「MBTI診断のINFJ(提唱者)ってどんな性格?」
「INFJ(提唱者)に向いている仕事って何?」
MBTI診断で「INFJ(提唱者)」のタイプだった方の中には、このような疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、MBTI診断のINFJ(提唱者)について以下の項目を中心に解説します。
- INFJ(提唱者)の性格の特徴
- INFJ(提唱者)と相性の良いMBTIのタイプ
- INFJ(提唱者)の向いている職業/向いていない職業
ぜひ参考にしてみてください。
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MBTI診断の「INFJ(提唱者)」とは?
性格診断テスト/MBTI診断の「INFJ(提唱者)」は、全16タイプあるうちのひとつで、人口の1.6%ほどしかいないといわれています。
以下では、INFJ(提唱者)の性格と特徴について解説します。
INFJ(提唱者)の性格
INFJ(提唱者)は内向的で自分や他人の気持ちを洞察し共感する力に優れており、他人の成長をサポートすることに喜びを感じやすいです。
お金や地位を得るよりも、「社会のためになることがしたい」「人助けをしたい」と考える人が多い特徴があります。
また、複雑な状況でも早く決断を下せる判断力が高いことや、目標達成に向けて積極的に行動できることも特徴のひとつです。
一方、「自分は他の人とは違う」「周りに馴染めない」「考えを理解されない」と悩むことが多いです。
人間関係を大切にする性格のため、たとえ正しい意見でも批判されると大きなストレスを感じることがあります。
他人をサポートをするあまり、自分のケアを忘れることでもストレスを抱えやすいです。
INFJ(提唱者)の特徴
MBTI診断では、以下4つの項目からタイプを表します。
- 外向型(E)/内向型(I)
- 感覚型(S)/直感型(N)
- 思考型(T)/感情型(F)
- 判断型(J)/知覚型(P)
INFJ(提唱者)のタイプは、「内向型(I)」、「直感型(N)」、「感情型(F)」、「判断型(J)」で表されます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
内向型(I) | 1人でいることが好きで、初対面や集団で話すときは言葉数が少ない傾向にある |
直感型(N) | 理想主義で、未来や可能性に向けて独創的なアイデアを出す |
感情型(F) | 人間関係を重視し、他人の気持ちを大切にする |
判断型(J) | 几帳面で物事をコツコツ進める計画性や早めに決断する力が高い |
集団において言葉数は少ないですが、周囲を観察し状況や感情を読み取り冷静な判断ができます。
また、判断するときは判断するときは他人の感情を重視し、人間関係が悪くならないように意識する傾向にあるでしょう。
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「INFJ(提唱者)-A」と「INFJ(提唱者)-T」の違い
INFJ(提唱者)は、INFJ(提唱者)-AとINFJ(提唱者)-Tの2つに分類され、それぞれ特徴が異なります。
INFJ(提唱者)-Aは、自信があり積極的に行動できる特徴があります。
一方、INFJ(提唱者)-Tは、敏感で自己批判をしやすい感受性が高い特徴があります。
以下では、それぞれの特徴について詳しく解説します。
INFJ(提唱者)-Aの特徴
INFJ(提唱者)-Aの特徴を長所/短所にわけてみましょう。
長所 | 短所 |
・積極的で主体的 ・ストレスに強い ・リーダーシップに長けている ・穏やか ・臨機応変な対応ができる | ・強い自己主張が表れることがある ・細かいことに気づけないことがある |
INFJ(提唱者)-Aは、積極的に行動するためリーダーを任されやすく、難しい課題でも臨機応変に対応する力があります。
また、ストレスに強く感情の浮き沈みが少ないため、穏やかな性格であるとも言えるでしょう
INFJ(提唱者)-Tの特徴
INFJ(提唱者)-Tの特徴を長所/短所にわけてみましょう。
長所 | 短所 |
・共感性が高い ・目標に向かってコツコツと努力できる ・真面目で勤勉な傾向がある | ・ストレスを感じやすい ・自分を批判しやすい |
他人の感情を読み取ることに長けているINFJ(提唱者)-Tは、優しい性格であることが多く、関わる人は心地よさを感じます。
一方、自分の意見や行動が批判されないか不安になり、なかなか行動に移せない繊細さも持ち合わせています。
INFJ(提唱者)の長所
ここでは、INFJ(提唱者)の長所について、以下の3つを解説します。
- 共感力/洞察力が高い
- 豊かな創造力がある
- 目標達成へ積極的に行動できる
共感力/洞察力が高い
1つ目は「共感力/洞察力が高いこと」です。
INFJ(提唱者)は、周囲の状況や感情を観察し理解できる能力があります。
社会や人の役に立つことを好むため、洞察力を活かして積極的に他人をサポートできることが長所です。
