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トップページ>介護お役立ち記事>在宅介護>介護の相談窓口はどこ?相談先を紹介!

介護の相談窓口はどこ?相談先を紹介!

超高齢社会の日本では、ご自宅で介護が必要な方も増えています。
しかし家族にとって、在宅介護の負担はとても大きいです。

介護の負担や悩みを解消できていないという方も多いのではないでしょうか?

本記事では、介護の相談先や悩みを中心に以下の点をご紹介します。

  • 介護の相談先
  • 介護で抱える悩みは何がある?
  • 介護で利用できるサービスの紹介
  • 介護に悩み続ける危険性

介護の負担を解消するためにも、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。

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介護の相談先


家族が介護を行うことも多く、毎日徐々に負担が溜まっていき、気付いたときには限界を超えていることもあります。

家族の介護であっても、辛いと感じることは決して悪いことではありません。
介護で悩みを抱えているときは、一人で悩まずに、すぐに相談することが大切です。

その場合、以下のような相談先があります。

家族に相談する

家族の介護なので、相談相手は家族が多い傾向にあります。

一緒に住む家族なら、状況を分かっておられることも多く悩みを共有しやすいです。
また、一緒に住んでいなくても兄弟姉妹や遠方の親戚など、協力してくれる方は多いに越したことはありません。

こまめに状況を報告し、ときには頼ることも大切です。

ケアマネージャーに相談する

ケアマネージャーは、介護者と介護を受ける方との会話や様子などから問題点を見つけ解決策を探してくれる、いわば介護相談のプロです。

介護サービスを利用していると定期的に訪問してくれるので、悩みを相談する機会を持ちやすいです。

ケアマネージャーにより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

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地域包括支援センターに相談する

地域包括支援センターは、各市町村に配置されており、介護者にとっても身近な相談窓口です。

介護中の相談はもちろん、これから介護が必要という段階での相談も可能です。

地域包括支援センターには、ケアマネージャーや社会福祉士、看護師や保健師といったそれぞれの専門家が属しているので、さまざま観点から解決策を探してくれます。
地域包括支援センターについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

市区町村の福祉課・介護課に相談する

各市町村の福祉課や介護課では、主に介護保険に関することや、高齢者の福祉に関わる全般的なことを相談できます。

区役所や市役所などに配置されているので、場所なども分かりやすく訪れやすいです。

医療機関の相談室に相談する

医療機関には、医療ソーシャルワーカーが在籍しています。

入院中の悩みや、退院後の介護の悩みなども相談可能です。

介護を受ける方の身体の状態に合わせ、医療面での専門的なアドバイスも行ってくれます。

民生委員等に相談する

民生委員は厚生労働大臣から委嘱された相談員で、地域の介護や子育てに関する相談、支援などを行っています。

住民の立場に立って相談に応じてくれるので、身近な存在としてさまざまな悩みを気軽に相談しやすいです。

社会福祉協議会に相談する

社会福祉協議会はそれぞれの都道府県、市区町村に設置されています。
地域の福祉サービスや相談活動など、さまざまな場面で地域に即した活動を行っています。

ボランティア団体と協力し、地域独自の活動もしているので「今まで知らなかった」というサービスや支援を知るきっかけにもなります。

介護家族の会に相談する

介護者の悩みや気持ちは、介護を経験した方でないと分からない部分も多いです。

介護者同士の交流は、介護の孤独を避け、悩みを相談することでリフレッシュにもなります。
定期的に講演会や勉強会などをしている会もあり、情報収集の場としても役立ちます。

以上のように、介護の悩みを相談できる場所は身近にもたくさんあり、そのほかにも電話やメールで相談できる機関もあります。

早めの相談が、介護をする方にとっても、介護を受ける方にとっても安心した生活につながります。

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介護相談員とは?

