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トップページ>健康お役立ち記事>栄養>ビタミンAの化粧品にはどんな効果がある?使い方や副作用についても紹介!

ビタミンAの化粧品にはどんな効果がある?使い方や副作用についても紹介!

ドラッグストアや化粧品専門店等で「ビタミンA配合」と書かれた化粧品を見たことがある人は少なくないはずです。
ビタミンAはレバーやほうれん草に含まれ皮膚の健康を保つ働きを持ちます。

化粧品にビタミンAが配合されるとどんな効果があるのでしょうか?
ビタミンAは実際にどのような働きをする栄養素なのでしょうか?

本記事ではビタミンAの化粧品ついて以下の点を中心にご紹介します。

  • ビタミンAの肌ケア効果
  • ビタミンAの化粧品としての効果

ビタミンAの化粧品について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読み下さい。

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ビタミンAとは

ビタミンAが含まれる食材

ビタミンAは、油に溶けやすい脂溶性ビタミンです。
また、レチノール・レチナール・レチノイン酸の総称です。

ビタミンAには、目や皮膚・粘膜の健康を保つ働きがあります。

ビタミンAが不足すると肌の乾燥の原因に繋がります。
そのため、ビタミンAは乾燥肌を予防するためには必要不可欠な栄養素です。

また、抗酸化作用もあるので、美容やアンチエイジングの効果もあります。

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化粧品として効果はある?

笑っている女性たち

ビタミンAは紫外線や乾燥等のダメージを受けた肌を、健康的な肌にする役割を持ちます。
ビタミンA配合の化粧品を使用すると、

  • 皮膚のターンオーバー(新陳代謝)の向上
  • コラーゲンやヒアルロン酸の生成促進
  • 皮脂分泌のコントロール

などの3つの効果があるといわれています。
それぞれ具体的に説明します。

皮膚のターンオーバー(新陳代謝)の向上

肌は、一定の周期でターンオーバーを繰り返しています。
ターンオーバーを繰り返すことで、古い角質が除去され健康的な肌を保っています。

しかし、

  • 紫外線ダメージ
  • ストレス
  • 不規則な生活

などが原因でターンオーバーが乱れると、古い角質が肌の表面に蓄積します。

角質の蓄積により、肌の乾燥や毛穴のつまり、ごわつきなどの肌トラブルが発生します。
また、シミ、くすみ、ニキビ跡等の色素沈着も排出されず、蓄積したままの状態となります。

ビタミンA配合の化粧品はターンオーバーを促進する効果があります。
そのため、古い角質の除去を促すことができ、肌トラブルの改善効果が期待できます。

また、乾燥肌にはゴリラコスメティクスがおすすめです。

肌トラブルにお悩みの方はぜひご利用ください。

>男性の美容皮膚科から生まれたメンズスキンケアのゴリラコスメティクス

コラーゲンやヒアルロン酸の生成促進

ビタミンAは、コラーゲンの合成促進をすることで、

  • 肌にハリや弾力を与える効果
  • ヒアルロン酸の分泌促進による肌の水分量の増加

などの効果があります。
そのため、ビタミンA配合の化粧品を使用することで、しわや乾燥の改善効果が期待できます。

皮脂分泌のコントロール

ビタミンAによって、過剰な皮脂の分泌を抑制することができます。
そのため、毛穴つまりの改善やニキビ発生の抑制効果が期待できます。

ビタミンA配合の化粧品の使い方

ビタミンA配合の化粧品を使っている期間は、肌が非常に敏感になります。
シミ、くすみ等の新たな色素沈着をさせないために、日中は日焼け止めを使用するなどの紫外線対策に十分注意しましょう。

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ビタミンAの種類

栄養素がビタミンの食材

ビタミンAは、構造の違いにより、

  1. レチノール
  2. レチナール
  3. レチノイン酸

の3つに分類されます。

レチノールは、体内の酵素の働きによりレチナールに変わります。
そして、最終的にレチノイン酸に変わり、
肌のターンオーバーを促進します。

ここでは、よく用いられるレチノールとレチノイン酸についてご紹介します。

レチノール

レチノールはレチノイン酸よりも作用が穏やかです。
そのため、化粧品の有効成分として使用されます。

化粧品の有効成分として使用されているレチノールにはさまざまな種類があり、

  • レチノール成分のみの「ピュアレチノール」
  • 酢酸を加えた「酢酸レチノール」
  • パルミチン酸を加えた「パルミチン酸レチノール」
  • プロピオン酸を加えた「プロピオン酸レチノール」

などがあります。

ピュアレチノールは即効性が高く効果も高いが、安定性に乏しく肌への刺激が強いという特徴あります。
一方、他3つのレチノールは安定しており、浸透性が高く肌への刺激が少ないという特徴があります。

レチノイン酸

レチノイン酸は主に医薬品として使用されています。
レチノール、レチナールよりも強力なターンオーバー促進作用を持ち、効果も非常に高いです。

しかし、効果が高い反面、肌への刺激が非常に強く、かゆみ・皮むけ・赤みなどの症状(レチノイド反応)が出やすいです。
そのため、日本では医師の処方が必要な薬剤とされており、化粧品には配合されておりません。

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レチノイド反応とは

レチノイド反応は、肌にレチノールやレチノイン酸を塗ることで、ターンオーバーが急激に促進されて起こる反応です。
レチノイド反応の症状は、かゆみ・皮めくれ・赤み・にきびなどさまざまです。

レチノイド反応は、皮膚がビタミンAに慣れ、時間が経つと落ち着くことがほとんどです。
そのため、過剰に心配する必要はありません。

しかし、あまりにも症状がひどい場合や長引く場合、皮膚科の先生に相談しましょう。

製品によってビタミンAの種類や配合濃度が異なります。

  • 「ビタミンA配合の化粧品を使ってみたいけど、レチノイド反応の症状が怖いという方」
  • 「ビタミンA配合の化粧品を初めて使用する方」

などは、パッチテストや皮膚科の先生の診断を受けてから使用しましょう。

健達ねっとECサイト

ビタミンAの化粧品まとめ

今回はビタミンAの化粧品ついてご紹介しました。
ビタミンAの化粧品についての要点を以下にまとめます。

  • ビタミンAは、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)の向上などの効果がある
  • レチノイド反応により、かゆみ、赤み、皮めくれ、にきびなどの症状が起こることがある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

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監修者 メディカル・ケア・サービス

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  • 代表取締役社長: 山本 教雄
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