また、他人の感情に寄り添う共感力も高いため、他人の立場になって物事を考え、思いやりを持って関われることも長所のひとつです。
共感力や洞察力の高さは、良好な人間関係づくりや他人の課題解決や成長の手助けに役立ちます。
豊かな創造力がある
2つ目は「豊かな創造力があること」です。
INFJ(提唱者)は、人と異なる視点を持つことが多く理想を現実にする能力があるため、誰も思いつかなかったアイデアを提案できることが長所です。
豊かな創造力で、周囲からは「クリエイティブな人」と感じられることでしょう。
目標達成へ積極的に行動できる
3つ目は「目標達成へ積極的に行動できること」です。
理想主義で情熱的な一面を持つINFJ(提唱者)は、目標達成に向けてコツコツと努力できることが長所です。
困難な問題に直面しても諦めることなく、これまでの経験や直感を活かして解決する方法を見出せます。
INFJ(提唱者)の短所
ここでは、INFJ(提唱者)の短所について、以下の3つを解説します。
- ストレスを感じやすい
- 内向的で引っ込み思案
- 自分を犠牲にすることがある
ストレスを感じやすい
1つ目は「ストレスを感じやすいこと」です。
他人を優先させる傾向のあるINFJ(提唱者)は、人助けできることに喜びを感じます。
一方、他人の感情に触れる時間が長く、自分の感情が左右されやすいため、気苦労やストレスを感じやすくなるのが短所です。
敏感さがあることによって誰よりも早く課題やトラブルが察知できることも、ストレスを抱える原因でしょう。
大きなストレスを抱える前に、趣味を楽しんだり1人の時間をつくったりして息抜きすることが大切です。
内向的で引っ込み思案
2つ目は「内向的で引っ込み思案であること」です。
周囲からの目を気にするINFJ(提唱者)は、初対面の人と関わるときや集団で話をするときなど、人々との交流に抵抗があることが多いです。
聞き上手に見られることが多いですが、自分のことや本音を話すことが苦手な一面があります。
また、他人の感情を優先して良好な人間関係を築こうとすることで、新しい環境に馴染むまで時間がかかることも短所のひとつです。
感情を読み取り他人に合わせて行動できる長所を活かしながら、自分のことを話す機会を増やすなど前向きに行動すると良いでしょう。
自分を犠牲にすることがある
3つ目は「自分を犠牲にすることがあること」です。
他人のサポートにやりがいを感じるINFJ(提唱者)は、自分を犠牲にして相手を優先する傾向にあります。
頑張りすぎてキャパオーバーしてしまい、大きなストレスを感じてしまう可能性があります。
自分を犠牲にして適切なケアができないと、視野が狭くなったり余裕がなくなったりしてしまうでしょう。
そのため、他人を思いやることと同じように自分を大切にすることが欠かせません。
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INFJ(提唱者)と相性の良いMBTIのタイプ
ここでは、INFJ(提唱者)と相性の良いMBTIのタイプについて、以下の4つをご紹介します。
- ESTJ(幹部)
- ENFP(運動家)
- ISTP(仲介者)
- INTP型(論理学者)
ESTJ(幹部)
ESTJ(幹部)は、責任感が強く公平に人と関わる特徴があります。
INFJ(提唱者)は公平さを求めるため、ストレスを感じることなく関われます。
また、ESTJ(幹部)も自分の価値観を持って積極的に行動するINFJ(提唱者)に良い印象を与えやすく、相性の良いタイプだと言えるでしょう。
ENFP(運動家)
ENFP(運動家)は、創造性が高く現実的/合理的な考えで公平に行動します。
INFJ(提唱者)も創造性を持ち、理想を現実にする力があるため、相性の良いタイプだと言えます。
また、INFJ(提唱者)は、自分の考えを理解しようと他人に寄り添ってくれるため、ENFP(運動家)は居心地の良さを感じるでしょう。
ISTP(仲介者)
ISTP(仲介者)は、理想主義者な一面を持ちます。
また、社交的で楽観的なことも特徴のひとつです。
INFJ(提唱者)の理想をISTP(仲介者)が理解できれば、切磋琢磨できる仲間として関われるでしょう。
また、自分のことを話すのが苦手なINFJ(提唱者)は、社交的なISTP(仲介者)に接しやすさを感じることも多いです。
INTP型(論理学者)
INTP型(論理学者)は、創造性と共感性の高い特徴があります。
INFJ(提唱者)と同じ特徴を持つため、居心地の良さを感じ良好な人間関係を築けるでしょう。
以下の記事で、MBTIタイプの相性について詳しく解説しています。
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INFJ(提唱者)に向いている職業
ここでは、INFJ(提唱者)に向いている職業の特徴について、以下3つをご紹介します。
- 人をサポートする職業
- クリエイティブな職業
- 問題解決を目指す職業
人をサポートする職業
1つ目は「人をサポートする職業」です。
他人の感情を読み取る力や洞察力/共感力が高いINFJ(提唱者)は、以下のような人をサポートする職業が向いています。