介護サービスを利用する際の悩み事や要望を相談する窓口として、介護相談員の存在があります。
ここでは介護相談員の仕事内容や働くうえでのメリットなどについてご説明します。

仕事の内容・役割

介護相談員の仕事は、介護福祉サービスの提供事業者と利用者の間に入り、介護サービスの質を向上させるために相談に乗ることです。

介護相談員は、頻繁に介護福祉施設を訪問し、利用者やその家族と話をしたり、施設の利用状況を把握するために観察します。
その様子を自治体の事務局へ報告し、介護サービス事業者へ状況の報告、改善の提案を行います。

介護サービス事業者との意見交換を行うことで、介護サービスの質を向上させるための重要な役割を担います。

職場の種類

介護相談員は、各自治体から介護福祉施設に派遣されます。
派遣された介護相談員は、定期的に介護施設を訪問し、利用者の様子を観察します。
その中で、利用者やその家族から介護サービスに関する相談を受け付けます。
訪問の様子を各自治体へ報告し、各自治体へ報告します。

派遣される職場は、主に以下の通りです。

  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • グループホーム
  • 有料老人ホーム
  • 小規模多機能型居宅介護支援事業所

介護相談員は、様々な介護福祉サービス事業者へ派遣されます。

介護相談員として働くメリット

介護相談員として仕事をする上でのメリットは、介護サービスの改善に貢献するというやりがいを感じられる点が挙げられます。

また、介護サービスの利用者の身近な相談役として、本音を聞くことができます。
それによって介護への理解が深まり、よりきめ細やかなケアができるようになれば、
介護業界で働く上で強みとなります。

さらに、介護相談員は介護スタッフとは異なり、介助や介護は行いません。
そのため、体力的に負担が少ない点は、メリットといえます。

介護相談員がやってはいけないこと

上記でもふれたように、介護相談員は、利用者への介護や介助は行うことができません。

また、介護相談員の役割は、あくまで自治体と介護サービス事業者の間に入ることで、介護サービスの質を向上させることです。
そのため、利用者の家庭内の問題や、介護サービス事業者と利用者のトラブルへの介入など、立ち入った問題に関与することはできません。

行政と介護サービス事業者の間で、公平な立場で相談業務を行う必要があります。

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介護相談員になるためには資格が必要?

介護相談員になるためには、資格は必要ありません。

各自治体で40時間の研修がを受けることで認定書が贈られます。

主な研修内容は、以下の通りです。

  • 前期研修(4日間)
  • 自治体での実施研修
  • 実践研修(1日間)

介護相談員は、業務を行う上で専門知識が不可欠です。
研修を通してスキルを身に着けます。

介護相談員は、実際の介助を行うことはありません。
生活相談員は、介護相談員と比較するとより業務の幅が広く、業務内容は勤務先によって異なります。
利用者の介助や、自治体やケアマネージャーなど、様々な場所との調整業務など、仕事内容は多岐に渡ります。

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介護相談員と他職種の比較

福祉業界には、相談員と呼ばれる職種が複数あります。
ここでは、介護相談員と、生活相談員、ケアマネージャーとの違いについてご説明します。

生活相談員との違い

介護相談員は、介護上の問題解決のため、利用者と介護サービス事業者の間に入って相談を行います。
そのため、実際の介護を担当することはありません。

一方、生活相談員の役割は、介護福祉施設の入居希望者やその家族と相談を行うことです。
介護福祉施設の窓口として、自治体、ソーシャルワーカーなど多方面との連絡・調整を行います。
一般的には、生活相談員は介護福祉施設で採用され、施設の職員として業務を行います。
また、生活相談員と介護士を兼務することもあり、生活相談を受けながら介護や介助を行う方も多くいます。

ケアマネージャーとの違い

ケアマネージャーと生活相談員は、どちらも相談業務を行うという共通点があります。

しかし、ケアマネージャーになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。
ケアマネージャーの大きな特徴として、ケアプランを作成できるという点があります。

介護相談員や生活相談員が、あくまでケアプランを作成の補佐的役割であるのに対し、
ケアマネージャーはプラン作成を専門で行います。

一方、介護相談員や生活相談員は、より広く利用者や家族の相談を受ける役割を担っています。

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介護に関して相談すべき悩みは何がある?

在宅介護は思っている以上に負担がかかります。

介護をする方が、どういった時に悩みを感じることが多いのか解説します。

精神的な負担

精神的な負担は、多くの方が抱えている悩みです。

急な事故や病状の悪化から、介護は突然始まります。
そうすると介護に対する知識も乏しく、心の準備ができていないことも多いので、強い不安やストレスを感じる原因になってしまいます。

