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トップページ>介護お役立ち記事>介護施設>介護ボランティアはどこでできる?ボランティア内容や注意点を解説!

介護ボランティアはどこでできる?ボランティア内容や注意点を解説!

介護ボランティアはその名の通り、無償で介護サービスを行うことです。
では、実際に介護ボランティアとして活動を行うにはどうしたらよいのでしょうか?

本記事では、介護ボランティアについて以下の点を中心にご紹介します。

  • 介護ボランティアとは
  • 介護ボランティアに参加するメリット
  • 介護ボランティアに参加したいとき

介護ボランティアをより深く理解していただくためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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介護のボランティアとは?

疑問

そもそも介護ボランティアとはいったい何なのでしょうか?

簡単に言うならば、地方自治体や介護施設において介護職員のサポートを行ったりする支援活動です。
ボランティア活動を通じて、介護というものを肌で感じてみたいという方が介護ボランティアとして活動するパターンが多いです。

また、18歳以上であれば年齢や経験は不問です。

介護ボランティアの目的

介護ボランティアに参加する方の目的は大きく2つ挙げられます。

  • 介護職の現場を実際に見るため
  • 高齢者の方が社会的、身体的に健康に過ごせるようにサポートするため

このような目的があります。

それ以外にも様々な目的が人によってはあるでしょう。
しかし、「介護の現場のリアルな状況を知りたい」という目的は介護ボランティアに参加する人の多くが持つ傾向にあります。

介護ボランティアでは何をする?

具体的に介護ボランティアでは何を行うのか気になる方も多いと思います。
主な活動内容をご紹介します。

介護職員の補助

介護職員の日常業務をサポートします。

  • 施設の掃除
  • 食事の用意
  • 花壇の手入れ
  • 施設での意見交換への参加

このようなものが挙げられます。

入居者への個別対応

入居者の方に近い距離で対応する機会もあります。

  • 入居者の方の話し相手になる
  • 折り紙やお手玉などの娯楽を一緒に楽しむ
  • 散歩やお出かけに付き添う
  • お茶くみをする

以上のような活動が存在します。

複数入居者への対応

複数の入居者の方の対応を行う機会もあります。

  • レクリエーション時に一緒に歌を歌う
  • 複数の方との会話
  • 食事の配膳
  • 新聞や本などの朗読

以上のような活動があります。

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介護ボランティアに参加するメリットは?


介護ボランティアに参加するメリットを三つの観点から紹介します。

参加者のメリット

介護の現場を知ることができる、貴重な介護の経験ができるという点が魅力と言えます。
普段の生活ではなかなか知ることが難しい介護のリアルな現場を体験することは非常に貴重な機会です。

入居者のメリット

介護職員ではないボランティアスタッフと交流を行うことで新鮮なコミュニケーションを取る良い機会になります。
普段から接している介護施設スタッフ以外のボランティアとの交流の機会は入居者の方からしても新鮮なものでしょう。

介護施設のメリット

介護施設の現場で働く以外の方と介護を通じて交流ができるという点はメリットです。
また、専門で介護を行うスタッフの知見や経験を介護ボランティアの方に伝えることができるのも、介護業界を広く知ってもらうという意味では有意義なものです。

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介護のボランティアに参加したいと感じたら


ここでは、介護ボランティアに参加したい場合、どうしたらよいかについて解説します。

介護施設に問い合わせる

介護ボランティアは多くの介護施設で募集されています。
通える範囲に存在する介護施設に募集の確認を行うと良いでしょう。

社会福祉協議会に問い合わせる

社会福祉協議会は福祉の向上に向けて活動を行う民間の組織のことです。
社会福祉協議会にはボランティアセンターというものが存在します。
こちらはホームページからの応募に対応しているので気軽に申し込みができる点が魅力です。

NPO法人に問い合わせる

NPO法人でも介護ボランティアを募集していることがあります。
一度問い合わせてみると良いでしょう。

市区町村の福祉課・地域包括支援センターに問い合わせる

自治体の福祉課や地域包括支援センターに問い合わせる手段もあります。
また、自治体によっては「介護支援ボランティア制度」という取り組みを行っている自治体もあります。

ボランティアによってポイントが付与されて、そのポイントを換金や寄付できます。

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介護のボランティアに資格は必要?


結論から言うと、介護ボランティアに資格は必要ありません。

しかし、必要参加資格に18歳以上というものが存在します。
基本的に18歳以上であれば、誰でも参加できる形です。

また、介護ボランティアを行うからには「介護の現場や現状をしっかりと理解しよう」という心構えが大事になります。

正しい知識を持って介護のサポートを行えるように、介護施設の職員さんなどの言うことはしっかりと聞くようにしましょう。

介護資格についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

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介護ボランティアで注意すべき点は?


介護ボランティアとして活動するにあたり、注意すべき点も存在します。
いくつか解説していきます。

笑顔で接する

入居者の皆さんが楽しくコミュニケーションができるように笑顔は心掛けましょう。
不愛想な表情でボランティアとして活動することだけは避けてください。

体調管理をしっかりする

体調は万全の状態でボランティア活動を行いましょう。
体調がすぐれないという理由でボランティア活動に支障をきたすことは良くありません。

相手目線に立った言動をする

客観的な視点を持った言動を心掛けることが大切です。
入居者の方の視点立って言動を行うことで、適切なコミュニケーションが可能になります。

利用者に対する理解を持つ

施設の利用者の方の介護が必要になった経緯(認知症など)を理解して、相手の言動や考え方の理解に務めるようにしましょう。

ボランティア範囲外のことはしない

ボランティア精神が行き過ぎて範囲外のことにまで手を出さないようにしてください。
場合によっては、ありがた迷惑になります。

施設のルールを必ず守る

「郷に入っては郷に従え」です。
施設のルールは必ず守るようにしてください。

個人情報は漏らさない

施設利用者の方などの個人情報は漏らさないようにしましょう。
プライバシーの侵害は、いかなる場合でも避けてください。

ボランティア保険の加入を検討する

ボランティア活動中の事故やケガのリスクに備えてボランティア保険の加入を検討するのも良いでしょう。
万が一ということもありますし、いざというときに安心です。

薬の使い方

介護ボランティアは実務経験に入る?


残念ながら介護ボランティアは、実務経験にカウントされません。

実務経験とは、「ある仕事をしたことがあるという経験」という定義づけがなされています。

介護職員は「実務」で介護の現場で活動しますが、介護ボランティアは「ボランティア」という名目での活動に過ぎません。
活動内容はほぼ同じでも、「実務」と「ボランティア」はビジネスシーンでは異なる認識がなされます。

介護ボランティアは、あくまでもボランティアですので「実務経験」には含まれないのです。

介護とボランティアのまとめ


ここまで、介護ボランティアの情報を中心にお伝えしてきました。
要点を以下にまとめます。

  • 介護ボランティアとは、「地方自治体や介護施設において介護職員のサポートを行ったりする支援活動」のこと
  • 介護ボランティアを行うことで、介護現場のリアルな状況を知ることができる
  • 介護ボランティアに参加するには自治体や介護施設、社会福祉協議会に問い合わせる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
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