- カウンセラー
- 介護士
- ソーシャルワーカー
- 教師
人をサポートするためには、一人ひとりの状況や感情を判断して行動したり言葉を選んだりする必要があります。
INFJ(提唱者)の洞察力/共感力の高い長所で活躍できる職業だと言えるでしょう。
また、責任感を持って最後までやり遂げられる力で長期間一人ひとりに向き合ってサポートできることも、これらの職業に向いている理由です。
クリエイティブな職業
2つ目は「クリエイティブな職業」です。
豊かな創造性を持つINFJ(提唱者)は、以下のようなクリエイティブな職業が向いています。
- 写真家
- Webライター
- デザイナー
- 作家
豊かな創造性で新しいアイデアを出したり、隠れた感情や考えを表現できたりする力で、人を惹きつける作品や文章をつくれます。
また、他人の感情を理解できる長所を活かし、ユーザーに求められているデザインなどを作り出すこともできるでしょう。
問題解決を目指す職業
3つ目は「問題解決を目指す職業」です。
人のニーズを捉えられるINFJ(提唱者)は、以下のような問題解決を目指す職業が向いています。
- 経営企画
- マーケティング
- 企画
- 人事/組織開発
これらの仕事をおこなうためには、人のニーズをくみ取る必要があります。
INFJ(提唱者)の洞察力や共感力を活かせば的確にニーズを読み取って仕事に取り組めるでしょう。
また、人間関係に敏感であるため、働きやすい職場環境づくりをおこなう人事/組織開発でも活躍できます。
INFJ(提唱者)の不向きな職業
ここでは、INFJ(提唱者)の不向きな職業について、以下3つをご紹介します。
- プレッシャーを感じやすい職業
- 競争力の高い職業
- ルーチンワークの多い職業
プレッシャーを感じやすい職業
1つ目は「プレッシャーを感じやすい職業」です。
具体的には、以下のような職業があります。
- 厳しいノルマがある営業
- 救急救命士
競争率の高い職業や高い責任を受ける仕事は、繊細でストレスを感じやすいINFJ(提唱者)に向いていないと言えます。
自分で目標を設定して行動できる業務内容であれば、ストレスを軽減できるでしょう。
競争力の高い職業
2つ目は「競争力の高い職業」です。
具体的には、以下のような職業があります。
- 経営者
- 弁護士
- コンサルティング
これらの職業では、利益や成果を重視します。
社会や人の役に立つことにやりがいを感じるINFJ(提唱者)は、このような仕事に楽しさを見出しにくいかもしれません。
また、大きな責任や期待が寄せられるため、ストレスやプレッシャーに弱いINFJ(提唱者)にとって不向きな職業だと言えるでしょう。
ルーチンワークの多い職業
3つ目は「ルーチンワークの多い職業」です。
具体的には、以下のような職業があります。
- データ入力
- 会計
これらの職業では、INFJ(提唱者)の長所である豊かな創造性や共感力を活かす機会が少ないです。
やりがいや満足感を得づらい職業は、不向きだと言えます。
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INFJ(提唱者)の恋愛/友人関係の傾向
最後に、INFJ(提唱者)の恋愛/友人関係の傾向について解説します。
INFJ(提唱者)が重視するのは、「深い感情的なつながり」や「深い価値観の共有」ができることです。
表面的な関係ではなく、意味のある関係を求めます。
一方、理想主義者の一面を持つため、相手に期待を寄せすぎて現実とのギャップに悩むこともあります。
また、恋人や友人選びに時間がかかることも多いでしょう。
しかし、恋人や少数の友人と深いつながりを大切にできることはINFJ(提唱者)の魅力でしょう。
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提唱者の特徴まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、MBTI診断の「INFJ(提唱者)」についてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。
- INFJ(提唱者)の性格の特徴は、内向的で自分や他人の気持ちを洞察し共感する力に優れており、他人の成長をサポートすることに喜びを感じやすいとされている
- INFJ(提唱者)と相性の良いMBTIのタイプとして、ESTJ(幹部)、ENFP(運動家)、ISTP(仲介者)、INTP型(論理学者)などが挙げられる
- INFJ(提唱者)の向いている職業の特徴は、人をサポートする職業、クリエイティブな職業、問題解決を目指す職業で、不向きな職業の特徴はプレッシャーを感じやすい職業、競争力の高い職業、ルーチンワークの多い職業とされている
MBTI診断の性格タイプは一つの指標で、一人ひとりの性格を断定するものではありません。
紹介したINFJ(提唱者)の性格などを参考に、自分らしい生活を送りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。