たとえ覚悟ができていたとしても、慣れないことへの戸惑いや、家族が非協力的などの理由から負担を感じることもあります。

さらに、認知症の方の介護となると、言葉が伝わらないことや、暴言や暴力、徘徊が現れることがあります。

一生懸命介護をしていても暴言を浴びせられ、疲れてしまったという状態になることも珍しくありません。

また、在宅介護でのストレスを被介護者の方にぶつけてしまい、余計に辛くなるという負の連鎖が起きることもあります。

時間的な負担

在宅介護は、24時間付きっきりになることが多いです。

食事、排泄、入浴、着替えなどの日中の介助に加え、夜のおむつ替えや投薬などが必要なケースもあり、睡眠時間が取れないこともあります。

また、仕事をしている方や、介護以外の家事をしなければならない方も多くいます。
そうなると、自分の趣味や外出もなかなかできません。

リラックスする時間や、周囲とコミュニケーションをとる時間が減ってしまい、ストレスを抱えやすくなります。

身体的な負担

介護は、身体的にも大きな負担がかかります。

たとえば、ほとんど寝たきりの方の場合では、入浴や着替えなど身体を持ち上げなければならないことも多く体力が必要です。

ゆっくり休めればいいですが、睡眠時間がなかなか取れずに慢性的な疲労が続く状態に陥ることも多いです。

経済的な負担

在宅介護をする場合、介護用ベッドや車椅子など、新たに必要になるものもあり、設備を整えるためにお金がかかります。

また、介護をされる方は、仕事を辞めたり時短に切り替えたりするケースも多いです。
そうなると、収入が減るので経済的に不安を抱えることも増えます。

以上のように、介護者の方にはさまざまな要素の不安があり、多くの方が何らかの不安を抱えています。

薬の使い方

介護ハラスメントの相談窓口は?

介護現場では、大きなやりがいを持って仕事をされている方が多くいる一方で、介護ハラスメントも問題となっています。

ここでは、介護ハラスメントや相談窓口についてご説明します。

介護ハラスメントとは

介護福祉サービスの職員が、利用者やその家族からハラスメントを受けることがあります。
これは、介護ハラスメントと呼ばれています。

厚生労働省によると、ハラスメントには、身体的・精神的暴力、セクシュアルハラスメントが該当します。
これらのハラスメントを介護現場で受けるケースが多く見られています。

ある調査では、介護職員のうち、介護ハラスメントを受けたことがあると回答した割合は平均50パーセントを超えており、近年大きな問題となっています。

介護現場で起こりやすいその他のハラスメントの種類

身体的な暴力は、つねる、叩く、蹴るなどが挙げられます。
介助を必要とされる方は、身体の自由がきかない焦りや不安から暴力的な態度を取ってしまうことがあります。

また、精神的な暴力では、威圧的、攻撃的な言動で精神的な苦痛を与えるケースが見られます。
介護職員を見下すなど、個人の尊厳を傷つける発言などは、受ける相手の心を傷つける行為です。

セクシュアルハラスメントは、介護士の女性が利用者の男性から苦痛を受ける場面が多くみられます。
また、男性職員が女性の利用者からいわれのないセクハラを訴えられてしまうこともあります。

介護ハラスメントの実例

身体的な暴力は、特に老人介護施設などでは、長期に渡って介助を行うため、利用者さんとの物理的な距離が近くなって起こりやすいと考えられます。

また、精神的な暴力では、威圧的、攻撃的な言動で精神的な苦痛を与えるケースが見られます。
介護職員を見下すなど、個人の尊厳を傷つける発言などは、受ける相手の心を傷つける行為です。

セクシュアルハラスメントは、介護士の女性が利用者の男性から苦痛を受ける場面が多くみられます。
また、男性職員が女性の利用者からいわれのないセクハラを訴えられてしまうこともあります。

介護ハラスメントの相談先

介護ハラスメントの相談先としては、法律相談窓口、職員向け電話相談窓口があります。

法律相談窓口

介護サービス事業所や、介護保険施設の管理者向けの相談窓口として、法律相談窓口があります。
介護事業所が利用者やその家族からの介護ハラスメントを受けている場合、弁護士に相談することができます。
法的な視点から相談を受けることで、トラブルの収束を図ることができます。

職員向け電話相談窓口

介護サービス事業所や、介護保険施設などで働く職員の相談先としては、職員向け電話相談窓口があります。

介護現場に詳しい相談員が、介護ハラスメントで困っている職員の相談に乗ります。

介護現場での仕事を行う上で、利用者やその家族との関わりで困ったことがあったら、相談することが有効です。

介護相談を無料でできるのはどこ?

