【最新版】漢方薬にも副作用はある?出やすい人の特徴や注意すべき症状を徹底解説

「漢方薬は自然の生薬からできているから、副作用がなくて安心」と思っていませんか?

実は、漢方薬も効果が認められた医薬品の一種であり、体質や飲み方によっては副作用が起こる可能性があります。

本記事では、漢方薬で起こりうる副作用の具体的な症状や、副作用が出やすい人の特徴、注意すべき身近な漢方薬についてわかりやすく解説します。

安全に漢方薬を服用するための参考にしてください。

目次

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漢方薬と西洋薬の違いとは?

漢方薬は、植物の根や皮、葉などの自然界にある原料(生薬)を複数組み合わせて作られた薬です。

人間が本来持っている「自然治癒力」を高め、体全体のバランスを整えることで症状を改善していくのが特徴です。

一方、一般的な西洋薬は、原則として1つの薬に1つの有効成分が含まれており、特定の症状や病気に対してピンポイントで強い効果を発揮するという違いがあります。

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「漢方薬は副作用がない」は間違い?副作用が起こる3つの要因

漢方薬は比較的穏やかに作用するケースが多いですが、副作用が全くないわけではありません。

副作用が起こる主な要因には以下の3つが挙げられます。

  • 体質(証)の不一致: 自分の「証(体力や体質など)」に合わない漢方薬による症状の悪化や新たな不調の発生
  • 作用の強すぎ: 配合されている生薬成分が、その時の体に対して強く働きすぎてしまうケース
  • アレルギー反応: 食品同様、特定の生薬成分に対する体のアレルギー反応の発生

要注意!漢方薬の主な副作用と原因となる生薬

漢方薬の服用によって起こりやすい代表的な副作用と、その原因になりやすい生薬をご紹介します。

主な副作用症状の例原因となりやすい主な生薬
偽アルドステロン症血圧上昇、むくみ、手足のしびれ、こむら返り、筋肉痛など甘草(かんぞう)※漢方薬の約7割に含有
間質性肺炎発熱、空咳、息切れ、呼吸困難など柴胡(さいこ)、黄芩(おうごん)など
肝機能障害全身の倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)など柴胡(さいこ)、黄芩(おうごん)など
上部消化管症状胃もたれ、胃痛、吐き気、食欲不振、胸やけ、下痢など地黄(じおう)、麻黄(まおう)、当帰(とうき)など
皮疹(薬疹)発疹、じんましん、かゆみなど体質によりさまざまな生薬で起こりうる
交感神経刺激症状動悸、不眠、多汗、血圧上昇、排尿異常など麻黄(まおう)※エフェドリン類を含むため

※症状の現れ方には個人差があります。

服用後に体調の異変を感じた場合は、すぐに服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。

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漢方薬で副作用が出やすい人の特徴

以下のような特徴に当てはまる方は、漢方薬の副作用が出やすい傾向があるため、服用時には特に注意が必要です。

  • 複数の漢方薬(3種類以上)を併用している人(甘草などの成分が重複し、過剰摂取になる恐れがあるため)
  • 漢方薬を飲み始めて3ヶ月以内の人
  • 女性、または中高年の人
  • 小柄で体重が軽い人
  • 利尿剤を服用している人
  • 糖尿病でインスリン治療を行っている人
  • 肝臓疾患の治療を受けている人
  • 健康診断や血液検査を1年以上受けていない人

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身近な漢方薬にも注意が必要

ドラッグストアなどでも手軽に買える身近な漢方薬でも、副作用の報告が多数あります。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):
肥満症や便秘の改善目的で服用する人が増えていますが、一般用漢方製剤の中で副作用の報告が最も多いとされています。

下痢、吐き気、発熱、肝機能障害などに注意が必要です。

商品名が違っても中身の生薬が重複している場合があるため、併用には気をつけましょう。

葛根湯(かっこんとう):
風邪の引き始めによく使われます。

麻黄を含むため、胃腸が弱い人や体力が落ちている人が飲むと、胃の不快感や動悸などが起こることがあります。

また、薬疹などの過敏症にも注意が必要です。

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まとめ:自己判断での服用は避け、正しく安全に利用しよう

漢方薬の副作用についての要点は以下の通りです。

  • 体質(証)の不一致やアレルギー反応による副作用の発生
  • 偽アルドステロン症(甘草が原因)、肝機能障害、間質性肺炎などの特に注意すべき副作用の存在
  • 複数の漢方薬の併用、女性・中高年、小柄な方における副作用リスクの上昇
  • 防風通聖散や葛根湯などの身近な漢方薬での副作用の発生

漢方薬は「副作用がないから安全」という思い込みを捨て、自分の体質に合ったものを正しく服用することが大切です。

副作用を防ぐためにも自己判断で量を調整したりせず、気になる症状が出た場合はすぐに服用を中止して医療機関を受診してください。

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