方の身体負担を十分考慮することが大切です。

旅行に行く上での注意点

では、認知症の方と旅行に行く際はどんなことに注意すれば良いのでしょうか。
ここからは、認知症の方と旅行に行く上での注意点を8つご紹介致します。

時間に余裕のあるスケジュール

時間に余裕のあるスケジュールを立てることで、認知症の方の負担を減らすことができます。
予定を詰め込み過ぎる旅行は認知症の方の心身に負担となり、混乱を引き起こす可能性があります。

あれもこれもと予定を詰め込むのではなく、認知症の方を優先的に考えた余裕のあるスケジュールを立てましょう。
あらかじめ予定を決めておくことが重要です。

休憩場所の確保

休憩場所を確保をすることは、認知症の方と旅行に行く上で重要なポイントになります。

認知症の方は脳が疲れやすく、慣れない環境では余計に疲れてしまいます。
疲労が溜まることで判断力や集中力が欠け、思わぬ危険を招く可能性もあります。

また、認知症の方は疲れていても上手く伝えられない場合もあるので、家族が察してあげることが大切です。
なるべく長い行程は避け、十分な休息を取れる時間や場所を確保しましょう。

その際、特に夏場など暑い時期は水分補給を忘れないでください。

記憶障害への対策

認知症の方は疲労に伴い、自分がどこにいるのか、どこへ向かっているのかが分からなくなる場合があります。
自分の居場所が分からなくなると、不安やストレスを抱く原因になります。

そのため、以下のような対策が効果的です。

  • 行く先を丁寧に何度も伝える
  • 目的地のパンフレットを見せる
  • 今どこにいてこれから何をするのか教える

持病や体調不良に備える

認知症の方は自分の体調変化に気付きにくく、たとえ体調不良を感じても上手く伝えることができません。
家族が認知症の方の持病や体調不良にしっかり備えておく必要があります。

車酔いや熱中症などの体調不良も起こり得るので、しっかり観察することが大切です。
特に持病のある認知症の方は、旅行先にいつも飲んでいる薬を持っていくことを忘れないように気をつけてください。

また、旅行に行くことを医師に伝え、アドバイスをもらっておくことをおすすめします。

興奮状態に備える

認知症の方は慣れない環境に不安を感じやすいとお伝えしました。
不安を感じることで興奮状態に陥る可能性があるので、万が一興奮状態に陥ったときの対策が必要です。

たとえば、認知症の方が好きなお菓子や飲み物、音楽をあらかじめ準備しておくと良いです。
また、疲れや不安などが生じた際の代わりのルートや行き先なども考えておくことをおすすめします。

トイレの場所を確認

たとえ自宅では排泄に問題がなかったとしても、慣れない環境では排泄トラブルが起こる可能性があります。
トイレの場所が分からず漏らしてしまったり、トイレに行くことを上手く伝えられない場合を考慮しましょう。

行く先々でトイレの場所を伝えることがおすすめです。
また、万が一排泄トラブルが起きたときのために、着替えやパッドなどを準備しておくことも重要です。

身体介護の対策

もしも認知症の方が歩行困難だったり、身体介護を要する場合は対策が必要です。

観光施設や宿泊施設によっては車いすを用意してくれるところもあります。
事前に確認しておくことがおすすめです。

また、エレベーターの場所やスロープを調べておくことが対策になります。

行方不明に気を付ける

見当識障害や不安などから1人で外出し、行方不明になる危険性があります。

認知症の方に常に目を配っているつもりでも、不意に目を離した瞬間にその場を離れることも考えられます。
行方不明に備え、身分が分かるものやGPSを持たせておくことをおすすめします。