介護に関する悩みは自分ひとりで抱えると大きな負担になりかねません。
身近な人に相談することが難しい場合は、介護相談ができるサービスを活用するのがおすすめです。

介護相談の代表的なサービスは地域包括支援センターです。介護の全般的な相談を行うことができます。

介護サービスの相談はケアマネージャーに行うことができます。
また、介護保険など保険福祉については、市区町村の介護担当窓口で相談できます。

その他、以下のサービスや機関も利用できます。

  • 高齢者やその家族の悩みを相談できるシルバー110番
  • 介護予防について指導が受けられる保健所

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介護の悩みを相談して解消しよう|介護サービス【3選】

介護者の方によって、何を負担に思うのかは異なります。
適切なサポートを受けることも、介護の負担を減らすために有効な方法の一つです。

サービスの中でも、介護保険適用のサービスを紹介します。

居宅サービス

居宅サービスは、在宅で受けることができる介護サービスです。

大きく分けて3種類に分類されます。

  • 訪問サービス:入浴や排泄、買い物やリハビリ
  • 通所サービス:日中を過ごしてもらうサービス
  • 短期入所サービス:施設に短期間入所できるサービス

居宅サービスについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

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施設サービス

特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護療養院に入所している方が、受けることのできるサービスです。

食事や入浴、排泄などの介護から、医療処置など、施設によって受けられるサービスに違いがあります。

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地域密着型サービス

介護を受ける方が、身近な地域で生活できるように開始されたサービスです。

次のようなサービスに分けられます。

  • 訪問・通所型サービス
  • 認知症対応型サービス
  • 施設・特定施設型サービス

地域密着型サービスについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

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さまざまなサービスがあるので、介護者の方や介護を受ける方の状況に適したサービスを利用することで、介護者の方の負担軽減につながります。

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介護悩みの相談以外の解決法|介護スキルを身に付けよう

ご自身が介護に関する知識やスキルを身に付けて介護の悩みを軽減するという考え方もあります。
実際に、各自治体やコミュニティでは家族向けの研修や勉強会があり、家族の介護力(知識や技術)習得の手助けをしてくれます。

「介護に関する入門的研修」は、都道府県や市区町村(民間団体への委託も可)が主体となり開催されている研修です。
これから介護業務に携わる人が業務上の不安を払拭することを目的にしています。

基本的な知識を学べ、以下で紹介する初任者研修のカリキュラムが一部免除になるなどの恩恵もあります。
入門的研修は、基礎講座と入門講座で構成されており、基本を広く浅く学べるようになっているのが特徴です。

介護の経験がなくとも一通りの知識を得られるのは魅力的といえるでしょう。
入門的研修をきっかけに、介護分野へ参入したり家族介護へ役立てたりできます。

出典:厚生労働省「令和3年度介護に関する入門的研修実施予定(自治体独自研修)」

出典:厚生労働省「入門的研修の概要」

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介護職員初任者研修がおすすめ?

介護職員初任者研修も、家族介護の負担軽減につながるような知識と技術を身に付けられるものです。

以下で内容について解説していきます。

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介護職員初任者研修とは?

介護職員初任者研修とは、介護における最低限の基本的な業務を遂行できるようにするための研修です。
訪問介護・在宅・施設等における介護業務に従事しようとする人が対象です。

以下の条件を満たした施設等で受講できます。

  • 都道府県知事に指定された高齢者・障害者施設であること
  • 実習指導者(実習受入担当者)が確保されていること

介護初任者研修の内容は?

研修の内容は、以下のカリキュラムで構成されています。

1.職務の理解6時間
2.介護における尊厳の保持・自立支援9時間
3.介護の基本6時間
4.介護・福祉サービスの理解と医療との連携9時間
5.介護におけるコミュニケーション技術6時間
6.老化の理解6時間
7.認知症の理解6時間
8.障害の理解3時間
9.こころとからだのしくみと生活支援技術75時間
10.振り返り4時間
合計130時間

基本的な知識・技術・考え方を130時間からなるカリキュラムから学ぶものです。

上記内容を受講後、1時間程度の筆記試験による終了評価を実施します。

介護初任者研修はなぜ家族介護に良いのか?