また、家族が寝ている夜間に外出する可能性を考慮し、宿泊先のスタッフに声をかけておく方が良いかも知れません。

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認知症の人のための旅行先の選び方

認知症の方との旅行は、その人の心と体の健康を考慮しながら、安全で楽しい経験を提供することが重要です。

以下のポイントは、認知症の方との旅行を計画する際の参考として役立つでしょう。

旅行先に欲しいもの

認知症の方との旅行を計画する際、以下の要素を考慮することが重要です。

安全性

旅行先は安全で、認知症の方が迷子になりにくい場所を選ぶことが重要です。

アクセス

目的地までの移動時間や距離、交通手段などを考慮し、無理のない移動を心がけることが大切です。

施設の利便性

宿泊施設はバリアフリーで、食事やお風呂が部屋から近い場所にあることが望ましいです。

認知症の人にとって有益になる旅行先

認知症の方にとって有益な旅行先を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

リラックスできる場所

自然に囲まれた場所や、静かな環境が提供される場所は、認知症の方にとってリラックスできる場所となります。

日常とは異なる経験

新しい場所や経験は、認知症の方の心を刺激し、記憶や認識能力を活性化させる可能性があります。

家族や介護者との絆を深める

旅行は、家族や介護者との絆を深める良い機会となります。
認知症の方とのコミュニケーションを深めるためのアクティビティを取り入れることがおすすめです。

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認知症の人との旅行の注意点

認知症の人との旅行は、多くの喜びをもたらす一方で、いくつかの注意点が必要です。
旅行の際には、認知症の特性や症状を考慮し、適切なサポートや配慮が求められます。

疲れ対策

認知症の人は脳が疲れやすく、特に慣れない環境ではさらに疲れやすくなります。
そのため、長時間の移動や行程は避け、十分な休息を取ることが重要です。

記憶障害への対策

旅行中、認知症の人は現在の場所や目的を忘れることがあります。
そのため、目的地や行程を何度も伝える、パンフレットや写真を見せるなどの対応が必要です。

同行者のゆとりの確保

認知症の人をサポートする家族や友人も、旅行中は疲れやストレスを感じることがあります。
そのため、同行者も十分な休息を取ることが大切です。

また、認知症の人の反応や状態に応じて、柔軟に行程を変更することも考慮すると良いでしょう。

薬の使い方

認知症患者のための旅行で使えるサービス

認知症の方と旅行に行く際に使えるサービスがあります。
ここからは、認知症の方との旅行で使えるサービスを3つご紹介します。

トラベルヘルパー

トラベルヘルパーとは、介護と旅行の2つの分野の知識や技術を持つ外出支援の専門家です。
トラベルヘルパーは交通手段や宿の手配をしたり、旅行に同行して食事や排せつといった介護サービスを行ってくれます。

食事や排せつなど日常生活にサポートが必要な認知症の方がいても、プロのサポートを受けながら旅行を楽しめることがメリットです。

デメリットとしては、知らない人に介護をされることに不安やストレスを感じる可能性があることです。
トラベルヘルパーの利用を検討する方は、地域包括支援センターやケアマネージャーに相談してみましょう。

介護タクシー

介護タクシーとは、体の不自由な方が外出する際に利用できるサービスです。
本来のタクシーと同様に利用者を目的地まで送迎してくれます。

また、介護タクシーの運転手は介護資格を保有しているため、介助行為を受けることができます。

介助行為を受けられるのはメリットです。
しかし、介助時間が長時間になると別のサービスに切り替わったり保険適用外になる場合があります。

バリアフリーの宿

介護付きの旅行を専門的に紹介している会社があり、バリアフリーの宿に案内してくれます。
バリアフリーの宿は、認知症の方の身体負担を軽減できることがメリットです。

しかし、トラベルヘルパー同様知らない人がいることで認知症の方が不安を感じてしまい混乱する可能性があります。

旅行は認知症予防になる?

旅行は認知症予防に効果的です。
旅行に行くことのワクワク感やドキドキ感は、ドーパミンを分泌します。

そして、自宅を出て歩くことで前頭葉が鍛えられ、美味しいものを食べたり綺麗な景色を見ることでストレスが発散されます。

また、旅行を終えてからの達成感によって前頭葉が鍛えられ、脳の活性化を期待できます。

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認知症患者の旅行に関するよくある質問

認知症の方と一緒に旅行に行く際の注意点は何ですか?

認知症の方と旅行に行く際の注意点は、以下の通りです。

  • 旅行先や移動手段を選ぶ際には、患者の状態や好みを考慮する
  • 環境の変化やスケジュールの変動が認知症の方にストレスを与える可能性があるため、できるだけ予定はシンプルにし、十分な休憩時間を取る
  • 必要な薬や医療情報を持参し、緊急時の連絡先や手段を確認しておく

認知症の方が迷子になった場合の対処法は?

認知症の方が迷子になった場合の対処法は以下の通りです。

  • 事前にGPSトラッカーや迷子防止のタグを患者に持たせる
  • 旅行先で目立つ場所やホテルの名前、住所などを書いたカードを持たせる
  • 迷子になった場合はすぐに現地の警察や関連機関に連絡する

認知症の方との旅行中、急な体調不良やトラブルが発生した場合の備えは?

事前に以下の準備をしておくと良いです。

  • 患者の医療情報や病歴、服用している薬のリストを持参
  • 旅行先の病院やクリニックの情報を事前にリサーチしておく
  • 旅行保険に加入しておき、緊急時のサポートを受けられるようにしておく

認知症の方に適した旅行先はどのような場所ですか?

認知症の方に適した旅行先は、以下の特徴を持つ場所です。

  • 騒音や混雑が少なく、落ち着いた環境であること
  • 移動距離や移動時間が短い場所
  • 介護や医療サービスが利用できる施設が近くにあること

認知症の方との旅行での宿泊施設の選び方は?

認知症の方との旅行での宿泊施設の選び方のポイントは以下の通りです。

  • 24時間対応のフロントやスタッフがいるホテルや施設を選ぶ
  • 部屋の中がシンプルで、転倒のリスクを減らす工夫がされている場所
  • 必要に応じて、バリアフリー対応や介護サービスが利用できる施設を選ぶことが望ましい

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認知症と旅行のまとめ

ここまで、認知症の方との旅行についてお伝えしました。
要点を以下にまとめます。

  • 認知症の方との旅行では混乱、行方不明といったトラブルを想定しておく
  • 認知症の方との旅行は、時間に余裕のあるスケジュール、休憩場所の確保などに注意する
  • 認知症の方との旅行で使えるサービスには、トラベルヘルパーや介護タクシーがある。
  • 旅行に行くことで前頭葉が鍛えられるため、認知症予防に効果的である

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
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  • 介護付有料老人ホーム展開
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  • 栄養提供
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