介護職員初任者研修は、家族介護にも大変役立つといえます。
なぜなら、介護のプロから学ぶことでさまざまなノウハウを得られるからです。

研修の内容は、知識・技術・考え方を幅広く学べるものです。
すでに現場で働いているプロは、さまざまな生活背景をもった方の介護を日々行っています。

そのため、ご家族の介護で悩んでいることがあれば、経験からだけでなく根拠のあるアドバイスもしてもらえることでしょう。

ご自身も受講が終了する頃にはさまざまなノウハウを得られ、家族介護を不安なくできるようになっているでしょう。

出典:厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則について」

介護疲れの具体的な対策|相談以外

介護者の介護疲れを軽減するための具体的な対策としては、以下の例が有効です。

  • ボディメカニクスを活用し身体的な負担を削減する
  • 介護の悩みを相談できる相手を見つける
  • 介護施設や公的サービスを活用する

介護生活は数年から十数年以上と、長期間に渡ることがほとんどです。
特に一人で介護する場合は、身体的にも精神的にも負担が大きいものです。

介護をする上で大切なことは、完璧を目指すことではなく、介護者の負担を減らし無理なく継続していける方法を考えることです。

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介護で相談せずに悩みを抱え続けるとどうなる?

介護の悩みを抱え込みすぎると、介護うになってしまうことも少なくありません。

介護うつとはその名の通り、介護が原因でうつ病が発症することです。
症状や原因、予防法などを解説します。

介護うつの症状

介護うつの症状には次のようなものがあげられ、2週間以上続くと介護うつである可能性が高いといわれます。

  • 睡眠障害
  • 食欲不振
  • 疲労感
  • 焦燥感
  • 思考障害

介護うつの時は、心身ともにとても疲弊しています。
症状がひどくならないよう、早急に対応することが重要です。

介護うつを引き起こす原因

介護うつの原因は、介護による精神的負担や肉体的負担、経済的負担などが過度にかかることが原因とされます。

終わりの見えないストレスや、ゆっくりと休めないことによる慢性的な疲労、介護費用の負担など、うつの原因となる負担要素はたくさんあります。
いくつもの要素が溜まっていくと、気付いた時にはうつ病が進行しているということが起きてしまいます。

介護うつは治るうつ

介護うつは、発症する前にストレスに気づき、発散させることが重要です。

疲れたなという時は休憩をする、家族に話を聞いてもらう、というように不安やストレスを溜めないことが予防になります。

介護うつになってしまったら、すぐに改善し、再発の防止に努めることが大切です。

  • 医療機関を受診する
  • カウンセリングを受ける
  • 他者の支援を受ける

負担を減らすことで、自分の時間やリフレッシュする時間を持つことができ、気持ちを落ち着かせることにつながります。

介護者の気持ちの安定が、介護される側の気持ちの安定にもなります。

以下の記事では介護うつになりやすい人の特徴も紹介しているので、ぜひご覧ください。

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介護をしている方なら誰にでもなり得る介護うつ。日々続く介護による心身の疲労や負担は大きく、介護うつを発症するとダメージはさらに大きくなります。介護うつは、本人や周囲が気づきにくく、発症すると完治するまでに時間を必要とする非常に深刻な病[…]

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介護の相談で家族が崩壊する可能性も?

介護では、家族が崩壊してしまう事態に陥ってしまうケースもあります。

長期間に渡る介護は、経済的な負担が大きいと言われています。
介護のために離職すると、収入が不安定になってしまいます。
また、介護サービスの利用料が家計を圧迫し、家族が経済的に不自由を感じることがあります。

さらに、介護の精神的な負担も家庭崩壊の要因となります。
認知症の介護など、介護者がつきっきりの状態が長く続くと、心身が疲弊してしまいます。

介護による家庭崩壊を防ぐためにも、介護の負担を家族で分散し、介護者の負担を軽減することが重要です。
また、介護が必要な方と適切な距離を保ち、すべてをコントロールしないことで、介護の負担を軽減できます。

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介護の相談のまとめ

ここまで介護で抱える悩みや、相談先についてお伝えしました。

要点は以下の通りです。

  • 介護で抱える悩みは、精神的な負担、時間的な負担、身体的な負担、経済的な負担によるものが大きい
  • 介護の悩みがあるときは、家族やケアマネージャーや地域包括支援センターなどに相談する
  • 居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスによって介護の負担を軽減できる
  • 介護で悩み続けると介護うつを発症する危険性が高まる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
  • その他介護事業所運営
  • 食事管理
  • 栄養提供
  • 福祉用具販売
  • 障がい者雇用

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